Z-MUSICシステム ver.3.0の特長
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「X68000」の記事における「Z-MUSICシステム ver.3.0の特長」の解説
X68000本体付属のOPMDRV.Xと上位互換性あり。Z-MUSIC ver.2.0以前の演奏データはver.3.0以降とソース (ZMS) レベルで上位互換があり、そのまま演奏可能。 FM音源、ADPCM、MIDI楽器を同時に同期演奏可能(MIDIシステムのない環境でもZ-MUSICは利用可能)。 複数のX68000を相互に接続しての同期演奏も可能。 汎用トラックを65,535本装備。最大同時演奏トラック数65,535本。RS-232C MIDIを2ポートと2枚のMIDIボードを同時に制御可能。MIDIは、64チャンネルまでを同時制御可能。最大同時演奏チャンネル数88チャンネル (FM8+ADPCM16+MIDI64)。 独自のADPCMドライバー「MPCM.X」©WachomanにてADPCM音源をFM音源のように柔軟に制御可能。 ポルタメントやオートベンド、和音やビブラートなどの特殊効果を内蔵音源とMIDIの両方で使用可能。ARCC (Assignable Realtime Control Change) 機能も、1トラックあたり同時に4つまで独立に動作させることが可能。 コンピューター音楽ならではの音楽情緒を作り出すアゴーギク機能やエンハンスドベロシティシーケンス機能を装備。 2曲までテンポの異なった音楽を同時に演奏可能。 送信MIDIデータをリアルタイムで最適な送信方法を選択して送信するVTMS機構、送信MIDIメッセージをリアルタイムに最適化するARS機構を装備。これらにより多チャンネル演奏時でもテンポずれの最大限抑止、CPU負荷の低減を両立。 MT-32 / U220 / M1 / SC-55 / SC-88 / GM音源などに対応した楽器個別の制御命令を装備。 MIDI楽器側の音色や設定データ、ユーザーの演奏をStandard MIDI Fileに出力可能。 オブジェクトレベルの演奏データ (ZMD) を出力可能(コンパイル機能)。 Z-MUSICが持つ機能のすべてを公開。外部プログラムから利用可能。プログラム間通信機能も装備し、高度な連動動作機能を提供。 専用A/Dコンバータによってサンプリングされた高音質のADPCMデータライブラリを標準装備。 全情報公開。ライセンスフリー。
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