その他の機材
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アンプはデビューアルバムのレコーディングや当時のステージではポリトーンを使用。その後、アルバム『HALLE』の頃までコンボタイプのヤマハ・F100-115を2台ステレオで使用していた。次作『SUN SUN』以降はラックタイプのプリアンプ(ヤマハPG1)を使用し、音色自体はプリアンプから直接PA送り、モニター用としてパワーアンプ(ヤマハP-2200)を経由しヤマハのPA用スピーカーやエレクトロボイス社製フルレンジスピーカーに出力するというシステムに代わる。このシステムにした経緯としては、カシオペア第1期後期から海外ツアーに出ることが多くなったことにより、その際に機材が現地の税関でストップがかかったり、輸送中のトラブルで機材が本番までに間に合わず現地調達をする、あるいは現地のPAやマイキングの関係で自分の音が満足に出せない、などの経験を踏まえたものであるとしている。その後1980年代後半からイシバシ楽器のブランドであるテクニカル・デザインのプリアンプCGC90(後に東日本大震災のチャリティーオークションに出品されている)も併用し、90年代後半からはモデリングプリアンプであるヤマハDG-1000(野呂本人の要望に合わせたカスタム仕様)を長年使用していた。2015年からはヤマハ傘下であるライン6社製のサウンドプロセッサーであるPOD HD Pro Xを使用し、更に2017年からは同社のサウンドプロセッサーHelixのフロアタイプを使用している。 エフェクターは初期はダン・アームストロングのコンプレッサーであるオレンジスクイーザーをギター本体に装着し、BOSSのCE-1(コーラスアンサンブル)を足元に置いて使用するなどしていた。その後はヤマハ製コンパクトエフェクターを専用システムボード (SB-200) に組込んで使用。更には同社のカセット式エフェクターシステム (PSE40A) の使用に加え、『DOWN UPBEAT』以降からはヤマハE1010(ディレイ)、マクソンHD-1000/HD-1501(ピッチシフター/ディレイ)などラックマウントタイプの機材が中心となる。90年代からはヤマハのSPX等のマルチエフェクターが加わり、90年半ば頃はギターシンセサイザーとしてギターに装着したヤマハのG1Dというピックアップユニットを介し、ヤマハのMIDIギターコントローラーG50により同社のMIDI音源MU80を鳴らすというシステムも使用していた。2015年からはTC エレクトロニック G-Major(マルチFXプロセッサー)とPOD HD Pro X(アンプモデリング・サウンドプロセッサー)をMIDIで一括制御し、ライブなどではMIDIコントローラーのヤマハMFC-10(フットペダル)を用いて曲に合わせて音色を切替えて使用しており、音色はPAにライン送り、モニター用としてはヤマハ製パワードモニター (DXR12) をステレオ配置していたが、2017年からは前述のサウンドプロセッサー、Helixフロアタイプを足元に置くようになりすべての音色をほぼ1台でコントロール。外部のエフェクターなどは使用しなくなり、ラック機材もなくなっている。
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その他の機材
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「スペースシャトル計画」の記事における「その他の機材」の解説
クローラー・トランスポーターは移動式発射プラットフォーム(英語版)とシャトルをケネディ宇宙センター第39発射施設のスペースシャトル組立棟から発射点まで輸送した。 ボーイング747を改造したシャトル輸送機は2台が存在し、着陸地からケネディ宇宙センターへの輸送に使われるほか、シャトルの長距離輸送にも使われた。 オービタ移動システムは36輪の移動トレーラーで、もともとカリフォルニアのヴァンデンバーグ空軍基地で米空軍の打ち上げ施設のために作られたものである。これはオービタを着陸施設から打ち上げ施設へ移動可能にし、スペースシャトル組立棟(VAB)の別個の設備やクローラー・トランスポーターの利用なしでの組み立てと打ち上げを可能にした。ヴァンデンバーグの施設閉鎖以前は、オービタの降着装置(下部の車輪)を利用してオービタ整備施設(OPF)から組立塔へ移動され、固体燃料補助ロケットや外部燃料タンクが取り付けられるときだけ起こされていた。しかし、トレーラの利用によって降着装置へ大きな振動をかけずに整備施設から接合取り外し装置や組立塔へオービタを移動させることが可能になった。 クルー移動用空港車両(英語版)(CTV)のうち空港移動ラウンジは、宇宙飛行士をオービタの出口から輸送するために利用された。ラウンジに乗り込んだ後、宇宙飛行士は運用点検施設(英語版)の居住部に戻る前に再突入の際に利用される飛行服を脱ぎ、椅子やベッドに移動し医療チェックを行う。また、アストロバンが打ち上げ当日の宇宙飛行士の運用点検施設の居住部から射点への移動、着陸地点のクルー移動車両からの帰還にも利用された。
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