20世紀
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架空のできごと
- 半ば - 欧州某国で通常生物にない塩基を持つ生物が捕獲される。その後の実地踏査と研究により世界各地で同種の生物が発見され、「特異遺伝因子保持生物」を略して「特遺生物」、日本では「怪」と総称されるようになる。(小説『ダブルブリッド』)[3]
- 後半 - 突然、謎の生物「イペリット」が多数出現し、地球環境を己の生存に適したものへ造り変え始める。その過程で、人類はイペリットによる殺戮と放出されるガスによって排除され、21世紀にはガスの届かない高地などの極地でわずかに生き残るのみとなる。(漫画『Thisコミュニケーション』)[4]
- 末 - 大型隕石の落下を引き金として、怪獣出現や他の惑星からの地球侵略などが連続して発生。これを受け、国連軍はロボット専門防衛チーム「テデロス(TDRS)」を発足させる。(玩具・特撮テレビ番組『20世紀未来ロボット防衛隊テデロス』)[5]
- 末 - 異星人「スプ・トラ」の宇宙船が地球に到来。地球近傍で米ソの乗組員を乗せたシャトルとファーストコンタクトを果たした後、小型の船でネヴァダ州の砂漠に着陸する。これは機密とされ、極軌道上のスプ・トラの宇宙船はソ連の膨張型風船反射衛星だと発表される。(小説『エンベディング』)[6]
- 末 - 宇宙飛行士イムボボを乗せて木星を目指していた弾道船が、ジャイロの故障によって遭難しガニメデに着陸。イムボボはガニメデで異星の種族「アンシル」の都市の遺跡と無尽蔵のエネルギー源「スターコア」を発見する。(小説『星の秘宝を求めて』)[7]
- 末 - ユーラシア大陸中央部などに生じた異次元空間「ネスト」から未知の敵「イクシス」が出現。防衛線の確立には成功するが、その後も世界各地に小規模なネストとイクシスが発生するようになる。(プラモデルほか『リトルアーモリー』)[8][9]
- 19××年夏 - 太陽に大黒点が生じ、そこから発せられた放射線の作用によって、メトロポリス市のチャールズ・ロートン博士が人造細胞を作り出すことに成功。これを狙う秘密組織「レッド党」がロートン博士を脅迫し、人造細胞を用いた超人「ミッチイ」を作らせる。(漫画『メトロポリス』)[10]
- 19××年 - 「来訪」発生。異星の超文明からの「来訪者」により、ハーモント市を始めとする地球上の6ヵ所に内部で様々な異常が発生する「来訪ゾーン」が生じる。その後、この「ゾーン」の研究を目的として国際地球外文化研究所が創設される。(小説『ストーカー』)[11]
- 19××年 - 「大いなる存在」によって天からもたらされた石「メダリオン」を巡り世界大戦が再燃。文明が滅亡に向かう中、4人のパイロットが争いの元凶であるメダリオンを破壊するために飛び立つ。(ゲーム『ギガウイング』)[12][13]
- 19××年 - 宇宙空間の各所に生じたワークスポットの調査に向かったスペースシャトルが、異次元空間に進入し地球に似た環境を持つファゾム星に漂着。ファゾム星の住人であるチハリア人と接触する。(プラモデル『スペースオペレーションシリーズ』)[14]
- 19XX年 - 世界平和維持機構と兵器結社「アウターリミッツ」の間での局地戦が世界各地で頻発する中、終焉兵器(ドゥームズ・ディ・ウェポン)の開発を進めるアウターリミッツに対し、世界平和維持機構は2機の戦闘機による反抗作戦を開始する。(ゲーム『19XX THE WAR AGAINST DESTINY』)[15]
- 19XX年 - 東京に巨大隕石が落下し、その直後に謎の銀色の飛行物体による攻撃が開始される。日本政府のSOSを受けた国連は、これに対して米ソが共同開発した戦闘機「バイプレーン」および「ミニプレーン」の使用を決定し、国会議事堂地下からバイプレーンが緊急発進する。(ゲーム『スクランブルフォーメーション』)[16]
- カーンバ種族を始めとする異星の種族の通信が、星間宇宙の探査を目的とした電波探知機によって探知される。これを受け、地球上での争いは沈静化し始める。(小説『バーサーカー』シリーズ)[17]
- ^ 【緑の地平5】世界人口70億人突破が発する“地球の危機”/千葉商科大学名誉教授 三橋規宏(企業家倶楽部2012年2月号:VENTURE STORY)
- ^ “Telegram from Orville Wright in Kitty Hawk, North Carolina, to His Father Announcing Four Successful Flights, 1903 December 17”. World Digital Library (1903年12月17日). 2013年7月22日閲覧。
- ^ 中村恵里加『ダブルブリッド』メディアワークス、2000年、28,126,162頁。ISBN 978-4-8402-1417-9。
- ^ 六内円栄『Thisコミュニケーション 1』集英社、2020年、10-14,38,87頁。ISBN 978-4-08-882393-5。
- ^ MARUSAN MOVIE - 『20世紀未来ロボット防衛隊テデロス』公式サイト(マルサン公式サイト内)。2018年3月20日閲覧。
- ^ イアン・ワトスン『エンベディング』国書刊行会、2004年、105-108,120-135,139,162-173,268頁。ISBN 978-4-336-04567-6。
- ^ キース・ローマー『星の秘宝を求めて』早川書房、1979年、233,248-254,272-274頁。ISBN 978-4-15-010366-8。
- ^ おかざき登『リトルアーモリー —だから、少女は撃鉄を起こす—』実業之日本社、2016年、5・6・287頁・裏表紙頁。ISBN 978-4-408-41451-5。
- ^ WORLD - 『リトルアーモリー』公式サイト。2019年3月1日閲覧。
- ^ 手塚治虫『メトロポリス』角川書店、1995年、11-13,20-31,47-49,90頁。ISBN 978-4-04-185120-3。
- ^ アルカジイ&ボリス・ストルガツキー『ストーカー』早川書房、1983年、7-13,63,184-204頁。ISBN 978-4-15-010504-4。
- ^ アーケード版『ギガウイング』チラシ カプコン、1999年、2頁。
- ^ ドリームキャスト版『ギガウイング』取扱説明書 カプコン、1999年、2・3頁。
- ^ 『スペースオペレーション シリーズ オペレーションオメガ』組立図 ハセガワ、2007年、1頁。
- ^ 『最新特だね情報!! 19XXひみつ大図解』カプコン、1996年、3,6頁。
- ^ MSX2版『スクランブルフォーメーション』プレイマニュアル タイトー、1987年、3・5頁。
- ^ フレッド・セイバーヘーゲン『バーサーカー 赤方偏移の仮面』早川書房、1980年、9,10頁。ISBN 978-4-15-010387-3。
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