ギブソン・ハミングバード
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ギブソン・ハミングバード Gibson Hummingbird | |
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メーカー/ブランド | ギブソン |
製造時期 | 1960年 - |
構造 | |
ボディタイプ | スクエアショルダー |
スケール長 | 24 3/4インチ |
フレット数 | 20 |
ネックジョイント | 14 |
材質 | |
ボディ |
トップ: スプルース単板 サイド&バック: マホガニー単板 |
ネック | マホガニー |
フィンガーボード | ローズウッド |
その他 | |
ギブソン公式 | |
テンプレート | カテゴリ |
ハミングバード(Hummingbird)は、ギブソン社が製造・販売するアコースティック・ギターの機種である。「ハニー・トーン」とも呼ばれる軽やかな音、美しいハチドリが描かれた鮮やかなピックガードが特徴。著名アーティストにも愛用者が多い。
特徴
ギブソン社としては初のスクエアショルダー型アコースティック・ギターとして1960年に発売された。ハチドリ(英名 ハミングバード Hummingbird 空中で羽ばたきながら止まって花の蜜を吸う、世界一小さな美しい鳥)が描かれた鮮やかなピックガードが名前の由来。弾き続けていると、ピックガードのハチドリの模様が薄くなっていく。
材質はトップがスプルースで、サイドとバックはマホガニー、ネックはマホガニー(一時期メイプル)で24 3/4スケール。1964年にはわずかにハミングバードカスタム(Hummingbird custom)も生産された。製作の年代ごとにピックガードのハチドリの模様が少しずつ違う。
1962年から1963年にかけて、サイドとバックがメイプル製、ネック・スケール25 1/2のハミングバードも製造された。これは後続機種のダヴが売れ行きが芳しくなく、製造ラインを流用して販売したためである。
主な使用ミュージシャン
- キース・リチャーズ(ローリング・ストーンズ)[注 1]
- ミック・ジャガー(ローリング・ストーンズ)
- ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリン)
- シェリル・クロウ
- グラム・パーソンズ
- 高野寛
- 堂本剛(キンキ・キッズ)
- 北川悠仁(ゆず)
- 五十嵐隆(syrup16g楽曲のタイトルにもなっている)
- 佐々木健太郎(アナログフィッシュ)
- 清水依与吏(back number)
- 大森靖子
- 秦基博
- 斉藤和義(自身の楽曲のタイトルにもなっている)
- 長渕剛
- 福山雅治
- ウルフルケイスケ(ウルフルズ)
- 小渕健太郎(コブクロ)
- 財津和夫
- 忌野清志郎
- 古井戸
- 谷村新司
- コリーヌ・ベイリー・レイ - グラミー賞に3部門でノミネート。度々レッド・ツェッペリンをカバーしていることから、ハミングバードを使用する理由もジミー・ペイジ愛だと思われる。
- 佐木伸誘
- 河島英五
- 河口恭吾
- つんく♂(シャ乱Q)
- 加奈崎芳太郎
- 仲井戸麗市
- 大田紳一郎(doa、BAAD)
- コレサワ
- 萩原健也 - カスタムショップ製ハミングバードを使用している。
脚注
注釈
- ^ 『ONE PLUS ONE /悪魔を憐れむ歌』、『EXILE ON MAIN ST. 』『 STONES IN EXILE』など多数の場面でハミングバードを愛用している姿を確認できる。
出典
- Gibson Hummingbirdのページへのリンク