研究所のメンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/23 07:05 UTC 版)
研究所は睾丸のような丸い棟2つと陰茎のようなタワーから構成されている。近所を美女が通りかかるとタワーの上から放水し、ヒーロー物作品で敵が接近したかのように、所内に警報が響き渡る。 最終回では現代の世相にことごとく「うんにゃのっと」した世紀末親子が、仲間と共に研究所をロケットにして宇宙へ飛び立ち、「発明品を沢山持って1999年頃地球に戻る」と語り、ミシェル・ノストラダムス師の予言集にある「1999年7の月に降ってくる恐怖の大王」は彼らではないかという可能性を、読者に示しながら終わっている。 世紀末 捏造(せいきまつ ねつぞう) おかっぱの髪型に、ややとがった眼と耳が悪魔を思わせる顔をしている。要するにマッドサイエンティストで、劇中の通称は「博士」。発明するものは、みんな役立たずか下ネタが入ったものばかり。得意の一発ギャグは、発明が成功した時に両手の人差し指を上下から付き合わせる「ここんとこが、のーべる!」と失敗や否定を現す時の「うんにゃのっと」。 世紀末 廃吐(せいきまつ はいど) 途中からレギュラーに加わった捏造の父。やっている事は息子と同じで、マッドサイエンティストが2人に増えただけである。ネーミングの元ネタはジキル博士とハイド氏。 理科ちゃん人形(りかちゃんにんぎょう) 博士がよく抱えている女の子の人形。現在のシチュエーションに応じて台詞を出すが、人格を持っている訳ではないので声はフキダシでなく、描き文字で書かれる。『東大』の初期のエピソードにも、同じ名前の参考書が登場している。 千春(ちはる) 博士が作った人造人間、つまり外見・モデル・生まれた過程ともフランケンシュタインと同じ。オリジナルのフランケンシュタインは殺人者の死体をつなぎ合わせたが、千春は交通事故で死んだ少女の体を使ったので、女の子の心が出てくる事がある。博士に時々人体改造されていたり、困った事はみんな押し付けられたり、いつも損な役回りばかりである。 ピシュファン 頭がブタ(ピッグ)、胴体がトビウオ(フィッシュ)、足がゾウ(エレファント)というキメラ(合成獣)で、博士が残飯処理のために作った。人語は喋れないがペット程度の知能があり、鳴き声にフキダシ形式でセリフが補足される。空も飛べる。
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