ZKJ-1
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 13:56 UTC 版)
「中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム」の記事における「ZKJ-1」の解説
1970年代初頭、第709研究所(武漢数字工程研究所)および第724研究所(南京船舶雷達研究所)は、中国国産の戦術情報処理装置の開発に着手した。このシステムは、673-II型コンピュータを使用していた。 システムは1979年末ごろに完成し、ZKJ-1(海神1号)と称されるようになった。ZKJ-1は、381A型3次元対空捜索レーダーなどとともに旅大型駆逐艦の「大連」(110)に搭載され、同艦は防空指揮艦仕様の051型mod.2Aとして1980年7月に再就役した。1983年には、さらに同型艦の「合肥」(132)も同仕様に改装された。 しかし、ZKJ-1は性能的に限界があり、下記のZKJシリーズの就役もあって、搭載艦はこの2隻にとどまった。
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