オロバス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/05 14:36 UTC 版)
概要
『ゴエティア』によると、地獄の20の軍団を率いる序列55番の偉大なる君主。
最初は馬の姿で現れるが、命じられれば人間の姿になる。過去・現在・未来のあらゆる事物について答え、召喚者に地位を与え、敵味方からの協力をもたらす。また神学における真理や創世における真実を教えてくれる。オロバスは召喚者に対しては大変誠実で、他の霊からの攻撃から守ってくれるともいう。何者も欺くことがないとも言われる[1]。
コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』ではオロバスの挿絵に直立した馬の姿を用いており、この意匠は後世盛んに知られるようになった。
脚注
- ^ Pseudomonarchia Daemonum
参考文献
- コラン・ド・プランシー著床鍋剛彦訳『地獄の辞典』講談社、1990年 ISBN 4-06-201297-9
- S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904),p40 The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Arthur Edward Waite, The Book of Ceremonial Magic(1913), The Internet Sacred Text Archive 内の文書(英文)
- Johann Weyer, Pseudomonarchia Daemonum, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(ラテン語および英文)
- Goetia, Twilit Grotto: Archives of Western Esoterica 内の文書(英文)
オロバス
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「対魔忍RPGの登場人物一覧」の記事における「オロバス」の解説
フュルストに仕える四天王の一人。魔騎オロバスの異名を持つ。半人半馬の魔族で巨大なメイスを武器とする。
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