エクリプス関連とは? わかりやすく解説

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エクリプス関連

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:22 UTC 版)

魔法戦記リリカルなのはForce」の記事における「エクリプス関連」の解説

エクリプスウイルスECウイルスEC兵器ディバイダー」や「リアクターと共に生み出され人工ウイルスで、感染者全て壊したくなるほどの強烈な破壊と殺戮衝動を齎し、その身体強制的に作り変えて兵器化す。名前に使われているエクリプスとは、日食月食の「食」の意味感染源リアクターで、通常リアクターとの接触感染するが、後述ヴァンデイン・コーポレーションが行う「選別」のように散布して感染させる方法もある。ただし、感染すれば誰でも能力得られるというわけではなく、ウイルス適合できなかったものは即座に死亡するリリィトーマ現れるまで、近づく者をみんな殺す毒だと違法研究所の者たちから言われていた)。その適合率は非常に低く、街一つ丸ごと感染させても適合者一人出るか出ないかのレベル。だが、これに適合できた者は「EC因子適合者(エクリプスドライバー)」となり、EC兵器手にすることで「世界殺せる毒」となれる。その危険さから、管理局大半感染者徹底的な排除または捕獲進めているが、特務六課としては治療法確立させよう行動している。 フッケバイン一家参謀フォルティスが語るには、感染により死亡せずEC因子適合者になれたとしても、破壊殺戮衝動から自我保ち、「自己対滅」から命を守るため、適合者は人を殺し続けなければならない運命らしい。何らかの方法でその衝動抵抗して自我保ったとしても、感染が進むほどに発狂しかねないほどの激し肉体的苦痛襲われるようになり、やがては自己対滅死亡するとのこと感染者リアクター用いてリアクト」ができるようになり、自身戦闘能力飛躍的に高めることが可能になるまた、感染者皮膚には刺青のような紋様現れ、それは感染進行と共により大きく広がり濃くなっていく。進行は「感染・発症適合病化」のプロセス行われ適合終わればEC因子保有者キャリアー)からEC因子適合者ドライバー)へと呼称が変わる。感染進行するにつれて身体能力肉体再生能力飛躍的に上昇し怪力発揮するようになったりどんな大怪我負っても(腕一本失っても)短時間治癒されるようになる。他に、「病化」にまで到った感染者様々な特殊能力発揮される圧倒的な生存能力得てほぼ不死身思える感染者だが、唯一の弱点として頭部厳密には脳)を破壊される確実に死亡する。他に、原初の種より得る支配種能力ECウイルス変質させたり、六課開発したEC薬剤による一時的なウイルスの活動抑制等、頭部破壊以外で感染者効果的な手段描写されている。原初の種(種母体エクリプスウイルス生み出した母体カレンゼロ因子適合者の他に、この原初の種追い求めている。ハーディス・ヴァンデインはこれに直接接触して感染し感染者として強大な力を手に入れている。彼が大量に感染者生み出せるのも、この種母体から人為的にウイルス再現しているため。 自己対滅 ウイルスによる再生能力暴走で、EC因子適合者肉塊化して死亡する症状のこと。原因ハッキリ語られてはいないが、強烈な殺戮破壊衝動触発されて起こると推測され、これを抑える手段は人を殺すことだけだと語られている。 病化 エクリプス感染後期まで進んだ感染者現れる特殊な特性ウイルス宿主生き残らせるために与える力で、再生能力などがその代表例病化症状効力には個人差があり、再生能力一つとっても速度限度に差が出てくる。サイファー場合、腕1本程度ならエネルギー補給無し即座に再生可能、「対鋼破蝕」によって武器破壊する、というのが病化症状だった。 ゼロエフェクト 因子適合者ディバイダー起動させた際に身に纏う特殊な魔力中和フィールドディバイダー全てこの能力持っており、魔導殺しという呼び名ここから来ている。AMFのように魔力結合無効化する力場だが、まだ魔法使い方次第対抗可能なAMFとは違い、このゼロエフェクト魔力エネルギー結合分断ディバイド)することによって、魔法によって発生する運動エネルギーのほぼ全て消滅させる物であり、純粋魔力による攻撃もちろんのこと魔力保護され物質さえも完全に無力化するこのため現行の魔法技術産物にとっては天敵となるが、物理的な攻撃手段である質量兵器魔力生成した物質なら通用するゼロ因子適合者(ゼロドライバー) 現在はトーマ・アヴェニールのみが該当。「EC感染者完成形」とも呼ばれる特殊な存在通常ECウイルス含まれるゼロ因子ファクター)」は休眠状態のままか体外排出されて終わるが、稀に存在する適合者はこれを起動させることができる。これによりゼロ因子適合者通常のEC因子適合者はるかに上回る身体強化能力と、生体魔導融合による物理エネルギー生成能力獲得する。しかしトーマ覚醒した際にはその代償として五感失われ自分で何も判断できなくなっただけでなく、精神感応含めた他者の声も一切届かない態となった。そのため、戦闘行動全て銀十字の書ディバイダー機能に頼るようになり、近寄るもの全て自動機械のように敵味方関係なく迎撃するようになった。この状態は、リリィが本来の機能取り戻したことで解消された。ディバイド・ゼロ 「ゼロ因子適合者」が使うディバイド・ゼロと冠され各種攻撃は、結合分断の力を自分体表面だけでなく広範囲にまで及ぼす特殊なもの。その効果範囲内では、魔力言うに及ばず機械の「動力エネルギー」や人間の「生命活動」も、同類である適合者たちの「リアクト」までも分断して停止させてしまう。 トーマ初めリアクトした時に使用した砲撃形態の「ディバイド・ゼロ」は、空に向けて発射したにも関わらず遺跡前の広場居た違法研究者全員車両行動不能にした。その後暴走したトーマ周囲一帯影響を及ぼす広範囲型の「ディバイドゼロ・エクリプス」を発動させた際には、フッケバイン側も特務六課側もその戦闘空域居た全員が行不能となり、ルキノフェイト始めとした一部隊員たちの中には心停止した者まで出たAEDにより蘇生)。管理局艦船ヴォルフラム駆動炉出力12%にまで低下内部発動され飛空挺フッケバインに到っては、エンジン停止となった粒子攻撃 近接戦闘型の因子適合者使用する未知エネルギー粒子用いた遠隔攻撃方法粒子斬撃噴出剣という呼ばれ方もする。基本技法であるため使用者多く慣れればディバイダーからだけでなく指の動きだけでも発動できる。 肉体改編 因子適合者が、自身肉体構造体質そのもの改編するのに用い技術で、外見変化させる変身魔法とは根本的に異なる。カレンが行った少女化や、ドゥビル肉体リアクトによる鎧化で人ならざるものへと変化するのもこの技術よるもの支配種ドミナント原初の種から直接感染した感染者だけが持つ特別なウイルス支配能力現時点保有するのはハーディス・ヴァンデイン唯一人。この力を持つ者に因子適合者重傷を負わされると、ECウイルス変質して未知抗原反応自食作用引き起こし再生して拒絶反応傷口が塞がらずにやがては死に至る可能性もある。ただし、本当に死亡するかどうか確認未だされておらず、この力で傷を受けたヴェイロン逃亡した上に自身管理局拘束されているため、その経過観察ができなくて残念だハーディス心中述べている。 飛翔戦艇フッケバイン 操舵手ステラ・アーバイン飛翔戦艇(エスクアッド)と呼ばれる高速戦闘艦で、彼女のディバイダー相当する艦船巨大EC兵器リアクトして彼女と艦の機能中枢が「エンゲージワイヤー」でつながることにより、限界まで機能引き出せるようになる。エスクアッドと銘打たれてはいるが、艦体左右に刃物にも見えデザイン巨大なウイングパーツ取り付けられており、それも含めてLS級艦船ヴォルフラム比べて数倍ほどの全長質量を持つ大型艦になっているレーザー発射口が至る所設置され主砲は艦体中下部にある。 現在の技術レベルでは有り得ないほどの高機動力誇り保有する相転移機能転移痕を残すことなく長距離次元跳躍行える。また、反応内燃機関ヴィルヘルム」により、最大10年程度の無補給飛行を行うこともできる居住ブロックには200程度楽に生活できるスペースがあるが、そのほとんどは盗難品と備蓄食料保管庫として利用されている。EC兵器であるため管理局艦船魔導武装はそのほとんどが無力化され反応消滅砲「アルカンシェル」すらも通用しない。たとえ質量兵器による攻撃被弾したとしても、リアクトすれば機体破損修復機能働き受けたダメージ瞬く間修復されるフッケバイン一家管理局追撃逃れ続けている理由には、この艦の存在大きく寄与している。 ディバイダー 作中では「EC兵器」と呼ばれているデバイス銃器刃物一体化したデザインをしている。別名・魔導殺し(人が魔導に戦う力を頼る限りディバイダー所持者には触れられないという台詞がある)。必ず駆動触媒の「リアクター」と呼ばれるデバイスと対になっているディバイダー単体でも優秀な武器だが、リアクター用いてリアクト」することで本来の機能発揮できるうになるブレード部に型番ナンバリング刻印されている。エクリプス感染者がこれらを所有する。なお、オリジナルディバイダーのリアクト形態非定型で、リアクトした際に発動個体プライマリ)に合わせた形が定まる各種デバイス同様にAI搭載しているほか、戦闘防護服収納、カートリッジシステムの搭載など、見た目以外は従来デバイスとほぼ同じ機能施されている。他には、EC兵器全般従来デバイスよりも強力な自動修復機能持っており、かなり大きく破損半ばから折られ996928ブレード部、半分千切れた銀十字の書大穴開けられ飛空挺フッケバイン外装など)していても修理に出す必要がなく、それほど時間掛けずに(あるいは一瞬で)自己修復のみで完全に直ってしまう。996 ルヴェラ鉱山遺跡にあった違法研究所トーマ入手したディバイダー。カートリッジシステム搭載型。AI非人格型。リアクターはリリィ・シュトロゼック。本体には「996」のナンバリングと「React STROSEK」の刻印刻まれている。通常形態リボルバー拳銃「ピースメーカー」似たフォルム大型拳銃に、大振り銃剣装着したような形状となっている。色は白銀ベースナンバリング末尾に近いこの996には不明な点が多く通常のディバイダーリアクターを介してリアクトするものなのに対し996リアクター無し当初リリィ正常に機能していない破損プラグだった)での擬似リアクトができる。他にも、対となるリアクター生命体型の「シュトロゼック」であること、ストレージデバイス銀十字の書」が付属することも、他のディバイダーとの大きな違いになっている第1形態の頃のリアクトは、黒い戦闘防護服に身を包み髪の色が銀、瞳の色が赤に変化するが、ディバイダー自体形状変化しないまた、戦闘防護服自体シンプルなデザインとなっている。 トーマエクリプス感染進行したことによって、リアクト第1形態から第2形態へと変化リアクトするとディバイダー形状が全く別物に変わるようになったナイフ状だったブレード部分大幅に巨大化して銃全体包み込むのような長大刀身に。銃本体リボルバーバレル形状変化しバレルの背にはセレーション鋸刃ナイフ状の刃が付属グリップ位置と形状変化して護拳付きの柄のようになったため、全体的な大きさシルエットはもう大剣呼んで差し支えないものになっている銃口ブレード塞がれ形骸化しているので、砲撃以前のように銃口から発射されるではなく刃先から放つようになった本体の色も白銀ベースから変化し、黒ベースに赤のライン入ったカラーリングに。戦闘防護服第2形態変化した。 後にリリィリアクター本来の機能取り戻したため、正式なリアクト形態「シュトロゼック・リアクテッド 黒騎士」となる。外見第2形態時から変化無しだが、安定していることの証として瞳の色変わった。これは視界フィルターよるもので、制御できていなかった擬似リアクトの頃は赤色のみだった。正式なリアクト行って以降任意に視界フィルター制御できるようになったため、完全通視界だと緑色各種情報センサー類などが表示されるモードだと紫色になる。 作中使用したのは、射撃魔法似たエネルギー弾を撃つ「シルバーバレット」、砲撃魔法似た威力砲撃の「シルバーハンマー」や「ディバイド・ゼロ」、非常に広い範囲内全て停止させる「ディバイドゼロ・エクリプス」、複数目標マルチロックオンしてその名の通り膨大な量のエネルギー弾一斉発射する広域殲滅射撃「シルバー・スターズ・ハンドレッドミリオン」、分断効果乗せた斬撃を飛ばす中距離攻撃「クリムゾンスラッシュ」など。 928 ヴェイロン所有するディバイダー。カートリッジシステム搭載型。AI非人格型。現時点では本機のみ対となるリアクター所在不明であるため、ヴェイロンリアクトできない通常形態はピストルグリップタイプのショットガン似たフォルム大型銃に、本体と同じ位の長さブレード銃剣のように装着され形状をしている。そのため、かなりの大きさとなっているが、ヴェイロンはこれを片手軽々と扱う。 作中使用したのは、多数エネルギー弾散弾として近距離ばら撒く「バードショット・シェル」、エネルギー弾束ねて放つ「フレシェット・シェル」など。 944 サイファー所有するディバイダー。カートリッジシステム搭載型。AI非人格型。リアクター小刀状のケーニッヒ09通常形態見た目一振りの黒い日本刀と言った感じリアクト形態「ケーニッヒ・リアクテッド」ではディバイダー形状が全く違うものに変化し護拳付きの柄に回転式弾倉組み込まれた非常に長い刀と、同じく護拳付いた刀の二刀一対の黒刃となる。戦闘防御服は未だに登場していないが、一家メンバーであるソニカが「鎧装しないのか?」と問うていることから、存在はしている様子。どちらの刀からでも分断ディバイド)を発動でき、サイファーの前では一般的な魔法防御はほとんど無効化される。刀身強度高くサイファー病化特性「対鋼破蝕」への耐性も持つ。リアクト形態になることで射撃能力追加されるが、威力命中精度いまひとつであり、近づいて斬るでもない相手にだけ使用する695 ドゥビル所有するディバイダー。カートリッジシステム搭載型でリアクター内蔵型AI不明通常形態片手持ち両刃戦斧の柄に6連装リボルバーランチャーを組み込んだような形状をしているが、リアクト形態「ランゲ・リアクテッド」では、柄の頭と尻両方に刃を持つ、ポールウェポン呼んだ方がいいほどの巨大戦斧となる。だが、このディバイダー最大特徴は「鎧化」によりドゥビル身体構造骨格から大きく変貌させる点にある。「鎧化」により纏った外骨格は、物理攻撃に対して強靭な耐久力高速再生力発揮しドゥビル自身病化特性高速再生」と合わさることで鉄壁防御を誇る不落戦力化す718 アルナージ所有する二丁一対ディバイダー。カートリッジシステム搭載型でリアクター内蔵型AI不明通常形態一般的に装飾武器として扱われるガングリップナイフの形状をしているが、EC感染前からこのタイプナイフ得物としていたアルナージ問題なく戦える。本来のガングリップナイフは射撃能力持たないが、このディバイダー刃先からエネルギー弾発射できるためハンドガンとしても使用している。リアクト形態時にはそれぞれのディバイダーナイフ部がアーム状のものへと形を変え、そこに巨大な銃器などを形成して装備できる。装備するものは実弾兵器主だが、他にも超長射程ライフル光学兵器(プラズマケイン/プラズマディスチャージャー)、電子戦装備多様な種類存在する通常戦闘時は、片方に二門一対ガトリング砲片方ミサイルランチャーという、中長距離殲滅力に優れ組み合わせ好んで使用する。このディバイダーおかげでアルナージフッケバイン一家随一物理火力を誇る。 リアクター ディバイダー対になる駆動触媒役割を果たすデバイス。リアクトプラグとも呼ばれエクリプスウイルス感染源でもある。エクリプス感染者リアクターに「血液認証」することで「リアクトが行われ、自身ディバイダー全機能を発揮できるうになる種類形状様々だが、大抵は小型無機物中にはディバイダー内蔵型の物もあり、この場合ディバイダー本体血液認証させること(ディバイダーの刃で指などを切る)でリアクトする。ケーニッヒ09 サイファー所有ディバイダー944対になる、「Königケーニッヒ)」の刻印施され小刀形状をしているリアクター自分身体直接刺すことで血液認証行いその際リアクター体内取り込まれるシュトロゼックシリーズ 他のリアクターとは全く異な存在である、人の姿をした生命体リアクターストレージデバイス銀十字の書」とセットディバイダーの対となっている。各自識別名(振られている番号)は単純に製作順を示している。リアクト方式はユニゾンデバイスと同じ融合型で、一つになってドライバーあらゆる行動補助強化を行う。このシリーズは、自分選んだドライバー最初に誓約エンゲージ)」を行って互いに絆を作るという特有のリアクト方式「リアクト・エンゲージ」をとる。この際に、「誓約」の証として互いの手首に「エンゲージリング」という銀の腕輪装着されるリリィ左手首でトーマ右手首)。そのため、リアクト血液認証を必要としていない。他にECウイルス対す抗体能力持ち不完全ながらもウイルス制御して誓約者感染レベル下げることが可能。他に融合型利点活かしリアクト状態のままで分離稼動(セパレートリアクト)が行える。リリィは後に訓練によりこれを習得している。 ストレージディバイダー因子適合者、この3つのユニット正しく接続励起させるのが本来の役目だが、当初リリィ機能記憶破損していたため、トーマリアクト中途半端な擬似リアクト状態、銀十字の書も彼女をリアクターとして認識できなかった。 小人型が主流のユニゾンデバイスと比べる身体能力容姿などが人間となんら変わらず、そうと知らなければただの普通の少女にしか見えない。現在登場しているのはリリィロザリア二人だけリリィディバイダー996対になるリアクターロザリアは現在銀十字の書所持しておらず、対になるディバイダードライバー存在しない。 第23管理世界ルヴェラでトーマリリィ出会ったのと同じ頃、第18管理外世界イスタディバイダー銀十字所有した男女2人組により集落殲滅されるという事件が発生。「シュトロゼックシリーズ」に関係している可能性もあるが、今の所詳細不明。シュトロゼック-4th=リリィ・シュトロゼック シュトロゼック-5thロザリア 銀十字の書 声:谷井あすか 表紙銀色十字架意匠施された黒い本で、リアクター「シュトロゼック」とセットになっているストレージデバイス。この書は古代ベルカ魔導書参考にして作られたとされており、ベルカ戦乱時代消せない歴史一つとされている。誓約者守護敵性対象排除するための武器管制システム司り、他に強力な自己修復機能浮遊機能転送機能といった能力も持つ。保有者が手に取っていない時は常に傍ら滞空している。力を行使する際には書のページ周囲に浮かぶ。AI人格型で、通常言語使用して会話できるが、反応機械的冗談や人の機微といったものが全く通じないため、トーマに「空気読め」などと言われる馬鹿正直大気成分分析始めてしまう。 誓約者単体では銀十字の書制御できず、何かあれば勝手に敵対者排除誓約者保護を行うため、シュトロゼックが統合制御執る必要がある管制主導権はシュトロゼック側にあるが、主人のシュトロゼック自体固定ではなく後で登録者書き換えれば変更が可能。カレン銀十字の書によく似た本を所有しているが、こちらの表紙は白で銀十字の書との関係は不明レプリカディバイダー 水面下EC計画推進するヴァンデイン・コーポレーションが、オリジナル元に作り出した模造品。ヴァンデインはディバイダーの完全複製技術保有しており、非定型リアクト生まれたオリジナルディバイダーでもデータさえあれば完全に再現できるオリジナル同じく銃器刃物融合したデザインとなっている。リアクター存在しない、または代理リアクター用いている物もある。ECウイルス対象地域ばら撒く能力持っている物もある。ヴァンデインが作ったこのレプリカは、オリジナル違い所有者意志自由に発動消去できない。そのため、外部から固定処理を行うことで所有者から引き離せる。表向き整備調整必要がある場合のための処置ということだが、実際配下感染者離反した死亡した場合略取するための手とされる。VC9 ディーゴ所有するレプリカディバイダーで、通常形態ヴェイロン928とよく似たデザインをしている。シュトロゼック-5thロザリア)を代理リアクターとして用いている。第14無人世界移住調査地区ECウイルス散布したリアクト形態「シュトロゼック・リアクテッド クロムグリート」では、VC9は三連マシンガン内蔵型マシンアームとなり、ディーゴ両腕装備されるヴェイロンとの戦いで破壊された。 VC11 マティ所有するレプリカディバイダーで、小型拳銃型マティ肉体改編による全身硬化しか行わず、リアクトしなかったためリアクト形態不明。第14無人世界移住調査地区ECウイルス散布したアルナージとの戦いで718変化形態の一つ「プラズマケイン」により半ばから切断されるVG4「グラディオン」 グレンデル一家クイン・ガーランド所有するリアクター内蔵型高性能レプリカディバイダー通常形態鋸刃日本刀といった形状をしており、銃器部分一切無い。リアクト形態「グラディオン」には戦闘防護服あり。リアクトすると形状が全くの別物に変わる。柄の部分は完全な銃把型になり、鍔付近に巨大な回転式弾倉付属する。そして、回転する小さな円盤状のエネルギー刃刀身沿って複数連なったモーターソー(本体見た目大剣とも棍棒とも言えるような形)状の特殊な剣となる。トーマ曰くトンデモ武器クインサイファー敗れた際にそのままサイファー持ち去られたが、カート能力遠隔取り寄せ」によって奪還したレプリカリアクター レプリカディバイダーと同様、ヴァンデイン・コーポレーションオリジナル元に作り出した模造品基本的にレプリカディバイダーリアクター内蔵型のようで、作中には下記銀十字の書型以外登場していない。銀十字の書銀十字の書元にして作りだされた物で、フッケバイン一家ヴァンデイン・コーポレーション第四工場襲撃した際にアルナージによって全て処分された。模しているのは形状だけで、管制機能有していないと思われる作中使用されたことは無く破壊されシーン登場したのみ。 戦闘防護服(鎧装) EC因子適合者リアクトした際に、ディバイダーから供給されるエネルギーによって発生させるバリアジャケット騎士甲冑相当するもの戦闘防護服という名称は管理局付けた仮称で、フッケバイン一家では鎧装と呼ぶ。シュトロゼックシリーズ防護服は特殊で、設定された物をドライバーリアクター双方それぞれ身に纏うためデザイン共通点見られる逆にリアクター側に設定されていなければドライバー側にも装着されない仕組み今の所シュトロゼックシリーズではリリィ設定されていた物の登場しており、ロザリアにはまだ防護服設定されていないレプリカディバイダーではVG4の防護服が現在登場している。トーマ初期防護服 第1形態。かなりシンプルなデザイン黒装束で、アーマー手首・脛・腰を覆う部分だけに装着している。序盤のみの登場で、ヴェイロンと初遭遇したあとすぐに第2形態変化した黒騎士 第2形態トーマリアクト第1形態から第2形態へと変化したことに伴い戦闘防護服新しい姿となった以前のもの比べアーマー装着部分増え刺青のような紋様全身現れている。デザイン自体全体的により攻撃的になっており、左腕には盾と刃物一体化した武装追加されている。どちらかというと敵方デザインで、エリオ感想も「悪そう」というものだったプレイヤーキャラクターとして参戦したPSPゲーム魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY-」においても、9歳の頃のはやてや10歳の頃のヴィヴィオなどから「悪そう」という感想述べられるデザイナーの黒銀によると鬼の侍をイメージしたとのことエンゲージスーツ シュトロゼックシリーズが、誓約者と本来の誓約行った際に自動的に装着される戦闘防護服開発データ残っているものの、完全な形で実働するシュトロゼックが今まで確認されなかったため、機能など不明な点が多い。現時点誓約者との本来の誓約を行うまでに至ったシュトロゼックシリーズリリィのみ。リアクト中のドライバーとの意識共有神経接続補助する機能を持つ。リリィエンゲージスーツ 色はトーマの黒に対して白を基調としている。攻撃的な印象トーマ防護服とはデザイン異なりシリーズ従来女性魔導師バリアジャケットデザイン踏襲している(「闇の書の意思」を意識したという黒銀コメントあり)。設定ではデザイン共通点があるとされているが、一見すると色もデザインも全くの別物にしか見えない。だが、よく見るとメタルジャケット部を始めとした金属状の装飾部分トーマの「黒騎士」との共通点見られるグラディオンの防護服 クイン・ガーランド所有するVG4の戦闘防護服普段の服は半袖ヘソ出しロングスカートな黒のセーラー服だが、リアクトするとノースリーブミニスカートセーラー服になり、それに草摺籠手脛当装着した姿となる。 フッケバイン一家ファミリー管理局長年追っている凶悪犯罪集団巨大EC兵器飛翔戦艇フッケバイン」を本拠地として活動している。一家の名前は首領の「カレン・フッケバイン」から取られており、首領カレン始めメンバー全員EC因子適合者依頼があれば暗殺破壊工作といった裏仕事請け負う。「不可災害存在」の扱い受けている強力な戦闘集団であるのは事実だが、彼らがここまで管理局に捕まらなかった理由それだけではなく、裏仕事に絡む黒い政治的な背景どの様々な理由関係している。 彼らに襲われ場合戦闘員非戦闘員大人子供区別無く皆殺しにされ、生存者誰一人残らない構成員世界対す憎しみ持っており、いずれは世界殺せる毒」となることが目的今の所は、世界中散らばるEC兵器新たな適合者探索している。ECウイルスによって引き起こされる破壊殺戮衝動自己対滅制御する方法知っており、メンバーたちは全員ウイルス踊らされることなく正気保っている。 7年前の「ヴァイゼン遺跡鉱山崩壊事故」についても何らかの情報握っている。ただし、その一件自分たちが手を下したものではないとトーマ語っている(もしフッケバイン一家がやったなら「生き残り」など1人出ない)。また、ここ数年管理世界で大きな騒動起こしていないと、構成員1人であるステラ語っている。 グレンデル一家 カート・グレンデル首領とする、4人の小規模な武装集団首領カート・グレンデル以外は全員女性。第1から第3までの管理世界主な活動の場としている。メンバー4人は全てEC因子適合者サイファーによるとECウイルス感染したのは最近らしい。感染経路その後の活動には、ヴァンデイン・コーポレーションスポンサーとして関わっていることが判明している。依頼受けて特務六課配備予定AEC武装奪い急襲してきた。その場六課全員捕縛され取り調べ一通り受けた後に一度脱獄試みるが、即座になのはによって再捕縛された。 ヴァンデイン・コーポレーション16管理世界リベルタ活動拠点を持つデバイスメーカー。極秘裏にECウイルスの感染サンプル収集およびレプリカディバイダー開発行っている。警備装備装甲防護車などの開発・生産メインとしているが、武装端末評価が高いため兵器開発メーカーとしても名を知られている。この会社が9型ディバイダー発祥の地で、シュトロゼックシリーズ生誕に関わったのもここの第八企画室であると語られている。リリィ使った違法実験行っていた研究施設持ち主その後描写からエクリプス研究専務取締役ハーディス・ヴァンデイン主導して行っていたもので、その研究内容本社にすら秘密にしていた。彼はエクリプス用いた新技術開発とその独占のために流血沙汰法律沙汰をも厭わない態度でおり、フッケバイン一家活動隠れて感染者たちにレプリカディバイダー供与し暗躍もしている。ディバイダーリアクターの完全複製技術保有しており、現在では多数レプリカ製造使用し、「選別」と称してECウイルス撒き散らして彼等所有するディバイダー扱える人物、またはゼロ因子適合者探索するEC計画」を推し進めている。 過去から現在まででフッケバイン一家関与したとされる凶悪事件数多いが、その中には実はこの企業スポンサーとなって感染者たちを使い引き起こしたものも含まれている。フッケバイン一家似たような活動行っているようだが、カレン曰く半端な仕事をしている」とのことグレンデル一家事件の後、その主犯としてハーディス管理局逮捕されたことが世間大きく報道されたため、会社経営陣謝罪など事態の収拾追われることとなったEC計画 ハーディス・ヴァンデイン極秘裏に進めている計画だが、未だ全貌不明。彼が語る所によると、エクリプス次代を担うクリーンエネルギーとなりうる存在で、その運用ノウハウ手に入れるための計画であるとされる野良感染者 ヴァンデイン社が生み出した感染者や、何らかの手段自分たち以外にECウイルス感染した者たちをフッケバイン一家が指す呼び方エクリプス直接接触して感染したオリジナル」と、ヴァンデインによって人為的に再現されウイルス感染した疑似EC感染者」では、能力性質いくつかの差異発生する自壊ユニット ヴァンデイン社配下感染者たちに仕掛けられ安全装置。バイオテクニクス部門技術流用して小型爆弾頭蓋骨内部埋め込まれており、捕まった感染者が「雇い主に関する事実関係自白」を行おうとすると即座に爆発してその命を奪う。生体反応見ているため、取り出した頭部から離しすぎても爆発するカート・グレンデルは、自身能力遠隔取り寄せ」を利用してメンバー全員爆弾反応安全圏ギリギリ首筋移動させておいたため、証言しても命を奪われずにすんだ。 ヴァイゼン遺跡鉱山崩壊事故 新暦74年第3管理世界ヴァイゼン北西部アミアという街で発生し住民230名がほぼ全員死亡した大規模な事故とされている。公的には「深夜地震発生し有毒ガス発生地形ガスアミアの街に滞留しことによる被害」とされているが、破壊され建物状況遺体損傷状態からこの公的発表疑問持っている者も多い。実際、これは何者かが起こした事件であり、フッケバイン一家はこの件に関して情報握っていることを仄めかせている。

※この「エクリプス関連」の解説は、「魔法戦記リリカルなのはForce」の解説の一部です。
「エクリプス関連」を含む「魔法戦記リリカルなのはForce」の記事については、「魔法戦記リリカルなのはForce」の概要を参照ください。

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