サブスクリプション契約
別名:サブスクリプション方式
【英】subscription agreement
サブスクリプション契約とは、主にソフトウェアのライセンス契約の方式で、売買ではなく特定期間内の使用権を販売する方式のことである。
サブスクリプション契約においては、1年、または複数年の単位で使用契約が交わされることが多い。契約期間内は、ソフトウェアのアップデートなどは追加料金を支払うことなく受けることができる。契約期間を過ぎると使用権がなくなるため、再度契約を結ぶ必要がある。
サブスクリプション契約を採用している製品の例としては、Red Hatが提供しているLinuxディストリビューションの「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)などが知られている。
なお、サブスクリプション契約の方式で提供されるサービスを「サブスクリプションサービス」ということもある。
ライセンス: | サブスクリプションサービス サブスクリプション ソフトウェアアシュアランス サブスクリプション契約 Windows Anytime Upgrade |
特許・知的財産: | 音楽情報ネットワーク協議会 バイドール法 |
サブスクリプション方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/28 22:14 UTC 版)
サブスクリプション方式(サブスクリプションほうしき)はビジネスモデルの1つ。商品ごとに購入金額を支払うのではなく一定期間の利用権として料金を支払う方式。定額制課金方式の一種である。契約期間中は定められた商品を自由に利用できるが、契約期間が終了すれば利用できなくなるのが一般的である。日本語では「サブスク」とも略される[1][2]。英語の「サブスクリプション」(英語: subscription、英語: subscribeの名詞形)には雑誌の「予約購読」「年間購読」の意味がある[3]。転じて「有限期間の使用許可」の意味となった[3]。またクラブなどの「会費」の意味もある。
- ^ “高級家具のサブスク、400ブランド サブスクライフ”. 日本経済新聞社 (2020年2月23日). 2020年2月26日閲覧。
- ^ “トヨタの車サブスク苦戦、申込数1日6件 遠い事業化”. 朝日新聞社 (2019年12月16日). 2020年2月26日閲覧。
- ^ a b c ミック、木村明治「Coffee Break ライセンスとサブスクリプション」『おうちで学べるデータベースのきほん』翔泳社、2015年。ISBN 9784798141336。
- ^ a b 関口大介、岩崎覚史『ドローンビジネス参入ガイド』翔泳社、2017年、28頁。ISBN 9784798152905。
- ^ Ron Miller (2015年12月15日). “Adobeの売上は記録破り―大企業でもビジネスモデルの根本的転換は可能だ”. TechCrunch. 2017年9月19日閲覧。
- ^ a b 横山勝 (2017年7月28日). “所有から利用へ。「サブスクリプション」型モデルでビジネスを変革!”. 電通. 2017年9月19日閲覧。
- ^ “「IoT活用で実店舗の顧客エンゲージメント向上」 〜データドリブンな意思決定を実現する「スポーツクラブ ルネサンス」の取り組み〜”. CNET Japan. 2017年9月19日閲覧。
- ^ “「所有する」時代の終焉--サブスクリプションエコノミーの台頭を告げる5つのトレンド”. CNET Japan. 2020年11月10日閲覧。
- ^ “そもそも「サブスクリプション」ってなに?” (日本語). 不動産テック専門メディア SUMAVE(スマーブ). 株式会社リブセンス. 2020年12月21日閲覧。
- ^ Victoria Song (2019年5月15日). “古いCreative Cloudは著作権的に問題? Adobeが警告”. GIZMODO 2019年5月25日閲覧。
- ^ “「不祥事が起きる→関連作品は封印」でいいのか。電気グルーヴの「自粛」撤回求める署名、発起人の思い”. BuzzFeed (2019年3月17日). 2020年3月9日閲覧。
- ^ “サブスクは音楽を生かすのか、殺すのか――電気グルーヴ配信停止も波紋”. ITmedia (2019年7月11日). 2020年3月9日閲覧。
- 1 サブスクリプション方式とは
- 2 サブスクリプション方式の概要
- 3 脚注
- サブスクリプション方式のページへのリンク