RHEL
正式名称:Red Hat Enterprise Linux
Red Hat社によって開発、販売が行われている製品版Linuxディストリビューション。
主にデータセンターやハイエンドサーバ用途など、安定性や安全性が必要となる場面での利用を前提に開発が行われている。利用するためにはサポートサービスを含む年間契約が必要となる。18ヵ月ごとに新バージョンがリリースされ、リリース後、最大7年間はRed Hat社によってサポートが行われることが保証されている。なお、製品と同等のFTP版は用意されていないが、CentOSやWhite Box Enterprise Linuxなど、RHELと互換性のあるディストリビューションがいくつか存在する。
関連見出し
Fedora Core
Red Hat Linux
CentOS
White Box Enterprise Linux
ディストリビューション
関連URL
Red Hat社(http://www.redhat.com/)
レッドハット株式会社(http://www.redhat.co.jp/)
Red Hat Enterprise Linux
別名:RHEL
Red Hat Enterprise Linuxとは、Red Hatが開発している商用のLinuxディストリビューションである。
Red Hat Enterprise Linuxはサブスクリプション契約によって提供されている。ソフトウェアのアップデートなどは無償で提供され、サポートが有償で提供される方式となっている。Red Hat Enterprise Linuxは、企業などで利用される商用Linuxディストリビューションの中では代表的な製品の一つとされている。
Red Hat Enterprise Linuxのソースコードは、Red Hatによって公開されている。CentOSをはじめとするフリーのLinuxディストリビューションのいくつかは、Red Hat Enterprise Linuxのソースコードをもとにした互換OSとなっている。
なお、Red Hat Enterprise LinuxはRed Hat Linux(RHL)を前身としている。Red Hat Linuxからオープンソースの開発プロジェクトを独立させたものが「Fedora」であり、企業向けの製品として存続しているのがRed Hat Enterprise Linuxとなっている。
参照リンク
Red Hat Enterprise Linux
Red Hat Enterprise Linux
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/19 16:50 UTC 版)
Red Hat Enterprise Linux(レッドハット・エンタープライズ・リナックス)、略してRHEL(レル)とは、レッドハット社によって開発、販売されている業務向けのLinuxディストリビューション。
- 1 Red Hat Enterprise Linuxとは
- 2 Red Hat Enterprise Linuxの概要
「Red Hat Enterprise Linux」の例文・使い方・用例・文例
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