十二支と十二生肖の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 08:19 UTC 版)
日本語では、十二支本来の漢字である子、丑、寅、卯…を、そのまま、ね、うし、とら、う…と訓読みしてしまうため、十二支と当てはめられた動物は不可分一体のものとして理解されており、例えば「丑年」と書いて「うしどし」と読み、ウシが象徴する年であると理解する。しかし本来の中国語においては子zǐ、丑chǒu、寅yín…に各々の動物の意味は全く含まれておらず、本来の十二支と当てはめられた12の動物は概念上も峻別される。この後者の概念が「十二生肖」であり、中国語では、例えば年において十二生肖を想起させる場合には、漢字自体も十二生肖を示すものを用いて「鼠年」「牛年」「虎年」のように記す。
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