仮面ライダーの関係者
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「仮面ライダーエグゼイド」の記事における「仮面ライダーの関係者」の解説
鏡 灰馬(かがみ はいま) 聖都大学附属病院の病院長であり、飛彩の父。CR の責任者も兼任している。一人称は「私」。 研修医である永夢に対しては威厳のある態度で接しているが、明日那に対しては「明日那さん」と敬語で話しポッピーに対しても遜った態度をとるなど、相手の立場を見て露骨に態度を変える、日和見主義的な面が見受けられる。飛彩に対してもかなり甘いが、彼からの反応は芳しくなく、自身の説教もろくに聞いてはくれなかった。ただ、飛彩も父の背中を見て医療の道を志したため、普段は口にしないが父への尊敬の念を抱いている。永夢が適合手術を受けていないことについて何か知っているようで、飛彩にそのことを指摘された時には激しく動揺していた。ただし、その理由がゲーム病を患っているからだということは知らなかったようで、飛彩の話を聞き驚いていたが、話そのものには納得していた。バガモンバグスターの一件では、「バガモンは悪いバグスターではない」という永夢とポッピーの話に理解を示し、CRでバガモンに遭遇した飛彩が事情を聞かずに「バグスター切除手術」を始めようとした時には、永夢と一緒に彼をバガモンに近付けないようにしていた。 第32話では小姫を救いたい思いでライドプレイヤーに変身して戦い、明日那から「普段はお調子者だけど、やる時はやる人」と感心されている。同時にラヴリカバグスターのバグスターウイルスに感染していたが、クロノスがラヴリカバグスターを倒したことで完治した。 『小説 仮面ライダーエグゼイド』にて、鏡家が代々曾祖父から続く医師家系であることと、飛彩同様自身も外科医で「神の手を持つ外科医」と称されていたことが明らかとなった。ちなみに、妻も獣医で「奇跡の獣医」と称されている。 日向 恭太郎(ひなた きょうたろう) 衛生大臣官房審議官で元医師。一人称は「私」。バグスター対策の責任者として、5年前のゼロデイの悲劇の再発を防ぐべく、幻夢コーポレーションの檀黎斗に仮面ライダーたちの変身システムの開発を依頼し、CRを創立。それと同時に明日那に「5年前の悲劇を繰り返してはならない」と厳命し、天才ゲーマーMを探すため、彼女を聖都大学附属病院に送り込む。幼少期の永夢の命を救った恩人であり、彼から「恭太郎先生」と呼ばれ慕われている。 グラファイトによってゲーム病に感染しCRに運ばれた際に、16年前の手術について疑問を持つ貴利矢から「本当に命の恩人か」と問われる。第10話にて永夢たちによりゲーム病から救われる。 マスコミの情報操作によってゲーム病のウイルス拡散の事実を伏せていたが、第9話でのグラファイトの暴走を端緒に噂が広まったことを受け、第13話にて世間に対して「バグスター」および「仮面ライダー」の存在を公表した。 幻夢コーポレーションが新しく発売した仮面ライダークロニクルが大規模なゲーム病の感染をもたらしていることを知り、仮面ライダークロニクルの回収をマスコミを通して呼び掛ける一方で、混乱を避けるため、仮面ライダークロニクルでゲームオーバーとなったプレイヤーは消滅するという事実は伏せ、永夢たちCRの医師たちには待機命令を下す。その後の記者会見では、仮面ライダークロニクルの自主回収への協力を呼び掛けながらも詳細な理由については語らず、またCRと幻夢コーポレーションの関係などについて記者たちから質問されても一切答えず強引に会見を終わらせようとするが、永夢がゲーム病患者の治療をするために待機命令を無視したことを部下から聞き、仮面ライダークロニクルでゲームオーバーになったプレイヤーは消滅するという情報が事実であることを告白した上で、「CRの医師たちを信じて欲しい」と訴えた。 戦いが終息した後に永夢の要望により、永夢がデータ化して消滅した人々に対する今後の対応を語るための会見を開いた。 錦小路 みずき(にしきこうじ みずき)・正親町 さつき(おおぎまち さつき) 聖都大学附属病院の女性看護師2人組。飛彩の助手。手術などもサポートしている。 第2話のみオペで執刀医にメスを手渡すようにブレイブの変身を手伝っており、第10話ではダークグラファイトバグスターとの戦闘で傷ついた飛彩の看病もしていた。 『仮面ライダーブレイブ』では、数年前にガス爆発事故に巻き込まれ、その際に飛彩に助けられたことで、彼に恩義を感じ、現在に至ったことが明かされた。 百瀬 小姫(ももせ さき) 故人。飛彩の恋人であったが、5年前にゲーム病を発症しグラファイトバグスターに寄生される。担当医だった大我が分離されたグラファイトバグスターと戦ったが敗北したため、そばで見守る飛彩に「世界で一番のドクターになって」という言葉を残し消滅した。 グラファイトに寄生されていたため、彼女のデータはプロトドラゴナイトハンターZガシャットに入っていたが、正宗によりガシャコンバグヴァイザーIIに移されている。 正宗からの飛彩の労働に見合った報酬として復活するが完全ではなく、「世界で一番のドクターになって」という消滅時に残した言葉をただ無機質に繰り返すだけの存在であり、完全に復活させるためにはさらなるクロノスの力が必要であった。しかし、正宗の「大我の手術にわざと失敗しろ」という命令に反し飛彩が手術を成功させたため、正宗にデータを抹消された。ただし、リセットの影響で周囲のそれまでのプレイ状況が元に戻ったが、データが戻っているかどうかはテレビシリーズでは言及されていなかったが、『ブレイブ&スナイプ』ではロックが解除され、黎斗によって復元されていたことが明言され、黎斗によって期限付きで再び復元される。だが、ラヴリカがブレイブ(飛彩)に倒されたことで消滅し、三度目の別れとなる。 飛彩は当初、勉強に熱心な自分が愛想を付かされ彼女がゲーム病のことを知らせずに離れて行ったと誤解していたが、永夢に彼女は飛彩が勉強に集中できるようにゲーム病のことを黙っていたと言われたことで、一度は誤解が解けていた。また、彼女の月命日には飛彩はいつも彼女の実家を訪れている。 また、飛彩は「大我の失敗が原因で小姫は消滅した」と考えている節があり、小姫の消滅は、飛彩が「ドクターはたった一度の失敗が、取り返しのつかない事態を招く。それゆえに失敗は許されない」という理念を抱く切っ掛けとなっている。しかし、第34話にてプロトドラゴナイトハンターZガシャットを使って小姫を復活させるためにCRのメンバーを裏切ってクロノス(正宗)陣営に付いた飛彩が、ゲーム病患者のオペを妨害したことを永夢から批判された際、「自分は無免許医(大我)を恨み続けることで、現実から目を背けていた」と吐露し、その上で「仮面ライダーとしての資格と医師免許を手放し、消滅する直前に小姫が遺した『世界一のドクターになって』という言葉を反故にしてでも、彼女(小姫)の笑顔を取り戻したい」という願望を打ち明けていた。 藍原 淳吾(あいはら じゅんご) 故人。貴利矢の同僚で友人だったが、ゲーム病に感染したことを貴利矢から告知された結果、自暴自棄になり逃亡して交通事故に遭い死亡した。貴利矢はこのことを今でも深く後悔しており、それ以来「真実を伝えない(嘘をつく)ことで救われることもある」という考えを持つに至っている。 檀 櫻子(だん さくらこ) 正宗の妻であり黎斗の母親。第31話のカルテでは2011年4月4日の時点で49歳であった。余命僅かとなっていたが、黎斗にドレミファビートのバグスターウイルスを感染させられ、消滅する。ポッピーピポパポの宿主で彼女の記憶もポッピーが引き継いでいる。 小星 作(こぼし つくる) 幻夢コーポレーションの開発部に勤務する男性。黎斗の失踪後に自らが作ったジュージューバーガーガシャットによってゲーム病に感染し、バガモンバグスターを生み出す。だが、バガモンバグスターとは友好的な関係を築き、永夢たちに善良なバグスターの存在を知らせるきっかけを作る。 だが、ゲンム(黎斗)によってバガモンバグスターが消滅させられ、その後自身も再び黎斗によってゲーム病に感染し、モータスバグスターを生み出してしまう。しかしそれは永夢たちの囮として利用されていただけに過ぎず、すぐに黎斗によってモータスバグスターが倒されたことでゲーム病は完治する。 その後は、バガモンバグスターの遺した言葉をきっかけに新たなゲームソフトの開発に着手するが思ったようなゲームを作れずにいた。第21話では大我に大金を積まれ不死身であるゲンム レベルXの攻略のための「不死身のゾンビを始末するゲーム」の開発を依頼されガシャットを開発するが、内容がゾンビを成仏させる坊主が登場するRPG『ボーズ・オブ・テラ』やリズムゲーム『お経でポクポク』だったために即座に大我やニコに却下される。 正宗の消滅後、大株主であるニコの任命により、幻夢コーポレーションの社長に就任する。『劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング』 黎斗と貴利矢にマキナビジョンのことを伝える。
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「仮面ライダージオウ」の記事における「仮面ライダーの関係者」の解説
常磐 順一郎(ときわ じゅんいちろう) ソウゴの大叔父で、時計店・時計堂クジゴジ堂の店主。若い頃の夢は、海外の有名な時計屋で働くことだった。 時計以外の古いラジオなどの家電の修理も「うち時計屋なんだけどね」と言いながらも引き受けたり、何の面識もない士に食事を振る舞ったり、物事を断れないお人好しな性格。修理の腕前はかなりのもので、EP39・40ではデンライナーの修理を頼まれ、修理に成功している。 時計から価値を見出だし、ソウゴに「時計の針は止まるし、巻き戻すこともできる。だが、人生は違う」と話す。 空室だったクジゴジ堂の2階へゲイツとツクヨミを居候させ、趣味の料理で彼らの分まで食事や弁当も作っている。 ツクヨミやゲイツ、ウォズが未来から来た人間であること、およびソウゴとゲイツが仮面ライダーであることなどは知らない様子だが、ソウゴたちに何気なく話した言葉が事件解決につながることもある。 加古川 飛流(かこがわ ひりゅう) スウォルツによって、アナザージオウとなった青年。過去のアナザーライダーの契約者を次々と襲い、その力を手に入れていった。 その正体は、10年前の2009年4月24日に起こったバス事故で、両親を失いながらもソウゴと共に生き残った少年で、バス事故の発端である白い服の女(ツクヨミ)がソウゴの名前を叫んでいたことから彼を両親の仇として憎んでいるが、実際には未来の王の資格を持つ者を探していたスウォルツの陰謀によって起こったものであり、ソウゴと同じ2000年生まれの子供であったことから起こったものであった。
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仮面ライダーの関係者
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「仮面ライダーゴースト」の記事における「仮面ライダーの関係者」の解説
月村 アカリ(つきむら アカリ) 本作品のヒロインでタケルの幼馴染。19歳。柳坂理科大学で物理学を専攻している理系女子。ノーベル賞を取ることが夢。 性格は基本的に明るく強気でしっかり者だが、世の中の全ての出来事には「必ず説明できる法則がある」と考えており、ゴーストや怪奇現象などの非科学的なものには否定的で実際に怪現象を見ても頑なに認めず、物理と結び付けて解釈しようとする。 現在は不本意ながらもタケルのゴーストハンターとしての活動をサポートしているが、「あらゆる現象を自らの手で解明する」という目標を抱くようになる。 拾った眼魔眼魂の破片から対眼魔兵器不知火・改を開発し、イゴール相手に一発攻撃を浴びせた。 タケルたちが1度目の帰還をした後、タケルに協力しようとするアランが何かを企んでいるような表情をした際には、アランの本心が見えないと彼を拒絶。赤いオーロラから発生する特殊な大気の影響で容態が悪化するカノンを治療するための中和剤を作る最中、アランの信念が揺らいでいることを指摘。その後カノンを中和剤で救い、カノンと同じく特殊な大気の影響で体力を失いつつあったアランにも中和剤を与え、特殊な大気自体を中和した際に飛行機眼魔・弟に襲われてビルから転落したところをアランに助けられ彼から「無茶な女」と評された。 ディープコネクト社による夢の実験では、幼少期に片桐兄弟が行った科学実験に参加したことで科学に興味を持ち、片桐兄弟のもとで学びたいと思ったことが語られた。続くディープコネクト社によるアイドル募集ではかなりの音痴で、踊りも苦手だったが、第37話でのホナミによる特訓で上達した。キャラクター設定は仏教的世界観との対比として理系女子となった。 第13話は大沢が足を怪我していたため、走るシーンなどは御成におんぶをしてもらっている。 『超MOVIE大戦ジェネシス』 幼少期にレオナルド・ダ・ヴィンチに憧れており、ダ・ヴィンチのような万能な才能の持ち主になることを夢見ていたため、眼魔に目をつけられてしまう。 『仮面ライダー1号』 タケルらとともに登場する。タケルに代わり、理科教師に扮して潜入捜査をする。 『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』 敵が放った大量のパックマンウイルスに感染。それを庇ったタケルも感染してしまう。 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 眼魔世界にてイゴールと共に眼魔世界の空を青くするための研究をしている。 御成(おなり) 大天空寺の住職代理。フルネームは山ノ内 御成(やまのうち おなり)。一人称は「拙僧」、二人称は「〜殿」で、言葉尻のほとんどが敬語になっており。語尾に「〜ですぞ」「〜なり」とつけるなど、時代劇のような言葉遣いで話す。26歳。 先代住職の龍を尊敬しており、その息子のタケルにも敬意をもって接している。タケル曰く「面倒くさい」というほどテンションが高く、修行を尊ぶ精神論者であり、「科学で分からないことがある」を信条とするため、眼魔に関わる怪現象を認めようとしないアカリとはいつも騒々しく喧嘩しているが、タケルを大切に思い心配している点では同じであり、眼魔絡みの事件に際しては協力して調査を行っているなど互いを心の中で認めている様子。本人曰く「昔は色々あった」らしく、第27話では自らに襲いかかりながらも苦しんでいたジャベルに中和剤とおむすびを与える慈悲深い一面を見せ、同時に人の優しさに触れて変わることもあるという教えをジャベルに説く。 修行に励んでいるにもかかわらず眼魔が見えないが、タケルがゴーストとして甦ったことや眼魔の存在をすんなりと受け入れており、タケルのゴーストハンターとしての活動のサポートにも意欲を示している。 日々の鍛錬が功を奏し、眼魔コマンド程度なら怪人相手でも充分渡り合える腕っ節の持ち主で、第17話では一撃とは言え眼魔相手に生身で攻撃ができた。 一度眼魂が散った際に回収、しばらく所持していた経緯からかゴエモンに愛着が湧いたらしくときどきゴエモンゴースト眼魂に向かって語りかけており、そのゴエモンに憑依された際は「日々語り合った努力の賜物」と喜んでいたが、当人には「わしとこやつは一度も語り合ってなどおらん」と否定されていた。 基本的には温厚で怒ることは滅多に無いが、イーディス救出後で最初の99日の間にタケルを生き返らせる力を持っていながら、それを隠し続けてきたことを詫びる仙人(イーディス)に対し、「謝って済む問題ではない!!」と怒りを露にしていた。 終盤で御成眼魂にされた際には、助けようとしたタケルをかわしてアランに乗り移っている。その後アランに憑依したままネクロムに変身して闘うがイゴールに軽くあしらわれ、変身を解除されたあとにアランから離れた御成眼魂を破壊されて元の御成に戻っている。この行動は、自分が無力なのではないかという焦りが空回りした結果であることをアカリに告白している。 アデルが龍を殺害した張本人であることが露見した後は、僧侶である身でありながら龍の仇であるアデルを倒せとタケルに言っている。 戦いが終息した後は不可思議研究所を続けようと仲間に呼び掛けるが、結局一人で続けることとなる。柳喬之はこの役を演じるにあたり剃髪して五厘刈りにした。演技の際はより大きく画面に映るため、少し腰を落とした前傾姿勢となっている。 『仮面ライダー1号』 タケルらとともに登場する。本郷猛を大天空寺に招き入れる。 『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』 タケルらとともに登場する。まだ、独立はしていないようで、髪形や服装もテレビのまま。 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 ジャベルへの嫉妬から大天空寺から独立し不可思議研究所の所長となっており、髪形もアフロヘアー(ただしカツラ)にスーツ姿となっている。終盤では、眼魔世界の危機を救うため、大量の中和剤を顔に貼り付け、特攻する。 『小説 仮面ライダーゴースト』 第二章では、地球に探索に訪れた眼魔アサルトと龍の戦いに巻き込まれ、見えない何かから自分を救った龍に憧れるようになったことが描かれている。当時はモヒカン頭のギタリストだった。 第三章では『スペクター』での活躍で、眼魔世界を救ったことをジャベルに感謝されたことで、独立を有耶無耶にして大天空寺に戻った。 深海 カノン(ふかみ カノン) マコトの妹でタケルとアカリの幼馴染。14歳。思慮深く温厚な性格で、画材眼魔とは一緒に絵を描くほど仲良くなっていた。当初は戦闘能力はないに等しかったが、最終決戦で、掌底で眼魔コマンドを倒せるまでに成長している。 10年前、西園寺たちが行った実験で兄であるマコト共々眼魔世界に転送され、魂を眼魔眼魂に封印されてしまった。そのためにマコトは妹を復活させる力となる英雄眼魂を集めていた。 自身の復活よりも、兄のマコトの幸せを願っており、自分を生き返らせるためとはいえ、マコトが幼馴染であるタケルと争うことを悲痛に感じている。 第11話にてタケルがグレートアイに願ったことで肉体が再生され、マコトと本当の再会を果たした後、安静のために一時病院に入院していた。 リョウマの一件の後、ジャベルに連れ去られ人質にされたが、タケルとマコトに救出される。以降は大天空寺に居候しているが、過去に自分とマコトが眼魔世界に閉じ込められる発端となったモノリスがある地下研究室にはなるべく近づかないようにしていたが、五十嵐から10年前の真相を聞いて以降は地下研究室にも入るようになる。 タケルたちが1度目の帰還をした後、空が眼魔世界と同じ赤色の空に染まり始めると、その空を赤く染める特殊な大気の影響で倒れ、容態が悪化するも、アカリが作った中和剤で症状は回復した。 タケルが二度目の消滅をした後、マコトらと共にガンマイザー・ファイヤーとアデル・グラビティに立ち向かい、タケルの復活に貢献した。グリム兄弟の一件では、夢の世界に入り込んだマコトの願望としてコスプレ姿の8人のカノンが登場した。ディープコネクト社によるアイドル募集で、ハルミが引き継いだフーミンで手伝いをしていた。 戦いが終息した後はマコトと共にアランの手助けをするべく、眼魔世界に旅立った。妹眼魂 カノンの魂が封印された眼魔眼魂。喋ると前面がピンク色に光る。第11話でカノンが復活したことにより消滅した。 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 ダントンによってマコトとともに生み出された人造人間であることが明かされる。 シブヤ 大天空寺の修行僧。フルネームは八王子 シブヤ(はちおうじ シブヤ)。眼鏡がチャームポイントで誰にでも敬語で話す。 実家は母親の美穂が営むラーメン屋「八王子軒」であるがシブヤ本人は店を継ぐ意思はない。父親のテツヤが他界しており、美穂がことあるごとに自分とは正反対で強気な性格だったテツヤと比較することに反発して家を出たため、美穂を毛嫌いしていた。それ以来美穂とは3年間疎遠であった。ガンマイザー・タイムによる大人たちを幼児化した際は美穂が大天空寺が忙しいときに電話を掛けてきたため、珍しく苛立つ様子を見せている。その後に集団子供化現象に巻き込まれて子供化しシブヤについての記憶を一時的に無くした美穂からも「男らしくない」と言われていたが、美穂とナリタを守るために眼魔コマンドに果敢に立ち向かう姿を見せ、騒動が解決した後に元に戻った美穂と和解した。シブヤ自身は、美穂がラーメン屋を始めたのはテツヤとの初めてのデート先がラーメン屋だったからと思っていたが、実際はシブヤが美穂の作ったラーメンが好きで「毎日でも食べたい」と言ったためだった。 最終決戦ではタケルたちとともに眼魔世界へ行こうとするが、ナリタとともに大天空寺のモノリスの監視役を任される。戦いが終息した後はジャベルの真面目で頼もしい態度に感服し、今まで御成についていたが、ジャベル派になってしまう。 ナリタ 大天空寺の修行僧。クールな青年だが、シブヤに比べてやんちゃな面がある。小説でフルネームが木更津ナリタであることが明かされた。 最終決戦ではタケルたちとともに眼魔世界へ行こうとするが、シブヤとともに大天空寺のモノリスの監視役を任される。戦いが終息した後はジャベルの真面目で頼もしい態度に感服し、今まで御成についていたが、ジャベル派になってしまう。『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 不可思議研究所の所員となっており、御成同様、アフロヘアーとなっている。 天空寺 龍(てんくうじ りゅう) タケルの父。大天空寺の先代住職でゴーストハンターを務めていた。2005年12月20日に眼魔との戦いに敗れ、タケルに宮本武蔵の刀の鍔を手渡し、「英雄の心を学べ」という遺言を残して息絶えた。その後、期限の99日目(2016年1月10日)を迎えジャベルとの戦闘中に消滅したタケルと死後の世界で邂逅し、自らの力で期限をリセットさせて現世に戻した。 10年前に仙人から眼魔世界が10年後に侵攻を始めると聞き、西園寺や物理学者の五十嵐健次郎と共にモノリスの研究を行った結果、眼魔世界の守り神であるガンマイザーに対抗するために15の英雄の魂の力を借りることとし、その最初の英雄に宮本武蔵を選んだ。 その際にブランク眼魂の一つをいずれ自身を超えるであろうタケルの無限の可能性を信じ、彼の息子であるタケルを眼魔との戦いに巻き込むことを危惧する五十嵐の反対を押し切り、指定郵便で18歳になったタケルに届くようにしていた。 また、そのモノリスの研究が深海兄妹を眼魔世界に閉じ込めてしまう一因にもなっている。 後述する通り高い戦闘技術を身に着けており、迷いが有ったとはいえイーディスの変身した眼魔ウルティマ・エボニーを、召喚したムサシと共に倒すほどの実力を持つ。 また、少なくともイーディス(仙人)と出会う以前から宮本武蔵の刀の鍔に目の紋章を描くことでムサシゴーストを召喚することができた。 終盤でアデルによって殺されたことが判明する。 グレートアイザーとの最終決戦ではタケルの前に幻影の姿で現れた。『超MOVIE大戦ジェネシス』 二度にわたって幼少期のアカリの誘拐される場面に遭遇し、過去と未来のタケルと進ノ介と共に救出に向かう。劇中ではゼロドライブとゴーストの攻撃を受けたラファエロ眼魔にとどめを刺す、単身でミケランジェロ眼魔を倒すなど、生身の状態で初期のゴーストとスペクターを圧倒した眼魔スペリオルを倒すほどの高い戦闘技術を身に着けており、鉞を武器として使用している。また、アカリの救出を決意したチビタケルに宮本武蔵の刀の鍔を填めた刀と世界偉人録を授けた。テレビシリーズと『超MOVIE大戦ジェネシス』とでは殺害される経緯が異なっているが、プロデューサーの高橋一浩は後者は歴史が改変された設定上のものであり、描写の変更は当初の予定通りであったと述べている。 『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 マコトに「心を鍛えてくれた父さん」と評されている。 小野寺 靖(おのでら やすし) 大天空寺に荷物などを届けている町の郵便局職員。龍が指定郵便で送っていたブランク眼魂をタケルに届けたのも彼である。『ゴースト RE:BIRTH 仮面ライダースペクター』 郵便局員を退職し、不可思議研究所の所員となっており、御成同様、アフロヘアーとなっている。だが、辞めたことは後悔している。 福嶋 フミ(ふくしま フミ) たこ焼き屋フーミンを営む老婆。75歳。周りからはフミ婆(フミばあ)の愛称で慕われている。 小野寺同様、眼魔などのことは全く知らない一般人でアランのことを「カノンの面白い彼氏」と勘違いしている。ハルミという孫娘がいる。 心について悩むアランの面倒をなにかと見ることが多く、たこ焼きをサービスであげることがよくある。またアランが「信じていたものを失った」と呆然としていたときは、心機一転のために新しい服をプレゼントするなど、優しく接しているが、そうする理由は彼女自身の過去にあるらしく、かつて「絵描きになりたい」という自身の夢が破れたとき、自分もアランと同じように心について悩んだ時期があり、「さんざん悩んだからこそ今は自分の心が分かる」とアランを諭した。その際に「もう一度絵が描きたい」と漏らしていたが老衰によって急逝してしまい、大天空寺にて葬儀が執り行われた。アランの心情の変化に大きく貢献した人物であり、その後もアランは彼女から貰った服を着用し、たこ焼きを食べるシーンがよく観られるようになる。プロデューサーの高橋はフミ婆の死を通じて「普通の人が普通に死ぬこと」を描くのが本作品の目標の1つであったとしている。 衣装については、先行しておばあちゃんというイメージのものだったが、衣装部がたまたま着ていたスカジャンが目に留まり、ファンキーな方向性となった。 福嶋 ハルミ(ふくしま ハルミ) フミの孫娘。その姿は若きころのフミと瓜二つであり、初対面のアランからフミと間違われている。フミ同様、絵を描くことを趣味としている。 フミの死後、「祖母の声が聞こえた」という理由から新店主として「フーミン」を引き継いだ。 『アラン英雄伝』が初出だが、テレビシリーズ第30話ではフミの葬儀でタケルやアカリと対面し会話していた。 仙人(せんにん) あの世へ行きかけていたタケルを甦らせ、彼にゴーストドライバーを授けた謎の老人。その正体は眼魔世界の長官であるイーディスだが、後述する経緯で露見するまでは否定していた。イーディスとしての行動については、人間体を持つ眼魔の節を参照。 不可思議現象研究所のメンバーからは「おっちゃん」(御成からは「おっちゃん殿」)と呼ばれている。ただし、当人はそう呼ばれることは不本意であり、タケルに続いてアカリにもそう呼ばれた際には落胆していた。「せめて仙人と呼んでくれ」と言うものの、誰もそう呼んではくれない。 さまざまなコスプレ姿で大天空寺の地下研究室に現れるが、タケルとの電話を一方的に切ったり、タケルの話を最後まで聞かずに姿をくらますなど、奔放な態度をとることが多い。 自身を「誰でもあって、誰でもない」と称し、時には厳かに、時には軽い口調でタケルに様々なアドバイスを与えながら今後のことを見守っている。タケルに神様かと問われた際に「そこまで偉くはない」と返しつつ、それ以上のことは教えてくれず、以降もタケルが重要な質問をしようとしてもはぐらかしたり、ギャグで誤魔化すなど、いろいろと秘密を隠していた。 10年前から眼魔世界からの侵攻に対抗するための研究を行う龍たちに協力しており、ジャベルとの戦闘中に一度消滅したタケルが死後の世界で邂逅した父である龍の力で現世に帰還した時の台詞や、タケルから眼魔世界について尋ねられた際に「あの場所は地獄だ」と話していることなどから、龍や眼魔世界とは少なからず関わりがあることを匂わせていた。 イーディス登場後はマコトとアランなどから(第34話他)同一人物ではないかとしばしば指摘されるが、赤の他人だととぼけて否定し続ける。イーディスがアデルとの戦いに敗れ現世に来てしまいアカリや御成と対面してもマコトが「彼はイーディスだ」と説明したので、アカリたちもその時点では素直に信じたが、第42話で起きた件でタケルたちに正体がバレる。タケルの身を案じるアカリらから「タケルを騙し利用していた」として怒りの矛先を向けられるが、タケルのとりなしで和解する。 最終決戦では人間世界と眼魔世界のルートを繋ぐため密かに潜入。仮面ライダーダークゴーストに変身し、眼魔世界側からモノリスのゲートを開いた。その後、眼魔世界へと侵入したタケルたちともに眼魔と戦ったが、タケルにはダークゴーストの姿のままでいたため、かつて戦ったことのあるアルゴスと勘違いされた。 戦いが終息した後はユルセンとともに大天空寺の奥に隠してあった生身の姿で復活し、大天空寺の新住職に就任した。名称は打ち合わせ段階での仮称がそのまま採用された。 『仮面ライダー1号』 ユルセンとともに登場する。ショッカーなどについて説明する。 劇場版公開記念1分間ストーリー 第2話では、既に亡くなったアランの兄であるアルゴスと消息が分からない深海兄妹の父である大悟と面識があり、アルゴスにゴーストドライバーを与え、何らかの計画を企んでいることが語られている。 ユルセン 仙人の使い魔。オレンジと白のオバケの姿をしており、大きな目玉型の頭が特徴。一人称は「俺様」、ごくまれに「俺」。戦い方を指導する役目を持つが、口が悪い毒舌家でタケルを小馬鹿にしたり呆れたりしている。 眼魔が引き起こす怪事件の解決や人命救助よりも、眼魂の入手を優先する傾向があり、死傷者が出る可能性が生じても平然としている冷淡な一方で、意外と短気でもあり、うっかりの多いタケルに対して普通に怒ったりと、性格そのものはある意味で人間臭くもある。たこ焼きが好きなのか、眼魔のサンプルを取る交換条件としてたこ焼きを渡すと言われたときは生き生きとしていた。 その正体は仙人の飼い猫であるユルセン(キジトラ)が魂を移し変えた最初期に開発された眼魔眼魂がアバターに組み込まれたもので、グレートアイが宇宙に旅立ち、眼魂システムが機能しなくなったことで仙人共々生身の身体に戻り、仙人に抱かれて生き返ったタケルたちを出迎えた。 次回予告ではタイトルコールを担当している。造形はウレタン注型によるもので、本体とマントの間から手を入れて動かすパペット方式となっており、現場では主に助監督が操作を担当した。 『仮面ライダー1号』 仙人とともに登場する。 天空寺 百合(てんくうじ ゆり) タケルの母で、姿はテレビシリーズの第49話にて、名前は小説版にてそれぞれ明らかにされた。 テレビシリーズではタケルを生んだ後、彼が物心つく前に病死していたが、眼魔が関わる事件を解決したタケルに、度々声を残したこともある。またその経緯については触れられていないが、闘魂ブーストゴースト眼魂の中にその魂が入っていることが示唆されている。 アユム 第50話(最終回)でグレートアイの中から現れた、正体不明の少年。 タケルが世界を救ったことを知りながらも、「未来には絶望があるだけ」と希望を否定しており、「世界を変える力を持つもの」だというライダーガシャットに執着していたことから、仮面ライダーゲンムに狙われていた。後にゲンムの襲撃に遭ったところをタケルとエグゼイドに救われ、彼らが想いを繋げて共闘する姿を見て希望を取り戻し、タケルのことを「聞いていた通りの人だった」と礼を言い、再びグレートアイの中に去っていった。 『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ&番組キャストトークショー』内で上演される『仮面ライダーゴースト ファイナルステージ』の導入として登場したキャラクターで、その正体はデミアプロジェクトの残存データであるグレートデミアが支配する未来の世界で、仮面ライダーゴーストに変身し抵抗を続けているタケルの息子。過去のタケルを殺すことでアユムを消滅させようと目論んだグレートデミアを追って、再びタケルの前に現れ、デミアの要塞に乗り込み、ゴーストへと変身してデミアを倒し、システム中枢のコアを破壊。コアに接続されていたタケルと再会しクロエの元に帰還した。 『小説 仮面ライダーゴースト』 タケルがムゲンゴースト眼魂の力の一部を譲渡し、母であるクロエを蘇生させた際にグレートアイ(フレイヤ)がタケルと同化したことで、クロエにグレートアイの一部を保持した状態で生まれたため、アユムはグレートアイの一部と同化していることが判明した。
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