White Box Enterprise Linux
Red Hat Enterprise Linux 3(RHEL3)のソースコードパッケージ(SRPM)をベースに、Red Hat Linux Enterpriseのエンドユーザー利用許諾契約(End user License Agreement:EULA)の条件を満たす形で開発された、フリーのエンタープライズクラスLinuxディストリビューション。
Red Hat Linuxのフリー版はRed Hat Linux 9で開発が終了し、Fedora Coreプロジェクトに移行している。また、アップデートのサービスも逐次終了しているが、RHEL3のアップデートサービス(Errata)は2008年まで続けられることになっている。White Box Enterprise LinuxはRHEL3のErrataをそのまま利用できること、すなわち、2008年までは自動アップデートのサービス提供が保証されていることを特徴としている。
関連見出し
Red Hat Linux
Fedora Core
関連URL
White Box Enterprise Linux(http://www.whiteboxlinux.org)

White Box Enterprise Linux
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/11/01 13:41 UTC 版)
![]() White Box Enterprise Linux 3.0 r1
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開発元企業 / 開発者 | John Morris |
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OSの系統 | Linux |
開発状況 | 停止中 |
ソースモデル | オープンソース |
最新安定版リリース | White Box Enterprise Linux 4 Respin 2 / 2007年6月21日 |
パッケージ管理 | RPM |
対応プラットフォーム | i386, AMD64 |
カーネル種別 | モノリシックカーネル |
ライセンス | GPL |
ウェブサイト | whiteboxlinux.org |
White Box Enterprise Linux(ホワイトボックス・エンタープライズ・リナックス、WBEL)とは、アメリカ ルイジアナ州De Ridder市のボーレガード郡立図書館の資金提供により、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) を基に新たに開発された Linuxディストリビューションである。2007年6月を最後に新たなバージョンは公開されておらず、事実上の活動停止状態にある。
なお、RHELが有償であるのに対し、WBELは無償であり、製品に対するサポートは行われない。モデルとなったディストリビューションで使われていたGPLのソースコードを再コンパイルし、かつ、そのベンダーが権利を所有する商標やロゴなどを削除したLinuxディストリビューションである。「RHELクローン」と呼ばれるものはこれ以外にCentOSやScientific Linuxがある。
外部リンク
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