FRIENDS (B'zのアルバム)
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『FRIENDS』 | ||||
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B'z の EP | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック インストゥルメンタル J-POP |
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時間 | ||||
レーベル | BMGルームス | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
チャート最高順位 | ||||
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ゴールドディスク | ||||
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B'z 年表 | ||||
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『FRIENDS』(フレンズ)は、日本の音楽ユニットB'zが1992年12月9日にBMGルームスからリリースした4作目のミニアルバムである。また1996年11月25日にはこのアルバムの続編である『FRIENDS II』が発売された。
作品解説
ジャケット中央に小さく映っている「B'z」のロゴマーク以外はジャケットや歌詞カードにメンバーの写真はない。初回盤のみCDケースを入れる紙製のスリーブケースが付属している。9thシングル「ALONE」からの「B'z」ロゴマークが使用された最後のアルバム(シングルでは13thシングル「裸足の女神」まで)。
本作は全楽曲で1つのストーリー性を持たせたコンセプトアルバムとなっており、他のB'zのアルバムに比べると作風は大きく異なる。松本孝弘は「映画のサウンドトラックのようなアルバムを作りたかった」とコメントしている。内容は『回想』『再会』『葛藤』『解決』のシーンからなるラブストーリーで、アルバムタイトル『FRIENDS』はストーリーのテーマにあたる。曲順表記は「#1」などではなく、「SCENE 1」など独特の表記になっているのも特徴。作詞について稲葉浩志は、「全ての楽曲の歌詞は飛行機での移動中に4曲同時進行で書いた」と語っている。
収録曲
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Prologue Friends(1:48)
- インストゥルメンタル。ストリングスによる演奏。
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SCENE 1. いつかのメリークリスマス(5:36)
- クリスマスソング。非シングル曲だがファンの人気は高く、クリスマスソングの定番として扱われるようになった。
- SCENE 2. 僕の罪(4:19)
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SCENE 3. 恋じゃなくなる日(4:51)
- 一転して激しいギターによるイントロから始まる。ファンの人気が高く、ベストアルバム『B'z The Best "ULTRA Treasure"』のファン投票で10位にランクインして収録された。2014年にファンクラブ会報で行われた「まだ自身は聴いたことがないけれど、いつかLIVE-GYMで聴きたいと夢見ている曲」のアンケートで3位に選ばれたが、ライブでは「B'z LIVE-GYM'93 -RUN-」ツアー以降は一度も演奏されたことがない。
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SCENE 4. SEASONS(1:14)
- インストゥルメンタル。松本のアコースティックギターのみの演奏。
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SCENE 5. どうしても君を失いたくない(6:07)
- テレビ朝日系『ミュージックステーション』のエンディングテーマとして1992年4月10日から2002年2月22日までこの曲のインストゥルメンタル「どうしても君を失いたくない -Instrumental-」が使用されていた。このバージョンは音源化されていない[1]。
- 6. いつかのメリークリスマス(Reprise)(1:23)
参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター、全曲作曲、編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、作詞
- 明石昌夫:ベース、マニピュレーター、編曲(2-2.S-4.6除く)
- 田中一光:ドラム
- 小野塚晃(DIMENSION):キーボード(#S-2.2-2.S-3.S-5.6)
- 澤野博敬:トランペット(S-5)
- 野村裕幸:トロンボーン(S-5)
- HIIRO STRINGS(日色ストリングス):ストリングス(Prologue)
- 大黒摩季:コーラス(S-2.S-5)
- 古川真一:コーラス(S-1.S-3)
ライブ映像作品
いつかのメリークリスマス
参考
関連項目
外部リンク
- B'z DISCOGRAPHY 『FRIENDS』 ※楽曲の試聴が可能
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