MARS (B'zのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/22 20:16 UTC 版)
『MARS』 | ||||
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B'z の EP | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック J-POP |
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時間 | ||||
レーベル | BMGビクター | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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B'z 年表 | ||||
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『MARS』(マーズ)は、日本の音楽ユニットB'zが1991年5月29日にBMGビクターからリリースした3作目のミニアルバム、および2曲目に収録されている楽曲のタイトルである。このアルバムは、後にBMGルームス(現:VERMILLION RECORDS)の設立に伴い、発売権がBMGルームスに移行している。
内容
「B'z LIVE-GYM Pleasure'91」ツアー中に発売された。本作のテーマは「踊れるハードロック」。これはメンバーがVHS作品『FILM RISKY』の撮影でニューヨークに行った時に寄った、当時流行りのクラブ「MARS」で流れていたハードなサウンドに刺激されたのがきっかけ。4thアルバム『RISKY』に引き続きミックスにジェイソン・コーサロを起用している。
BMGビクターとBMGルームスから発売されたものはCDのレーベル面が黒を基調とした塗装だったが、Rooms RECORDSから発売されたものは赤を基調としたものに変更されている。
170万枚以上売り上げ、B'zのミニアルバムとしては最も高いセールスを誇る。
収録曲
曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。
- 孤独のRunaway (5:01)
- 松本孝弘が安宅美春に提供したインストゥルメンタル曲のセルフカバー。原曲からは打ち込みを減らしたアレンジが施されており、ギターリフにも一部変更が加えられている。歌詞は新たに作られたもので、稲葉は先にリリースされたインストゥルメンタルのイメージがあったので作詞し辛かったという。ただし、イントロの歌詞とサビの一部分の歌詞は、安宅のオリジナル版から存在しており、そちらでは稲葉がコーラスとして歌っていた。
- 後にマストアルバム『B'z The "Mixture"』で再レコーディングされ、更にハードロック色が強調されたアレンジで収録。
- Mars (1:24)
- Loving All Night 〜Octopus Style〜 (5:50)
- Love & Chain 〜Godzilla Style〜 (5:45)
- 3rdシングル「LADY-GO-ROUND」のカップリング曲「LOVE & CHAIN」の全英詞アレンジ違い。コーラスに大黒摩季が参加している。原曲の面影はほとんどなくなっており、サブタイトルはジェイソンの低音をメインにしたミキシングが、まるでゴジラが地面を踏みつける様を想像させることから。間奏では原曲の日本語の語りが入る。曲終了後の英語の語りは藤田理麻によるもので、そのまま次の曲に繋がる。
- LADY NAVIGATION 〜Cookie & Car Stereo Style〜 (5:12)
- 8thシングル「LADY NAVIGATION」の全英詞アレンジ違い。他のリメイク曲に比べると、原曲からのアレンジの変化が少ないが、ドラムの音が厚みが増し、ギターリフが目立つようになるなど、全体的にサウンドがややハードになっている。サブタイトルは稲葉がカーステレオを聴きながらクッキーを食べている最中に思いついたことから。
参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター、全曲作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、全曲作詞
- 明石昌夫:マニピュレーター、全曲編曲
- 青山純:ドラム(#1.3.4)
- 田中一光:ドラム(#5)
- 加藤友彦:ブルースハープ(#3)
- 大黒摩季:コーラス(#4)
- 藤田理麻:ボイス(#4)
ライブ映像作品
孤独のRunaway
関連項目
外部リンク
- B'z DISCOGRAPHY 『MARS』 ※楽曲の試聴が可能
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