ZKJ-5
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 13:56 UTC 版)
「中国人民解放軍海軍のC4ISRシステム」の記事における「ZKJ-5」の解説
中国初の国産ミサイル駆逐艦である広州級駆逐艦においては、ZKJ-5と呼ばれる新しい戦術情報処理装置が搭載された。これは、2004年の第4回中国国際国防電子展覧会(CIDEX2004)で出展されたJRSCCS(綜合指揮控制系統; 統合型指揮統制システム)を原型としたものと考えられており、第3世代のコンバット・システムとして分類されている。 JRSCCSにおいては、5基のJRMCコンソールが二重のバスによって連接されている。バスとしては、中国の国家標準規格であるGJB289Aが採用されているが、これはアメリカのMIL-STD-1553Bに準拠したものとされており、100メガビット・イーサネットを構成できる。ソフトウェアにはCORBA規格が採択されており、データベース管理システムとしてはOracle Databaseが採用されている。 搭載艦艇 広州級駆逐艦(052B型)
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