日本相撲協会 諮問機関

日本相撲協会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/13 06:37 UTC 版)

諮問機関

諮問機関には、横綱審議委員会、運営審議会の2つがある。2007年には先述の時津風部屋における事件を踏まえて有識者を含む「再発防止検討委員会」を発足させた。委員は、協会からは11代伊勢ノ海(委員長)、10代友綱11代秀ノ山10代中村20代桐山9代松ケ根19代千賀ノ浦15代井筒の8親方、外部からは塔尾武夫(日本相撲連盟副会長)、やくみつる漫画家好角家としても知られている)、山口弘典(日本プロスポーツ協会前副会長)、山本浩(元NHK解説委員)。

ガバナンスの整備に関する独立委員会

日本相撲協会全般の改革を目的として外部有識者からなる。 議決権の無いオブザーバーとして親方や力士も参加する。 2010年7月10日発足。第1回会合は7月16日に開かれた。 委員会のメンバーは、奥島孝康、木暮浩明、山本浩岡本浩一中島隆信、菅原哲朗、新田一郎、深沢直之、前田雅英渡邉美樹森まゆみ

日本相撲協会自立就職支援相談室の設置

日本相撲協会は、力士引退後の不祥事や、引退間際のトラブル、新弟子入門時の不安解消など、今までの各部屋や師匠任せになっていた力士の引退時のサポートを相撲協会本体で支援するために平成22年9月末日に理事会で承認し、同年10月1日より「日本相撲協会自立就職支援相談室」を設置した。 外部のコンサルティング企業に運営は委託しており、平成23年初場所より引退力士向けのセミナーなどを開催している。

活動内容は関連セミナーの運営、個別相談、インターンシップ先の紹介、民間ハローワークへの紹介など多岐にわたる。

処分

協会が賞罰規定で取り得る処分には、譴責・給与手当減額(減俸)・出場停止・番付降下(親方衆は降格。降格ができない場合は一定期間昇格見送り)・引退勧告・解雇除名がある。また、賞罰規定にはないが部屋持ちの親方が処分相当となった際に部屋を閉鎖させた(取り潰した)こともある。除名以外は理事会の決議で発動できる。なお、厳重注意は賞罰規定に定められた正式な処分ではない[45]

除名

除名は旧法財団法人下では協会において最も重い懲罰と位置づけられ、理事会の4分の3以上の賛成で評議員会を招集、さらにその4分の3以上の賛成によって特別決議すると定められていた。

1925年大正14年)に旧法財団法人日本相撲協会が設立された後、旧法財団法人、公益財団法人を通じて除名となった力士・親方はおらず、特に昭和末期以降は確定までの過程が理事会のみと緩い「解雇」によって除名と同等の意味を持たせるケースがほとんどを占める(後述)。戦前には清水川真鶴福住などが除名された例として存在するが、どれも正式な懲戒処分としては認められていない。この内清水川と福住は一定期間を経て処分を解除され、大相撲に帰参した。

しかし、明治時代には運営方法の対立から相撲協会とは別の団体を立ち上げようとした力士数名が除名となり、1873年(明治6年)冬場所の番付の四股名は墨塗りされてしまった[46]。解雇と異なる点として、『週刊ポスト』2012年8月17・24日号では名前や成績などの記録が一切抹消される点が説明されている。

公益財団法人体制では、実務上除名に相当するのは「解雇」となる(後述)。解雇処分ではファンの理解を得られない余程の事態があった場合に評議員会の特別決議で対応する形を取る[47]

解雇

協会における「解雇」は、一般企業の懲戒解雇諭旨解雇の中間的な形と位置づけられている。理事会において機動的に処理できることから1990年代以降、罪を犯した現役力士や親方衆を協会からの永久追放に付す意味で使われている。

解雇を行う場合、理事会の4分の3の賛成で決議される。養老金勤続加算金(一般企業の退職金に相当)は理事会において支給見送りの付帯決議がなされなかった場合、本人からの請求によって支払われる。特別功労金(一般企業の特別退職金に相当。横綱・大関のみ)は支払われない。

2009年平成21年)に解雇となった若麒麟真一の事例では除名を求める声もあったが外部役員から「養老金を支払わないために(前年の解雇と同様の事例を)除名にするのはおかしい」との指摘があり解雇に落ち着いた。このため協会は寄付行為施行細則を改正し、解雇であっても理事会の付帯決議で養老金の一部または全部を支払わないことができると定められた[48]。ただ、養老金・退職金を受け取る権利を与えられた解雇者であっても若麒麟をはじめ請求しなかった例も多い。

2007年(平成19年)の15代時津風の時は解雇者への養老金支払いについて明文規定がなかったにもかかわらず支払いが凍結されたため裁判に持ち込まれ、結局支払うことで両者が和解した。

引退勧告

賞罰規定による引退勧告処分は、2014年(平成26年)の公益財団法人化と同時に定められた。強制力のある『解雇』程ではないものの、土俵に上げさせない覚悟もあるという意思を表明すると位置づけられていて、公務員の依願退職に近い形で運用することを期待されている。この形での適用第一号となったのは、2018年(平成30年)の大砂嵐である。

協会には賞罰規定とは別に『故意の無気力相撲に対する懲罰規定』も存在しており、こちらでは以前から「引退勧告」の制度があった。

なお、力士のうち横綱の番付降下は事実上不可能であるため、これに相当する場合には横綱審議委員会が「引退勧告」を行うことができる。

理事会が発動する引退勧告には期限を付けることができ、期日までに引退届が提出されなければ強制力のある解雇処分に切り替えることができる。これに対し横審の引退勧告には強制力がない。

過去に処分された力士・親方衆・関係者

これまでの処分には以下のものがある。

  年月日 対象者 処分 理由
1 1962年5月12日 8代二所ノ関(大関・佐賀ノ花勝巳
12代片男波(関脇・玉乃海太三郎
謹慎 12代片男波玉響改め新川玉嵐玉乃島ら19人の移籍届を日本相撲協会へ提出し、それに対し、8代二所ノ関は移籍届を出された力士19人中で成年に達していた者たちの廃業届を日本相撲協会へ提出するなどし混乱させたため
2 1976年10月 17代朝日山(小結・若二瀬唯之)  減給 16代朝日山の未亡人との確執により、部屋のトンガ出身力士6名が1976年10月13日に廃業する事態となり、部屋・協会内を混乱させたため[詳細 1]
3 1985年11月 12代花籠(横綱・輪島大士 降格(委員→年寄)
無期限謹慎[詳細 2]
年寄名跡を借金の担保にしたため[詳細 3]
4 1986年 5代高砂(横綱・朝潮太郎 10%減給3ヶ月 弟子の小錦が暴力団事務所の相談役と会食したことの監督責任
5 1991年3月10日 関脇・琴錦功宗 譴責 1991年、一般女性との結婚が報じられたが否定し、別の女性と結婚を前提に交際しているとするなどが報じられ、混乱させたため。
12代佐渡ヶ嶽(横綱・琴櫻傑將 20%減給3ヶ月
譴責
琴錦の女性問題の監督責任
6 1995年 10代二所ノ関(関脇・金剛正裕 審判委員解任
6ヶ月間20%減俸
3月場所の謹慎など
麻雀賭博により警視庁に立件されたため
7 1995年6月 14代振分(前頭12・朝嵐大三郎 降格(委員→年寄)
当年度一杯謹慎
自身のサイドビジネスに絡み日本相撲協会の肖像権規定に違反したため。
8 1997年1月 16代山響(小結・前乃臻康夫 解雇 1996年11月場所から翌年初場所まで予告なしに本場所を欠場(失跡)したため[詳細 4]
9 1998年8月 14代(小結・羽黒岩智一 降格(委員→年寄) 1998年3月場所の入場券収入の一部を計上しなかったため。
10 1999年4月 9代陸奥 (大関・霧島一博)  6ヶ月20%減給
降格(委員→年寄)
年寄名跡取得をめぐり、5年間で合計約2億2000万円に及ぶ所得の申告漏れが指摘され、約9000万円の追徴金を申告されたため。
11 2000年12月 6代高砂(小結・富士錦猛光 降格(役員待遇委員→年寄) 弟子の闘牙進が現役力士の運転原則禁止に違反したうえに、交通死亡事故を起こした監督責任を問われたため。
12 2006年7月 前頭3・露鵬幸生 3日間出場停止 本場所中、カメラマンに暴行したため。
16代大嶽(関脇・貴闘力忠茂 減俸3か月(10分の1) 弟子の露鵬が暴行事件を起こしたことの監督責任
13 2007年5月 前頭8・旭天鵬勝 1場所出場停止
期間中謹慎
現役力士の運転原則禁止に違反し、自動車を運転して人身事故を起こしたため。
14 2007年8月 横綱・朝青龍明徳 2場所出場停止
期間中謹慎
給与手当30%減額4か月
腰の骨折などと称して療養のためモンゴルへ帰国した直後に中田英寿らとサッカーに興じたことで、詐病が疑われたため。
15 2007年10月 15代時津風(小結・双津竜順一 解雇 時津風部屋力士暴行死事件に関与したため。
16 2008年8月21日 前頭1・若ノ鵬寿則 解雇 大麻取締法(所持)違反で逮捕されたため[詳細 5]
17 2008年9月8日 前頭3・露鵬幸生
十両6・白露山佑太
解雇 大麻使用の疑いのため[詳細 5]
16代大嶽(関脇・貴闘力忠茂 降格(委員→年寄) 弟子の露鵬による大麻使用疑惑の監督責任[詳細 5]
18 2008年12月18日 序ノ口7・明義豊正和
番付外・怒濤雄一郎
番付外・時王丸正憲
解雇 時津風部屋力士暴行死事件に関与したため。
19 2009年2月21日 十両3・若麒麟真一 解雇[詳細 6] 大麻取締法(所持)違反で逮捕されたため[詳細 7]
8代尾車(大関・琴風豪規 降格(委員→年寄) 弟子の若麒麟が大麻取締法違反で逮捕されたことに対する監督責任
20 2010年2月4日 7代高砂(大関・朝潮太郎 降格(役員待遇委員→主任) 弟子の朝青龍による一般男性への暴行事件の監督責任[詳細 8]
21 2010年5月27日 11代木村瀬平(前1・肥後ノ海直哉 降格(委員→年寄)
2013年5月まで昇格見送り[詳細 9]
部屋閉鎖[詳細 10]
暴力団と交際し、暴力団を維持員席で観戦させた
10代清見潟(前1・大竜川一男 譴責
22 2010年7月4日 16代大嶽(関脇・貴闘力忠茂 解雇
退職金100%減額[詳細 11]
大相撲野球賭博問題によるもの。
大関・琴光喜啓司 解雇
23 12代阿武松(関脇・益荒雄広生 降格(委員→年寄)
2020年7月まで昇格見送り[詳細 12]
16代時津風(前3・時津海正博 降格(主任→年寄)
2015年7月まで昇格見送り[詳細 12]
24 正副理事全員 給与手当減額2ヶ月最大30%
25 2010年9月8日 三段目23・古市貞秀
床山・床池
解雇
26 十両11・松谷裕也
三段目21・若力堂聖也
2場所出場停止
27 13代佐渡ヶ嶽(関脇・琴ノ若晴將
9代松ヶ根(大関・若嶋津六夫
降格(委員→年寄)
28 力士22名[詳細 13] 譴責
29 2010年10月21日 4代木村林之助 2場所出場停止 妻子に対する傷害罪などで有罪判決を受けたため[49]
30 2010年12月24日 11代宮城野(十両2・金親和憲 宮城野部屋の師匠交代勧告
降格(主任→年寄)
定年(2034年11月)まで昇格見送り
週刊誌の記事で八百長を疑わせる発言を行ったため[詳細 14]
31 2011年4月1日 力士21名
年寄19名
引退・退職勧告20名
出場停止・停職2年3名
降格14名
昇格見送り3名
大相撲八百長問題によるもの。
32 2011年4月6日 12代谷川(小結・海鵬涼至 解雇
33 2011年4月14日 前頭15・蒼国来栄吉
十両5・星風芳宏
解雇[詳細 15]
8代尾車(大関・琴風豪規
8代荒汐(小結・大豊昌央[詳細 16]
主任への降格
34 2011年4月20日 17代尾上(小結・濱ノ嶋啓志 2021年4月まで昇格見送り[詳細 12] 酒気帯び運転で警視庁に摘発されたため[詳細 17]
35 2011年12月22日 呼出・幸吉 譴責 交際する女性への傷害容疑で逮捕されたため[50]
36 2015年10月1日 16代熊ヶ谷(十両2・金親和憲 解雇 マネージャーへの傷害容疑で逮捕・起訴されたため。
37 2015年11月14日 40代式守伊之助 3日間の出場停止 2015年秋・九州場所で2場所連続合計3回の軍配差し違えに対する処罰[詳細 18]
38 2017年12月20日 横綱・白鵬翔 給与手当100%減額1か月
給与手当50%減額1か月
日馬富士公平貴ノ岩義司への暴力沙汰を止められずその後の言動で角界の信用を失墜させた事に対する処罰[詳細 19]
39 横綱・鶴竜力三郎 給与手当100%減額1か月 日馬富士公平による貴ノ岩義司への暴力沙汰を止められなかったことに対する連帯責任。
40 2018年1月4日 一代貴乃花(横綱・貴乃花光司 降格(理事→役員待遇委員) 日馬富士公平による貴ノ岩義司への暴力沙汰について、協会に対する忠実義務違反[詳細 20]
41 2018年1月13日 40代式守伊之助 3場所出場停止[詳細 21]
期間中謹慎および給与手当100%減額
若手行司に対するセクシャル・ハラスメント行為。
42 2018年3月9日 幕下6・大砂嵐金崇郎 引退勧告[詳細 22]
養老金30%減額
現役力士の運転原則禁止に違反したうえ、追突事故を起こし道路交通法違反(無免許運転)により略式起訴されたため。
43 2018年3月29日 十両14・貴公俊剛 1場所出場停止 春場所中、支度部屋での付け人(貴西龍一成)への暴力行為。
44 一代貴乃花(横綱・貴乃花光司) 降格(委員[詳細 23]→年寄) 春場所中における無断欠勤など協会の職務専念義務違反および弟子の貴公俊剛による暴力行為についての監督責任。
45 三段目25・光源治晴 1場所出場停止 元弟弟子に対する常習的な暴力行為。
7代峰崎(前頭2・三杉磯拓也 給与手当10%減額2か月 弟子の暴力行為についての監督責任。
46 2018年11月29日 17代大嶽(十両4・大竜忠博 給与手当20%減額6か月 前述の大砂嵐および九州場所直前に起きた弟子の神嶽光[詳細 24]による自動車事故についての監督責任。
47 2018年12月19日 20代千賀ノ浦(小結・隆三杉太一 譴責 貴ノ岩義司[詳細 25]による付け人の貴大将柊斗への暴力行為についての監督責任。
48 2019年2月8日 15代鳴戸(大関・琴欧洲勝紀 給与手当10%減額3か月 部屋所属三段目力士[詳細 26]による弟弟子への暴力行為についての監督責任。
49 2019年4月24日 横綱・白鵬翔 譴責 春場所千秋楽の優勝者インタビューの最後に観客と共に三本締めを行ったことについて、コンプライアンス規定の違反行為「土俵上の礼儀、作法を欠くなど、相撲道の伝統と秩序を損なう行為」に該当。
12代宮城野(前頭13・竹葉山真邦 給与手当10%減額3か月 弟子の白鵬によるコンプライアンス規定の違反行為についての監督責任。
50 2019年9月26日 前頭17・貴源治賢 譴責 部屋や名古屋場所の稽古場などにおいて、新弟子に対する暴言および「理不尽」と考えられる行為。
20代千賀ノ浦(小結・隆三杉太一) 給与手当20%減額6か月 弟子の貴ノ富士の付け人への暴力行為および新弟子への差別的発言[詳細 27]、貴源治の新弟子への暴言・「理不尽」と考えられる行為を止められなかった監督責任。
51 2019年10月25日 立呼出拓郎 2場所出場停止[詳細 28] 新潟県糸魚川市で行われた巡業での序二段・幕下呼出2名に対する暴力行為。
52 2020年1月9日 前頭10・石浦将勝 譴責
給与手当20%減額1か月
部屋での朝稽古中に殴り合う喧嘩騒動を起こし、暴力禁止規定に違反。
幕下16・宝香鵬宏作 譴責
12代宮城野(前頭13・竹葉山真邦) 給与手当20%減額3か月 石浦および宝香鵬が起こした喧嘩騒動の監督責任。
53 2020年7月13日 15代中川(前頭14・旭里憲治 降格(委員→年寄)
部屋閉鎖[詳細 29]
弟子に暴言や暴力を振るうなど不適切な指導についての責任。
54 2020年8月6日 前頭5・阿炎政虎 3場所出場停止
給与手当50%減額5か月[詳細 30]
協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、7月場所前および場所中数回にわたり外出・キャバクラで饗応を受けた行動に対する責任
20代錣山(関脇・寺尾常史 給与手当20%減額6か月 阿炎が外出・饗応接待を受けたことに対する監督責任。
55 幕下45・極芯道貴裕 2場所出場停止 阿炎に同行し、7月場所前および場所中に数回にわたり外出・接待を伴う飲食店で饗応を受けた行動に対する責任[詳細 31]
10代錦戸(関脇・水戸泉政人 譴責 極芯道が外出・饗応接待を受けたことに対する監督責任。
56 16代田子ノ浦(前頭8・隆の鶴伸一 譴責 協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、外出に及び飲食店で泥酔した様子の写真が7月場所中にネットに拡散されたことに対する責任。
57 2020年10月1日 16代時津風(前頭3・時津海正博) 降格(委員→年寄) 協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、9月場所前に宮城県や福岡県への旅行や会食、ゴルフコンペを行ったことに対する責任[51]
58 10代松ヶ根(前頭8・玉力道栄来 譴責 協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、9月場所前に少なくとも4回の不要不急の外出を行っていたことに対する責任[51]
59 2021年2月22日 16代時津風(前頭3・時津海正博) 退職勧告[詳細 32]
退職金30%減額
協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、再度ガイドラインに反して1月場所中に複数回にわたり麻雀店や風俗店などへ出入りしていたことに対する責任[52]
60 2021年5月27日 前頭14・竜電剛至 3場所出場停止 協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインで不要不急の外出を控えるよう求められていた中で、2020年3月から2021年1月にかけて計25回の不要不急の外出を行っていたことに対する責任[53]
9代高田川(関脇・安芸乃島勝巳 給与手当20%減額6か月 竜電が不要不急の外出をしたことに対する監督責任[53]
61 2021年6月11日 大関・朝乃山英樹 6場所出場停止
給与手当50%減額6か月[詳細 33]
協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに反し、外出禁止期間中にスポーツ紙記者と共に外出してキャバクラで10回にわたり饗応を受けるなど、複数回にわたり外出・外食したほか、記者と口裏合わせをしたうえで、協会の調査に虚偽申告を行ったことに対する責任[54]
8代高砂(関脇・朝赤龍太郎 給与手当20%減額3か月 朝乃山が不要不急の外出をしたことに対する監督責任[56][詳細 34]

新型コロナウイルス感染症の影響

2020年初頭から全世界的に流行している2019新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は角界にも大きな影響を与えている。

2020年

日本国内での感染拡大に際して、同年3月8日に大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で初日を迎えた3月場所については、戦後初となる無観客による開催を実施した。また、3月場所については「春場所開催中にコロナウイルスに感染した力士が出た場合は、その時点で中止」という方針を決め、感染防止対策や健康管理、取材規制など徹底したことで、無事に千秋楽を迎えることができた[58][59][60]

しかし、3月場所後の4月には、日本国内でさらに感染が拡大し、政府による緊急事態宣言が発令される状況下で、角界でも新型コロナウイルスに感染する事例が発生した。高田川部屋で師匠の9代高田川、十両力士の白鷹山のほか、力士養成員も含めた数名の感染が公表され[61]、このうち、5月13日に三段目力士の勝武士が新型コロナウイルス感染症による多臓器不全のため死亡した。初の相撲部屋におけるクラスターとなったことや、角界を含む日本国内プロスポーツ選手の初の新型コロナウイルス感染症による死亡者であることに加え、28歳で死去した勝武士は、日本国内で年齢が明らかになっている中で20代で死亡した初の事例とされ、世間に大きな衝撃を与えた[62]。この事態を受け、同日、日本相撲協会は協会員の希望者全員の抗体検査を行う方針を表明した[63]

5月に入り政府より改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて4月に発令されていた新型インフルエンザ等緊急事態宣言が延長されたことを受けて、同月4日の臨時理事会で国技館での5月場所の開催中止を決定した。また、7月場所については「大人数による東京から名古屋への移動・長期滞在を避けるために」当初予定していた愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)から国技館へ場所を変更し、実施する方針を決めた[64]。当初は7月場所は、3月場所同様に無観客での開催を想定していたが、政府の緊急事態宣言が解除されたこともあり、1日当たり2,500人程度の入場制限を設けたうえで観客を入れる形で実施することとなり[65]、無事に千秋楽を迎えることとなった。

協会は協会員の感染防止のため専門家の助言を踏まえたガイドラインを作成し、力士の原則外出禁止や出稽古禁止など制限を行っているが、7月場所開催中には幕内の阿炎らがガイドラインに反して複数回にわたって夜間に外出、接待を伴う飲食店に出入りしていたことが判明し、場所後に出場停止などの厳しい処分を受ける[66]など影響も出ている。

9月場所については、引き続き感染防止対策のガイドラインの厳守を協会員に求められたうえでの開催となったが、場所前に玉ノ井部屋において十両力士の富士東を含む部屋所属の協会員24名が感染するという、角界2例目の相撲部屋内でのクラスターが発生し、場所業務を行う14代玉ノ井を含む所属力士全員が感染拡大防止のために9月場所休場が決定した[67][68]。この玉ノ井部屋所属力士の休場に関しては、次場所の番付の扱いを場所後の番付編成会議で話し合う方針で救済措置が取られる可能性が示唆されており[69]、場所後の番付編成会議では全休した玉ノ井部屋の力士28人について、番付を据え置くこととなった[70]。その一方で、ガイドラインに反して不要不急の外出を行った16代時津風10代松ヶ根の両親方に対しては謹慎休場とし、その後処分を受けた[71][72][73]

11月場所については、7月場所と同様に福岡国際センターから国技館へ場所を変更し、入場上限を約5,000人に引き上げて開催した[74]。例年11・12月に行われる冬巡業の中止も決定し、これにより2020年は地方での本場所は無観客で実施した大阪のみとなり、すべての地方巡業が中止となることとなった[75]。11月場所終了後の12月に入り気温の低下等により日本国内でも感染者が増加する最中で、立浪部屋で幕内力士の天空海を含む部屋所属の協会員11名が感染し、角界3例目のクラスターとなった[76]。さらに年末年始には荒汐部屋でも師匠の8代荒汐、幕内力士の若隆景、十両力士の若元春以下協会員12名の複数感染が判明[77]するなど、相撲部屋での感染が続いている状態である。

日本相撲協会は12月25日、国技館で年寄総会を開き、関係者によると2020年度の収支決算が約55億円の大幅な赤字になる見込みであることが報告された。因みに大相撲八百長問題のあった2011年は1場所中止などで約49億円の赤字だった[78]。2021年3月13日、協会理事会で2020年度の収支決算が約50億円の赤字と報告されたことが判明したと報じられた。これにより黒字計上は2019年までの5年連続でストップ[79]。50億円という赤字額は過去最大[80]。この年の5月には、このまま減収が続けば協会が破産するのではと憂慮する報道もあった[81]

2021年

年末年始の感染者増大を受けて、年頭から感染が特に拡大している東京都を含む1都3県(埼玉・神奈川・千葉)への政府による新型インフルエンザ等緊急事態宣言の再発出が取り沙汰されており、これを受けて、1月4日の芝田山広報部長への一部スポーツ紙メディアの取材時点では初場所を予定通り開催する方向であることを明かしている[82]。しかし、その後も散発的に協会員の感染発表がみられ、同月5日には宮城野部屋所属の69代横綱白鵬の陽性が発表され、昨年来3場所続いた休場明けで進退が注目される1月場所への出場が事実上不可能となり、白鵬以外の同部屋所属の協会員も検査の結果、全員陰性が確認されたが感染拡大防止のため、同部屋所属の全力士が1月場所を休場する見込みとなった[83][84]。なお、東京都に対する政府による緊急事態宣言は同月7日に発出されたが、同月10日初日を迎える1月場所については、当初は初日、2日目までは上限5,000人とし、3日目以降は観客の上限を国技館の収容人数の半分にあたる約5,300人にする予定だったが、政府の要請に従い、15日間を通じて1日あたりの上限を5,000人として開催。また館内2階で予定していたちゃんこの販売も中止し、場所中の協会員は発熱やその他の症状があれば検査を徹底することも確認した[85]

初場所前の1月9日、日本相撲協会員約900人に実施した一斉のPCR検査では、幕内の千代翔馬、十両の千代鳳を含む5名(関取衆のほかに九重部屋2名、友綱部屋1名の力士養成員)の陽性が新たに判明し、年末以降陽性者が発生した各部屋関係者を含め、感染または濃厚接触者の疑いのため、以下の通り1月場所の休場が決定した。これにより1月場所は関取15人を含めた力士65人が休場する事態となり[86]、直前に腰痛で休場となった71代横綱鶴竜を含む関取衆16人の休場は戦後最多の人数となった[87](その後、大関・貴景勝[88]、十両・美ノ海[89]および[90]が場所途中で休場したため、関取衆の休場者はさらに最多を更新して19人となった)。

その後、場所中には九重部屋での感染がさらに広まり、新たに師匠の14代九重以下複数の部屋所属の協会員が陽性判定となり、前述の一斉検査での陽性者を含めて17人の感染が判明している[92][93]。そのような異例の事態であったが、途中での打ち切りもなく同月24日の千秋楽まで有観客で開催された。場所後の同月27日に行われた3月場所の番付編成会議では、前述の新型コロナウイルス感染もしくは濃厚接触者疑いによる休場となった力士の取り扱いのうち、幕下以下の力士については据え置きの救済措置を採り、番付降下のない横綱・白鵬を除く十両以上の関取衆については「休んだ力士全員の公平性を保ちながら番付を作成した」として、据え置き措置をおこなったかどうかは明言しなかったが、3月1日に発表された3月場所の番付では出場力士の成績に配慮した形で、新型コロナ関連で休場した力士のうち幕内と幕下以下については据え置き、十両については1枚番付を降下させて調整した。今後も新型コロナ関連で休場した力士の番付編成については、各場所ごとに協議することとなった[94][95][96]

一方、1月場所前には佐渡ヶ嶽部屋所属の序二段力士であった琴貫鐵大将が、初場所前日の1月9日に本来は力士の使用が協会内規で禁止されている自身のTwitterで「このコロナの中、両国まで行き相撲を取るのはさすがに怖いので、休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え(日本相撲)協会に連絡してもらった結果、協会からコロナが怖いで休場は無理だと言われたらしく出るか辞めるかの選択肢しか無く自分の体が大事なのでコロナに怯えながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず」として引退を表明する事態が起きた[97]。協会によれば、琴貫鐵の申し出を受けた師匠の13代佐渡ヶ嶽から電話で相談を受けたが、休場には診断書の提出が必要であることも説明したという[98]。芝田山広報部長は取材に対し「組織の中にはそういう人もいる。会社にもコロナが怖いから出社したくないって言う人もいるだろう。そういう者の1人。それをみんなが言っていたら仕事にならない。そのために協会は安全対策を取ってきた。それに対応ができないなら本人が出処進退を考えるしかないということ」と琴貫鐵の対応について協会としての立場を述べた[99]。琴貫鐵は場所後の1月27日に協会より引退が発表されている[100]

この協会の対応について、ガイドラインを遵守し感染予防対策に万全を期した上での開催を協会は明言しているとはいえ、感染または濃厚接触疑いによる休場力士が多数生じたうえに、国技館のある東京都が過去最多の感染人数を数える中で政府による緊急事態宣言下での有観客開催、さらに糖尿病などの基礎疾患を持っている人が多い角界において、前年5月に勝武士が死去するという事態が起きていることから新型コロナ罹患は命にかかわる危険性もある(琴貫鐵は疾患で入門後に心臓の手術を経験している[101])中で協会の健康管理に対する意識の欠如、本場所の開催するにあたって協会員への「安全配慮義務」を協会側が怠っている、との厳しい指摘も見られた[102]

さらに、16代時津風が1月場所開催中に麻雀店に通うなど協会が定めた新型コロナウイルス感染対策のガイドラインに違反する不要不急の外出を再度行ったことが、場所後の1月27日の一部週刊誌記事で発覚し、協会は2月22日の臨時理事会で時津風を退職勧告処分とした(同日付で16代時津風は退職。時津風部屋は同部屋付きの20代間垣が17代時津風を襲名して継承)[52]

3月14日から行われる3月場所は新型コロナウイルスの感染状況や拡大予防の観点から、大阪ではなく国技館での開催となり[103]、それに先んじて力士など関係者750人に行ったPCR検査の結果が同月11日に公表され、力士は全員新型コロナ陰性であったが、29代小野川山響部屋付き)、23代音羽山尾上部屋付き)の両親方が陽性であると発表された[104]。これにより、尾上・山響の両部屋に所属する力士28名を中心に、以下の通り3月場所休場が決定した[105][106]

さらに、29代小野川と23代音羽山と同じく協会の社会貢献部に所属する以下の親方衆は検査では陰性であったものの、経過観察期間として4日目まで休場する[106]

5月9日から行われる5月場所は、4月23日より政府より東京都に3度目の新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発令されたことに伴い、初日から当初の期限である11日(3日目)までは無観客開催とすることを決定した[107]。なお、宣言はその後政府により5月31日まで延長されたが、イベントの観客制限が緩和されたことに伴い、12日(4日目)より前売券を購入済みの観客らを入れて開催することとなった[108]。なお、5月場所初日までの間に十両の東龍など散発的に協会員の感染者がみられた[109][110]が、5月場所初日においての大規模な休場には至らなかった。

その一方で、幕内の竜電が「新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに抵触する行為があった」として、師匠の9代高田川の判断により初日より謹慎休場となった[111]。さらに場所中の5月19日配信の『文春オンライン』の記事で大関・朝乃山が、協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反し、都内に緊急事態宣言が発令されて外出自粛が通達されていた夏場所前に、スポーツニッポンの相撲担当記者(後に同社を諭旨解雇処分[112])とともに深夜営業していた都内のキャバクラに複数回出入りしていたことが判明し、協会の聞き取りに対し一度は事実を否定したが、その後一転して事実を認め、20日(12日目)より謹慎休場することとなった[113][114]

5月場所後、同月27日の理事会で竜電に3場所出場停止処分、師匠の9代高田川には20%の減給処分(6ヶ月)が決定された。6月11日の臨時理事会では、朝乃山に6場所出場停止・50%の減給処分(6ヶ月)、師匠の8代高砂には20%の減給処分(3ヶ月)と決定された[115][116]。さらに高砂部屋の先代師匠で2020年10月より部屋付きになっていた18代錦島(7代高砂)が処分は行われなかったものの、事実上の引責退職に追い込まれた。前年春以降から朝乃山や付け人の力士を飲食店に連れ出したり、旧知の知人と都内の寿司店で会食するなど複数回にわたるガイドライン違反行為を行っていたことが判明し、退職届が受理されたという[117][118]

国技館での感染防止対策

国技館での本場所開催に当たっては、月日の経過とともに無観客から入場人員を増やす措置とともに、観客の感染防止対策として4人用の升席の利用制限(テープで仕切って1人→2人用に変更)、飲酒の禁止、食事スペースの設置、声援の自粛や拍手の推奨といった[74]措置を行っており、また、国技館のある東京都と連携して連携し、懸賞旗と同じ大きさ(縦120センチ、横70センチ)の告知旗を5種類作成。告知旗を持った呼出しが取組の合間の計3回土俵上を回り、感染防止対策を啓発している[119]




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  3. ^ 輪島大士#大相撲時代
  4. ^ 前乃臻康夫#来歴
  5. ^ a b c 大相撲力士大麻問題
  6. ^ 養老金支払いの可能性を摘むため除名も検討されたが結局解雇に落ち着く。
  7. ^ 鈴川真一#大麻取締法違反
  8. ^ 朝青龍明徳#現役引退後
  9. ^ 2014年(平成26年)4月3日付の職務分掌により主任に再昇格。
  10. ^ 所属力士は北の湖部屋へ移籍。
  11. ^ 理事会の付帯決議で退職金支給が取り消された初の事例となった。
  12. ^ a b c 2014年4月3日の理事会で処分が見直されて降格前の地位に復帰した。 野球賭博問題で据え置きの阿武松親方ら昇格 - スポーツ報知 2014年4月4日閲覧。
  13. ^ うち17名は7月場所を謹慎休場。
  14. ^ 金親和行#八百長発言疑惑
  15. ^ 蒼国来は解雇を不服として東京地方裁判所に提訴し、2013年3月25日付で解雇無効の判決が出されて、2013年名古屋場所から現業復帰した。
  16. ^ 2013年4月、蒼国来の解雇無効に伴い処分取り消し。
  17. ^ 濱ノ嶋啓志#来歴
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  19. ^ 日馬富士公平#暴行事件白鵬翔#2017年 -通算最多勝利更新・優勝40回-
  20. ^ 理事の解任であったため、評議会の議決を経て処分された。
  21. ^ 辞表を提出するも協会預かりとなり、出場停止解除後の5月場所以降に受理された。
  22. ^ 発表後即日、勧告を受け入れて引退届を提出した。
  23. ^ 前日の理事会において、職務分掌変更により役員待遇委員から委員に降格していた。
  24. ^ 神嶽については道路交通法違反(事故不申告)により略式起訴され、罰金2万円の略式命令を受け納付。その後、同月26日付で引退を届け出て受理される。
  25. ^ 処分決定前に責任を取り引退したため、処分なし。
  26. ^ 当該力士に対しコンプライアンス委員会で「引退勧告相当」の意見が答申されたが、臨時理事会前に引退届が提出され、受理される。
  27. ^ 貴ノ富士に対しコンプライアンス委員会で「引退勧告相当」の意見が答申されたが、協会は「自主引退を促する」決議を出し貴ノ富士側の判断を促した。最終的に11月場所前の10月11日に引退届を提出し受理されたが、番付編成上11月場所は西幕下5枚目に残り、11月場所終了後の11月27日に、協会から正式に引退が発表された。
  28. ^ 10月15日付で辞表を提出するも協会預かりとなり、25日の処分決定とともに同日付で受理された。
  29. ^ 旧部屋所属協会員はそれぞれ時津風一門時津風荒汐伊勢ノ海追手風と一門外の片男波朝日山友綱宮城野の各部屋へ分散して移籍(力士1名が引退)。中川は時津風部屋付きの年寄となる。
  30. ^ 8月4日までに引退届を提出していたが、協会預かりとした。ただし、今後程度を問わず、協会に迷惑をかける行為を行った場合には預かっている引退届を受理すること、またそのことを了承する旨の誓約書を提出すること、阿炎は6月下旬に結婚し部屋を出ていたが、夫人と別居のうえ住居を錣山部屋に移し師匠の錣山親方の監督下に入ること、当面日常生活に支障のある場合をのぞき外出禁止とする条件が付いた。
  31. ^ 右膝の負傷で1月場所から休場中で、原則として大部屋での共同生活となる力士養成員の立場であったが、部屋では療養のため個室が与えられていた。しかし、夜間に数度にわたり無断で部屋を抜け出していた。なお、判明後は8月3日に進退伺を提出していた。
  32. ^ 処分決定前に退職願を提出していた。処分決定に伴い退職となり、時津風部屋は部屋付き親方の20代間垣(前頭筆頭・土佐豊祐哉)が名跡を変更し継承した。
  33. ^ 5月21日付で引退届を提出していたが、八角理事長預かりとなった[54]。ただし、今後程度を問わず、協会に迷惑をかける行為を行った場合には預かっている引退届を受理すること、そのことを了承する旨の誓約書を提出することが条件となった[55]
  34. ^ なお、部屋付きの親方となっていた先代である18代錦島4代朝潮太郎)も、協会が定めた新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに違反し、2020年7月以降の外出禁止機関に会食や外食をしていたことが判明したため、6月10日付で退職願が受理された(退職したため相撲協会としての懲戒処分は無し)[57]

注釈

  1. ^ ただし、アマチュア相撲日本相撲連盟が統括している。

出典

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  2. ^ 内閣官房行政改革推進室「第4回 公益法人制度改革に関する有識者会議」議事録における星野英一発言
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  4. ^ この検査は、世界アンチ・ドーピング機関及び日本アンチ・ドーピング機構の認定検査機関である三菱化学メディエンスが実施した。
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  7. ^ 救命女性に「土俵から下りて」 大相撲巡業、市長倒れ
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  91. ^ 幕内格行司で湊部屋所属の木村元基がコロナ感染 - 日刊スポーツ 2021年1月4日
  92. ^ 九重部屋でクラスター 部屋全体で感染者14人に - Sponichi Annex 2021年1月20日
  93. ^ 全休措置の九重部屋で新たに3人感染、計17人に - 日刊スポーツ 2021年1月24日
  94. ^ 休場力士の番付、幕下据え置き 関取は公平性保つ - 日刊スポーツ 2021年1月27日
  95. ^ 関取はコロナ休場の救済なし 据え置きなら影響大 - 日刊スポーツ 2021年1月27日
  96. ^ コロナ全休は幕内据え置きで十両1枚降下、大相撲春場所新番付 - 産経ニュース 2021年3月1日
  97. ^ 大相撲 琴貫鐵が使用禁止のSNSで引退を発表「コロナが怖い」 - Sponichi Annex 2021年1月9日
  98. ^ コロナ恐怖で引退琴貫鐵「休場には診断書」協会説明 - 日刊スポーツ 2021年1月9日
  99. ^ 芝田山広報部長 ツイッターで引退発表の元琴貫鉄に「こうなったら師匠の手にも負えない」 - Sponichi Annex 2021年1月10日
  100. ^ コロナ恐怖の序二段琴貫鐵ら引退力士14人を発表 - 日刊スポーツ 2021年1月27日
  101. ^ 引退の元琴貫鉄の柳原大将さん 過去に心臓手術していた YouTubeで告白 -Sponichi Annex 2021年1月11日
  102. ^ なぜやる?休場力士が続出し新型コロナ恐怖で琴貫鐵が電撃引退でも大相撲初場所強行の異常事態にネットは批判炎上! - THE PAGE 2021年1月10日
  103. ^ 春場所は東京開催、コロナ状況などで大阪から変更 - 日刊スポーツ 2021年1月28日
  104. ^ 小野川親方と音羽山親方がコロナ陽性 750人PCR検査で判明、力士は全員陰性 - Sponichi Annex 2021年3月11日
  105. ^ 山響、尾上部屋は春場所全休…部屋付き親方が新型コロナ感染 - スポーツ報知 2021年3月13日
  106. ^ a b 感染禍の相撲協会 春場所休場の協会員を発表/一覧 - 日刊スポーツ 2021年3月13日
  107. ^ 新型コロナ: 大相撲夏場所、5月11日まで無観客 26日理事会で正式決定へ - 日本経済新聞 2021年4月23日
  108. ^ 夏場所、4日目から有観客 大相撲 - 時事ドットコム 2021年5月7日
  109. ^ 東龍が新型コロナ感染 大相撲 - 産経ニュース 2021年4月19日
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  113. ^ 大関・朝乃山 緊急事態宣言中に神楽坂キャバクラ通い - 文春オンライン 2021年5月19日
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  115. ^ 竜電が計25回の不要不急外出で3場所出場停止処分 幕下陥落へ…新型コロナ規定違反 - スポーツ報知 2021年5月27日
  116. ^ 朝乃山6場所出場停止、大関陥落決定 緊急事態宣言下にキャバクラで処分 - 日刊スポーツ 2021年6月11日
  117. ^ 元朝潮・錦島親方退職へ 外食バレた“師弟”で違反 朝乃山は最大6場所出場停止/デイリースポーツ online” (日本語). デイリースポーツ online(2021年6月11日). 2021年6月13日閲覧。
  118. ^ 元朝潮の錦島親方、ガイドライン違反で退職 禁止されていた複数回外食 - 日刊スポーツ 2021年6月11日
  119. ^ 大相撲に「NO!3密」告知旗 懸賞旗風に土俵くるくる 新型コロナウイルス - 朝日新聞デジタル 2020年7月31日
  120. ^ 昭和の大横綱・大鵬、急死…最期は優しい顔 SANSPO.COM 2013年1月20日
  121. ^ 北の湖さん協会葬、鈴木大地長官ら2500人が参列 日刊スポーツ 2015年12月22日閲覧






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