主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 09:39 UTC 版)
「ノーキー・エドワーズ」の記事における「主な使用機材」の解説
モズライト1962年、所有していたテレキャスターのネックを削り直してもらえる工房を探していた際、友人(ジーン・モールスという説が有力である)を通じてセミー・モズレーを紹介され、低いフレットで細いネック及びパワフルな音質を持ったモズライトギターを知ることとなる。テレキャスターを修理に預ける間、試作品の1本を借りて『サーフィン』のレコーディングに使用したところ、その性能を確信したエドワーズは200ドル(250ドルとも)で買い取ってメインのギターとして使用するようになる。1963年からドン・ウィルソンとボブ・ボーグルもエドワーズの勧めでモズライトを扱うようになり、それに伴い「ザ・ベンチャーズ・モデル」が製作され、1967年までライセンス契約を結ぶに至った。70年代以降は使用する機会が減ったものの、その後もモズレーとの親交は続き、1989年と1992年にそれぞれ「ノーキー・エドワーズモデル」が製作されている。 ヒッチハイカー ノーキー・エドワーズモデル2000年代始め頃から亡くなる直前までメインのギターとして愛用していたスルー・ネック仕様のモデル。ジャクソン・ギターの協力の下、自らがプロデュースを行い製作されたもので、ノーキーの頭文字である「n」を表したヘッドデザインが、図らずも親指を立ててるように見えたことから「ヒッチハイカー」と名付けられた。ファンからのイメージを考慮して、ボディシェイプはモズライトを模した形状になっている。 フェンダーテレキャスター ストラトキャスター ジャズマスター ジャズベース プレシジョンベース フェンダー・ジャパンテレキャスター ノーキー・エドワーズモデル トニー・ハント ノーキー・エドワーズモデルモズライトのルシアーであったトニー・ハント製作のカスタムモデル。パーム・ペダル搭載と非搭載の機種をそれぞれ使用しており、前者は80年代前半にメインのギターとして扱われているのを当時のライヴ映像やプレス写真で見ることが出来る。また、後者は寺内タケシとの共演アルバムのジャケット等で確認出来る。6弦にキース・チューナーを取り付けていた。 カーヴィン ギブソン・チェット・アトキンスCE アリア ベンチャーズモデルベース ゴダンギター コーラル エレクトリックシタール(英語版) フェンダー・バンドマスターアンプ Mosrite awardギターアンプ PEAVEYアンプ ローランドJC-120
※この「主な使用機材」の解説は、「ノーキー・エドワーズ」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「ノーキー・エドワーズ」の記事については、「ノーキー・エドワーズ」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 15:13 UTC 版)
ダグラス DC-8 ボーイング707 ボーイング727 ボーイング747 BAC 1-11 エアバスA320 アエロスパシアル コンコルド1978年12月-1980年5月の間、エールフランスから5機、ブリティッシュ・エアウェイズから6機計11機ほどリースしていた。 運行はダラス・フォートワース国際空港からワシントン・ダレス国際空港までブラニフ航空が担当し、そこからパリ・ロンドンまで英仏それぞれの会社が担当するというものだった。
※この「主な使用機材」の解説は、「ブラニフ航空」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「ブラニフ航空」の記事については、「ブラニフ航空」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 16:13 UTC 版)
・1966 Fender Telecaster エレキのメイン器は2009年頃に入手した1966年製のテレキャスター。通称=“DON SNOW”。フロントの60年代ギブソン・ナンバードP.A.Fとビグスビーは購入時点で搭載していたそうで、ヘッドのロゴには50年代のデカールが貼られた謎めいた1本である。また本器のフィニッシュは本来ソニック・ブルーなのだが、 当時のタバコのヤニで “ バター・スコッチ ” 風へと変貌。ブリッジのみ、弦をプルする時の弦落ち対策のためマスタリー製に交換した。本人曰く “ これがないと俺の音じゃなくなる ” そうで、毎作品で使用する大柴にとって欠かせない1本。ピックアップはコイルタップにより、シングルとハムに切り替えが可能。主にセンターで使用する。なお、名前の由来はおそらく前オーナーのものと思われる「DON SNOW」の文字がボディに彫られているためである。 ・TRUTH TN-35 Prototype (青鬼) 愛知県のギター工房、フォーエムが製作するTRUTHのTN-35。黒いボディに緑のピックガードの本器はプロトタイプで、大柴のアコギのメインとなる。木材はトップにシトカ・スプルース、サイド & バックにマホガニー、指板はエボニーを使用。大柴を象徴する 1 本で、ファンの間では “ 青鬼 ” と呼ばれているそう。本人曰く “ ピックアップの電圧が18Vだから、レンジが低音~高音まですごく広い。ゆえにプレイのすべてが素直に出るから、ちゃんと弾かないと良い音が出ない ” という。なお、TN-35はモニター・アーティストとして色違いで黒を含めた橙、青黄色、赤と4本所有している。 ・Ovation Super Adamas 2087GT-2 ライブ・ツアー時のメイン・ギターであるオベーションのスーパー・アダマス。ライブで全国を細かく回る大柴にとって、ビンテージのアコギなどを運ぶには不安があり、ボディ・バックがカーボンの本器は心強い相棒となっている。ちなみにもう一本、黒のアダマスも所有しているが、そちらはスロッテッド・ヘッドのものが搭載されている。 ・1966 Gibson J-45 RED 1966年製のギブソン J-45。クリーム色のピックガードが特徴のアマチュア時代のメイン器で、高校生の時に “ ギタマガの広告で見て通販で買った ” という。が、届いてみると状態が悪く、フレットやペグ、ブリッジを交換したそう。また、買った当時、ボディの色は赤味が深かったそうだが、海でライブした時に赤がすべて飛んでしまったという。 ・Gibson Historic Collection 2010 Les Paul Standard ギブソン・ヒストリック・コレクションのレス・ポール・スタンダード。こちらはネット・オークションで出品された5分後に即購入したそう。“ 歌の帯域の邪魔にならないちょうど良いところにいてくれる ” ところが気に入っているそうで、大柴がエレキを選ぶ基準もその帯域にあるそうだ。 ピックアップはセンターにして使用する。 ・Gibson 1962 ES-330 シングルコイルP-90一発という潔さと、ビンテージの渋さを合わせ持つ1962年製の ギブソン ES-330。改造点はなし。“33 歳の時、33万円で、3月3日 “ に買ったという ”3 尽くし ” の1本だそう。こちらはおもにライブで使うギターで、2.8kg という軽さもポイント。“ アコギ弾きの自分には使いやすい ” とのことで、“ こんなに歌に寄り添ってくれるギターがあるんだ ” と本人談。 ・Fender Ultimate Chorus ライブ、レコーディングで使用する大柴のメイン・アンプ、 フェンダー・アルティメット・コーラス。コーラス機能を搭載した 90 年代のトランジスタ・アンプで、フェンダーとしては珍しいモデルだが、大柴はコーラス機能を使用しない。チャンネルは 1 に接続し、トレブル、ミドル・ベースのツマミは12時の設定が基本。リバーブは10時だが、会場によって微調整する。アンプにはアクリル絵の具で70歳を越えて油絵を始めたという大柴の父がペイントを施している。 ・MOJA CABLE 大柴のシグネチャー・ シールド、“MOJA CABLE”。赤色のカールコードで高松のFurious Note Guitarにてすべて手作りで作られている、エレキもアコギもこのシールドを使用するそう。
※この「主な使用機材」の解説は、「大柴広己」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「大柴広己」の記事については、「大柴広己」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 21:58 UTC 版)
「BONNIE PINK」の記事における「主な使用機材」の解説
Martin 00-21 NY(1963年製)- 主に作曲、レコーディングで使用。自分で初めて買ったギター。 Fender USA Jaguar(1963年製)- プリンスの元ギタリストとして知られるWendy Melvoinが選んでくれたギター Taylor 614C - インディゴ・ブルーのエレアコ。主にライブで使用。 Taylor 712(1989年製) Taylor T‐5 Custom - テイラー・ジャパンから永久レンタルされたチェリー・サンバーストの赤いエレアコ Gibson Hummingbird Roland RD-500 Electro-Voice N/D967 - フラットヘッドが特長のマイク ほか多数
※この「主な使用機材」の解説は、「BONNIE PINK」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「BONNIE PINK」の記事については、「BONNIE PINK」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/05 06:40 UTC 版)
「スチュアート・スミス」の記事における「主な使用機材」の解説
フェンダー ストラトキャスター EB MusicManSilhouette (Black) Silhouette Special (Vintage Sunburst) Silhouette Custom Double-Neck一般的なダブルネック・ギターとは違い、6弦ギターが上に、12弦ギターが下に作られている。彼のオーダー品であり、世界に二本しか存在しない。 ギブソンSG Junior ES-335 Reissue Duesenberg Star Player TV
※この「主な使用機材」の解説は、「スチュアート・スミス」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「スチュアート・スミス」の記事については、「スチュアート・スミス」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 05:41 UTC 版)
Rickenbacker 4001 - バーガンディ色でピックアップ構成に大幅な改造が加えられたもの。フロントをギブソンEBのハムバッカー、リアをフェンダー・ジャズベース用のものに交換した上で、本来ブリッジミュートが装着される場所にストラトキャスター用のものを仕込んである。 Aria Pro II SB-1000 Aria Pro II SB-Black n’ gold I Morley Power Wah Boost (ワウペダル) BOSS CS-1, CS-2, MXR Limiter (コンプレッサー)
※この「主な使用機材」の解説は、「クリフ・バートン」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「クリフ・バートン」の記事については、「クリフ・バートン」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:19 UTC 版)
自作プレシジョンベース(ディマジオ社PU、バダスブリッジ搭載。レコーディングでのメイン機) ミュージックマン・スティングレイ(非常に珍しいメイプル指板、ライン無しの初期型モデル) フォデラ・アンソニージャクソンモデル(コントロールを取り外したパッシブ仕様、主にレコーディングで使用) G&L社・L-2000(多くのライブで使われる、2005年よりPUはバルトリーニに交換) ミュージックマン・スティングレイ5(2000年代以降のライブで多く使われる) NSデザイン・EU-5 Bass その他の機材、仕様についてはオフィシャルHP内の雑感日記に詳しい。
※この「主な使用機材」の解説は、「渡辺等」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「渡辺等」の記事については、「渡辺等」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 06:03 UTC 版)
ギター フェンダー ジャズマスター 1965 Sunburst フェンダー カスタムショップ ジャズマスター 1962 blond relic ステージでのメインギター。2014年よりリアに小鳥のデコパージュ。 フェンダー ジャガー sherwood green エピフォン ファイヤーバード ローランド G-707 グレコ GO ダンエレクトロ Baritone LOOPUSでの「aWa」演奏の際に使用される ギブソン レスポール Menace エフェクター Eventide timefactor、pitchfactor、modfactor Nautilus(自作)
※この「主な使用機材」の解説は、「斉藤律」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「斉藤律」の記事については、「斉藤律」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/25 02:44 UTC 版)
ギター GIBSON Les Paul CLASSIC FENDER ストラトキャスター FERNANDES SGタイプ12&6ダブルネック リッケンバッカー・360/12 PRS-ポール・リード・スミス- MORRIS ACORSTIC 弦-0.12 アンプ マーシャル CM800 VOX AC-30 FENDER TWIN REVERB エフェクター MESA BOOGIE POWER AMPTRIAXS PREAMP BEHRINGER COMPRESSER ROLAND SDE-330 DELAY ROCTRON INTELLIFEX LTD MALTI ( CHORUS) GCX FOOT SWICHER,MIXER. DIGITECH VALVE FX (GUITAR PRIAMP) BIXONIC DISTORTION. KORG PANDORA. 表 話 編 歴 FIELD OF VIEW浅岡雄也 (Vocal) - 小田孝 (Guitar) - 新津健二 (Bass) - 小橋琢人 (Drums)安部潤 (Keyboard) シングル view1.あの時の中で僕らは - 2.迷わないで FIELD OF VIEW3.君がいたから - 4.突然 - 5.Last Good-bye - 6.DAN DAN 心魅かれてく - 7.ドキッ - 8.Dreams - 9.この街で君と暮らしたい - 10.渇いた叫び - 11.めぐる季節を越えて - 12.君を照らす太陽に - 13.CRASH - 14.青い傘で - 15.Still - 16.冬のバラード - 17.Beautiful day - 18.秋風のモノクローム - 19.Truth of Love the FIELD OF VIEW20.夏の記憶 - 21.蜃気楼 - 22.Melody アルバム オリジナル1.FIELD OF VIEW I - 2.FIELD OF VIEW II - 3.FIELD OF VIEW III 〜NOW HERE NO WHERE〜 - 4.LOVELY JUBBLY - 5.CAPSULE MONSTER ベスト 公認1.SINGLES COLLECTION+4 - 2.FIELD OF VIEW BEST 〜fifteen colours〜 - 3.Memorial BEST 〜Gift of Melodies〜 - 4.FIELD OF VIEW 25th Anniversary Extra Rare Best 2020 非公認1.complete of FIELD OF VIEW at the BEING studio - 2.BEST OF BEST 1000 FIELD OF VIEW その他the FIELD OF VIEW BEST 2001 Limited Edition of Asia - FIELD OF VIEW BEST HITS 映像作品1.VIEW CLIPS 〜Memorial Best〜 - 2.the FIELD OF VIEW FINAL LIVE “Live Horizon-SUPERIOR 2002 〜Gift of Memories〜” 関連項目Being - ZAIN RECORDS - at the BEING studio - Being CLASSICS この項目は、音楽家(演奏者・作詞家・作曲家・編曲家・バンドなど)に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:音楽/PJ:音楽)。
※この「主な使用機材」の解説は、「小田孝」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「小田孝」の記事については、「小田孝」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 16:06 UTC 版)
ギターはドッケン初期に、アルバム『トゥース・アンド・ネイル』のジャケット裏に写って持っている、AriaProIIを使っていたりクレイマー社のヴァレッタシェイプを、後に現在のESP製に移行。仕様としてはリアポジションにハムバッカーを搭載し、トレモロユニットはフロイドローズである。使用するハムバッカーはセイモアダンカン製のシグネチャーモデル、スクリーミンディーモン。アンプはランドールのトランジスタタイプなども一時期使っていたが、その他は一貫して真空管式のスタックを使っている。現在の使用アンプはランドール社のチューブヘッド、リンチボックス。エフェクターは近年ZOOM社とのコラボレーションで、シグネチャーモデルを開発している。その他はフルトーンなどのアナログペダルも愛用。 2011年から、自身のプロデュースによるギターブランド「Mr,Scary Guitars」をESPの協力のもとに立ち上げている。ジョージ本人も製作に参加しており、ボディに様々な装飾や彫刻を施したギターが市販されている。
※この「主な使用機材」の解説は、「ジョージ・リンチ」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「ジョージ・リンチ」の記事については、「ジョージ・リンチ」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 13:29 UTC 版)
SH-2 Roland SH-2は、ローランドが発表したモノフォニックアナログシンセサイザー。石野にとって最初のシンセ。シンプルでコンパクトながら、その完成度は高く、生産完了から久しい現在でも中古市場でプレミア化している。「人生」時代より数々の楽曲で主戦力として活躍し続けているが、「Shangri-La」のシンセベースでの使用が最も有名。砂原も同じものを持っており、「A」のレコーディングでは砂原所有のものが使われていた模様。石野所有のものにはボディ全体に瀧による落書きが施されていた(近年は黒マジックと修正液で上から塗りつぶされている)。 W-30 ローランドが発表したミュージックワークステーション。サンプラーとシーケンサー、キーボードが一体になっている。石野が所有し、シーケンサーとしてコンピューターを本格導入する1995年まで、初期 - 中期の電気グルーヴのサウンドプロダクションの中核を成していたといっても過言ではない。「662 BPM BY DG」の内ジャケでその勇姿が確認できる。石野は機材の取扱説明書を読まないので、シーケンスパターンのコピー方法を知らず、曲の頭から最後までマニュアルで打ち込んだりしていた。 S-10 W-30と同じくローランドが発表したサンプラーで、やはり「662 BPM BY DG」の内ジャケで姿が確認できる。ピエール瀧がローンで購入した。この機材も結成当初の電気グルーヴで大活躍したといわれているが、サンプリングタイムが短いことと、保存メディアに時代遅れのクイックディスクを採用していたことなどから、AKAI S-1000導入以降は徐々に一線を退くこととなった。石野が最初に購入したサンプラー、X7000もクイックディスクを採用していた。既にメディア自体が入手困難だった為に、ファミコンのディスクシステム用のディスクを調達し、任天堂ロゴ部分をハンダごてで焼き切って代用品として使っていたという。 K1 II カワイ製のデジタルPCMシンセ。今となってはマイナーな機材ではあるが、初期の電気では生音系の音色などで活躍した。WIRE04でのライヴの際、この時演奏された「電気ビリビリ」は「FLASH PAPA」収録のバージョンに近いアレンジが施されていたこともあり、石野は久々にこのシンセを引っ張り出してきて使ったらしい。 S1000 AKAIが発表したサンプラー。民間でもなんとか入手可能な価格と、充実した機能によって音楽シーンの歴史を塗り替えたともいわれる革命的機材。マイナーチェンジ版であるS1100と共に、初期のサンプリング主体だった電気のサウンドにおいてはレコードからのブレイクビーツ、フレーズサンプリングはもちろん、声ネタとしていかりや長介や横山やすしのボイスサンプル、果ては屁までさまざまな音がサンプリングされ、まさに縦横無尽の活躍を見せた。ただ、デビュー当時の電気にとってはやはり高価な代物であり、石野が増強メモリーを購入した際は、当時の給料が10万円だったところを、家賃が5万3千円、サンプラー関係のローン返済が月2万円となっていた為、相当貧しい生活を強いられていた。 JUNO-106 ローランドのアナログポリシンセ。オシレーターにDCOを使用することで音程が安定しており、ポリ仕様なので和音が弾ける。音色のメモリーも可能で、さらにMIDI規格にも対応しており使い勝手が良く、音も良い。これもS-1000などと並んで当時のテクノ/ハウス界で重宝されている逸品である。石野と砂原が愛用している。だが、砂原は親戚が購入した一台を借りたままずっと使っている。石野もやはり人生時代に友人から借りたまま済し崩し的に所有していたが、そのJUNOをなんと一旦は売り飛ばしてしまい、その後に必要性にかられて再び買い戻したという。現在に到るも永らく使用され続けており、まさに電気グルーヴや石野&砂原サウンドの要である。 POLY-800 コルグが発表したDCO方式のシンセサイザー。過去に石野の家に二台、瀧と砂原の家にそれぞれ一台が確認されている。そのうち石野と瀧が所有する一台はリバース鍵盤(白鍵と黒鍵の配色が逆になっている)というレアなモデルである。メンバー所有のうち一台は、「オールナイトニッポン」のリスナーにプレゼントされた。おなじDCO方式であるJUNOに比べれば若干チープな音色であるが、独特の味がある。簡易シーケンサーなども装備している。 MS-20 コルグが発表したアナログモノフォニックシンセサイザー。パッチングにより多彩な音作りが可能であり、石野とウェストバムのユニット「Takbam」のファーストシングルの音色は全てこのシンセで製作されたものである。完成度の高いフィルターは外部からの音源入力を通すことも可能であり、サンプラーの出音を取り込んで加工したりといった方法でも使用された。ただし、こういった古いシンセは同期規格が現在主流のMIDIとは異なっており、現状の打ち込み環境に組み込むには1993年前後の専用コンバーター普及まで待たねばならなかった。その為、手弾きしたフレーズをサンプラーに取り込むなどして使うしかなかったという。砂原は「キーボードスペシャル」連載にてこのシンセを売ってくれる人を公募していた。平沢進が自身のファンクラブ会報において所有する2台のうち1台を砂原にあげたと言っており、時期は不明だが平沢は自身のTwitterで「砂原君にMS-20あげたのは本当です。」と答えている。石野は「人生」時代に友人が所有していたものを借りたまま今も使用。 Jupiter-6、Jupiter-8 ともにローランドのアナログポリフォニックシンセサイザー。比較的アマチュアにも入手しやすかったJUNO系列の上位に位置し、とくにJupiter-8は日本国内最上位機種のひとつといえる。Jupiter-6はその廉価版ではあるが、Jupiter-8では対応していなかったMIDI規格を採用している点で重宝されており、InKのレコーディングでも活躍している。Jupiter-6は石野、Jupiter-8は砂原がそれぞれ所有。砂原のJupiter-8は前のオーナーの手でDIN Sync規格が取り付けられており、内蔵アルペジエイターのBPMをTB-303などと同期させることができたらしい。ちなみに石野が長年所有していたJupiter-6は、近年ソフトシンセによる稼働がほぼメインになったこともあってか、使用し続けていた実機を売却したとのこと。 TB-303 ローランドのアナログシンセサイザー。リズムマシンと同期演奏することを前提としたシーケンサー内蔵ベース音源として発売されたが、後年それとは違った用途で再評価され、アシッド・ハウスという一大ジャンルを形成するまでとなる。石野はとあるクラブに遊びに行った先でファンの少年からプレゼントされ入手。それを切っ掛けとしてこの機材に心酔し、『Flash Papa Menthol』以降の作品から大幅にフィーチャーしていくこととなる。折しも当時(1993年)には英国を中心としたアシッドハウスリヴァイバルが起こっており、そのシーンが電気の活動に与えた影響も大きい。「野村ツアー」で販売されていた限定TシャツはTB-303を正面にプリントしたものであった。日本ではYMOのアルバムで使用されたことや石野、砂原による音楽雑誌上での啓蒙活動もあり、その中古価格は高騰した。1990年代を過ぎてからは、熱狂的だったブームの沈静化もあり、作品から影を潜めていたものの、2004年以降の石野ソロを含む音源やライヴでは、再びその音色が大幅に使用されているのを聴くことが出来る。現在石野は計三台を所有し、最初の1台は人生時代から、そのうち一台はReal World Interfaces社による『Devilfish』というチューンナップ版に改造されている。 TR-808、TR-606 ともにローランドのリズムマシン。TR-808は「ヤオヤ」の愛称で親しまれるビンテージ機材であり、TR-606はその廉価版的ポジションにありつつ、ベースマシンであるTB-303の兄弟機にもあたり、303とほぼ同デザインの外観をもつ。電気のアルバム「VITAMIN」の内ジャケでは石野と砂原が303を携えているのに対し、瀧が持っているのがこの606である。いずれも初期のエレクトロヒップホップの作品で使用されたことなどで有名となった。プロ仕様にMIDI化改造などが施された物も多い。606は発売当初から比較的安価だった為、高校時代の石野はこれを購入し、初めて結成したバンド「メリーノイズ」のステージで使用していた。砂原も同じものを所有していた。電気グルーヴXスチャダラパーのレコーディングの際は、石野のmontagスタジオにあったこれをシンコが甚く気に入り、購入に走ったというエピソードも残っている。石野はFive-G製のMIDIキットを取り付けたTR-808も所有しており、WIREにおけるソロライヴなどで演奏している。 TR-909 ローランドの歴史的名機とも評されるリズムマシン。ハウスシーンにおける再評価によって、1990年代以降の幾多の音楽シーンに多大なる影響を与えた。電気の活動初期には本体そのものをメンバーが所有しておらず、主にレコード等からのサンプリング音源や、おなじくローランドのPCMリズムマシンR-8の音色ライブラリを使用するに止まっていたが、デビュー後に石野が入手。続いて砂原も必要性に駆られて導入したといわれる。一時期はその過剰なまでの愛着から、ライヴにおける舞台セットに巨大なTR-909とTB-303の書き割りを設けていたほどである。そのあまりにも有名な音色以外にも多機能で知られる909であるが、電気のレコーディングでは時期によって使用方法が異なるのも特徴である。当初はメインシーケンサー(W-30、MC-50等)で組まれたシーケンスによってMIDI音源的に使用されていたが、『ORANGE』の一部の曲では909本体内蔵のシーケンサーをメインに据え、サンプラーなどの外部音源をトリガーするといった使用がみられた。続く『A』ではメンバー自身がサンプラーによるリズムプロダクションに傾倒していた為、一旦音色をサンプラー内に取り込んだ上で間接的に使用されている。現在、石野使用のモデルはバスドラム、ハイハット、リムショット等に独自の改造を加えた上で再びメインのリズムマシンとして愛用されている。砂原は1995年のソロ作あたりからしばらく距離を置いていたが(一方で当時のインタビュー記事では『ただし売り払うつもりは全くない』と明言)、近年のスーパーカーのプロデュース作業などで再び大胆に使用した。 JD-990 ローランドが90年代に発表したデジタルシンセサイザー。基本的にはケン・イシイも愛用するJD-800のラックマウントタイプだが、スライダーによるパラメーター入力方式が最大の特徴だったJD-800の構成を全面的に見直し、ラックマウントタイプながら非常に扱いやすく設計されている。雑誌媒体の広告キャラクターを電気が務めたことでも有名。電気の作品では「VITAMIN」以降使用されており、砂原のソロ作品「TAKE OFF AND LANDING」、「THE SOUND OF 70's」でも活躍している。 vintage keys E-MUのラックマウント型デジタルPCM音源。過去のアナログシンセ、エレピなど数々のヴィンテージキーボードの音色を収録している。この機材が発表された1993年前後から原点回帰的に、ヴィンテージ楽器としてのアナログシンセサイザー再評価の波が訪れた。電気のサウンドメイキングにも少なからず影響を与えており、これ以降は石野いわく「機材バブル期」として、数々のヴィンテージシンセが導入されていくこととなる。砂原が所有しており、主に「VITAMIN」における「Stingray」のフルート、「Popcorn」におけるメロトロンの音色が代表的である。 MS-404 ドイツのドイプファーが発表したアナログ・モノフォニック・シンセサイザー。1Uラックタイプで、外観も構造もシンプルでコンパクトな内容だが、非常に使い勝手が良く、数多くのミュージシャンに重宝されている。元々は1993年以降のTB-303ブームに便乗した機材だったが、実際は普通のシンセ系の音から、リズム系、SEまで幅広く使える上、オマケとしてMS-20同様のフィルター外部入力や、MIDIとCV/GATE規格を繋ぐコンバーターとしても使用可能であった。1995年当時にTB-303に若干食傷気味だった石野&砂原の間に一時的なブームを起こす。石野が『リミックス』誌で連載していたコラムでも、その年のベスト機材として挙げていたほどである。石野のソロアルバム『DOVE LOVES DUB』や大友克洋監督作品「MEMORIES」に提供したテーマ曲、その後の電気のアルバム『ORANGE』にて全面的に活躍した。特に石野がMICKIEE名義でとれまレコードからリリースしたシングルは、LFOを発振させた際の個性的な音色を全面的に押し出した内容であった。砂原は同時期のソロ作「CROSSOVER」では敢えてシンセの使用を自制して臨んだ為、森若香織のリミックス以降の使用となる。 DSM-1 コルグの12bitサンプリングシンセサイザーDSS-1のラックマウントタイプ。「サンプリングシンセサイザー」と銘打っており、1990年代中期以降は12bitサンプリング方式ということで、当時主流の16bit方式よりスペックでは劣ってはいたものの、むしろこれらの旧式サンプラーは、折からのLO-FIブームの影響で、その荒い音質が逆に評価されていた。特にDSM-1、DSS-1はメモリー内にサンプリングせずとも外部入力から音を取り込んでスルーするだけで12bitサンプラー独特の音質効果が得られるということで、ボーカルなどの長尺の素材に対してエフェクター的に使用されることが多かった。最初にテイ・トウワ、坂本龍一らを中心に再評価の波は広がり、電気の『ORANGE』のレコーディングでも主に砂原が使用していた。 SP1200 DSM-1と並び、1990年代中期以降に再評価されたビンテージ12bitサンプラーの筆頭として挙げられる名機。こちらはE-MUの製品である。後のAKAI製MPCシリーズにも通ずるシーケンサーとサンプラーが一体となったワークステーションタイプである。サンプリングした音の荒さもあるが、個性的なフィルターとも相まって、とにかく出音が凄まじく太くなるという点で、テクノよりもどちらかというとヒップホップ界での評価が高い。内蔵のシーケンサーも独自の揺れを持っている。日本にて注目される切っ掛けとなったのは、1994年に坂本龍一がリリースした「Sweet Revenge」と、その製作のキーパーソンともなったテイ・トウワのソロアルバム「Future Listening!」、そして彼らがプロデュースしたGEISHA GIRLSのシングル以降だと思われる。テイは森俊彦らと共に、その名も「SP1200プロダクションズ」を結成するほどの熱の入れ様だった。テイとも親交の深い砂原も2ndソロアルバムの製作辺りから導入し、『A』のレコーディングでも使用された。そして、バンド脱退後にARMEN 1200 Soundというラックタイプへと改造を施している。スチャダラパーも1995年のアルバム『5th wheel 2 the coach』から使用しており、リリックの中にも随所にその名が登場する。 ReCycle! Propellerheadが製作したPC用波形編集ソフトウェア。PC上やサンプラー内のサンプリング素材を取り込み、アタック部分を自動的に検知して分割し、さらに鍵盤上にマッピングしてくれるという機能を持つ。BPMを任意に設定してピッチを合せるなどの作業も容易に出来た。これらの作業はサンプラー単体でも不可能ではなかった行為だが、非常に手間が掛かった為、このソフトの登場は、とにかく1990年代後期以降のサンプリングミュージックには衝撃的な代物だった。面倒な作業から開放されるだけでなく、サンプルループ/ブレイクビーツの各パーツ前後並べ替えや一部差し替えなど、極めて複雑な構成でキットを組むことも頻繁に試されていった。このようにクリエイター達に新たな発想をもたらしたことでも特筆に価するソフトである。電気のレコーディングでは「A」で大活躍している。当時は「VITAMIN」以降から続いたリズムマシンで直接ビートを組む方法に対して食傷的になっていた為、TR-909のキックなどの定番ビートにも敢えてサンプリングを多用していた時期であった。 Cubase ドイツのスタインバーグが製作したコンピューターソフト。初期はMIDIシーケンスソフトとして出発したが、昨今はVSTと呼ばれるオーディオ録音編集やプラグイン機能を備えたDAWソフトとなった。初期はATARIなどをプラットフォームとしていたが、現在はWindowsとMacが中心となっている。「FLASH PAPA」レコーディングの際にプロデューサーを務めたトニー・マーティンをはじめとし、当時のマンチェスターのシーンではATARI+Cubaseの組み合わせによるシーケンスが流行っていた為、石野も影響を受けすぐさま導入した。だが、ATARI自体にトラブルが多く、結局は慣れ親しんだW-30が1995年あたりまでメインシーケンサーを務めていた。こういったPCソフトによるシーケンスシステムの本格的導入はメンバー各自の1stソロ製作以降で、電気としては『A』のレコーディングで使用されたMAC+CubaseVST3.02からである。砂原のソロ作ではOpcode Systems製Visionを使用していたが、石野と足並みを揃える形で一時的に乗り換えていた(現在はApple社のLogicを使用している模様)。当時はオーディオ機能が導入されて間もない時期だったので、基本的にシーケンス部分のみの使用となったが、砂原いわく「2人でひとつのシーケンサーをいじるのは初めてで、ある意味バンドらしい」と語っていた。その後も電気や石野の作品では継続してCubaseVST、SXが愛用されている。現在はMacからWindowsに使用ハードが移されたが、業界で主流のProToolsよりも扱いやすさで石野はCubaseシリーズを好んでいるらしい。 SAM16 ドイツのSND社製アナログシーケンサー。パネル上に横に16個並んだツマミを操作しパターンを制作する方式を採っている。石野はこれで偶発的なフレーズを作り出し、そのデータをCubase上にて編集して楽曲に用いている。規格はMIDIとCV/GATEに対応している。全ての個体がハンドメイドで制作されており、総生産台数は極めて少ない。日本での所有者は石野の他に田中フミヤの二人だけであると言われている。InKのインタビューで川辺ヒロシは「軍用機械みたいな風貌」とコメントしている。 Sherman Filterbank ベルギー製のフィルターマシン。フィルターマシンはサンプラーなどの外部音源を入力することで独特の音色変化が得られるのが特徴で、その効果を活用したフィルター・ハウスなどといったジャンルも1990年代後半よりダンスシーンに定着した。このSherman製の機材は効果が極端かつ予想不可能なものとして支持を得た。電気のレコーディングではフィルター・ハウス的な用いられ方よりも楽曲の着想段階で多用されたという。かつて石野はこれを肩に担いだ姿で雑誌の表紙を飾ったこともあった。 MACHINEDRUM ELEKTRON社製 パーカッション・シンセサイザー HPD-10 ROLAND社製 ハンド・パーカッション (ライブパフォーマンス時) KAOSSILATOR KORG社製 ダイナミック・フレーズ・シンセサイザー (ライブパフォーマンス時) DJM-800 Pioneer社製 ミキサー (ライブパフォーマンス時) SH-01 GAIA ROLAND社製 シンセサイザー RMX-1000 Pioneer社製 リミックスステーション (DJ、ライブパフォーマンス時) DJM-2000Nexus Pioneer社製 ミキサー (ライブパフォーマンス時) reface CS YAMAHA社製 バーチャルアナログシンセサイザー (ライブパフォーマンス時)
※この「主な使用機材」の解説は、「電気グルーヴ」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「電気グルーヴ」の記事については、「電気グルーヴ」の概要を参照ください。
主な使用機材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 14:30 UTC 版)
Roland V-Piano2010年春からライブにおいてメインで使用。ツアー等で運べるようハードケースを特注(cm単位で指定)で作ってもらったが、V-Piano本体と合わせた重量は50kgもあるという。。 ピアノの音に特化したエレピであるため、曲によってはシンセサイザーをMIDIで繋ぎストリングスなどの音を混ぜることもある。 購入費用の半分はファンに出してもらった(オークションを開き、自身のゆかりの品を買ってもらった)。 ALESIS VORTEX WIRELESS 22019年のヒューリックホール東京でのライブ等で使用したショルダーキーボード。 Roland JUNO-G主にバンド形式でのライブでオルガンやブラス系などの音を出す際に使用。V-Pianoの上に置いて使用されることが多い。 YAMAHA CP-33V-Piano導入以前にライブで使用。
※この「主な使用機材」の解説は、「山石敬之」の解説の一部です。
「主な使用機材」を含む「山石敬之」の記事については、「山石敬之」の概要を参照ください。
- 主な使用機材のページへのリンク