monolith
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(2023年10月16日更新)
モノリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/04 12:50 UTC 版)
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モノリス(英語: monolith)は、単一の巨大な岩や、古代の宗教的な記念碑、エル・キャピタンやエアーズロックのように1枚の塊状の岩や石から成る地質学的特徴を表すものである。一枚岩(いちまいいわ)ともいう。
語源は古典ギリシア語の単語μόνος (monos)「一つだけの」とλίθος (lithos)「石、岩」の複合語μονόλιθος (monolithos)の古典ラテン語形monolithusに由来する。
通常は、非常に硬い固形の変成岩または火成岩から成り立つ地質が侵食によって露出したものである。建築学においては、モノリスは先史時代の巨石建築物(megalith)と共通の部分がかなり見られるため、モノリシック教会のような岩を切り出した建築物の一部として使われたのではないかと考えられている。また、オベリスクや彫像、モノリシック柱のように例外的に大きな石または巨大なアーキトレーブについては、採石した後にかなりの距離を移動したか、または、自然の力によって運ばれてきた巨大な迷子石を利用した可能性がある。
比喩的な意味として、組織やシステムなどが「単一で大きく、変化しにくい構造」を持っている状態を「モノリス的」、「モノリシック」と言う。
地質学上のモノリス
巨大で有名なモノリスには、以下のものがある。
アフリカ
南極
- スカリン・モノリス
アジア

オーストラリア
- ボールド・ロック、テンターフィールドの近く
- パイン山、ビクトリア州
- クーラム山、クイーンズランド州
- ウィドナ山、南オーストラリア州
- ウルル(エアーズロック)、ノーザンテリトリー
- マウント・オーガスタス、西オーストラリア州
ヨーロッパ

- カラモス、ギリシャ アナフィ島
- カツヒの柱、グルジア
- ローガン・ロック、イギリス コーンウォール トリーン
- ペニャル・ディファク、スペイン バレンシア州 カルペ
- ジブラルタルの岩、ジブラルタル
- モナコの岩、モナコ モナコ・ヴィル
北アメリカ
アメリカ合衆国

- エンジェルス・ランディング、ユタ州 ザイオン国立公園
- ビーコン・ロック、ワシントン州 コロンビア川渓谷
- ボトルネック・ピーク・アンド・ムーン、ユタ州 Sids Mountain
- キャッスル・ロック、ウェストバージニア州 Pineville
- チムニーロック国立史跡、ネブラスカ州 ベイヤード
- コートハウ・アンド・ジェイル・ロック、ネブラスカ州 ブリッジポート
- デビルスタワー、ワイオミング州
- エル・キャピタン、カリフォルニア州 ヨセミテ国立公園
- エンチャント・ロック、テキサス州 リャノ郡
- グレートホワイトスローン、ユタ州 ザイオン国立公園
- ハーフドーム、カリフォルニア州 ヨセミテ国立公園
- ヘイスタック・ロック、オレゴン州 クラトソップ郡
- ルッキング・グラス・ロック、ノースカロライナ州 トランシルベニア郡
- モロ・ロック、カリフォルニア州 モロ・ベイ
- スコッツブラフ国定公園、ネブラスカ州 ジェリング
- シップロック、ニューメキシコ州 サンファン郡
- ストーン・マウンテン、ジョージア州 ストーン・マウンテン市
- トゥース・オブ・タイム、ニューメキシコ州 シマロン
- ウルフ・ロック、オレゴン州 リン郡

カナダ
- スタワマス・チーフ、ブリティッシュコロンビア州 スカーミッシュ
メキシコ
南アメリカ
- エル・ペニョール・グアタペ、エル・ペニョルの石または単に石としても知られる。ラ・ピエドラ・デル・ペニョールともいう[5]。コロンビア アンティオキア県
- ポン・ヂ・アスーカル、ブラジル
- ペドラ・ダ・ガヴェア、ブラジルの海岸線にある世界最大のモノリス
- トーレス・デル・パイネ、チリ
地球圏外
建築物のモノリス
岩石を露出させたり取り囲んだりした編成を掘削して作った建築物[6]。
- 太陽の石
- ラリベラの聖ジョージ大聖堂、 in Lalibela, Ethiopia, エチオピアのモノリシック教会
- コヨルシャウキ・ストーン 別のアステカのモノリス
- エローラ石窟群 - 世界遺産
- ギザの大スフィンクス エジプトのスフィンクス
- ゴンマテシュヴァラ(Gommateshwara)またはバーフバリ立像 カルナータカ州 シュラバナベラゴラ
- マンザナー強制収容所、アメリカ合衆国
- オベリスク
- オガム・ストーン、アイルランド ディングル半島
- ルーン石碑
- メンヒル
- 石碑
- ストーンサークル
- 妊婦の石、バールベック
- ストーンヘンジ、数種ある。
- ロングストーンズまたはデビルズクオイト(Devil's Quoit)、イギリス ウィルトシャー エーヴベリー
- ヴィジャヤナガル王国 中世の南インドで石を刻んで彫像した例。
注と出典
- ^ López Domínguez, Leonor (2001年5月). “Villa de Bernal and its Magic Mountain”. México Desconocido #291. 2008年11月25日閲覧。
- ^ “Peña de Bernal - Bernal - Queretaro” (spanish). 2008年11月25日閲覧。
- ^ Cava Northrop, Laura; Dwight L. Curtis, Inc. Let'S Go, Natalie Sherman, Raul Carrillo (2007). Let's Go Mexico: On a Budget. Macmillan. p. 370. ISBN 978-0-312-37452-5
- ^ Escobar Ledesma, Agustín (1999). Recetario del semidesierto de Querétaro: Acoyos, rejalgares y tantarrias. Conaculta. p. 75. ISBN 978-970-18-3910-2
- ^ “コロンビアの絶景。超巨大な一枚岩『ラ・ピエドラ・デル・ペニョール』”. 旅時間. 2018年5月5日閲覧。
- ^ “Glossary”. art-and-archaeology.com. 2010年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月1日閲覧。
関連項目
- ボルンハルト
- ビュート (地形)
- 残丘の一覧
- 巨石記念物
- 残丘
- モノリシック建築
- モノリス (2001年宇宙の旅)
- モノリスの怪物 宇宙からの脅威(The Monolith Monsters) - 1957年のアメリカのSF映画
- 新宿モノリスビル
- ブラック・ブレット
- 古座川の一枚岩
モノリス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/23 09:29 UTC 版)
「CLOTH ROAD」の記事における「モノリス」の解説
黒を基調とした服を作るトップブランド。デザインよりも機能を重視し、科学技術は最も発達している。ブランド内の人間関係は希薄で、各々の好きなように行動している。 シーピーユー モノリスのトップモデル。モデルには珍しく、自ら服をカスタマイズする。臆病で引っ込み思案、部屋に引き篭もって服を自分でカスタマイズしているときが一番の幸せ。 モノリスではアイドル扱いらしい。 ロイヤルカストラート開催のクロスロオドでは、頭のアンテナから電撃を放つ技を使用したが、ジュリエットにアンテナを切断されただけで戦意喪失し失神した。
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