SUPER_BEST_IIとは? わかりやすく解説

SUPER BEST II

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/12 09:21 UTC 版)

CHAGE and ASKA > SUPER BEST II
『SUPER BEST II』
CHAGE & ASKAベスト・アルバム
リリース
録音 1986年 - 1991年
ジャンル
時間
レーベル ポニーキャニオンアードバーク
プロデュース
  • CHAGE & ASKA
  • 山里剛
チャート最高順位
  • 週間1位(4週連続・通算5週、オリコン[2][3]
  • 1992年度年間1位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング32位
ゴールドディスク
  • セプトゥプル・プラチナ (RIAJ)[4]
CHAGE & ASKA アルバム 年表
  • TREE
  • (1991年)
  • SUPER BEST II
  • (1992年)
  • GUYS
  • (1992年)
EANコード
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SUPER BEST II』(スーパー・ベスト・ツー)は、日本の音楽ユニットであるCHAGE & ASKAの5作目のベスト・アルバム

1992年3月25日ポニーキャニオンアードバークレーベルからリリースされた。本作はオリコンアルバムチャートにおいて最高位第1位を獲得、日本レコード協会の集計では売り上げ枚数が280万枚を超えたためセプトゥプル・プラチナ認定を受けている。

背景・概要

シングル・ベスト『SUPER BEST』(1987年)に続くベスト・アルバム。14枚目のシングル「モーニングムーン」(1986年)から28枚目のシングル「僕はこの瞳で嘘をつく」(1991年)までの全シングル15曲を発売順に収録している[5][注 1]

ASKAは当時から「ベスト盤嫌い」であり、ベスト・アルバムのリリースを好んでいなかったが、本作に対して「何もかもが追い風でしたので、僕らの音楽に触れておられない方々が『手にしやすい一枚』となる」と考え、また選曲において「ベストの定義」にも疑問を持っていたASKAだったが、今回は「シングル集」と言う明確な事実が基準である事もあり、自らが唯一発売を決めたベスト・アルバムとなった[6][注 2]

録音

収録曲は全てリミックスが施されている。ほとんどはシングルの音源がベースになっているが、「モーニングムーン」は、アルバム『TURNING POINT』(1986年)に収録のロングバージョンのリミックス、「ラプソディ」はアルバム『RHAPSODY』(1988年)に収録の「狂想曲(ラプソディ)」のリミックスとなっている。

アルバム発売と同時にシングル「WALK」および「LOVE SONG」が再リリースされ、アルバムミックスによる音源で収録されている。

楽曲

  1. モーニングムーン
    • 1986年発売の14枚目シングル。リミックスは7枚目のアルバム『TURNING POINT』(1986年)に収録のアルバムバージョンが基となっている。同アルバムとは異なりキーボードが控えめになったり、ラストサビの入りのドラムの叩きや曲の終わりのフェードアウトが遅いなどリメイクしている。
  2. 黄昏を待たずに
    • 1986年発売の15枚目シングル。アウトロはシングル仕様とは異なるためリメイク仕様となっている。
  3. Count Down
    • 1986年発売の16枚目シングル。イントロのドラムの叩きやアウトロの掛け声(3回目)にエコーがかかるなど、原曲とは別物に近いリメイク仕様になっている。
  4. 指環が泣いた
    • 1986年発売の17枚目シングル。ドラムやキーボードの演奏が原曲とは異なっている。
  5. SAILOR MAN
    • 1987年発売の18枚目シングル。Cパート前の演奏やキーボードの演奏が原曲とは異なっている。
  6. ロマンシングヤード
    • 1987年発売の19枚目シングル。後述の「LOVE SONG」(1989年)のカップリング曲として収録されたリメイク仕様。
  7. 恋人はワイン色
    • 1988年発売の20枚目シングル。オリジナルバージョンよりアウトロのフェードアウトが10秒ほど遅くなっている。
  8. ラプソディ
    • 1988年発売の21枚目シングル。リミックスは10枚目のアルバム『RHAPSODY』(1988年)に収録の「狂想曲 (ラプソディ)」が基とし、イントロやアウトロで波が押し寄せるような音源を取り入れている。
  9. Trip
    • 1988年発売の22枚目シングル。シングルとは異なりイントロの掛け声が優しくなっている。
  10. WALK
    • 1989年発売の23枚目シングル。本曲は本作と同時発売した1992年の再販シングルのリミックスの音源で収録。原曲とは異なりドラムの叩きが異なるのが最大の違いになっている。
  11. LOVE SONG
    • 1989年発売の24枚目シングル。前曲のWALK同様、本作と同時発売した1992年の再販シングルのリミックスの音源で収録。オリジナルバージョンよりアウトロのカットアウトが3秒ほど長くなっている。
  12. DO YA DO
    • 1990年発売の25枚目シングル。原曲とは異なりラストの終わりがフェードではない事などリメイク仕様となっている。
  13. 太陽と埃の中で
    • 1991年発売の26枚目シングル。原曲とは異なるリミックス音源。原曲での1番・1メロはASKAのみだがこの曲は最初からCHAGEも参加している。アウトロ部分はCDとは違い最初から重なりあった形でアウトロが始まっている。その為オリジナルバージョンよりアウトロのフェードアウトが30秒ほど早くなっている。
  14. SAY YES
    • 1991年発売の27枚目シングル。アルバム『TREE』(1991年)をベースにリメイク。ラストサビの入り前の弦楽器音が入っているのがCDとの違う点。
  15. 僕はこの瞳で嘘をつく
    • 1991年発売の28枚目シングル。

リリース

1992年3月25日ポニーキャニオンからCD、CTの2形態でリリースされた。CDの初回限定盤はスリーブケース仕様、ブックレット封入。

その後、1993年12月17日にAPO-CDで発売され、2001年6月20日にヤマハミュージックコミュニケーションズよりCD盤で再発売された。

チャート成績

1992年4月6日付から4月27日付のまでのオリコン週間ランキングで第1位を獲得し、4週連続での首位を記録した[8]

発売8週目となる5月25日付でオリコンによる累計売上枚数が200万枚を突破し、自身のアルバムとしては『TREE』(1991年)以来2作目の突破となり、さらにデュオとして史上最速の達成週数を記録した[9]。オリコンによる最終的な累計売上枚数は269.7万枚を記録し、自身のアルバムの中では最も売り上げた作品である[10]。1992年度のオリコン年間アルバムランキング第1位を獲得し、アジア諸国でも大ヒットとなった[11]

また、2006年に発売されたコブクロのベスト・アルバム『ALL SINGLES BEST』に売上が抜かれる前までは、2人組ボーカルユニットとしてのアルバム売上は本作が最大であった。これにより、現在は歴代第2位を記録している[10]

収録曲

CD

# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. モーニングムーン 飛鳥涼 飛鳥涼 佐藤準
2. 黄昏を待たずに 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、THE ALPHA瀬尾一三
3. Count Down 澤地隆 CHAGE Light House Project
4. 指環が泣いた 飛鳥涼 飛鳥涼 佐藤準
5. SAILOR MAN 飛鳥涼 飛鳥涼 瀬尾一三
6. ロマンシングヤード 秋谷銀四郎 CHAGE 瀬尾一三
7. 恋人はワイン色 飛鳥涼 飛鳥涼 西平彰
8. ラプソディ 飛鳥涼 飛鳥涼 西平彰、十川知司
9. Trip 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
10. WALK 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、BLACK EYES
11. LOVE SONG 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、十川知司
12. DO YA DO 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、Jess Bailey
13. 太陽と埃の中で 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、Jess Bailey
14. SAY YES 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
15. 僕はこの瞳で嘘をつく 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
合計時間:

カセットテープ

SIDE A
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. モーニングムーン 飛鳥涼 飛鳥涼 佐藤準
2. 黄昏を待たずに 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、THE ALPHA、瀬尾一三
3. Count Down 澤地隆 CHAGE Light House Project
4. 指環が泣いた 飛鳥涼 飛鳥涼 佐藤準
5. SAILOR MAN 飛鳥涼 飛鳥涼 瀬尾一三
6. ロマンシングヤード 秋谷銀四郎 CHAGE 瀬尾一三
7. 恋人はワイン色 飛鳥涼 飛鳥涼 西平彰
8. ラプソディ 飛鳥涼 飛鳥涼 西平彰、十川知司
合計時間:
SIDE B
# タイトル 作詞 作曲 編曲 時間
1. Trip 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
2. WALK 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、BLACK EYES
3. LOVE SONG 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、十川知司
4. DO YA DO 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、Jess Bailey
5. 太陽と埃の中で 飛鳥涼 飛鳥涼 飛鳥涼、Jess Bailey
6. SAY YES 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
7. 僕はこの瞳で嘘をつく 飛鳥涼 飛鳥涼 十川知司
合計時間:

スタッフ・クレジット

録音スタッフ

美術スタッフ

制作スタッフ

チャート、認定、受賞歴

チャート 最高順位 登場週数 売上数 規格 出典
日本(オリコン 1位 58回 267.7万枚 CD, CT [2][3]
国/地域 認定組織 日付 認定 売上数 出典
日本 日本レコード協会 1992年4月 クワドラプル・プラチナ 1,600,000+ [12]
1992年5月 2ミリオン 2,000,000+ [13][14]
1992年7月 セクストゥプル・プラチナ 2,400,000+ [15]
1993年5月 セプトゥプル・プラチナ 2,800,000+ [4]
『SUPER BEST II』の受賞とノミネート
音楽賞 結果 出典
1993年 第7回日本ゴールドディスク大賞 アルバム賞 [16]
ロック・フォーク部門(男性)

リリース日一覧

No. リリース日 レーベル 規格 カタログ番号 備考 出典
1 1992年3月25日 ポニーキャニオンアードバーク CD PCCA-00355 [17][18]
2 CT PCTA-00130 [2]
3 1993年12月17日 APO-CD PCCA-00544 [19][20]
4 2001年6月20日 ヤマハミュージック CD YCCR-00014 [21][22]
5 2024年10月1日 YMEH AAC-LC - デジタル・ダウンロード [23]

脚注

注釈

  1. 「モーニングムーン」「黄昏を待たずに」「Count Down」の3曲は『SUPER BEST』にも収録されている。
  2. CHAGE&ASKAが活動休止していた1990年にベスト・アルバムの発売の話が持ち上がり、ASKAは普通のベスト・アルバムではつまらないために、スローな楽曲を集めたベスト・アルバムのリリースを提案している。後に『THE STORY of BALLAD』(1990年)として発売された[7]

出典

  1. Super best. 2”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2026年7月12日閲覧。
  2. 1 2 3 オリコンチャート・ブック アルバムチャート編 1999, p. 92.
  3. 1 2 SUPER BEST II|CHAGE and ASKA”. オリコンニュース. オリコン. 2026年7月12日閲覧。
  4. 1 2 ゴールドディスク認定 1993年5月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2026年5月17日閲覧。
  5. CHAGE&ASKA 1992年5月3日 大阪城ホールでの勇姿”. WHAT's IN? tokyo. WHAT's IN? tokyo (2019年4月12日). 2021年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年6月8日閲覧。
  6. 毎朝までのレコーディング。何の疲れもありません。”. ASKA_burnishstone’s diary. はてな (2017年9月22日). 2018年6月3日閲覧。
  7. 別冊カドカワ 2000, p. 386.
  8. コブクロ、4週連続首位!男性アーティスト8年4ヶ月ぶりの快挙!”. オリコンニュース. オリコン (2006年10月24日). 2022年10月7日閲覧。
  9. コブクロが快挙! デュオ史上3組目のアルバム200万枚突破!!”. オリコンニュース. オリコン (2007年3月12日). 2020年6月4日閲覧。
  10. 1 2 【オリコン】コブクロ、アルバム作品別総売上枚数で2人組ボーカル歴代1位に!”. オリコンニュース. オリコン (2008年1月11日). 2016年3月27日閲覧。
  11. BIOGRAPHY”. ASKA Official Web Site「Fellows」. fellows. 2018年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月31日閲覧。
  12. ゴールドディスク認定 1992年4月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2026年7月12日閲覧。
  13. The Record vol.442”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. p. 4. 2020年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月13日閲覧。
  14. ゴールドディスク認定 1992年5月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2026年7月12日閲覧。
  15. ゴールドディスク認定 1992年7月”. 日本レコード協会公式サイト. 日本レコード協会. 2026年7月12日閲覧。
  16. 第7回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2018年3月26日閲覧。
  17. CHAGE&ASKA / SUPER BEST 2 [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年7月12日閲覧。
  18. SUPER BEST II/CHAGE & ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年7月12日閲覧。
  19. CHAGE&ASKA / スーパーベスト2 [廃盤]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年7月12日閲覧。
  20. SUPER BEST II/CHAGE & ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年7月12日閲覧。
  21. CHAGE&ASKA / SUPER BEST 2 [再発]”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2026年7月12日閲覧。
  22. SUPER BEST II/CHAGE & ASKA”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2026年7月12日閲覧。
  23. SUPER BESTII/CHAGE and ASKA”. mora. ソニー・ミュージックソリューションズ. 2026年7月12日閲覧。

参考文献

  • 『オリコンチャート・ブック アルバムチャート編 昭和62年-平成10年』オリコン、1999年7月26日、92頁。 ISBN 9784871310468 
  • 「完全保存版430ページ CHAGE & ASKA 大事なものは変わっていく」『別冊カドカワ』1月号増刊、角川書店、2000年1月20日、386頁、雑誌17786-1。 

外部リンク


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