アガレス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 04:55 UTC 版)
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アグレアス(Agreas)とも呼ばれる[1]。 クロコダイルに乗り、手にオオタカをとまらせた老人の姿で現れるとされる。かつては力天使の階級に属していたとされる。
男にも女にもなれると言われる[2]。
逃亡者を戻ってこさせる能力や、地震を起こす能力をもつとされる。また、あらゆる言語を教えることができる。現世的なものおよび超自然的なもの両方の尊厳を破壊する力も持つ。
『ゴエティア』によると、31の軍団を指揮する序列2番の大公爵。『悪魔の偽王国』でも2番目に紹介されている。地獄の東方の勢力に属するという。
『大奥義書』によれば、ルキフゲ・ロフォカレの支配下にあるという[3][4]。
脚注
- ^ S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904), p22
- ^ “絶対に取り憑かれたくない中世の悪魔ワースト5と、ぜひとも取り憑かれたい悪魔ベスト5”. エキサイトニュース (2015年7月30日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), p187(英文)
- ^ コラン・ド・プランシー著 床鍋剛彦訳 『地獄の辞典』 講談社 1990年、p120 「契約」の項でもルキフゲ・ロフォカレが指揮する精霊としてアガレスの名前が挙がっている。
参考文献
- グスタフ・ディヴィッドスン著 吉永進一訳 『天使事典』 創元社 2004年
- コラン・ド・プランシー著 床鍋剛彦訳 『地獄の辞典』 講談社 1990年
- Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904),p22 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)
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アガレス
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「コンフィデンシャルミッション」の記事における「アガレス」の解説
敵兵の所属する国際テロ組織。元々は政党で、冷戦中は軍事独裁政権を敷いていたが、冷戦終了と共に失脚。衛星をジャックした目的は西側諸国を脅迫した上で自治区域を得ること。シンボルマークは蠍と剣で、組織の持つ乗り物やシャッターにはこの紋章が描かれている(総帥の潜水艦の撃沈に成功した後、主役2人が乗って逃げるボートもアガレスの物)。
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