能とは? わかりやすく解説

え【得/能】

読み方:え

[副]動詞「う(得)」の連用形から》

(下に打消しの語または反語伴って不可能の意を表す。…できない。うまく…できない

若者挨拶言葉も—言わないような人で」〈有島溺れかけた兄弟

「数ならぬ身は、—聞き候はず」〈徒然一〇七〉

可能の意を表す。…できる。うまく…できる。

面忘れだにも—為(す)やと手(た)握り打てども懲りず恋といふ奴(やっこ)」〈・二五七四〉


のう【能】

読み方:のう

[音]ノウ(呉) [訓]あたう よく よくする

学習漢字5年

物事なしうるだけの力がある。できる。「能力/可能・全能万能不能不可能」

物事成し遂げる力。はたらき。「官能機能技能効能才能多能知能本能無能有能

特定の技術達者なこと。「能筆能弁芸能一芸一能

能楽のこと。「能面演能

能登(のと)国。「能州加越能

名のり]たか・ちから・のり・ひさ・みち・むね・やす・よし


のう【能】

読み方:のう

ある物事なしとげる力。はたらき能力。「人を動かす—にたける」

ききめ。効能。「の—書き

技能また、誇った取り立てていったりするのにふさわしい事柄。「に向かうだけが—ではない」

日本の古典芸能の一。中世猿楽から発展した歌舞劇。能は歌舞劇の一般名称で、田楽延年などの能もあったが、猿楽の能がもっぱら盛行したため、それを単に能と称した室町時代観阿弥世阿弥父子大成江戸中期にほぼ現在の様式となった。役に扮する立方(たちかた)と声楽をうたう地謡方(じうたいかた)、器楽奏する囃子方(はやしかた)があり、立方シテ方ワキ方狂言方地謡方シテ方囃子方笛方小鼓方大鼓方太鼓方がつとめる。現在、その流派シテ方五流ワキ方三流狂言方二流囃子方一四流がある。能の詞章謡曲といい、ふつう脇能物修羅(しゅら)物・鬘(かずら)物・雑物切能(きりのう)物の五つ分類し、現在約240曲が上演可能である。

[補説] 書名別項。→能


のう【能】

読み方:のう

英文学者能楽研究家野上豊一郎による評論副題は「研究発見」。昭和5年(1930)刊。


読み方:ノウnou

中世芸能の一。

別名 能楽


のう 【能】

仏教用語。ある動作主体となるものをいう。これに対し客体となるものを所という。これにより種々の熟語がある。能依・所依依存するものとされるもの)、能縁所縁認識するものとされるもの)、能観・所観(見るものと見られるもの)、能帰・所帰(帰依するものとされるもの=凡夫と仏)、能化所化教化するとされる者)、能詮所詮言い表す文句と言い表された理)など。能と所とを合して能所という。

読み方ノウ

能とは、幽霊精霊天女物狂いなどが登場する仮面劇です。

主役演ずるシテ方は、面(おもて)を身に付けることで、それらの役になりきります。
まるで、そうした人ならぬ存在が、面を通して憑依するように。

そこで語られるものは、執念妄念彩られ心残り物語
死してなお続く苦しみ死してなお忘れることのできない恋心運命翻弄されさまよう辛さ
亡者や鬼 が登場するおどろおどろしく、悲しい物語です。

また、一方で世の太平愛でるものや、天狗精霊龍神などが活躍するスペクタクル物語あり ます

これらの物語が、ふたつの形式語られます。
一方は、現行能と呼ばれる現在進行形語られるもの 。
もう一方は、夢幻能呼ばれる夢と現実混ざり合う幻想的なものです。

関連用語
面/狂言シテ能楽能楽堂


作者岡本喬

収載図書煩悩譚試文
出版社同成社
刊行年月2008.6


読み方
たくみ
のう
のうざき
のざき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/19 05:55 UTC 版)

(のう)は、日本の伝統芸能である能楽の一分野。能面を用いて行われる。


  1. ^ 国指定文化財等データベース - 重要無形文化財 能楽
  2. ^ 『新版 能・狂言事典』、310頁
  3. ^ Le théâtre Nôgaku
  4. ^ 氷川まりこ・梅若六郎『能の新世紀』(小学館、2002年3月、ISBN 9784093431514


「能」の続きの解説一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 04:23 UTC 版)

ガラスの仮面」の記事における「能」の解説

『紅天女』くれないてんにょ2006年2月24日 - 25日国立能楽堂初演され新作能好評により、その後再演繰り返している。作中架空戯曲『紅天女』元に原作者美内すずえ監修して完成させた。脚本植田紳爾シテ紅天女役は56梅若六郎

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 19:12 UTC 版)

松浦佐用姫」の記事における「能」の解説

世阿弥作の能に、佐用姫伝説取材した謡曲松浦佐用姫〉がある。書写世阿弥自筆の「松浦之能」と題する稿本応永34年/1427年10月)が残っており、能楽演目として「松浦鏡(まつらのかがみ)」の題名伝えられ台本文面わずかに異な程度同作とされる永らく上演されない廃曲となっていたが、2000年26観世宗家観世清和によって観世流の正式の演目加えられた。 謡曲では姫が小舟で沖に出て、鏡を抱いて投身自殺をはかるが、この自殺世阿弥が(『風土記』で鏡を落としたとある箇所を)脚色したではなく世阿弥以前に『和歌童蒙抄』(前述)や由阿詞林采葉抄』にみられた記述である。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:29 UTC 版)

プロンプター (舞台芸術)」の記事における「能」の解説

能では、「後見」と呼ばれる役者舞台後方鏡板前といった舞台上に控え舞台進行諸事補助するが、これが必要に応じてプロンプトも行う。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 15:33 UTC 版)

大原御幸」の記事における「能」の解説

大原御幸 / 小原御幸おはらごこう三番目物であり、現在は鬘物とされる作者金春禅竹ともいわれる不詳『平家物語』取材した作品で、「楊貴妃」「定家とともに三婦人呼ばれる喜多流では『小原御幸』と表記される

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:30 UTC 版)

小野小町」の記事における「能」の解説

小野小町題材にした七つ謡曲、『草紙洗小町』『通小町』『鸚鵡小町』『関寺小町』『卒都婆小町』『雨乞小町』『清水小町』の「七小町」がある。これらは和歌名手として小野小町を讃えたり深草少将百夜通い題材したものと、年老いて乞食となった小野小町題材したもの大別される後者能作者らによって徐々に形作られていった衰老落魄説話」として中世社会幅広く流布した。

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能(のう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 07:47 UTC 版)

しようよ♡」の記事における「能(のう)」の解説

生活指導部の担当教員強面である。生徒有害な環境から守り非行防止するため繁華街巡回をしていたところで瑛一と美奈遭遇現場押さえて一に辞職宣告する。これは醜聞エリート校のイメージ損なわれることを気にしてのことだった。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:54 UTC 版)

曾我兄弟の仇討ち」の記事における「能」の解説

能の曽我物は特に真名本との関係性指摘される。能の曽我物のうち室町時代には成立していたとされる作品に 虎送 元服曽我 調伏曽我 伏木曽我 夜討曽我 禅師曽我 小袖曽我 があり、近世まで含めると20作品上の存在指摘される。能の上演で早例とされるのは、尋尊寺務方諸廻請』に「曽我虎」とある、応永34年1427年)の「虎送」であるとされる。またこれを「虎送」ではなく伏木曽我」に比定する見解もある。次いで看聞日記永享4年1432年3月14日条に「曽我五郎元服」とある能「元服曾我」も早例である。また曽我物語等に拠らない独自の志向認められる例え吾妻鏡曽我物語幸若舞曲場合五郎北条時政烏帽子親となり元服しているが、能「元服曽我」の場合箱根権現から曽我の里へ帰る道中にて、箱根権現別当により元服が行われる構成である。 以下では各作品について解説する。「元服曽我」は作者付能本作者註文』・『自家伝抄』共に宮増作としている。「小袖曽我」は仮名本より真名本との近似性が指摘され、他の能の曽我物真名本と近い関係にあるとする指摘がある。「伏木曽我」は虎が仇討ちの地である「井手井出)の里」を訪問し兄弟御霊出会う構成である。「伏木」という言葉自体は、真名本仮名本狩場描写にて登場する。「禅師曽我」は『自家伝抄』によると世阿弥作であるという。曽我兄弟の母末子禅師手紙を送る描写があるが、曽我物語には確認され独自性認められる。「調伏曽我」は作者付能本作者註文』・『自家伝抄』共に宮増作としている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:57 UTC 版)

源氏物語」の記事における「能」の解説

碁(「空蝉」を題材したもの。復曲) 半蔀(「夕顔」を題材したもの夕顔(「夕顔」を題材したもの葵上(「」を題材したもの野宮(「賢木」を題材したもの須磨源氏(「須磨」「明石」を題材したもの住吉詣(「澪標」を題材したもの玉鬘(「玉鬘」を題材したもの落葉(「夕霧」を題材したものいわゆる陀羅尼落葉」とは別の曲である) 浮舟(「浮舟」を題材したもの源氏供養

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 04:59 UTC 版)

楠木正成」の記事における「能」の解説

四番目物の侍物。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 23:48 UTC 版)

発音(?)

名詞

読みはすべて「のう」)
  1. 物事成し遂げることのできるはたらき
  2. ききめ。効能
  3. 得意とすること。自慢とすること。例:早いばかりがではない。
  4. わざ、芸能)の意。時代により、「猿楽の能」、「田楽の能」、「延年の能」のように用いられた。
  5. 鎌倉時代始まり現代まで続く、日本伝統演劇文学演劇舞踊声楽器楽要素を含む総合芸術である。また、部分的に仮面劇である。猿楽、「猿楽の能」とも呼ばれる猿楽などは、今日では歴史的な文脈でのみ使われる)。→能楽名詞1,2
    1. 能楽公演(能会)のこと。
      1. 能楽公演形式呼称構成要素薪能新春能、月並能、例会能、など。
      2. 能楽公演の名前を構成する要素。「東西交流能」、「南北月並能」、「富士能」のように、固有名詞化したり、シリーズ名としたりする。
    2. 現代の能会(番組)における上演形式分類上の「能」。半能舞囃子仕舞素謡、などに対して、一番(一曲)の演目を完全な形で上演することを言う。

関連語

[語義5]

接辞

  1. すぐれていること。例:能弁
  2. 主体的に行為すること。例:能動
  3. 能登国のとのくに(今の石川県北部)の意。例:能州

副詞

  1. () 下に否定表現伴って不可能意味表す。~できない全く~しない。
  2. (よく) 下に肯定表現伴って可能意味表すできる。(動詞能動形であることを示す。)
    • く剛を制す

熟語


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