ファイヤー・アンド・アイスとは? わかりやすく解説

ファイヤー・アンド・アイス

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 22:53 UTC 版)

ファイアー・アンド・アイス
イングヴェイ・マルムスティーンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1991年
Criteria Studios
Miami and Polar Studios. Stockholm
ジャンル ハードロック
ネオクラシカルメタル
時間
レーベル ELEKTRA
WARNER MUSIC JAPAN
WMC5-479(1992年 / 初回限定版盤)
WMC5-480(1992年 / 通常盤)
AMCY-3084(1997年 / 廉価版
WPCR-14257(2011年 / 廉価版)
プロデュース イングウェイ・マルムスティーン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン、初回限定盤)
  • 週間16位(オリコン、通常盤)
  • 121位(Billboard 200[1]
  • イングヴェイ・マルムスティーン アルバム 年表
    イングヴェイ・マルムスティーン・コレクション
    1991年
    ファイアー・アンド・アイス
    1992年
    セヴンス・サイン
    1994年
    EANコード
    EAN 4988053604801
    『ファイアー・アンド・アイス』収録のシングル
    1. 「ティーザー」
      リリース: 1992年2月10日
    2. 「ノー・マーシー」
      リリース: 1992年4月25日
    テンプレートを表示

    ファイアー・アンド・アイス』(Fire & Ice)は、1992年に発表されたイングヴェイ・マルムスティーンの6作目のスタジオ・アルバム

    概要

    日本盤は初回限定盤(特典としてカラー・ブックレットとロゴ入りピックが封入されていた)と通常盤(来日記念盤)が同時発売された。当時のオリコンチャートは同一タイトルでも初回盤と通常盤は別集計だったため、初回限定版がオリコンアルバムチャート(総合)初登場1位から翌週には93位となり、オリコン1位アルバムの作品の中で翌週に最も下落した作品となった。この記録は2016年7月現在も破られていない。なおチャート入りが2週だった初回限定盤に対して、通常盤は最高16位だったものの10週に渡ってチャート入りしており、最もチャート入りしていた期間が長いイングヴェイの作品となっている。ELEKTRA在籍時の日本盤の帯解説は「イングヴェイ自ら最高の出来と語るELEKTRA移籍第1弾!!ヘヴィかつアグレッシヴにフィンガーボードが火を噴く。これ以上のハイスピード&ハイ・テクニックは、この世には存在しない!」であり、ELEKTRA離脱後は「ヘヴィかつアグレッシヴにフィンガーボードが火を噴く!!イングヴェイがエレクトラに残した唯一の、そして最高のアルバム!!」である。

    PVとしては「Dragonfly」と「Teaser」が制作された。「No Mercy」の間奏部分は、バッハ作曲の管弦楽組曲第2番ロ短調 BWV1067 第7曲「Badinerie(バディネリ)」が用いられており、ライブのギターソロタイムでも頻繁に演奏されている。

    1997年に発表されたオムニバス・アルバム「ギターズ・ザット・ルール・ザ・ワールド」には、冒頭のギターが差し変わった「Leviathan」が収録されている。

    2017年 アンディ・ピアスとマット・ワーサムによるリマスター盤(規格品番:WHNECD089)がHNE Recordingsから発売された。

    収録曲

    全作曲: イングヴェイ・マルムスティーン。
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
    1. 「パーペチュアル」(Perpetual) (Instrumental) イングヴェイ・マルムスティーン
    2. 「ドラゴンフライ」(Dragonfly) イングヴェイ・マルムスティーン イングヴェイ・マルムスティーン
    3. 「ティーザー」(Teaser) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    4. 「ハウ・メニー・マイルス・トゥ・バビロン」(How Many Miles To Babylon) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    5. 「クライ・ノー・モア」(Cry No More) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    6. 「ノー・マーシー」(No Mercy) イングヴェイ・マルムスティーン イングヴェイ・マルムスティーン
    7. 「セ・ラ・ヴィ」(C'est La Vie) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    8. 「レビヤタン」(Leviathan) (Instrumental) イングヴェイ・マルムスティーン
    9. 「ファイアー・アンド・アイス」(Fire And Ice) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    10. 「フォーエヴァー・イズ・ア・ロング・タイム」(Forever Is A Long Time) イングヴェイ・マルムスティーン、ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    11. 「アイム・マイ・オウン・エネミー」(I'm My Own Enemy) ヨラン・エドマン イングヴェイ・マルムスティーン
    12. 「オール・アイ・ウォント・イズ・エヴリシング」(All I Want Is Everything) イングヴェイ・マルムスティーン イングヴェイ・マルムスティーン
    13. 「ゴールデン・ドーン」(Golden Dawn) (Instrumental) イングヴェイ・マルムスティーン
    14. 「ファイナル・カーテン」(Final Curtain) イングヴェイ・マルムスティーン イングヴェイ・マルムスティーン
    合計時間:
    ボーナス・トラック(日本盤)
    # タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
    15. 「ブロークン・グラス」(Broken Glass) イングヴェイ・マルムスティーン イングヴェイ・マルムスティーン

    参加ミュージシャン

    • イングヴェイ・マルムスティーン(ギター)
    • ヨラン・エドマン(ボーカル)
    • スヴァンテ・ヘンリソン(ベース、チェロ)
    • マッツ・オラウソン(キーボード)
    • ボー・ワーナー(ドラムス)(8曲目以外全て)
    • マイケル・フォン・ノリング - ドラム(8曲目のみ)
    • ロロ・レナーバック(フルート)※イングヴェイの実姉

    映像・ライブ作品

    No Mercy(Badinerie)

    • ライヴ・アット・武道館
      • Guitar solo
    • ライヴ!!
    Guitar Solo (Trilogy Suite, Red House, Badinere and Battle)

    脚注・出典

    1. ^ "Fire & Ice - Yngwie Malmsteen : Awards

    外部リンク





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