B'z 概要

B'z

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概要

1988年にシングル『だからその手を離して』とアルバム『B'z』の同時発売でデビュー[5]。1990年発売の5thシングル『太陽のKomachi Angel』で初のオリコンチャート1位を獲得し、同年発売の4thアルバム『RISKY』、1991年発売の8thシングル『LADY NAVIGATION』が初のミリオンセラーになるなど作品が次々とヒットしており[6]、これまでにシングル15作品、アルバム19作品がミリオンセラーとなっている。中でも、1998年発売のベスト・アルバムB'z The Best "Pleasure"』は日本国内の音楽史上で初めて売上枚数が500万枚を突破したほか、同年発売の『B'z The Best "Treasure"』との2作品合計で約1,000万枚の売上枚数を記録している[7]。2007年にはアジア圏のミュージシャンとしては初めて「ハリウッド・ロックウォーク英語版」に殿堂入りした[8][9]。2008年にはギネス世界記録から「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」の認定を受けている[10][11]

1989年から「LIVE-GYM」と冠するライブ[注 3]は、これまでに日本国内のライブハウスからスタジアム、日本国外までの様々な会場で開催しているほか、各種音楽イベントにも出演している。

ユニット名

由来

「B'z」の名称についてメンバーはインタビューなどで「深い意味はない」としているが、「現代的な記号のようなものがいい」というものがあり、企業ロゴのように意匠化しやすいものを求めていた[12][13]。これまでにB'zの2人が説明している名前の由来は一貫しておらず曖昧なものが多く、2012年のインタビューで松本は「昔は適当に答えていた」と述べている。これまでに「終わりにZをつけるのが最初に決まって、スタッフと考えた結果『B'z』になった[14]」、「『Z』を使用したいことに男性的なニュアンスのある『B』を合わせた結果が『B'z』[13]」、1995年に使用していたB'zのロゴに因んで「蜂の群れ(Beeの複数形)で『B'z』」、「英語アルファベット最初の文字と最後の文字『A to Z』を用いて『AからZのすべてをカバーする』という意味を込めた『A'z』(アズ)を候補に挙げたが[15]、『A'z≒エイズ(AIDS)』と読まれる可能性があり、別の案を検討した結果『Aの次はBだろう』という理由で『B'z』となった」。また、「『B』から始まる名前は力強いバンドが多く、『B'zだと憶えやすそう』という意見もあり決まった[15]」、「『A'z』の案『ギターのエース』と『ボーカルのエース』のジョイントに由来しているが、発音しにくかったため、『B'z』とした[13]」などと述べているほか、2012年のインタビューで松本は「昔は『ビートルズThe Beatles)の"B"と、レッド・ツェッペリンLed Zeppelin)の"Z"』って答えたこともある」と発言している。

ビーイング創業者である長戸大幸によると、バンドを作る度に商標を取らなくてはならないことが大変であり、当時は「JT」(日本たばこ産業)や「JR」(旧日本国有鉄道の民営化に伴うグループの総称・略称)などのネーミングが世の中に出てきた頃であったため、当初はユニット名を「A'z」(アズ)にしようとした[16]。ところが、同時期にロート製薬の「AtoZ」がテレビCMで頻繁に流れていたので、周囲から「ロート製薬からとったでしょ」と言われるようになったので、「A'z」でのテスト盤をすべて止めて「B'z」にしたと述べている[16]

読み方

「B'z」の発音については、世間的に抑揚をつけない平板な読み方の「ビーズ」(例えば「リール」「レール」に近いもの)が一般的になっているが[17]、本人たちや関係者は「ビィズ」と「ビ」にアクセントを置いて読んでいる(例えば「プール」「シール」に近いアクセント)[17]。平板な発音の方が一般に定着した理由について、NHK放送文化研究所は「(NHKの)番組内での発音については、責任者が決めている」と前置きした上で、「ギター、ドラマ、映画、ディレクター。こういった言葉は、かつては頭を高くした発音がされていたと思うのですが、今は平たく言うほうが主流ですね。日本語の習性として、言葉が出来て、馴染みが薄いときには頭にアクセントを置く、そしてその言葉が口をついて出る回数が増えるにつれ、どんどん後ろに移動して、落ち着いていくというものがあります。「ビーズ」と平べったい発音になるのは、自然の流れなのではないか」との見解を述べている[17]

メンバー

オフィシャルウェブサイト「BIOGRAPHY」を参照[18]

名前 パート 誕生日 出身地
松本孝弘まつもと たかひろ
TAK MATSUMOTO[注 4]
ギター作曲プロデュース 3月27日 大阪府
稲葉浩志いなば こうし
KOSHI INABA[注 5]
ボーカル作詞 9月23日 岡山県

2人組になった経緯

当初、松本は少人数のバンドを結成する計画でメンバーを探していたが、納得できるメンバーに巡り会えない状況が続いていた[19][20]。そのような中で稲葉と出会って2人組の音楽ユニット「B'z」を結成したが、松本は「ボーカルとギターという極めてアナログ的な楽器の可能性を広げていくため、コンピューターや色々な新しい機材と対比しながら共存していけたら」と述べており[19]、「僕が曲を書いて彼(稲葉)が詞を書いて、歌ってギター弾いて、それで十分音楽は創ることが出来るので、敢えて他のメンバーは入れなかった」としている[19]

当時の日本国内の音楽シーンはいわゆる「バンドブーム」の真っ只中であり、B'zのデビューは異色でもあった。このことについて、松本は「セッションミュージシャンとして限界に来てて、グループをやるタイミングだと思って動き出しただけで、バンドブームとは関係のないところにいたから」と述べている[20]。一方、ライブについて松本は「コンピューターだけではライブの良さを出せるとは思ってないから、良いサポートミュージシャンを選びたい」と語っている[19]


注釈

  1. ^ 読み方はゼゼ。レーベル名の由来は、音楽プロデューサーでビーイング創設者の長戸大幸の出身地である滋賀県大津市の地名より、長戸自身によって名づけられた。
  2. ^ 一部の作品では1995年ごろから使われている(シングル『LOVE PHANTOM』、アルバム『LOOSE』など)。
  3. ^ 公演内容や規模によって「LIVE-GYM Pleasure」や「SHOWCASE」となる。
  4. ^ 当初の英語表記は「TAKAHIRO MATSUMOTO」であったが、1994年発売の14thシングル『Don't Leave Me』から表記を変えている。
  5. ^ 当初の英語表記は「KOHSHI INABA」であったが、1999年発売の26thシングル『ギリギリchop』から表記を変えている。
  6. ^ ただしクレジットに表記されるようになったのは1992年発売の4thミニ・アルバム『FRIENDS』から。
  7. ^ なお、ビリー・シーンは「ギリギリchop(Version 51)」のほかに、タイトル曲「Brotherhood」「流れゆく日々」「イカせておくれ!」「SHINE」にも参加している。
  8. ^ 公開上映会の観覧席は400席に対し5万通もの応募が殺到し、倍率は125倍であった[64]
  9. ^ 2003年4月7日付オリコン週間シングルランキングのトップ10は、2位のSMAP世界に一つだけの花』を除いたすべてがB'zの作品であった[70][71]
  10. ^ 17thアルバム『MAGIC』収録の「long time no see」にも参加している。
  11. ^ 以後、チャリティーグッズの販売と寄付を続けており、東日本大震災のほか、これまでに2016年に発生した熊本地震や2018年の平成30年7月豪雨(西日本豪雨)、新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策を支援している[90]
  12. ^ タイトルはメンバー2人の考案によるものであり、いまだ見ぬ風景を求め音楽作りを高いレベルで続けていくという意味合いがSCENESに込められ、活動30年の間、休むことなくレコーディング及びツアーを続けてきた軌跡を1988-2018として記したと発言している[109]
  13. ^ 配信後、AWAの全楽曲の中で再生数が急上昇した楽曲のリアルタイムランキング「THE HOT 100」で1位〜100位の全てを独占した[132]
  14. ^ 2021年に行われた『B'z presents UNITE #01』と『B'z presents LIVE FRIENDS』ではベースとして参加。
  15. ^ 1991年10月からは稲葉が1人でラジオパーソナリティを担当し、1994年3月に番組が終了した[47]
  16. ^ 番組冒頭に新たな紹介映像を加えての再放送[203]
  17. ^ YouTubeの『B'z Official YouTube Channel』でも公開している[206]
  18. ^ 『B'z 25th Anniversary Special「Only Two」』の再放送[211]
  19. ^ a b Beingモバイルサイト内、B'zのディスコグラフィではナムコバンダイナムコゲームス)となっているが、それは誤表記である。
  20. ^ 2005年発売のベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure II"』には「いつかのメリークリスマス 〜「恋するハニカミ!」バージョン〜」として収録している。

出典

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BZ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 08:34 UTC 版)

BZBzbz




「BZ」の続きの解説一覧

.bz

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/01 03:55 UTC 版)

.bz国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)の一つで、ベリーズに割り当てられている。




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