ENERGY (CHAGE and ASKAのアルバム)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/25 11:47 UTC 版)
| 『ENERGY』 | ||||
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| チャゲ&飛鳥 の スタジオ・アルバム | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ポップ | |||
| 時間 | ||||
| レーベル | ポニーキャニオン AARD-VARK(1988年・1989年盤・1990年盤・1993年盤) 東芝EMI(1999年盤) ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤) |
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| プロデュース | CHAGE&ASUKA GO YAMAZATO |
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| チャート最高順位 | ||||
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| チャゲ&飛鳥 アルバム 年表 | ||||
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| 『ENERGY』収録のシングル | ||||
『ENERGY』(エナジー)は、チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)の11作目のオリジナル・アルバムで、本作の4曲目の楽曲名である。1988年11月21日に発売された。発売元はポニーキャニオン。
背景
前作『RHAPSODY』からおよそ8か月で発売された[2][3]。
制作
前作『RHAPSODY』を制作する際にロンドンに渡ってレコーディングを行う予定であったが断念する結果となったため、本作からロンドンでレコーディングを行う予定であったが、ソロ活動やツアーの準備、楽曲提供などで多忙となったためにロンドン・レコーディングの準備が出来ず延期となった[4][5][注 2][注 3]。そのため、ロンドンからミュージシャンやエンジニアを日本に呼んでレコーディングを行う方式に変更した[5]。
レコーディングは、飛鳥(現:ASKA)が知人と出資して設立したスタジオ『BURNISH STONE』で初めて行なわれた[5]。
招いたミュージシャン達は譜面が読めなかったため、デモテープを聴かせながらアイディアを出していくという手法でレコーディングが進められた[5]。
リリース
1988年11月21日にポニーキャニオンより、LP、CT、CDの3形態でリリースされた。
その後、1989年3月21日にGOLD CD、1990年7月21日にCD、1993年12月17日にAPO-CDで再発売され、1999年12月16日に東芝EMI、2001年7月18日にヤマハミュージックコミュニケーションズからCD盤が再発売されたほか、2004年7月28日に発売された完全限定生産盤のCD-BOX『CHAGE and ASKA 25th Anniversary BOX-2 1986-1990』にはデジタルリマスタリング仕様で収録されている。
2009年10月21日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD、紙ジャケット、デジタルリマスタリング仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。
| No. | 日付 | レーベル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1988年11月21日 | ポニーキャニオン | LP CT CD |
C28A0678 28P6854 D32A0406 |
6位 | |
| 2 | 1989年3月21日 | GOLD CD | D35A0474 | - | ||
| 3 | 1990年7月21日 | CD | PCCA-00108 | - | 品番および価格改定。 | |
| 4 | 1993年12月17日 | APO-CD | PCCA-00539 | - | ||
| 5 | 1999年12月16日 | 東芝EMI | CD | TOCT-10702 | - | |
| 6 | 2001年7月18日 | ヤマハミュージックコミュニケーションズ | YCCR-00020 | - | ||
| 7 | 2004年7月28日 | ユニバーサル・シグマ | UMCK-9091 | - | CD-BOX『CHAGE and ASKA 25th Anniversary BOX-2 1986-1990』(完全生産限定盤)に収録。 デジタルリマスタリング仕様。 |
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| 8 | 2009年10月21日 | ヤマハミュージックコミュニケーションズ | SHM-CD | YCCR-10018 | 257位 | 紙ジャケット、デジタルリマスタリング仕様 (初回生産限定盤)。 |
収録曲
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. | 「ripple ring」 | CHAGE&ASUKA | CHAGE | 十川知司 | |
| 2. | 「Trip」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
| 3. | 「赤いベッド」 | 澤地隆 | CHAGE | 国吉良一 | |
| 4. | 「Energy」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | |
| 5. | 「Rainy Night」 | 澤地隆 | CHAGE | 国吉良一 |
| # | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6. | 「東京Doll」 | 澤地隆 | CHAGE | 国吉良一 | |
| 7. | 「Love Affair」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 国吉良一 | |
| 8. | 「夢のあとさき」 | 澤地隆 | CHAGE | 瀬尾一三 | |
| 9. | 「迷宮のReplicant」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 十川知司 | |
| 10. | 「Far Away」 | 飛鳥涼 | 飛鳥涼 | 瀬尾一三 | |
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合計時間:
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楽曲解説
- ripple ring
- 1988年5月21日に発売されたシングル「ラプソディ」のカップリング曲。
- 特に表記は無いが、アルバム・バージョンとなっており、シングル収録時よりも演奏時間が長くなっている。
- 1990年に発売されたバラッドアルバム『THE STORY of BALLAD』にもこのバージョンで収録されている。
- Trip
- 1988年10月5日発売のシングル曲。
- 曲の最後にテンポ・チェンジして新たなパートが追加されており、シングル収録時より演奏時間が長くなっている。
- 赤いベッド
- Energy
- Rainy Night
- 東京Doll
- ロンドンからやってきたミュージシャンをヒントに制作された楽曲[5]。
- Love Affair
- 夢のあとさき
- 迷宮のReplicant
- 2008年にASKAがコンサートツアー『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"』にて披露した。
- Far Away
- 2010年に飛鳥がアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。
参加ミュージシャン
- Drums & Percussions:Richard Stevens
- Drums:菅沼孝三(M-1)
- Bass:Desmond Foster、雨水英司(M-1)
- Electric Guitar:Glenn Nightingale、近藤敬三(M-1)
- Keyboards:国吉良一、十川知司、澤近泰輔(M-1)
- Spanish Guitar:Glenn Nightingale
- Acoustic Guitar:矢島賢(M-4)、笛吹利明(M-1)
- Synthesizer Manipulator:松武秀樹、中山信彦
アルバム曲のその他収録作品
※シングル収録曲は、「ラプソディ」・「Trip」の項目を参照
赤いベッド
- Yin&Yang(1994年)※リミックス音源を収録
- CHAGE CONCERT TOUR 2008 アイシテル / Chage(2018年)※Chageによるライブ音源を収録
- CHAGE "大いに唄う" in 武道館 20th Anniversary Edition / Chage(2018年)※Chageによるライブ音源を収録
- Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆ / Chage(2018年)※Chageによるライブ音源を収録
ENERGY"
- Yin&Yang(1994年)※リミックス音源を収録
東京 Doll
- 倆角形 Duet Angle 20th anniversary(1999年)
- CHAGE "大いに唄う" in 武道館 20th Anniversary Edition / Chage(2018年)※Chageによるライブ音源を収録
- Chage Live Tour 2018 ◆ CRIMSON ◆ / Chage(2018年)※Chageによるライブ音源を収録
Love Affair
- Yin&Yang(1994年)※リミックス音源を収録
迷宮のReplicant
- THE STORY of BALLAD(1990年)
Far Away
- THE STORY of BALLAD(1990年)
- 君の知らない君の歌 / ASKA(2010年)※ASKAによるセルフカバー音源を収録
- ASKA CONCERT TOUR 10>>11 FACES / ASKA(2011年)※ASKAによるライブ音源を収録
脚注
注釈
- ^ シングルジャケットには、1988年10月5日と記載されているが、永らく公式サイトや『別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA』[1]、当時のアルバムに付属されていたディスコグラフィには10月25日と記載されていた。
- ^ 1987年に光GENJIへ楽曲提供を行っており、デビューシングル「STAR LIGHT」はASKAが作詞、CHAGE and ASKAとして作曲を担当した。2枚目シングル「ガラスの十代」、3枚目シングル「パラダイス銀河」はASKAが作詞作曲の両方を担当した[5]。
- ^ 1989年の年末にASKAはロンドンへ拠点を移し、Chageも1990年春にロンドンでASKAと合流している。そこから2か月間、ロンドンで制作を行い同年8月にアルバム『SEE YA』が発売されている[6]。
- ^ インストゥルメンタルとして使用されている。インストゥルメンタル版はTHE ALPHAが演奏担当。
出典
- ^ 「別冊カドカワ 完全保存版430ページ CHAGE&ASKA『大事なものは変わっていく』」『C&A自身による全アルバム解説&完全ヒストリー前編』、角川書店、2000年1月、383頁。
- ^ ALBUM|DISCOGRAPHY CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧。
- ^ ALBUM(2ページ目)|DISCOGRAPHY CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年5月25日閲覧。
- ^ 『RHAPSODY』 CHAGE and ASKA Official Web Site 2021年6月12日閲覧。
- ^ a b c d e f CHAGE&ASKA 倫敦に行かず、倫敦を“呼び寄せ”完成した『ENERGY』 WHAT's IN? tokyo 2019年2月15日配信, 2021年6月14日閲覧。
- ^ CHAGE&ASKA 音楽の“本籍地”をロンドンに移し、過去を払拭させた『SEE YA』 WHAT's IN? tokyo 2019年3月8日配信, 2021年6月3日閲覧
参考文献
- PRIDE II 〜10年の複雑〜 (八曜社、1989年10月10日発行) ISBN 4827000964
外部リンク
- ENERGY - CHAGE and ASKA Official Web Site
「ENERGY (CHAGE and ASKAのアルバム)」の例文・使い方・用例・文例
- 私はまず、この点をAmandaに確認します。
- 11月21日にHolyoke Bar and Grillで、Pete Laurenの退職パーティーが開かれることをお知らせします。11 月10 日までにお返事をください。
- 来月のロンドンへの出張のために、飛行機の便を予約して、Southland銀行の近くの宿泊施設を手配してもらえますか。
- 年次監査を行うために、Bradford and Partnersの会計士たちが10 月10 日の午前10 時に当社を訪ねてくる予定です。
- 一般に公開されたことのない、Ruth and Steve Whitmanの個人コレクションの絵画を含む、およそ120 点の作品が展示される。
- Ruth and Steve Whitmanを紹介すること。
- Conteeさんは、昨年Hope and Learnの会長に就任された、受賞歴のあるミュージカル女優さんです。
- Hope and Learnは遠隔地に学校を建設する資金を集める慈善団体です。
- Hope and Learnへの寄付は、この夜会の最後に集めます。
- 気をつけの姿勢で立つ (⇔stand at ease).
- 等位[対等]接続詞 《対等の語句を接続する and, but など》.
- 等位接続詞 《and, but, or, for など; ⇔subordinate conjunction》.
- 連結接続詞 《and など》.
- 【文法】 相関接続詞 《both…and; either…or など》.
- 蒸留酒, 火酒 《brandy, gin, rum, whiskey など》.
- 英国陸軍士官学校 《Berkshire の Sandhurst /sndhɚːst|‐həːst/ にある》.
- (英国の)運輸省. the Ministry of Education(, Science and Culture) (日本の)文部省.
- 中央裁判所施設 《London の Strand 街にある高等法院の建物》.
- 弱形 《and の /ən/など》.
- 《主に米国で用いられる》 = 《主に英国で用いられる》 the Committee of Ways and Means 歳入委員会.
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