十二支の戦士とは? わかりやすく解説

十二支の戦士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 00:31 UTC 版)

十二大戦」の記事における「十二支の戦士」の解説

順番は「子」から「亥」に至る干支一般的な記順に基づく。名前は「十二支の戦士」としての名前 / 本名の順。 寝住(ねずみ)/ 墨野 継義(すみの つぎよし) 声 - 堀江瞬 「子」の戦士3月3日生まれ身長170センチ体重55キロ欲しいものは『夢が欲しい』。肩書きは『うじゃうじゃ殺す』。A型戦士最年少で、プロテクタースーツ着た銀髪高校生細身の剣武器にする。基本寝ており妙に達観した性格だが、チーズ食べている時だけはテンションが上がる学校ではクラスメイト挨拶されるが、すぐそっぽを向かれる。しかし、「君には夢も希望もないのかい?」と言う女の子(声 - 本泉莉奈)とは会話を交わす仲。学校成績悪くはないが賢いわけでもない戦闘能力はあまり高くなく、後述する能力可能性の中では庭取や異能肉との交戦当たって逃げ回った挙句殺されている。 確率世界干渉し通り分岐同時に実行し一つ真実として確定する能力『ねずみさん(ハンドレッド・クリック)』を使用する。またシミュレートといっているが、実際自身知り得ないはずの情報取得でき、相手自分に対して既視感覚えたりする。ある前提のもとに百回試して無理そうであればその前提自体放棄することで101番目の可能性とすることができる。能力自体は非常に強力であるが、そもそも自身能力が他の面子比べてさして高くないのが問題であり、百回試して不可能なものは不可能である。さらに、試行過程受けた苦痛恐怖といったものは全て蓄積されてしまう上に脳の過負荷普段から眠気苛まれている。また、百回試してダメだった時の絶望感への恐怖もあり、彼自身じゃんけんくらいにしか使えない能力認識している(このため、「試行回数を千に増やす」という願い放棄した)。達観した性格も、様々な分岐試してきたことから正解正しい道という概念否定するようになったため。 百通り分岐の中で唯一生き残った作中描かれ世界確定し第十二回十二大戦優勝した。なお、終章でのドゥデキャプルとの問答様子作中で迂々真が篭城した金庫内に出現したのも「ねずみさん」による擬似的人海戦術バリケード隙間探し出したという回想から、実際には百通り分岐中でもことあるごとに能力使用している。 「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99願い」では99通り願い候補試した後、願いを叶える権利持っていたことを忘れるために願い行使した。これは、彼が人の感情無碍にできるほど無粋でもなければ人のために尽くせるほど献身的でもなく、適当な願い飛びつくほど強欲でもなければ願ったものを途中で投げ出せるほど諦めがいい訳でもなく、叶えた後のこと考えられない無計画でもなければ有意義な願い叶え方を思いつけるほど賢くもないという彼の「質」によるもの結果さしたる希望も志もない自分が、希望や志のあった者たちを葬ってまで叶える願いとして選出できなかった。そして、決まった願いは「99願い忘れさせたい」と心を叫んだそれ以降は、学校では願っても無いように満ち足りた顔をして寝に来るようになる泳げない。 『十二大戦対十二大戦』では開始時点自身勝利したはずの記憶有しており、「ねずみさん」を酷使したことで発生した致命的なバグのような分岐推測している。破局予感しつつも十二支の戦士同士戦闘回避できる好機捉えていたが、しかし実は本人大戦開始される前に殺害されフレンド・シープに成り代わられていた。 失井(うしい)/ 井 栄児(かしい えいじ) 声 - 梅原裕一郎 「丑」の戦士2月2日生まれ身長181センチ体重72キロ欲しいものは『助け欲しい』。肩書きは『ただ殺す』。 長身長髪闘牛士衣装着ており、角のように見え部位があるが本当の角かは不明細身割には大食漢で、禁酒をしている。5歳の頃から戦場出ていた。使用武器量産品サーベル牛蒡剣(ごぼうけん)」。語尾に「だがね」とつけることが多い。 能力はなく、わけがわからない喩えられるほど純粋に強く、「皆殺し天才」と称されている。その戦闘力たるや、腕を骨ごと容易く両断し、サーベル刺突頭蓋骨貫通させることができるほど。ただし、斬撃特化したスペックであるため、これを無効にするような特性持ちには弱い。 正しいことをただ正しく行うことを信条としており、過去に妬良と出会ったことで信条完成させているが、戦い巻き込まれ一般人誤解しており、再会した後も面影感じはしても気付いていない。 十二大戦開始直後に憂城の能力気付き、憂城が殺すよりも先に自身が他の戦士を殺すことで憂城の手駒の増加を防ぐように立ち回る。妬良と手を組み、憂城と交戦し彼を自死追いやる死体となった憂城と戦闘続けるが、憂城の体内潜んでいた砂粒抑え込まれ膠着状態に陥り、憂城や砂粒死体ごと自身吹き飛ばすという寝住に賛同し、「醜怪送り」の爆発巻き込まれ消滅した。 『十二大戦対十二大戦』では、戦士達の前で名乗った直後に、寝住に擬態していたフレンド・シープに首を撥ねられ殺害された。 妬良(とら)/ 姶良 香奈江(あいら かなえ) 声 - 五十嵐裕美 「寅」の女戦士1月1日生まれ身長154センチ体重42キロ欲しいものは『正しさ欲しい』。肩書きは『酔った勢いで殺す』。 トラ耳のカチューシャトラ柄ブラジャーパンツサイハイブーツを身につけている。友達ショッピング行って最後飲み会になり、いつも酔ってかりいる威圧感消し自身弱く見せ技量長ける酔拳使い手であり、はいつくばってのような体勢から攻撃を行う。 元々は真っ直ぐな性格だったが、社会矛盾歪み許容できず自ら折れて曲がった過去を持つ。当初空手スタイル武術使いであったが、この頃から酒に溺れた果て現在のスタイル得た。失井とは曲がった時期出会っており、心の師として仰いでいた。 憂城との戦いで致命傷負い死体作り」の対象下に置かれないように失井の手殺されることを望み死亡した。 『十二大戦対十二大戦』では、ドクター・フィニッシュを非戦闘要員誤認したため、ルック・ミーに気を取られた隙きを突かれ安楽死させられた。 憂城(うさぎ) 声 - 岡本信彦 「卯」の戦士戦士の名以外、ほとんどのパーソナリティ不明欲しいものは『お友達欲しい』。肩書きは『異常に殺す』。 筋肉質肉体をしており、バニーガール男性版とでもいうべき上半身裸にホットパンツサスペンダー巨大なウサギ尻尾飾りうさ耳カチューシャ付けている。両腕持った大鉈三月兎」と「白兎」を武器にする。 殺した相手本人曰くお友達」になれる(使役できる)能力死体作り(ネクロマンチスト)』の使い手操られ死体バラバラになってそれぞれの破片自律行動を行う。この状態でも各人特殊能力使用可能。使役する死体殺した相手にも能力効果は及ぶが、知能持たない死体による殺害では手段コントロールできず使役不可能な状態にしてしまう可能性があると理解してからは、とどめは自分で刺すことにしている。弱点は火であり、死体焼かれる能力解除されるまた、凍らされたり骨だけにしたりすると動く事はなくなる。逆にそれ以外では切り刻もうがミンチにしようが動け範囲であれば動くことができ、失井にとってはひたすら相性が悪い。また、急速再生するといった能力はないため、身動き取れないほど細切れにされると単独での活動再開には時間かかってしまう(再生できない訳ではない)。生首状態の断罪・弟の視界参考にしたかのような描写があるが、感覚共有可能なのかは不明死体を操る汎用性の高さからトリッキー戦法を使うが、死体彼にとってあくまでも「友達」であり、捨て駒にするような使い方できないまた、寝住と意気投合した分岐存在や 『十二大戦対十二大戦』において対十二星座の戦犯共闘賛同したことなど、生きた人間とのコミュニケーション不可というわけでもない。 失井と妬良の即席タッグ交戦し生きている人間同士信頼結べる」という憂城にとってあり得ない光景見たこともあり、殺される寸前自殺選び自身能力対象下に自身を置くことで死体となった後も脱落することなく十二大戦継続する自殺直後段階で失井によって細切れにされるも、砂粒操作して筋線維小腸、歯といった人体パーツ使って無茶苦茶設計無理矢理体を修復した上で奇襲のために砂粒その内部に潜ませた。かくして奇襲成功し、失井を押さえつけることに成功する無茶な計画のために崩壊した体を修復している隙に寝住が回収した必爺の「醜怪送り」によって消滅した。 『十二大戦対十二大戦』では、戦士達の前で名乗った直後に寝住に擬態していたフレンド・シープによって殺害された。 断罪兄弟(たつみ きょうだい)兄 / 積田 長幸(つみた ながゆき) 声 - 江口拓也 「辰」の戦士11月11日生まれ戸籍上)。身長164センチ体重58キロ欲しいものは『何も欲しくない』。肩書きは『遊ぶ金欲しさに殺す』。 「巳」の戦士(剛保)とは双生児容貌がほとんど同じ。声を発し一人称を言わなければ他人から容易に識別できない(長幸は自分を「俺様」と呼ぶ)。なお、断罪の家は十二大戦で候補者を二人擁立することで勝率上げスタンス。 金の折り合いがつけばどんなことも引き受け戦犯に近い戦士であり、その姿勢から戦争裁判かけられたこともあるが、バロン・スーにより無罪判決されている。悪事稼いだ金を慈善事業使い込むという『遊び』を、退廃的楽しんでいる。 空の上留まる通常技『天の抑留』を使用する武器は氷冷放射器「逝女(ゆきおんな)」。 実の弟が死んで平然としている非情な性格だが、弾劾裁判の際には弟を庇う形の発言をしており、またアニメ版では弟の危機駆けつけたり、十二大戦においてどちらか一人しか生き残れないことに少なからずショック受けたような様子見せたことから兄弟としての情は多少なりともあった模様空の上から十二大戦経過観察していたが、憂城が状況把握するため断罪兄弟・弟の頭を空の上まで投げ上空俯瞰ようとしたことで発見され同じよう空の上まで投げられた憂城に殺された。体を上下切断されてしまうが、自身能力上半身浮遊状態で参戦する。 『十二大戦対十二大戦』では、バロン・スーから事前に情報得ており、戦犯に近いこともあり寝返りも可能と楽観視していた。自分達に敵意見せるダブル・マインドと遭遇し交戦するも、事前にマペット・ボトルに「逝女」の液体水素抜かれ遠距離から放たれたウンスン・サジタリの矢によって殺害された。 断罪兄弟(たつみ きょうだい)弟 / 積田 剛保(つみた たけやす) 声 - 鳥海浩輔 「巳」の戦士10月10日生まれ戸籍上)。身長164センチ体重58キロ欲しいものは『金が欲しい』。肩書きは『遊ぶ金欲しさに殺す』。 「辰」の戦士(長幸)の双子の弟であり、彼のことを「お兄ちゃん」、「兄君」、「兄貴」などと呼んでいる。「辰」の戦士(長幸)と瓜二つ風貌多数爬虫類飼育しており、育成ブログ公開している。死亡したペットは火で炙った後に食べて供養する周囲の状況地面からの振動によって把握できる能力『地の善導』の使い手武器火炎放射器人影ひとかげ)」。 床下で何かの作業中だった砂粒に気を取られている隙に憂城によって大戦が始まる前に殺されていた。首を切断されしまっているが、自身能力によって移動中の存在追跡することは可能。持っている武器含め終始他のメンバーいいよう使われている。 『死体作り』の能力動かされる。この状態で妬良と対峙した際には、彼女に燃料タンク奪取されていたために蛇拳構えとっていた。 『十二大戦対十二大戦』では、兄と同様にマペット・ボトルとウンスリ・サジタリによる遠隔攻撃タンク燃料蒸発遠的)で殺害された。 迂々真(ううま)/ 早間 好実(そうま よしみ) 声 - 緑川光 「午」の戦士9月9日生まれ身長230センチ体重150キロ欲しいものは『才能欲しい』。肩書きは『無言で殺す』。 スキッド付いた手甲と兜を身につけた屈強な筋肉男。寡黙でほとんど喋らないが、いい声らしい。趣味ボトルシップ上記の出目な攻撃力を誇る失井の斬撃何度も受けてかすり傷程度という、人体では考えられない強度防御術『鐙』を使用する少なくともコンクリートよりは固い。かつて軍隊入っていたが、あと一歩のところで敗れ去り肉体改造行って現在の姿になった。その能力自身支えであり、弱い自分を隠す鎧でもある。 比較後ろ向きなメンタリティであったためか、砂粒和平提案賛成する開戦後同じく賛成派だった失井を探すも、もはや手を組む価値はない状況判断した彼に襲撃される斬ることしかできない失井に対して比較有利な性能であるが、防御徹していないと破られてしまうのか、結局敗走する羽目になった。鐙を破られたことで心が折れ銀行金庫室隠れていたが、寝住を追った断罪兄弟・弟の火炎放射により酸素奪われ窒息死した。そのせいで憂城の『死体作り』の能力で動く事はなかったが、後に憂城の指示侵入してきた砂粒によって獣石回収される。 『十二大戦対十二大戦』では、ルック・ミーに倒される防御術により死亡までは至らず、ドクター・フィニッシュによって操り人形にされ必爺と交戦させることで処理された。 必爺(ひつじい)/ 辻家 純彦(つじいえ すみひこ) 声 - チョー 「未」の戦士8月8日生まれ身長140センチ体重40キロ欲しいものは『時間欲しい』。肩書きは『騙して殺す』。 最年長ヒゲ生やし、笠を被っている。若い頃から髪から角が生えていた(婿養子であるため、未の家柄とは無関係)。第九大戦優勝者であり、「孫の顔が見たい」という願いをかなえ、その孫(声 - 田中あいみ)の代わりに二度目参加をした。元武商人商売のため戦場赴くうちに戦士としての素質露わとなり、得意客だった辻家家に婿入りした過去を持つ。超火力自作爆弾醜怪送り」を扱う。当初開始時点集合場所でいきなり使用して勝負をつけるつもりだったが、殺意気付いた砂粒会場崩落させたことで失敗した老いにより戦士としての技量失っているが長年経験活かして立ち回り反則行為平然と行う。そのため戦士の中では唯一獣石飲み込まずヒゲ隠していた。大戦では獣石飲み込んでいないことをアドバンテージ参加者中位ランカー誰か結託しようと探し廻っていた。この際獣石体外にあるのは「分子結合コントロールすることができる(=他の人間からも石を取り出せる)」と説明するつもりだった。その途上に妬良と出くわし交戦、妬良の力量大会参加者最下位見誤り殺害された。彼の死体から醜怪送り回収できたことで、寝住は憂城を倒せたのは妬良の功績語っている。 「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99願い」の回想では、寝住に願い問われ「不老不死」答えている。 『十二大戦対十二大戦』では、操り人形となった迂々真を燻り殺すために「醜怪送り」を使い果たし、サー・カンサーに降参し殺害された。 砂粒しゃりゅう)/ 柚木 美咲(ゆうき みさき) 声 - 早見沙織 「申」の女戦士7月7日生まれ身長150センチ体重40キロ欲しいものは『平和が欲しい』。肩書きは『平和裏に殺す』。 メガネヘッドフォントレードマーク尻尾生えている。失井と憂城に並んで実力ランキングトップ3に挙げられるほどの凄腕戦士であるが、彼女自身争いごと好まない究極平和主義者お菓子作り趣味同棲中の恋人(声 - 安達勇人)とはもう5年付き合いになり、そろそろ結婚考えている。 三人仙人(声 - 大川透)岩(声 - 斧アツシ気化(声 - 中博史)の下修行につき、破壊した岩を砂に変える液体を操る等、物質三相を操る「仙術」を持つが禁忌として封印している。 自身が持つ力を争い使わず和平為に使用したことによりこれまで数多戦争内乱和解導いてきた。成功の裏にあるたくさんの失敗による争い生まれてくる負の犠牲全て飲み込んでなお綺麗事述べるなど心も強い。ただ、 『十二大戦対十二大戦』での異能肉の回想ではその活動初期においては戦争止めるため「交戦する両国指導者殺害する」などの強引な手段取っていた様子描かれている。 十二大戦開始早々必爺が放った殺気感じ取り参加者を守るためタワーの床を崩壊させた。その後寝住と共に行動し排水路身を隠していたが、憂城に場所が割れて地上出されたことにより交戦。彼が和平協定賛成だったこともあり、あくまで無力化のための制圧目的に戦うも、実は断罪・弟の頭部設置した木の所まで誘き出されており、それによって背後からの攻撃看破されていることに気付かなかっため、一瞬の不意を突かれ憂城に敗北し成り果てゾンビになってしまう。なお、開始前床下で何かをやっていたようだが、詳細不明バラバラになった憂城の死体パーツとしクリーチャーのような姿へ組み立て、その中へ隠れた漫画では全裸で)。敗北する前、寝住に「もしも私が死んで死体作り』に操られるようなことがあったら、君が私を殺して」と何処か悲しげな顔で頼んだ。 『十二大戦対十二大戦』では、サー・カンサーと交渉を行うも停戦協定成り立たず勝利条件明確にする交渉移ろうとした瞬間に、ドクター・フィニッシュの毒で毒死した。 庭取(にわとり)/ 丹羽 遼香(にわ りょうか) 声 - 佐倉綾音 「酉」の女の子戦士6月6日生まれ身長153センチ体重42キロ欲しいものは『自分欲しい』。肩書きは『啄んで殺す』。 緑髪ニワトリトサカ髪留め羽毛マント羽織り服装ブラジャーショーツのみと露出度が高い格好をしている。非力であることを自覚しており、自分を守るためなら何でもすることを厭わない強かさ」の持ち主ストレス感じると温泉に行く。使用武器は鋤「鶏冠刺(とさかざし)」。露出度の高い恰好は、返り血対策あらゆる鳥類意思疎通する能力鵜の目鷹の目うのめたかのめ)』により戦死者遺体などの餌を提供することと引き換え鳥類協力得ている。これにより広範囲情報収集が可能となっている。アニメでは死体の骨を回収させることで証拠隠滅なども行っていた。 幼少期より凄惨な虐待受けて育ち15歳時に両親殺害した過去を持つ。また、それにあたって以前記憶全て喪失するその後丹羽家引き取られ戦士として育てられていった他人に対して状況構成要素」という考え持ち主関心が無いに等しい。 怒突を騙し一時的に手を組んで、「ワンマンアーミー」を施させた直後殺害。「死体作り」で動く異能肉を鳥葬始末した後、総数減少及び満腹から能力実行レベル下がったことで戦線から一時離脱した際、寝住と遭遇し彼に連れられ砂粒再会。実は「ワンマンアーミー」のせいで破綻していたメンタル正常な態となっており、その状態で砂粒会話したことで価値観揺さぶられ動揺してしまう。交渉断ったものの動揺している最中に失井に出くわし、砂粒を守るため失井と戦い両目貫かれ敗れ去ったその後、自らの死体鳥類食べられることを決意した。 『十二大戦対十二大戦』では、「鵜の目鷹の目」により戦犯達の動き監視し応用逃亡にも使用している。砂粒殺害されたことで一人での逃走決め、怒突を騙し「ワンマンアーミー」を施させた。また怒突の指導や「ワンマンアーミー」の精神への影響ピトフーイ対象体内侵入させ毒殺する新技「百舌鳥の毒」を開発している。置き土産としてウンスリ・サジタリを殺害し、海を泳ぎ逃走を図るが、マペット・ボトルの能力が海にまで及ぶとは思い至らず溺死した。 怒突(どつく)/ 津久井 道雄(つくい みちお) 声 - 西村朋紘 「戌」の戦士5月5日生まれ身長177センチ体重52キロ欲しいものは『勝ちが欲しい』。肩書きは『噛んで含めるように殺す』。 イヌというより、オオカミのような見た目イヌ耳と尻尾生えている。能力噛みつき技『狂犬鋲』を隠れ蓑とし、体内調合した毒を感染させる毒殺師』。また体内解毒剤生成することが出来獣石解毒剤生成していた。また毒は毒でも「殺さない毒(ドーピング)」も可能であり、庭取は彼が持つ秘薬「ワンマンアーミー」を狙っていた。 普段保育士として働いており、働きぶりは真面目で子ども達や保護者達からの評判良い料理もできる様子社会的モラルから外れ一般的社会では生きていけない子供殺害することに後味悪さ覚え素質ある子供適切な組織へ流すことを本業としている。その為、自身戦犯に近い戦士自覚し責任感じている。 十二大戦では当初地下身を潜め、数が少なくなった終盤行動移そう考えていた。しかし庭取に見つかり彼女に誘われ、庭取を利用し尽くして殺すつもりで手を組んだ。「歩く死体となった異能肉と遭遇し、庭取に戦わせるために「ワンマンアーミー」を注入する。策を思案している隙を突かれ目的達成した庭取に顔を潰されてしまい死亡する。 実は娘(義理)がいる。かつて間違って変態売り飛ばしてしまった少女であり、売却先を直々に襲撃し救出した。彼女もまた社会不適合者なのかなど、何を以て間違い」なのかは不明映像化当たって、寝住からはこの身の上話聞いた上で生き返らせたくない面子」の一人数えられていることが判明した。 『十二大戦対十二大戦』では、かつて自身商品として売り渡した教え子のドクター・フィニッシュとゴー・トゥ・ヘヴンが戦犯側にいたため戦い消極となっていた。自身に「ワンマンアーミー」を多重投与しようとする素振り見せたドクター・フィニッシュを止めよう麻酔を施そうとするが、意図せず異能肉の射戦を塞ぐ形となり彼女の銃弾により死亡した異能肉(いのうのしし)/ 伊能 淑子(いのう としこ) 声 - 日笠陽子 「亥」の女性戦士4月4日生まれ身長176センチ体重60キロ欲しいものは『愛が欲しい』。肩書きは『豊かに殺す』。 左目尻泣きボクロ、両耳イノシシキバピアスをつけている。本来、参加持っていたのは妹だったが、彼女を殺害してアニメでは自殺追い込んで権利奪っている。彼女の父親(声 - 楠見尚己)は前回第十一回十二大戦覇者使用武器機関銃「愛終(あいしゅう)」・「命恋(いのちごい)」。弾切れなく機関銃乱射し続け能力湯水のごとく(ノンリロード)』の使い手ミスをするとすぐさま鉄拳制裁をする虐待的なまでに苛烈教育方針を持つ父親技術叩き込まれ一方で母から超がつくほど溺愛されてきた。相反する両者期待公平に応えた結果ドレッシー服装だが、両手機関銃持っておくという現在のスタイルになった十二大戦開始直後、憂城と交戦断罪兄弟・弟の気配気付けず、後ろから羽交締めされてしまい、憂城に腹を一突きされ敗れる。死体利用されるが、庭取の呼び寄せた鳥類群れ交戦能力多数撃ち落とす最終的に鳥葬」され、肉片残さず消滅した。 「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99願い」の回想では、寝住に願い問われ35億人のイケメン囲まれハーレム」と答えている。 『十二大戦対十二大戦』では、砂粒死亡したことを受け、本心では彼女に友情感じていたことを自覚し意思継ごうとする。図らずも怒突を殺害してしまったことで生じた隙を突かれ、ドクター・フィニッシュの投擲した真空管注射器により血液失い死亡した

※この「十二支の戦士」の解説は、「十二大戦」の解説の一部です。
「十二支の戦士」を含む「十二大戦」の記事については、「十二大戦」の概要を参照ください。

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