同期演奏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/15 19:20 UTC 版)
Sync信号が、自身のためだけに必要であるならば、問題はなかったのだが、ローランド社のTR-808の出現によって大きく変わってくる。演奏家が独自にプログラムできるリズムマシンを手に入れ自動演奏装置やシンセサイザーが低価格化が進み、1つの現場で複数の楽器が同期演奏されるようになってきた。この当時、シンセサイザーのコントロール方式も、自社製品の販売促進のために各社が独自の規格を使っていた。例えば、自動演奏時の音程情報は、ローランド系がOct/V、対してYAMAHA系がHz/Vと違っていたように、Sync信号も各社で違いがあった。また、Sync同期にはスタートの信号がなかったので、受け側の機材は自身のクロックを切ってスタート状態でSync信号を待つという面倒な部分もあった。
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