スプリガン12とは? わかりやすく解説

スプリガン12

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 16:55 UTC 版)

FAIRY TAILの登場人物」の記事における「スプリガン12」の解説

皇帝であるスプリガンゼレフ)を守るための先鋭部隊である12人の盾。聖十大魔道最強であるゴッドセレナが所属し、他の11人も彼と肩を並べるほどの魔導士といわれるアルバレス土地自体が広いため全員一堂に会することは滅多にないオーガスト 声 - 安原義人藤原夏海子供時代) 「スプリガン12」総長。別名「魔導王」。マントに国の紋章がある。 髭を蓄え、襟が分かれたマント羽織った老人先端水晶付いた携えている。ラクサスを受けそうになったアジィールにバリアー張って助けるなど仲間思い温厚な性格。「スプリガン12」の中でも話の通じ相手と言われるが、ゼレフへの忠義に厚く彼が起こす戦いの意味理解できない者は敵でしかない断じるほど。ブランディッシュとは彼女が小さい頃からの仲で、時折おじいちゃん」と呼ばれて慕われている。 マカロフをして他の「スプリガン12」とは別格いわしめる魔力持ち古今東西あらゆる系統魔法使えその種類だけならゼレフをも上回り単純な戦闘力言えば比較ならない次元強さを誇る。戦闘時には肌が赤く染まり黄色紋様顔面現れるその実力からアラキタシアでは名を冠する8月オーガスト)は厄災が集まる「恐怖の月」と呼ばれ、皆は8月乗り越えるために祈り慎み正直に暮らすという。その実態は相手魔法瞬時コピーであり、同時に目の前にいる魔導士魔法無効化することも出来るが、道具を使う所持系の魔法コピー出来ない。 その正体ゼレフメイビス実の息子蘇生用の魔水晶封じられメイビスの体から生命反応感じたプレヒトによって取り上げられたが、光とも闇とつかない強大な魔力持って生まれた故に捨てられ自分の高い魔力から両親のことを知る。生きるために盗み働き疎まれ生きる事の行き止まりの壁に着いた時に父のゼレフ出会い、彼からメイビス似ていることを指摘されて彼女と過ごした大切な時間である8月から「オーガスト」の名を与えられ、共に国造りをするためにゼレフ部下になった。だが、自分ゼレフ息子であることを知らないために彼は誰からも愛されることなくやがて光と闇の間を彷徨い、無の境地達したといわれる。 イシュガル侵攻時にはゴッドセレナ、ジェイコブと共にボスコ制圧しフィオーレ東方から攻め込むナツと共に交渉に来たブランディッシュ戦いから退くよう頼まれその際自分叔父に当たるナツの「何か」を感じ取る。だが、メストブランディッシュ操って自分に傷を負わせたことに怒り強力な熱系の魔法ナツ達を吹き飛ばした。「ユニバースワン」発動後は、メルディエンジェルを除く「魔女の罪」を全滅させた。アイリーンの死後、カルディア大聖堂にて自分とラーケイド以外の全滅した「スプリガン12」に代わりマグノリアごとナツ達を破壊しようとするが、ギルダーツとカナ親子対峙する自分理解できない親子愛情を知るためカナを殺すことを示唆してギルダーツを挑発するが、自分魔法正体弱点見抜かれ彼のコピーできない義手一撃を受け、自問していた「なぜ陛下の子自分)は愛されなかったのか」の答え存在気付いてもらえなかったからだということを悟る。禁呪アルスマギア」で自分もろとも妖精の尻尾」を滅しようとするが、母であるメイビスの姿を見て詠唱止め、「一度いいからの手抱かれたかった」という想い抱きながら消滅した両親には息子である自分存在こそ知られずに死別したが、その最期の声はメイビスにも届いていた。アルスマギア - 自分の体が消滅することを代価発動する古代魔法範囲内人間から呼吸奪い生物の血を蒸発させ一国大地をも溶かす威力を持つ禁呪アイリーン・ベルセリオン 声 - 本田貴子 「スプリガン12」の一人。別名「緋色絶望」。服に国の紋章がある。 オーガスト並び「スプリガン12」最強謳われる人物エルザと同じ緋色の髪が特徴女性で、大きな三つ編み2つのおさげにし、腹部に傷がある。先が4つ分かれた黒い帽子露出度が高い格好に身を包みトナカイの角のような豹柄携えている。イシュガル出身であるため霊峰ゾニアまつわる昔話知っていた。ゼレフ意に反する形で行動するなど掴み所のない性格だが、ヒスイを鼠に変えてトーマ共々弄ぶ残忍な一面もある。 全てのものに魔法付加与え高位付加術士(ハイエンチャンター)で、大気地面魔法効果与えて戦う。他にも相手の姿を変えたり、空に巨大な目を投影して周囲様子を探ることも可能で、その実力は交戦したアクノロギアですら「面白い」と称賛しゼレフからも「魔力付ける外すの天才と言われるほど。 その正体エルザ実の母親にして、滅竜魔法創造者400年前までイシュガルに存在していたドラグノフ王国女王で、竜王祭勝利すべく付加術応用した滅竜魔法考案し賢竜・ベルセリオンの力と名を受け継ぎ彼の無念晴らすため最初滅竜魔導士になる。しかし終戦後、竜化が進行したことで夫や国民から化物扱いを受け幽閉迫害され責め苦味わいエルザを身篭ったまま3年間を牢の中で過ごした。そして夫から処刑宣告受けた直後、完全な竜と化し夫を殺して国を破壊、それからは人間に戻る術を求め数百年間世界彷徨っていた。約20年前に出会ったゼレフの力により姿だけは人間に戻ることに成功するが、竜の物と化した感覚体質苦しんだ末、「自分の子対す人格付加人間身体得ればいい」という歪んだ結論至りエルザ出産する。だが娘の笑顔見て思い出した母性愛が邪魔をして人格付加を行うことができず、その決心鈍らない内に生まれたばかりのエルザローズマリー村捨てた。 イシュガル侵攻時にはブラッドマン、ラーケイドと共にフィオーレ北方から攻め込む霊峰ゾニア現れたアクノロギアと対峙し、そこで戦争早期終結のために初めて「ユニバースワン」を発動してゼレフを「妖精の尻尾」に、アクノロギアを遠くへ配置し自身はメルクリアスに飛ばされるその後妖精の尻尾」にてゼレフからメイビスの「妖精心臓」を取り出す分離付加任されエルザ生存知った際には彼女を殺すようナインハルト命じている。メイビス逃げられマカロフの「妖精法律」で「狂戦士」に変えた兵士のほとんどが倒された後、ナツグレイ争い止めたエルザ前に姿を現し、彼女やウェンディ対峙する自分エルザ母親であることと400年前の自らの過去明かすが、同じ滅竜魔導士ウェンディグランディーネによって竜化を防がれていたことを知って不公平だ」と逆上エルザへの人格付加失敗の原因が「相性」であることに付加真理見出しウェンディ人格付加をすることで身体乗っ取りウェンディ・ベルセリオンとなる。しかし、逆にになった自らの身体人格付加をすることで生き残ったウェンディにより人格を引き剥がされて元の身体戻り自分忌み嫌う賢竜の姿になってエルザ追い詰めるが、ウェンディによって滅竜属性付加されエルザ一撃受けて人の姿に戻る。神の星座崩し召喚した隕石エルザ破壊されてしまいながらも、それにより動けなくなったエルザを彼女の刀で倒そうとするが、彼女の笑み見て自らに残っていた母性愛思い出し、娘を守るために自害することを選ぶ。理由わからず驚愕するエルザ目前で、笑み浮かべながら息を引き取った。ユニバースワン - 大地全体魔法効果付加し大地圧縮して形を変える世界再構築魔法特定の人物特定の場所に配置する際、その反作用自身を含む他の人々位置ランダムに置き換えられる400年前にもそれ以前にも存在しない新時代魔法のため、アクノロギアも知らなかった使用者本人死亡する解除される狂戦士バーサーカー) - 味方兵士魔法効果付加し思考を失う代わりにその者の能力を何倍にも膨らませ痛み感じない戦士変える。 神の無加(デウスゼロ) - 相手付加術分離させる。「神の騎士」を掛けられエルザ使用したが、ウェンディに同じ「神の無加」で相殺された。 極限付加術(マスターエンチャント) - 付加術の力を増幅させる賢竜になることで使用できる高位付加術(ハイエンチャント)の上位技。大地や空、海などあらゆるものを超越し天体への付加術可能にする。神の星座崩し(デウス・セーマ) - ジェラールの「星崩しの上位版。宇宙空間から超巨大な隕石引き寄せその場にいる全ての者を死に至らしめる。 ラーケイド・ドラグニル 声 - 小野賢章 「スプリガン12」の一人。左肩に国の紋章がある。 ゼレフ似た風貌金髪青年で、常に合掌しながら微笑浮かべている。額に白い十字架模様があり、背中にも巨大な十字架のようなものを背負い、はだけた左腕数珠付いている。「スプリガン12」の招集にはいつも応じない為、オーガストからは冷たい態度取られている。 性欲食欲睡眠欲といった人間3つの欲を刺激する能力を持つ。性欲では強烈な後光放って相手に凄まじい快楽もたらし魂を昇天させ、その快楽を知る者とそうでない者で効果には有無があるが、効かない者にも複数の光の触手で縛ることで快楽与える。他にも多数の光の刃や光線飛ばしたり、刀を素手受け止め手刀相手身体切り裂く高い身体能力持ち背中十字架投げて自在に操ることも出来る。ゼレフ曰く秘密兵器」であり、メイビスからは「異質」と評されアクノロギアすら倒しうる可能性秘めるとされており、オーガストアイリーンと共に「スプリガン12」の中でも特別だ自負している。 本人は「ゼレフ息子」と名乗っているが、実際正体はエーテリアスでナツEND)を創るための実験体一つスティングによるとナツと同じ匂いするらしい)として生み出され、最も出来良かったことからナツゼレフと同じ「ドラグニル」の名を与えられた。 自身と同じエーテリアス(表向き叔父)のナツには、自分よりゼレフ大切にされているという理由嫉妬のような感情抱いており、「妖精の尻尾」との戦いで必ず殺すと決めていた。イシュガル侵攻時にはアイリーンブラッドマンと共にフィオーレ北方から攻め込む。「ユニバースワン」発動後はユキノ達の前に現れ自身魔法味方含めた戦場全ての人間被害与え駆け付けたカグラをも一蹴したスティング対峙した際には白い光使った性欲への快楽が効かず、「白影竜」となった彼にR・I・P」を使用するが、ローグ助言カグラの「重力魔法」で「影」に入ることで睡魔から脱したスティング敗れたアイリーンの死後、ゼレフを守るためギルドでのナツゼレフ戦い乱入するが、ナツとの戦い邪魔したことでゼレフ怒りを買い重傷を負わされた挙句彼の手によって消滅させられた。悪食の魂(あくじきのこん) - 特殊な用い周囲の者が食べ物見えるほどの空腹感与える。 R・I・Pレスト・イン・ピース) - 特殊な用い傷口を抉っても抗えない眠気与える。掛けられ相手目を閉じる永遠なる死の眠りにより最期迎える。 インベル・ユラ 声 - 前野智昭 「スプリガン12」の一人アルバレス帝国執政官。別名「冬将軍」。 切れ長の目眼鏡をかけ、ネクタイ締めて長い銀髪をおさげにした男性皇帝スプリガン参謀務めゼレフとしての彼の素性熟知している。また作中詳細語られていない滅悪魔法についても知っている模様ゼレフ対しあまり尊敬のない言葉を贈るディマリアやアジィールをたしなめたり宮殿他国の者を招く際は正式な書類が必要とヤジールに注意するなど規律ルール厳し性格。 氷を使って何かを造形するのではなく氷で全て凍結させる純粋な氷の魔導士であり、彼の魔法の前では冷気耐性のあるグレイですら寒さ感じる。魔法効力物質のみならず精神にすら及び、他者思考力自我封じる事ができ、周囲一帯を覆う程の吹雪起こすことも可能。 イシュガル侵攻時には、ヤジールと共に100万軍勢率いゼレフ随行しており、ナツ襲撃しに来た際に彼とゼレフとの関係を知ることになった。「ユニバースワン」発動後は、ゼレフ障害となるナツEND)の始末役として氷の滅悪魔導士であるグレイ見出し、「アイスロック」でジュビアと殺合わせ彼の心を闇に染めてナツを倒す戦士仕上げようとするが、2人互いに自害図ったことで失敗に終わる。自分の手ナツ始末すべく立ち去るが、ジュビア輸血され回復したグレイ怒りのまま殴り倒される敗北後グレイEND正体ナツであることを教え、彼がナツ殺しに行くよう仕向けた。 『100YEARS QUEST』では、ゼレフ死に伴う休戦後も再び戦争仕掛けようとしたためナインハルト共々投獄されている。アイススレイブ - 氷で形成した首輪相手装着し、その思考を奪う。 アイスロック - 鎖で繋がった氷の首輪2人の心を閉じ込め、自らの傀儡化す魔法相手意識薄めて殺し合わせることを目的とし、どちらか死なない限り鎖は外せない。 氷絶神衣(ヒョウゼツカムイ) - 魔界の氷で造られた鎧を纏う。この氷は触れたもの全て氷結させると言われるが、グレイには同じ性質の氷を造形されたことで逆に粉砕された。 ブランディッシュ・μ 声 - 沼倉愛美 「スプリガン12」の一人。別名「国崩しブランディッシュ」。25歳8年前の時点ルーシィとは同い年。右太ももに国の紋章がある。 頭に2本の十字架のような飾り付けコートの下に首輪ビキニ着用した女性。面倒事を嫌うマイペース性格で、与えられ任務放棄するなど適当な行動も目立つが、ゼレフ命令には気分に関係なく従う。基本的に無表情だがスターマンゴーのジェラート食べられなくなった際に泣くなど感情起伏激しい。実は花粉症グレイに「マカロフ以上」と言わしめる程の強い魔力持ち主で、その力は国を崩すとも言われる自他問わず物体質量変える高レベル魔法使い、島一つをも巨大化縮小化させたり体内腫瘍傷口すらも正確な位置分かれば(傷に関してダメージは残るものの)消滅させる位に小さくすることができる。 ハートフィリア家に仕え使用人であるグラミー娘。母が預かっていたアクエリアスのことを「ご主人様」と呼び幼少期は共に遊ぶほど仲が良かったが、その鍵がレイラ渡りグラミー死んだことで「レイラが鍵を取り返すために自分の母を殺した」と勘違いしレイラ復讐心を抱くようになる自国侵入したエンジェルとその合流者であるナツ達を捕えるためにカラコール島訪れる。そこでマカロフ生存伝えた上でカラコール島縮小させてアラキタシアの大陸に近づかないことを忠告しアルバレス帰還した。イシュガル侵攻時にはマグノリア侵入してルーシィ家の風呂場に現れ、彼女がレイラの娘であることを見抜いたが、アジィールの「砂の世界」で舞った花粉苦しんでいる隙にカナ気絶させられた。その後捕虜として「妖精の尻尾」の牢に入れられ、牢内で部下マリン殺されかけた際にルーシィ達に助けられる。そこでレイラ自分の母の関係を明かしルーシィ殺そうとするが、現れアクエリアス星の記憶見せられ母の死真相知り涙を流したルーシィに「母達みたいに友達になろう」と呼びかけられ、アンチエーテルナノ腫瘍かかったナツ救った後に気持ち整理をつけるために自ら牢に戻ったジェイコブナツ倒された後に牢から開放されオーガストに並ぶ「スプリガン12」最強の女であるアイリーン存在教える。ルーシィへの借りからオーガストへの交渉申し立てナツと共に彼のいるフィオーレ東方に向かうが、メスト記憶操作され「必ず殺さなければならない」と認識したオーガスト刺してしまった。「ユニバースワン」発動後は、ナツルーシィハッピー連れ去り、彼らだけはこの戦いから見逃そうとするが、ナインハルトを倒すほどのナツ実力驚愕していた。その後ナツ自分達の脅威とした上で彼の腫瘍元に戻しディマリア見ていることに気付きルーシィ相手負けフリをしようとして現れディマリア重傷を負わせられるが、ポーリュシカ助けられるアイリーンの死後、魔法小さくしたディマリア連れてナツ達に別れ告げ去っていった。 『100YEARS QUEST』では、アルバレス出てアクエリアスの鍵を探す旅をしている。コマンドT「縮小」 - 対象となる人間魔力圧縮して小さくする。 コマンドT「拡大」 - 圧縮した魔力を元の大きさ拡大して相手返す。 ディマリア・イエスタ 声 - 藤原夏海 「スプリガン12」の一人。古の時の都・ミルディアン末裔。別名「戦乙女」。左足と右の肩当てに国の紋章がある。 戦場駆け巡った女神通り名に持つ金髪の女騎士右腕防具左手羽根のような飾り付け、腰にコート巻いており、「スプリガン12」再集結時には全身タイツを身につけている。ブランディッシュとは「ランディー」「マリー」と呼び合うが、互いに思ったことをすぐ口に出す」「かわいくない」という理由から嫌いあっている(そういう意味では気が合うとも語っているが)。 イシュガル侵攻時にはワールナインハルトと共にフィオーレ南方ハルジオン近海から攻め込みハルジオン制圧した。そこでブランディッシュと同じ前髪を持つカグラの服だけを切り裂いて辱め翌日には回復役のシェリアを狙うも駆け付けたウェンディ阻まれ魔法時間止めて彼女ら殺そうとするがウルティア介入失敗。「ゴッドソウル」を発動してウェンディ達を圧倒するが、ウルティアによって第三魔法源を解放したシェリアの滅神魔法前に敗れ拘束された。その後は牢に捕虜として捕われていたが、「ユニバースワン」発動影響抜け出し、ラーケイドに助けられる。「スプリガン12」再集結の際には、イシュガルの魔導士への復讐心から今まで一転して自分と同じく捕まったブランディッシュに強い仲間意識を抱く。しかし、心変わりした女に失望して手にかけ、その原因となったルーシィナツ共々捕え拷問ようとするが、自分止まった時の中でENDの力が目覚めたナツ一瞬倒され、その恐怖から呆然としていた。アイリーンの死後、ブランディッシュ魔法小さくされ目を覚ましたナツ怯えていた。 『100YEARS QUEST』では、戦争でのトラウマから戦いが嫌となり農園静かに暮らしている。接収テイクオーバー)ゴッドソウル - 時の神クロノス一体化した状態で、髪が逆立ち黒ずんだ体に黄色紋様現れた姿になる。想像を絶する魔力持ち巨大な爆発起こした指先からレーザーを撃つことができる。元々ミルディアン祀られていたクロノスその末裔たるディマリア接収したもの。アージュ・シール - 時を封じ、その止まった時間の中で自分だけが動け魔法発動時には歯をカチカチと鳴らす。本人曰く絶対に負けない最強魔法」で、これまで神速剣技のように見えていたのも、実際はこの魔法によって封じられ時の中での出来事だった。 アージュ・スクラッチ - 「ゴッドソウル」時に使用相手の体に刻まれ痛み思い出させる。 ゴッドセレナ 声 - 興津和幸 「スプリガン12」の一人聖十大魔道・イシュガルの四天王一人序列1位)。「八竜のゴッドセレナ」の異名を持つ。 鼻筋に傷があり、頭頂部から大きな2つ飛び出たような独特の髪型をした男性背中には光背のような飾り付けている。事実上、イシュガルの大陸最強といわれる魔導士だが、マカロフ曰く残念な感じの男」で、大げさ決めポーズ取ってその度スルーされている。「ゴッドバイバイ」という独自の挨拶を使うことがある第二世代滅竜魔導士だが、体内8つもの魔水晶埋め込んでおり、大地火・水・風など複数属性滅竜魔法を操ることができる。戦闘時には目の色表裏逆転しその実力はオーガストからも「ハイブリッドセオリー」「竜の神愛された男」と評されている。 強者との戦いを好む戦闘狂で、自分の手でアクノロギアを倒すためにイシュガルを見限りアルバレス帝国側に寝返った。イシュガル侵攻時にはオーガストジェイコブと共にボスコ制圧しフィオーレ東方待ち構えていたウォーロッドをはじめとする聖十大魔道一人圧倒した直後その場突如現れたアクノロギアを前に歓喜するも、身構える間も無く腹部を抉られ殺害された。「ユニバースワン」発動後は、「スプリガン12」を全員集めるべくナインハルトの「屍のヒストリア」によって召喚され戦場現れたギルダーツと交戦するが、彼に生きてればそれなりの魔導士だったに違いないが、これ(ヒストリア)ではただのザコだ」と言われてしまう程生前比べて弱体化しており、ギルダーツの「破邪顕正 一天」によって遥か彼方吹き飛ばされた。岩窟竜の大地崩壊がんくつりゅうのだいちほうかい) - 大地滅竜魔法自身のいる場所以外の大地崩壊させる煉獄竜の炎熱地獄れんごくりゅうのえんねつじごく) - 火の滅竜魔法強大な炎を纏ったパンチで大爆発起こす海王竜の方円かいおうりゅうのすいじんほうえん) - 水の滅竜魔法。上から巨大な激流発生させる暴風竜の吟風弄月(ぼうふうりゅうのぎんぷうろうげつ) - 風の滅竜魔法。口から強力な風のブレス放つ。 アジィール・ラムル 声 - 手塚ヒロミチ 「スプリガン12」の一人。ヤジールの孫で元アルバレス小国王子。別名「砂漠王」。右肩に国の紋章がある。 頭にバンダナ巻きワカメのような髪型をした褐色肌の男で、片方目を細める癖がある。口癖は「いい(ぞォ、ねえ)!!」で、他の単語も「〜!!」と強調されることがある。「スプリガン12」の中でも好戦的であり、相手見下してその無様な姿を見て喜ぶ残忍な性格をしている。 その異名通り砂を操る魔法使い手で、砂と同化する能力を持つ。自分受けた武器を砂に還す、砂から大小様々な怪物作り出す巨大な津波状の砂嵐発生させ触れた者の全水分を消滅させる、手で触れた者の水分吸い取ることも出来る。発射されジュピターの弾を素手拡散させるなど魔法以外の実力も高い。 ゼレフの手から逃れたマカロフ追撃するためにナツ達の前に現れるが、彼らの抵抗ラクサス達の加勢取り逃がす。イシュガル侵攻時には西方から約50隻の空駆け大型巡洋艦率いて夜襲仕掛け戦い先陣を切るマグノリア上空エルザ対峙し、マリン影響換装調子が悪い彼女を追い詰めるが、発動した「砂の世界」の中でエルザの「明星の鎧」の光を見つけたビスカのジュピター狙撃受けた隙を突かれエルザ倒された。「ユニバースワン」発動後は復活しエルフマンリサーナ交戦して敗北祖父ヤジールの介入により、戦闘中断された。 『100YEARS QUEST』では、ゼレフ代わる新たな王として擁立されている。蟻地獄ありじごく) - 巨大な流砂発生させ、砂が相手に纏わりついて動き封じながらのみ込んでいく。 砂の世界(サンドワールド) - マグノリア全域包み込むほどの巨大な砂嵐発生させる。 砂の剣(ラムル・セイフ) - 大量の砂の刃を相手向けて撃ち出す。 砂の斧(ラムル・ファアス) - 砂で作りだした斧を持って相手攻撃する。 ワール・イーヒト 声 - 北沢洋 「スプリガン12」の一人。別名「審判者」。両肩に国の紋章がある。 歯が尖り、顎に無精髭のような点がある機械族細身青年普段は「アヒャヒャ」という下品な笑い声をするなどお調子者性格だが、これは自ら「設定」している人格よるもので、状況に応じて異な性格上書きしている。 魔障壁系の魔法魔障粒子無効化する魔障キャンセラー。錬金術師である機械族エリート自称し追尾式のミサイル地面から錬金した亜鉛錬成した9mm弾、レールガンなどの兵器生み出すことができる。機械弱点である克服する手段会得しており、戦闘では相手弱点分析し、そこを突く戦法を取る。 マカロフとは面識がなく名前しか知られてなかった。普段遠隔地から後述人形操っており、イシュガル侵攻時にはディマリアナインハルトと共にフィオーレ南方ハルジオン近海から攻め込みハルジオン制圧したフリード達の仇を取りに来たラクサス対峙し、彼の内臓魔障粒子により侵されていることに気付きながらもその実力の高さから本気で襲い掛かるが、ラクサス発動した「術式」を無効化する際に彼の体内魔障粒子消して回復させるという致命的なミス冒し人格設定崩壊した状態で戦うも全力一撃を喰らい破壊された。「ユニバースワン」発動後は、「スプリガン12」を全員集めるべくナインハルトの「屍のヒストリア」によって召喚され駆け付けたミネルバ対峙するが、ナインハルトナツ倒されたことで、ミネルバ敗れた後、消滅した。超長距離対物魔導砲ちょうちょうきょりアンチマテリアルどうほう) - 400km以上先の標的狙え巨大なレーザー砲生み出すアサルトモード - 全身強化外骨格覆って魔力融合炉を点火し背中2つスラスターがあるスマートな外見ロボットになった状態。掌から空を焼くほどのエネルギー弾放ち、腕に付いたブースターパンチ力強化できる他、ミサイル対物レーザーなども装備しエーテリオン使用できる。 ワール・イーヒト(人形) 声 - 北沢洋 ワール本体が操る機械族人形のような頭の目つき悪い男の姿をしている。丁寧な口調話し語尾に「〜なれば」と付ける。本気で戦う時は背中に2本のマフラーがあるロボット変形し兵器生み出せない以外は本体同様の能力を持つ。 イシュガル侵攻時にはフリードの「術式」に穴を開けて易々と西からマグノリア侵入した。「術式」を解除すべくカルディア大聖堂に赴き、そこで「雷神衆」や一夜を圧倒するが、ナツ達が西の兵を全滅させたことで戦い専念したフリード一夜破壊された。敗北後、「雷神衆」を道連れにする形で自爆した弱点特効兵(ウィークネス) - 相手弱点解析し、その弱点を突く能力を持つ兵を作りだす魔法。ただし、あまりにも弱点が多すぎる相手に対して能力絞り込めないという欠点があるばかりか、戦う相手入れ替えることで逆に能力弱点突かれてしまうことがある。 ボルテックスチャージ - 雷属性魔法を自らのエネルギー変換強化させ、背中に6本の触手状のホースがあるロボット変形するブラッドマン 声 - 松田健一郎 「スプリガン12」の一人。別名「死神」黒衣と鎧を纏い、赤い肌を持つ大男の姿をしたエーテリアス。その体は魔障粒子形成されており、魔導士魔力欠乏症に陥らせたり即死させることができ、体をのようにして相手攻撃無効化したり、腕を伸ばして攻撃することも可能。ガジル曰く大した魔力ではない」らしいが、それは使用するのが魔法ではなく呪法である為で、「九鬼門」の用いあらゆる呪法を使うことができる。また、「印」と言われる能力段階があり、「第一の印は魔障粒子にて魔力奪い第二の印は骸の畑にて黄泉への扉を開く、第三の印は死神が命の審判下す」とし、第三の印まで解放することで魔障粒子全身から噴き出した姿へと変貌し召還した大量髑髏を操ることが出来る。 マカロフとは面識がなく名前しか知られてなかった。イシュガル侵攻時にはアイリーン、ラーケイドと共にフィオーレ北方から攻め込み、「青い天馬」「剣咬の虎」を全滅追い込んだその後駆けつけガジル対峙し、「九鬼門」を超える呪法苦しめるが、魔障粒子同化して「鉄」となったガジル敗北。死ぬ間際ガジル黄泉世界へ道連れにしようとするが、直後アイリーンの「ユニバースワン」が発動して失敗に終わる。「ユニバースワン」発動後は、「スプリガン12」を全員集めるべくナインハルトの「屍のヒストリア」によって召喚され駆け付けたローグ対峙するが、ナインハルトナツ倒されたことで、ローグ敗れた後、消滅した。爆螺旋(ばくらせん) - ジャッカルの技。地面からの爆風攻撃する天下五剣 鬼丸(てんがごけん おにまる) - エゼルの技。強力な十字型斬撃繰り出す天地晦冥てんちかいめい) - トラフザーの技。広範囲に毒の黒い展開させる氷魔激昂ひょうまげきこう) - シルバーの技。口から広範囲冷気放つ。 オーバースケルター - 第三の印を解放することで大量髑髏襲い掛かる九鬼門超えた呪法ナインハルト 声 - 大西弘祐 「スプリガン12」の一人両肩肩当てに国の紋章がある。 胸に二つ薔薇刻まれ緑色甲冑着た痩身優男ディマリアには「協調性なし」と呼ばれ召集時に宮殿には来ていたが姿を現さなかったため、ゼレフ命令逆らったとして「『スプリガン12』の名折れだ」とインベルにも批判された。 マカロフとは面識がなく名前しか知られてなかった。イシュガル侵攻時にはディマリアワールと共にフィオーレ南方ハルジオン近海から攻め込む。自らは動かずアルバレスの船に乗り込んできたエルザ達に魔法今まで戦ってきた敵を具現化して重傷負っていたエルザ追い詰めるが、彼女の気迫で「ヒストリア」が恐怖消滅したのを見てエルザアイリーンの娘であることに気付く。エルザが傷つけられたことに怒ったジェラールの「七星剣」に倒された。「ユニバースワン」発動後は、アイリーンによって己の魔力超えた力を付加されナツ達と交戦しブランディッシュ魔法すらも効かない強化されカマイタチ操りナツ達を苦しめるが、それでも諦めず立ち向かうナツ前に敗れ去った。屍のヒストリア - 人々の心を見てその記憶からこれまで戦ってきた強敵記憶呼び起こし具現化する。幻ではなく記憶を基に作りだした生命なので人格持ち魔法使える。しかし原型記憶であるが故にその記憶持ち主への恐怖が再び呼び起こされる消滅する。この魔法対象人間か否か区別無くエーテリアスの具現化も可能で、効果範囲ハルジオン全域広がるほど。 ジェイコブ・レッシオ 声 - 田村真 「スプリガン12」の一人。 目の濃いクマ生やした青髭特徴の男。額に髑髏マークがあり、手袋嵌めている。目の前相手躊躇なく殺そうとする冷酷さ攻撃を受けると怒り出す短気さも併せ持つが、女性の裸を直視できないほど純情な性格でもある(その時はとても個性的な顔になる)。他の「スプリガン12」と異なり部下一人もいないが、その分自分意志身軽に動ける。 暗殺魔法天才呼ばれる人物であり、格闘技修得している。本来の暗殺者目立たないよう隠密行動を取るのが基本だが、彼の手にかかる対象目撃者の方が隠れてしまう(存在しなくなる)ため堂々と姿を晒しても平気である。ナイフや鞭を武器に使う。 イシュガル侵攻時にはゴッドセレナ、オーガストと共にボスコ制圧しフィオーレ東方から攻め込むオーガストの力でウォーレン魔導レーダーから姿を消して妖精の尻尾」の前に現れメンバー113人を「トランスポート」で人質取りメイビス痛めつけるが、ホロロギウムの機転逃れたルーシィ復活したナツ対峙怒って捕らえた妖精の尻尾メンバー順番殺そうとするが、ルーシィからその中にブランディッシュマリンもいることを聞かされ彼女ら出した際にマリン変身したジェミニの「空間の掟」でマカロフ達を解放されてしまう。マカロフによってギルドの外まで殴り飛ばされ同じく飛んできて「モード炎竜王」を発動しナツ敗れた。「ユニバースワン」発動後は復活し、ミラジェーンと対峙する。服が破けて肌を露出していた彼女を直視できず自ら目を閉じることで追い詰めていくが、結局はそれが仇となってアイリーンの死後に倒された。トランスポート - 空間魔法一種大勢相手一瞬で死の狭間送り込み、やがて死に至らせる発動時には両手合わせる必要があるが、間に何かを挟まれる使用できないステルス - 完全透明迷彩魔法自分武器など物体を視えなくしたり、視えないものを見通すことができる。視えていないだけで実体存在し光属性魔法居場所割り出され弱点がある。本来「妖精の尻尾」の紋章がない者には感知できないはずのメイビス感知攻撃した

※この「スプリガン12」の解説は、「FAIRY TAILの登場人物」の解説の一部です。
「スプリガン12」を含む「FAIRY TAILの登場人物」の記事については、「FAIRY TAILの登場人物」の概要を参照ください。

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