ファイヤー・アンド・アイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 22:53 UTC 版)
| 『ファイアー・アンド・アイス』 | ||||
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| イングヴェイ・マルムスティーン の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| 録音 | Criteria Studios Miami and Polar Studios. Stockholm |
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| ジャンル | ハードロック ネオクラシカルメタル |
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| 時間 | ||||
| レーベル | WMC5-479(1992年 / 初回限定版盤) WMC5-480(1992年 / 通常盤) AMCY-3084(1997年 / 廉価版) WPCR-14257(2011年 / 廉価版) |
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| プロデュース | イングウェイ・マルムスティーン | |||
| 専門評論家によるレビュー | ||||
| チャート最高順位 | ||||
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| イングヴェイ・マルムスティーン アルバム 年表 | ||||
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| EANコード | ||||
| EAN 4988053604801 | ||||
| 『ファイアー・アンド・アイス』収録のシングル | ||||
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『ファイアー・アンド・アイス』(Fire & Ice)は、1992年に発表されたイングヴェイ・マルムスティーンの6作目のスタジオ・アルバム。
概要
日本盤は初回限定盤(特典としてカラー・ブックレットとロゴ入りピックが封入されていた)と通常盤(来日記念盤)が同時発売された。当時のオリコンチャートは同一タイトルでも初回盤と通常盤は別集計だったため、初回限定版がオリコンアルバムチャート(総合)初登場1位から翌週には93位となり、オリコン1位アルバムの作品の中で翌週に最も下落した作品となった。この記録は2016年7月現在も破られていない。なおチャート入りが2週だった初回限定盤に対して、通常盤は最高16位だったものの10週に渡ってチャート入りしており、最もチャート入りしていた期間が長いイングヴェイの作品となっている。ELEKTRA在籍時の日本盤の帯解説は「イングヴェイ自ら最高の出来と語るELEKTRA移籍第1弾!!ヘヴィかつアグレッシヴにフィンガーボードが火を噴く。これ以上のハイスピード&ハイ・テクニックは、この世には存在しない!」であり、ELEKTRA離脱後は「ヘヴィかつアグレッシヴにフィンガーボードが火を噴く!!イングヴェイがエレクトラに残した唯一の、そして最高のアルバム!!」である。
PVとしては「Dragonfly」と「Teaser」が制作された。「No Mercy」の間奏部分は、バッハ作曲の管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067 第7曲「Badinerie(バディネリ)」が用いられており、ライブのギターソロタイムでも頻繁に演奏されている。
1997年に発表されたオムニバス・アルバム「ギターズ・ザット・ルール・ザ・ワールド」には、冒頭のギターが差し変わった「Leviathan」が収録されている。
2017年 アンディ・ピアスとマット・ワーサムによるリマスター盤(規格品番:WHNECD089)がHNE Recordingsから発売された。
収録曲
| 全作曲: イングヴェイ・マルムスティーン。 | |||
| # | タイトル | 作詞 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1. | 「パーペチュアル」(Perpetual) | (Instrumental) | |
| 2. | 「ドラゴンフライ」(Dragonfly) | イングヴェイ・マルムスティーン | |
| 3. | 「ティーザー」(Teaser) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 4. | 「ハウ・メニー・マイルス・トゥ・バビロン」(How Many Miles To Babylon) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 5. | 「クライ・ノー・モア」(Cry No More) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 6. | 「ノー・マーシー」(No Mercy) | イングヴェイ・マルムスティーン | |
| 7. | 「セ・ラ・ヴィ」(C'est La Vie) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 8. | 「レビヤタン」(Leviathan) | (Instrumental) | |
| 9. | 「ファイアー・アンド・アイス」(Fire And Ice) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 10. | 「フォーエヴァー・イズ・ア・ロング・タイム」(Forever Is A Long Time) | イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン | |
| 11. | 「アイム・マイ・オウン・エネミー」(I'm My Own Enemy) | ヨラン・エドマン | |
| 12. | 「オール・アイ・ウォント・イズ・エヴリシング」(All I Want Is Everything) | イングヴェイ・マルムスティーン | |
| 13. | 「ゴールデン・ドーン」(Golden Dawn) | (Instrumental) | |
| 14. | 「ファイナル・カーテン」(Final Curtain) | イングヴェイ・マルムスティーン | |
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合計時間:
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| # | タイトル | 作詞 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 15. | 「ブロークン・グラス」(Broken Glass) | イングヴェイ・マルムスティーン |
参加ミュージシャン
- イングヴェイ・マルムスティーン(ギター)
- ヨラン・エドマン(ボーカル)
- スヴァンテ・ヘンリソン(ベース、チェロ)
- マッツ・オラウソン(キーボード)
- ボー・ワーナー(ドラムス)(8曲目以外全て)
- マイケル・フォン・ノリング - ドラム(8曲目のみ)
- ロロ・レナーバック(フルート)※イングヴェイの実姉
映像・ライブ作品
No Mercy(Badinerie)
- ライヴ・アット・武道館
- Guitar solo
- ライヴ!!
-
- Guitar Solo (Trilogy Suite, Red House, Badinere and Battle)
- スペルバウンド・ライヴ・イン・タンパ
- Badinerie
- スペルバウンド・ライヴ・イン・オーランド
- Concerto #4
脚注・出典
外部リンク
固有名詞の分類
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