グラシャ=ラボラス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/30 17:48 UTC 版)

グラシャ=ラボラス(Glasya-Labolas)は、悪魔学における悪魔の一人。
概要
カークリノラース(Caacrinolaas)、カーシモラル(Caassimolar)とも呼ばれる[1]。『ゴエティア』によると、36の軍団を指揮する序列25番の大総裁[2]。
『大奥義書』によれば、ネビロスの支配下にあるという[3]。『地獄の辞典』では、「ネビロス(あるいはナベルス)がときどき乗用に使う従僕にすぎぬとされている。」と紹介されている。
召喚されると、グリフォンのごとき翼を持った犬の姿で現れるという。人文科学の知識を与える一方で、殺戮の達人でもある。過去と未来のことをよく知り、また、人を透明にする力も持っている。
脚注
- ^ Pseudomonarchia Daemonum
- ^ マグレガー・メイザースとアレイスター・クロウリー版の『ソロモンの小さな鍵』では、総裁にして伯爵とされる。 S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon, p29
- ^ The Book of Ceremonial Magic, p188
参考文献
- コラン・ド・プランシー著 床鍋剛彦訳 『地獄の辞典』 講談社 1990年
- Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904),p29 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)
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グラシャ=ラボラス
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「左門くんはサモナー」の記事における「グラシャ=ラボラス」の解説
透明化することができる巨大な有翼の猛犬。ネビロスの直属の部下だが、左門の登下校に使われている。ネビロスはこのことを「毎朝自分のチャリをパクられているような気持ち」と表現した。
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