Easy Come, Easy Go!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/14 09:32 UTC 版)
「Easy Come, Easy Go!」 | ||||||||||||||||
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B'z の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『RISKY』 | ||||||||||||||||
B面 | GO! NUDE! GO! | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
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レーベル |
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作詞 | 稲葉浩志 | |||||||||||||||
作曲 | 松本孝弘 | |||||||||||||||
プロデュース | 松本孝弘 | |||||||||||||||
ゴールドディスク | ||||||||||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||||||||||
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B'z シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「Easy Come, Easy Go!」(イージー・カム・イージー・ゴー!)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。1990年10月3日にBMGルームスより6作目のシングルとして発売された。
概要
前作『太陽のKomachi Angel』より約4ヵ月ぶりのリリースで、4thアルバム『RISKY』からの先行シングル。
このシングルから『RISKY』まで専用のロゴマーク(円形で中央にB'z、囲うように松本・稲葉の英語クレジット)が使われた。
ジャケット写真は、ニューヨークでカメラに黄色のフィルムを貼り付けて撮影したもの[2]。
これまで松本はサウンド・プロデュースのみだったが、本作からは全面プロデュースになっている。
B'zがオリコンシングルチャートで2週連続以上で1位を獲得した初めてのシングルである(3週連続)。なお、4週目には次作『愛しい人よGood Night...』が初登場1位を獲得したため、B'zのシングルが4週連続1位を独占することとなった。ちなみに、本作は2006年4月24日時点で、売上枚数47万1613枚を記録している[3]。
2003年3月26日にリマスタリング、12cm化で再発売された。
収録曲
全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Easy Come, Easy Go!」 | |
2. | 「GO! NUDE! GO!」 | |
合計時間: |
楽曲解説
- Easy Come, Easy Go!
- 前作までのデジタル・ダンスナンバーから脱却し、アコースティック・ギターを主体としたものになっている。
- 当時松本は「そろそろ目先を変えたものが必要」と考えており[4]、シングルにするのが不安で周りからは反対され、キャンペーンに訪れたレコード店からも「地味だから売れない」と評されたとコメントしている[注釈 1]。後のインタビューで、本作について松本は「コンサートを何本かやってて、これはレコードで聴くよりも絶対にコンサートのほうがいいなって、やってていいなって思った。コンサートをやって、こういう曲をシングルにした意味が一段と大きくなるというのを感じた。」とコメントしている[5]。
- 歌詞に登場する「逆境にくじけるな」というフレーズは、稲葉が小学校の卒業アルバムの寄せ書きに書いた言葉[6]。
- 4thアルバム『RISKY』にはアレンジバージョンが収録され、シングルバージョンはベスト・アルバム『B'z The Best "Pleasure"』で初収録となった。
- MVはニューヨークで撮影されたもの[7]。MV映像はVHS『FILM RISKY』に収録された。ただしあくまで『RISKY』収録のバージョンのMVとされており、2013年発売のベスト・アルバム『B'z The Best XXV 1988-1998』の特典DVDには『B'z LIVE-GYM "Pleasure '91"』でのライブ映像(映像作品『JUST ANOTHER LIFE』に収録されているもの)が収録されている[8]。
- 初期の楽曲だがライブで演奏されることが多く[注釈 2]、ライブでは稲葉がギター[注釈 3]を演奏することが多い。
- また、台湾の歌手であるエリック・ソンが「威風時刻」として、中国語でカバーしている[注釈 4]。同曲は台湾ドラマ『懐玉公主』のオープニングテーマとして使用された[11]。
- 2020年7月1日からオルゴールバージョンにアレンジされたものが稲葉の出身地である岡山県津山市の市役所本庁舎など9施設の電話保留音として使用されている[12]。
- 2022年7月1日から観光キャンペーン「岡山デスティネーションキャンペーン」にあわせ、JR津山駅の列車接近メロディに起用された[13][14][15]。
- GO! NUDE! GO!
- 表題曲とは異なり、今までの楽曲と同じくデジタルナンバーとなっている。
- ライブでは『B'z LIVE-GYM '90-'91 "RISKY"』と『B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"』で演奏された。
- 現在もアルバム未収録のままである。
タイアップ
参加ミュージシャン
収録アルバム
Easy Come, Easy Go!
- RISKY(-RISKY Style-)
- B'z TV Style SONGLESS VERSION(TV Style)
- B'z The Best "Pleasure"
- B'z The Best "ULTRA Pleasure"
- B'z The Best XXV 1988-1998
ライブ映像作品
Easy Come, Easy Go!
- JUST ANOTHER LIFE
- once upon a time in 横浜 〜B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"〜
- Typhoon No.15 〜B'z LIVE-GYM The Final Pleasure "IT'S SHOWTIME!!" in 渚園〜
- EPIC DAY(特典DVD)
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
脚注
注釈
出典
- ^ “■ オリコン ENTERTAINMENT SITE”. オリコン (2003年4月7日). 2003年4月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月28日閲覧。
- ^ mfm II 2013, p. 135.
- ^ “B'z、歴代No.1アーティストまでの軌跡!”. ORICON NEWS (オリコン). (2006年5月25日) 2019年10月12日閲覧。
- ^ B'z The Book 1998, p. 20.
- ^ B'z The Book 1998, p. 48.
- ^ 吉川喬 (2021年4月1日). “B’zが役所の保留音「選曲Good」 稲葉さんは誇り”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2021年4月1日閲覧。
- ^ mfm I 2013, p. 187.
- ^ 青木優『B'z The Best XXV 1988-1998』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ(初回限定盤に付属))B'z、VERMILLION RECORDS、2013年。
- ^ “「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」ライブレポートが到着!”. 株式会社Zeppホールネットワーク (2020年12月9日). 2021年2月2日閲覧。
- ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2021年2月2日閲覧。
- ^ “我流J-POP/早安J-POP:B'z 經典 Easy Come, Easy Go!” (中国語). ETtoday.net (ETtoday新聞雲). (2014年10月24日) 2020年5月7日閲覧。
- ^ “「B’z」の楽曲 電話保留音に 7月から津山市 本庁舎など9施設”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2020年6月29日) 2020年6月29日閲覧。
- ^ “B’zの楽曲がJR津山駅の列車接近メロディに 岡山DCを機に当面の間”. 鉄道チャンネル (株式会社エキスプレス). (2022年6月30日) 2022年6月30日閲覧。
- ^ “B’zの楽曲が津山駅の列車接近メロディーに 稲葉浩志さんのふるさと【岡山・津山市】”. FNNプライムオンライン (FNN). (2022 -07-01) 2022年7月5日閲覧。
- ^ “B'zが列車接近メロディーに JR津山駅”. NHK NEWS WEB (NHK). (2022年7月1日) 2022年7月6日閲覧。
- ^ 日本放送協会 (2022年7月1日). “B’zが列車接近メロディーに JR津山駅|NHK 岡山県のニュース”. NHK NEWS WEB. 2023年5月8日閲覧。
参考文献
- 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日。
- 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年。
- 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories II』エムアールエム、2013年。
関連項目
PANORAMA JET
「PANORAMA JET」 | ||||||||
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FANTASTICS from EXILE TRIBE の シングル | ||||||||
初出アルバム『FANTASTIC ROCKET』 | ||||||||
B面 |
Easy come, easy go Maybe In Love | |||||||
リリース | ||||||||
規格 |
コンパクトディスク デジタル・ダウンロード | |||||||
ジャンル | J-POP | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | rhythm zone | |||||||
作詞 | ZERO | |||||||
作曲 | 亀田誠治・MATZ・JAY'ED | |||||||
プロデュース | 亀田誠治 | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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FANTASTICS from EXILE TRIBE シングル 年表 | ||||||||
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映像外部リンク | |
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「PANORAMA JET」(パノラマ・ジェット)は、FANTASTICS from EXILE TRIBEの13枚目のシングル。2023年4月19日にrhythm zoneから発売。
概要
- サウンドプロデュースに音楽プロデューサー亀田誠治とグラフィックデザインにクリエイティブディレクター佐藤可士和を迎え制作するFAN FAN三部作第3弾。表題曲のミュージック・ビデオはロサンゼルスで撮影された[2]。
- DVD付き形態は、表題曲のミュージックビデオと"FAN FAN STEP"ツアーから3曲のライブ映像を収録。
- LDHオフィシャルオンラインショップ限定盤として、2022年大晦日に東京・有明アリーナで行われた『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』からFANTASTICSパートを収録。
メディアでの使用
- PANORAMA JET
- 住宅情報館 TVCMソング[3]
収録曲
CD
- PANORAMA JET [3:54]
- Easy come, easy go [3:18]
- 作詞:小竹正人、作曲:亀田誠治
- Maybe In Love [4:10]
- 作詞:Funk Uchino、作曲:亀田誠治
- PANORAMA JET (Instrumental)
- Easy come, easy go (Instrumental)
- Maybe In Love (Instrumental)
- 以下は【CD ONLY】のみ収録
- Choo Choo TRAIN (『FANTASTICS LIVE TOUR 2022 "FAN FAN STEP"』)
DVD/Blu-ray
- PANORAMA JET (Music Video)
- PANORAMA JET (Music Video Making Movie)
- Choo Choo TRAIN (Live Video)
- ギリギリRide it out (Live Video)
- BABY ROSE (Live Video)
LDHオフィシャルオンラインショップ限定盤 DVD/Blu-ray Disc
- PANORAMA JET (Music Video)
- PANORAMA JET (Music Video Making Movie)
- Choo Choo TRAIN (Live Video)
- ギリギリRide it out (Live Video)
- BABY ROSE (Live Video)
- 『Jr.EXILE LIVE-EXPO 2022』
- OPENING (FAN FAN HOP)
- Summer Bike (FAN FAN HOP)
- Drive Me Crazy (FAN FAN STEP)
- Play Back (FAN FAN STEP)
- Overflow (FAN FAN HOP)
- ギリギリRide it out (FAN FAN STEP)
- Flying Fish (FAN FAN STEP)
- Choo Choo TRAIN(FAN FAN STEP)
- CANNONBALL / ALL CAST
- SUMMER HYPE / ALL CAST
- PARTY7 〜GENEjaNIGHT〜 / ALL CAST
- 24WORLD / ALL CAST
脚注
出典
- ^ “オリコン年間 シングルランキング 2023年度”. オリコン. 2024年1月15日閲覧。
- ^ “FANTASTICS、羽田空港格納庫でANAとのコラボ発表!制服姿で飛行機トーク展開”. 音楽ナタリー. Natasha (2023年4月11日). 2023年5月7日閲覧。
- ^ “FANTASTICS「PANORAMA JET」が住宅情報館 TVCMソングに決定!”. EXILE TRIBE mobile. LDH (2023年4月29日). 2023年5月7日閲覧。
外部リンク
- FANTASTICS from EXILE TRIBE New Single「PANORAMA JET」2023/4/19(Wed)Release!! - EXILE TRIBE mobile
SUMMER TIME (NEWSの曲)
「SUMMER TIME」 | ||||
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NEWS の シングル | ||||
初出アルバム『color』 | ||||
B面 |
EASY COME, EASY GO Liar(初回生産限定盤) Baby! Be My Baby!(通常盤) | |||
リリース | ||||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | ジャニーズ・エンタテイメント | |||
作詞・作曲 |
zopp、Red-T Rap詞:LOWARTH | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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NEWS シングル 年表 | ||||
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「SUMMER TIME 」(サマー タイム)は、日本の男性アイドルグループNEWSの9枚目のシングル。
概要
前作「太陽のナミダ」から約2ヶ月ほどでの発売であり、zoppによる作詞作品はシングル「weeeek」のカップリング曲以来である。また、通常盤に収録の「Baby! Be My Baby!」はzopp主催「zoppの作詞クラブ」第1期卒業生のRYOKaの作詞によるものである。
PVは飛び出す絵本のようになっていて、手越が小島よしおのネタ「ラスタラスタピ〜ヤ〜」をやっている。
本作のPVでも山下が紙コップを使っている。「星をめざして」から「weeeek」、「太陽のナミダ」、「SUMMER TIME」で4連続で紙コップを使用した。
小山はPV撮影の時に高所から落下。腰から落ちそうになりとっさに手首でカバーしたため、手首を骨折したというエピソードがある。
チャート成績
発売初週に20.1万枚を売り上げ、2008年5/19付週間シングルランキングで1位を獲得した[1]。2004年5月のデビューシングル「希望〜Yell〜」から9作連続で1位を獲得し、光GENJIが持つ8作連続を抜いて「デビューシングルからの連続1位記録」の歴代単独2位となった。また、4作連続で初動売上が20万枚を超えた。
収録曲
初回生産限定盤
- SUMMER TIME
- クリムゾン『RUSS-K』CMソング
- EASY COME, EASY GO
- 作詞:zopp、作曲:福士健太郎、編曲:鈴木雅也
- TBS系『明日使える心理学!テッパンノート』テーマソング
- Liar
- SUMMER TIME(オリジナル・カラオケ)
通常盤
- SUMMER TIME
- EASY COME, EASY GO
- Baby! Be My Baby!
- 作詞:RYOKa、作曲・編曲:Shusui, Mattias Håkansson, Stefan Åberg, Vincent Degiorgio
映像作品
SUMMER TIME
- NEWS LIVE DIAMOND
- LIVE(初回盤)
- NEWS DOME PARTY 2010 LIVE! LIVE! LIVE! DVD!
- NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜
- 4人体制 初披露
- NEWS 10th Anniversary in Tokyo Dome
- NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 "Strawberry"
- NEWS LIVE TOUR 2022 音楽
- 3人体制 初披露
- NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!! 〜シングル全部やっちゃいます〜
EASY COME, EASY GO
Liar
脚注
- ^ NEWSが光GENJI越え!デビュー以来9作連続で1位(2016年9月4日閲覧)
外部リンク
Easy come, Easy go!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 08:19 UTC 版)
「Afterglowのディスコグラフィ」の記事における「Easy come, Easy go!」の解説
『 Easy come, Easy go!』は、2020年3月11日に発売されたAfterglowの6thシングルである。 通常盤(BRMM-10242)とBlu-ray付生産限定盤(BRMM-10241)の二種類がリリースされる。生産限定盤のBlu-rayにはアニメ『BanG Dream! 3rd Season』#8~9、「バンドリ!TV」特別編 #5を収録。 収録曲(生産限定盤・通常盤共通) 全作詞:織田あすか*Easy come, Easy go!作曲・編曲:都丸椋太* いつも通りのBrand new days作曲・編曲:藤田淳平* Easy come, Easy go!(instrumental) いつも通りのBrand new days(instrumental) Blu-ray(生産限定盤のみ) アニメ「BanG Dream! 3rd Season」#8〜9 「バンドリ!TV」特別編 #5 パフォーマンス 「Easy come, Easy go!」は、CD発売前の2020年2月2日に行われたトークイベント『いつも通りの放課後デイズ』のライブパートで披露された。
※この「Easy come, Easy go!」の解説は、「Afterglowのディスコグラフィ」の解説の一部です。
「Easy come, Easy go!」を含む「Afterglowのディスコグラフィ」の記事については、「Afterglowのディスコグラフィ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
B''zの楽曲 |
IT''S SHOWTIME!! イチブトゼンブ/DIVE Easy Come, Easy Go! 野性のENERGY 熱き鼓動の果て |
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