有頂天 (B'zの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/07 05:31 UTC 版)
「有頂天」 | ||||
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B'z の シングル | ||||
初出アルバム『EPIC DAY』 | ||||
B面 | Endless Summer | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
録音 | 2014年8月 - 2015年 | |||
ジャンル | ハードロック J-POP |
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時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
作詞・作曲 | 稲葉浩志(全作詞) 松本孝弘(全作曲) |
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プロデュース | 松本孝弘 | |||
ゴールドディスク | ||||
チャート最高順位 | ||||
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B'z シングル 年表 | ||||
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「有頂天」(うちょうてん)は、日本の音楽ユニット・B'zの51作目のシングル[4]。
概要
19thアルバム『EPIC DAY』からの先行シングル。
前作「GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-」から約2年9か月ぶりのシングル。前作の発売以降も定期的に新曲を発表していたものの、2013年はベスト・アルバムのリリースのみ[5]にとどまり、2014年は2人それぞれがソロ活動がほとんどだったため、シングルリリースのインターバルとしてはB'z史上最長となる。公式サイトのメッセージでも「久しぶりのシングル」「大分と時間が経ってしまいました」といった言葉が添えられている[6]。
このシングルでは、近年は控えていたテレビ出演を積極的に行い、計4番組に出演した。
初回限定盤と通常盤の2種リリースで、初回限定盤には、2013年11月30日にEX THEATER ROPPONGIのこけら落し公演として開催された『B'z Special LIVE』で演奏された楽曲から、9曲のライブ映像を収録している[4]。
ドラマタイアップの付いたシングルは、「イチブトゼンブ/DIVE」(2009年)以来、約5年ぶりとなる。
先着購入特典として、CDショップで購入した場合はオリジナルB2サイズポスターが貰え、オンラインショップで購入した場合はオリジナルアナザージャケットが貰えた。
チャート成績
1月26日付オリコン週間シングルランキングで初登場首位を獲得し、「太陽のKomachi Angel」(1990年6月発売)から47作連続首位獲得となった。その47作で記録した通算首位獲得週数は64週となり、これまでピンク・レディーが持っていた「アーティスト別シングル首位獲得週数記録」の63週を1979年1/22付(「カメレオン・アーミー」で記録)以来、36年ぶりに塗り替え、歴代単独1位に立った[7]。
参加ミュージシャン
特典DVD参加ミュージシャン
- 稲葉浩志:ボーカル
- 松本孝弘:ギター・コーラス
- 増田隆宣:キーボード
- 大賀好修:ギター
- シェーン・ガラース:ドラム
- バリー・スパークス:ベース
収録曲
- CD
- 有頂天 (4:03)
- 日本テレビ系ドラマ『学校のカイダン』主題歌。
- この楽曲が主題歌として使われることについて、メンバーは「自信と不安。喜びと切なさ。その相反する両方の心境を抱えながら、自分を奮い立たせ、前へ進もうとする様を描いた歌です。言葉の力でまわりの世界を変えていくという、これまでにない斬新な切り口の学園ドラマの主題歌として、この『有頂天』を聞いて頂けることを楽しみにしています」とコメントを寄せている。ちなみに、ドラマへの書き下ろしではなく、レコーディングされた曲の中から合いそうなものが選ばれた[8]。
- 今作の経緯について稲葉は「松本と初めてやった時に気分はシングルだったけど、そこからいろいろ紆余曲折を経て、やっぱり最終的にこれがシングルになった」、松本は「今のこの音楽シーンの中で、僕達がどういうことをやるべきなのかということを考え(中略)自分達にしかできないようなものを出したいなと思った」「曲の構成も少し変えたいなというのはあった」と語っている[8]。
- メンバー自身はこの曲を「タイトルは変わっているがB'zサウンド炸裂」「最も現在の僕達らしい作品」と評している。
- 「MY LONELY TOWN」以降のシングル曲としては、唯一MVが初回盤のDVDに収録されなかった。
- 「B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」のホール・アリーナ公演では1曲目に、スタジアム公演ではライブ後半に演奏された。
- Endless Summer (4:38)
- 2013年のライブツアー「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」のために書き下ろされた楽曲。同ライブでのドーム・スタジアム公演で初披露された。
- 今作で初の音源化となり、冬のリリースとなった。
- イントロのギターが違う、ラストサビでテンポが上がるなど、ライブで披露されたバージョンとは若干のアレンジ変更が見られる。松本によると「リズムだけは大分前に録音しており、あとでギターと歌、オルガンを足した」と語っている[8]。
- DVD (初回限定盤のみ)
- 2013年11月30日にEX THEATER ROPPONGIのこけら落としとして開催された『B'z Special LIVE』より、9曲のライブ映像を収録。主に「B'z LIVE-GYM 2012 -Into Free-」、「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 -ENDLESS SUMMER-」で映像化されてない楽曲[9]が収録されている。
- またLOUDNESSの「Crazy Night」のカバーや、音源発売に先駆けライブ初演奏となった「君を気にしない日など」も未収録となっている。
- 黒い青春
- 「B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION-」以来5年ぶりの演奏。本ライブのオープニングナンバー。サポートメンバーのジャムセッションからスタートし、松本のカウントから曲が始まる。
- 野性のENERGY
- 「B'z LIVE-GYM 2003 -BIG MACHINE-」以来10年ぶりの演奏。
- 今夜月の見える丘に
- ONE ON ONE
- 「B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION-」以来5年ぶりの演奏。
- 闇の雨
- 「B'z LIVE-GYM '94 -The 9th Blues- PART1」以来約20年ぶりの演奏で、映像化は今作が初である。
- SKIN
- 「B'z LIVE GYM'99 "Brotherhood"」以来14年ぶりの演奏。
- イチブトゼンブ
- ながい愛
- 「B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-」以来6年ぶりの演奏。ギターソロの前に稲葉のブルースパープと松本のギターによるセッションパートが新たに追加されている。
- BANZAI
タイアップ
- 日本テレビ系土曜ドラマ『学校のカイダン』主題歌(#1)
収録アルバム
有頂天
ライブ映像作品
有頂天
- B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- DINOSAUR(特典DVD・Blu-ray Disc)
Endless Summer
脚注
- ^ 一般社団法人 日本レコード協会|各種統計
- ^ オリコン 2015年1月度月間ランキング2015年2月5日閲覧。
- ^ オリコン 2015年度上半期ランキング2015年6月19日閲覧。
- ^ a b 『朝日新聞』2014年12月3日。
- ^ ベストアルバムには新曲が4曲収録されたが、シングルカットはされていない
- ^ http://www.bz-vermillion.com/msg/index.html
- ^ 【オリコン】B’z、歴代最多の通算64週1位 2年9ヶ月ぶり再始動 2015年2月2日閲覧
- ^ a b c 『be with! vol. 104』B'z PARTY、2015年。
- ^ 「イチブトゼンブ」除く
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「有頂天 (B'zの曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女は勝ったときうれしくて有頂天になった
- 彼はうれしくて有頂天だった
- 彼女はうれしくて有頂天になっている
- 彼はその知らせに有頂天になっていた
- 彼女は彼が買ってくれた指輪で有頂天になっていた。
- 彼は喜びのあまり有頂天になっていた。
- 彼は喜びで有頂天だった。
- 彼はそのよい知らせを聞いて有頂天になった。
- 彼はうれしさで有頂天になっているようだ。
- リックは試験に合格して有頂天だった。
- ジェーンはレコード歌手契約を結んだ時は有頂天になってた。
- 有頂天[夢中]になって.
- 彼は勝利に有頂天になっていた.
- 有頂天になる.
- 有頂天になっている.
- …に有頂天になる.
- 彼はうれしくて有頂天になっていた.
- 私は有頂天だった.
- 彼は有頂天になっている
- 嬉しがって有頂天になっている
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