右近 (能)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 13:33 UTC 版)
『右近』(うこん)は、能楽における能の演目のひとつ。世阿弥作による、北野天満宮末社[注釈 1]の桜葉明神(女神)が登場する脇能で、女神物に分類される。女体神による優美な舞もあるため、鬘能の趣を持つ。
注釈
- ^ 北野天満宮の摂社に桜葉社がある
- ^ 平安京一条大宮の北にあった右近衛府の鍛錬所。北野天満宮の南
- ^ 『伊勢物語』九十九段における業平と女の歌のやり取り
- ^ 日本書紀における天孫降臨の段の神勅
- ^ 伊勢の内宮と言われ、桜葉社の神と一体とされている
- ^ 神自身が舞う神楽
出典
- ^ 梅原猛 & 観世清和 2013, p. 66.
- 1 右近 (能)とは
- 2 右近 (能)の概要
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