片男波とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 片男波の意味・解説 

かた‐おなみ〔‐をなみ〕【片男波】

読み方:かたおなみ

《「万葉集九一九の山部赤人の歌「和歌の浦に潮満ち来れば潟(かた)を無み葦辺(あしべ)をさして(たづ)鳴き渡る」の「潟を無み」をもじった語》打ち寄せる波のうちの高い波。おなみ。

寄せて帰る—」〈謡・松風


片男波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 04:33 UTC 版)

片男波(かたおなみ)は、日本相撲協会年寄名跡のひとつ。初代・片男波が四股名として名乗っていたもので、その由来は定かではないが、和歌山市に万葉集にも詠われた「片男波」という地名が存在する[1]

かつては「片男浪」と表記した。

片男波の代々

  • 代目の太字は、部屋持ち親方。
代目 引退時しこ名 最高位 現役時の所属部屋 襲名期間 備考
初代 片男浪岸右エ門 --- ---
2代 温海嶽幸助 十4 雷部屋 1846年3月-?
3代 角田川千吉 --- 雷部屋 1857年11月-1863年8月(死去)
4代 花月川倉吉 --- 雷部屋 1864年4月-1876年10月(死去)
5代 大淀谷五郎 十1 竹縄-玉垣部屋 1880年1月-? 二枚鑑札
6代 中ノ関藤三郎 --- 友綱-玉垣部屋 1884年5月-1908年7月(死去) 二枚鑑札
7代 高緑太三郎 三13 片男浪部屋 1909年6月-1931年10月(死去)
8代 開月勘太郎 前13 尾車-峰崎-片男浪
-伊勢ノ海-花籠部屋
1933年5月-1950年5月(廃業)
9代 神風正一 関脇 二所ノ関部屋 1950年5月-1952年9月(廃業)
10代 九ヶ錦坦平 前3 井筒-九重-朝日山部屋 1955年5月-1957年5月(廃業) 借株
11代 松緑貢兵衛 十5 二所ノ関部屋 1957年9月-1961年3月 借株
5代尾車に名跡変更
12代 玉乃海太三郎 関脇 二所ノ関部屋 1961年3月-1987年9月(死去)
13代 玉ノ富士茂 関脇 片男波部屋 1987年9月-2010年2月 16代楯山に名跡変更
14代 玉春日良二 関脇 片男波部屋 2010年2月-

脚注

  1. ^ ベースボールマガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(2) 二所ノ関部屋』p32

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「片男波」の関連用語

片男波のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



片男波のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの片男波 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS