…たいとは? わかりやすく解説

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たい

[助動][たかろ|たく・たかつ|たい|たい|たけれ|○]《希望の助動詞「たし」の連体形「たき」の音変化》動詞、および助動詞「れる」「られる」「せる」「させる」の連用形に付く。

1 話し手の希望を表す。「御飯を食べたい」

「日比(ひごろ)月日がおがみたいと思うたに」〈虎明狂・腰祈〉

2 話し手以外の人の希望を表す。「読みたいなら貸すよ」「やめたい人はやめればいい」

3 「ある」「である」「なさる」「くださる」や尊敬の助動詞「れる」「られる」に付いて、他に対する希望・要求を表す。…てほしい。「正直者がばかを見ない世の中でありたい」「別表を参照されたい」

[補説] 「たい」が他動性の動詞に付く場合、希望の対象を表すのに、「水を飲みたい」「水が飲みたい」のように「…ヲ…タイ」「…ガ…タイ」の両形を、室町時代以来用いてきている。連用形「たく」の音便形「とう(たう)」は中世から行われているが、現代語では、「ございます」「存じます」を伴うときにかぎって行われる。また、接続助詞「て」を伴う場合、「たくって」となることもある。3は多く文章語に用いる。


た・い

[接尾]《形容詞型活用[文]た・し(ク活)。「いたし」の頭母音が脱落したものか》名詞や動詞の連用形などに付いて、形容詞をつくる。

1 その事のはなはだしい意を表す。「めで―・い」「うしろめ―・い」

2 そのような状態であることを表す。「けむ―・い」「つめ―・い」

[補説] 促音が挿入されて、「…ったい」となることもある。「じれったい」「やぼったい」など。


タイ【tie】

読み方:たい

1 ネクタイ。「アスコット―」

2 競技・試合などで、得点や記録が相手または他の競技者と同じであること。また、タイ記録のこと。「スコアを―に持ちこむ」 「一試合で自己最多―の得点を挙げる」

3 楽譜で、同じ高さの二つの音符を結ぶ弧線。両音符は間に切れ目のない1音として演奏される。

[補説] 2は、一般の順位づけや、結果としての数値についても用いられる。「興行収入1位―の映画」「過去最多―の入園者数」


タイ【Thai】

読み方:たい

インドシナ半島中央部を占める立憲王国。正称、タイ王国。首都バンコク。米・ゴム・錫(すず)などを産出。上座部仏教が行われる。13世紀初めからスコータイ朝・アユタヤ朝と続き、1782年チャクリ王朝となり、1932年に専制君主制を廃し現在に至る。人口6668万(2021)。旧称シャム。

[補説] 「泰」とも書く。


た‐い【他意】

読み方:たい

心の中に隠している別の考え。特に、相手に対する悪意。ふたごころ。「別に―はない」


たい【体〔體〕】

読み方:たい

[音]タイ(呉) テイ(漢) [訓]からだ

[学習漢字]2年

〈タイ〉

1 四肢・骨格などで組み立てられたものとしてのからだ。「体育・体温・体格・体質・体重・体操・体力/巨体・五体・死体・上体・身体・人体・聖体・胴体・肉体・女体・病体・裸体・老体」

2 各部分を組み立てたまとまりのある形や組織。「体系・体制/詩体・字体・政体・全体・団体・文体」

3 一定の形や働きをもつ存在。「体積/液体・機体・客体・球体・実体・主体・船体・天体・媒体・物体・本体」

4 身につける。「体験・体得」

5 「体言」の略。「連体詞」

〈テイ〉見かけのようす。「体裁/憎体(にくてい)・人体(にんてい)・風体・面体」

[補説] 「躰」は「體」の俗字。

[名のり]なり・み・みる・もと

[難読]為体(ていたらく)


たい【体】

読み方:たい

[名]

1 からだ。身体。「―を預けて寄り切る」

2 そのものとしてのかたち。すがた。「論文としての―を整える」

3 物事の本質をなすもの。「名は―を表す」

4 生け花で、天または地の役枝(やくえだ)のこと。

5 四則算法の可能な集合。有理数全体・実数全体・複素数全体など。しかし自然数全体・整数全体などは体ではない。

[接尾]助数詞。神仏の像や死体などを数えるのに用いる。「仏像一―」


たい【堆】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) ツイ(唐) [訓]うずたかい

〈タイ〉高く積み上げる。うずたかい。「堆積・堆肥」

〈ツイ〉いくつも重ねる。「堆紅(ついこう)・堆朱」


たい【堆】

読み方:たい

1 1か所にうず高く積もっていること。また、そのもの。

「大なる其葉枯れ乾き落ちて、―をなす」〈蘆花・自然と人生〉

2 海底で、平らな頂をもつ隆起部。プランクトンが多く好漁場となる。北海道天塩沖の武蔵堆、能登半島沖の大和堆など。バンク。


たい【大/代/台】

読み方:たい

〈大〉⇒だい

〈代〉⇒だい

〈台〉⇒だい


たい【太】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) タ(慣) [訓]ふとい ふとる

[学習漢字]2年

〈タイ〉

1 豊かに大きい。「太陰・太鼓・太山・太陽」

2 はなはだしい。「太古・太平」

3 第一番。はじめ。「太極・太子・太初・太祖」

4 尊い者に添える語。「太公・太后・太閤(たいこう)」

〈タ〉

1 第一番。「太郎」

2 ふとい。ふといもの。「根太(ねだ)・丸太」

〈ふと(ぶと)〉「太股(ふともも)/極太(ごくぶと)・肉太・骨太」

[名のり]うず・おお・しろ・たか・と・ひろ・ひろし・ふと・ふとし・ます・み・もと

[難読]太宰(だざい)・太政(だじょう)・太刀(たち)・太夫(たゆう)・心太(ところてん)・明太(めんたい)・猶太(ユダヤ)


たい【対〔對〕】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) ツイ(唐) [訓]むかう こたえる

[学習漢字]3年

〈タイ〉

1 向かい合う。二つが向き合う。「対岸・対決・対抗・対座・対策・対象・対比・対面・対立/絶対・相対・敵対・反対」

2 相手になって受け答えする。「応対・接対」

3 二つで一組のもの。「対偶」

4 対島(つしま)国。「対州」

〈ツイ〉の3に同じ。「対句/一対」


たい【対】

読み方:たい

1 対照をなすこと。また、反対の関係にあること。「男の―は女」

2 互いに相手関係にあること。「巨人―中日戦」

3 数を表す語の間に入れて、数量の比例・割合を表す語。「三―二の割でまぜる」

4 同等の力量・資格であること。「―で碁を打つ」

5 二つで一組みとなるもの。つい。

「ある時宣宗が一句を得て―を挙人(きょじん)中に求めると」〈鴎外・魚玄機〉

6 「対の屋」の略。

「ひんがしの―の西の廂」〈枕・八〉

7 名詞などの上に付けて、比較・交渉・戦いなどの相手であることを表す。「―前年比」「―欧州貿易」


たい【▽帝/▽諦】

読み方:たい

〈帝〉⇒てい

〈諦〉⇒てい


たい【帯〔帶〕】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) [訓]おびる おび

[学習漢字]4年

〈タイ〉

1 おび。おび状のもの。「衣帯・眼帯・靭帯(じんたい)・声帯・束帯・着帯・紐帯(ちゅうたい・じゅうたい)・包帯」

2 身につける。おびる。「帯出・帯電・帯刀・帯黒色/拐帯・携帯」

3 そばに伴う。「帯同/妻帯・所帯・付帯・連帯」

4 ある範囲の地域。おび状の範囲。「一帯・温帯・寒帯・地帯・時間帯・植物帯」

〈おび〉「帯革/角帯・腰帯・腹帯・兵児帯(へこおび)」

[名のり]たらし・よ

[難読]帯刀(たちはき・たてわき)


たい【待】

読み方:たい

[音]タイ(漢) [訓]まつ

[学習漢字]3年

1 まち受ける。まつ。「待機・待避・待望/期待」

2 もてなす。取り扱う。「待遇/歓待・虐待・招待・接待・優待」

[名のり]なが・まち・みち


たい【怠】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(漢) ダイ(呉) [訓]おこたる なまける だるい

心がたるんでなまける。「怠惰・怠慢/過怠・緩怠・勤怠・懈怠(けたい・かいたい)・倦怠(けんたい)」

[名のり]やす


たい【態】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) [訓]わざ

[学習漢字]5年

身や心の構え。広く、ありさま。ようす。「態勢・態度/擬態・旧態・形態・姿態・事態・失態・実態・醜態・重態・状態・常態・酔態・世態・生態・媚態(びたい)・変態・容態」

[名のり]かた

[難読]態態(わざわざ)


たい【態】

読み方:たい

1 かたち。すがた。ありさま。てい。

2 《voice》文法で、動詞によって表される動作・作用の性質・あり方とその表現のしかたに関する範疇。能動態・受動態など。なお、完了態のように、相(aspect)の意味にも用いることがある。


たい【戴】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢) [訓]いただく

1 頭の上にのせる。「戴冠/不倶戴天(ふぐたいてん)」

2 うやうやしく上にささげて持つ。「推戴・頂戴・奉戴」


たい【替】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(呉) [訓]かえる かわる

1 入れかわる。「交替・代替」

2 衰える。「隆替」

[難読]為替(かわせ)


たい【×殆】

読み方:たい

[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]ほとんど

あぶない。あやうい。「危殆」

[名のり]ちか


たい【泰】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢)

1 ゆったりと落ち着いている。「泰然・泰平/安泰」

2 はなはだしい。「泰西・泰東」

3 中国の山、泰山。「泰斗」

4 タイ国。「日泰」

[名のり]とう・ひろ・ひろし・やす・やすし・ゆたか・よし


たい【滞〔滯〕】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]とどこおる

1 物事が一所にとどまって進まない。とどこおる。「滞貨・滞納/延滞・凝滞・渋滞・遅滞・沈滞・停滞」

2 ある場所に足をとめる。「滞欧・滞空・滞在・滞日・滞留」


た‐い〔‐ゐ〕【田居】

読み方:たい

田のある所。たんぼ。また、田舎。

「筑波嶺の裾廻(すそみ)の―に秋田刈る妹(いも)がり遣らむ黄葉(もみち)手折らな」〈万・一七五八〉


たい【耐】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(慣) [訓]たえる

もちこたえる。たえる。「耐火・耐久・耐震・耐熱・耐乏・耐用/忍耐」

[名のり]つよし


たい【胎】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(呉)(漢)

1 母体内に子が宿ること。また、その子。「胎児・胎生・胎動/懐胎・受胎・堕胎」

2 胎児を宿す所。「胎盤/母胎・換骨奪胎」

3 物事の起こるもと。きざし。「禍胎・胚胎(はいたい)」

[名のり]はら・み・もと


たい【胎】

読み方:たい

1 母体の子が宿るところ。子宮。また、宿った子。

2 「胎蔵界」の略。


たい【×腿】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) [訓]もも

ももとすねの総称。「下腿・大腿」


たい【×苔】

読み方:たい

[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]こけ

1 下等植物の名。コケ。「青苔・蘚苔(せんたい)」

2 コケ状のもの。「舌苔」

[難読]海苔(のり)


たい【苔】


たい【袋】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(漢) [訓]ふくろ

〈タイ〉ふくろ。「魚袋・風袋・郵袋」

〈ふくろ(ぶくろ)〉「胃袋・紙袋・手袋・戸袋・寝袋」

[難読]足袋(たび)・布袋(ほてい)


たい【袋】

読み方:たい

[接尾]助数詞。袋(ふくろ)に入れたものを数えるのに用いる。「茶二〇―」


たい【貸】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) [訓]かす

[学習漢字]5年

かす。「貸借・貸与/賃貸・転貸」


たい【退】

読み方:たい

[音]タイ(呉)(漢) [訓]しりぞく しりぞける すさる しさる のく ひく

[学習漢字]6年

1 後ろに下がる。しりぞく。しりぞける。「退却・退陣・退避/撃退・後退・辞退・撤退・敗退」

2 身を置いていた場所や地位から去る。「退位・退院・退学・退官・退席・退庁/引退・早退・脱退・勇退」

3 勢いが弱まり衰える。「退化・退屈/減退・衰退」

4 (「頽」の代用字)くずれる。「退勢・退廃」

5 (「褪」の代用字)色があせる。「退色」

[名のり]のき


たい【逮】

読み方:たい

[常用漢字] [音]タイ(漢)

1 及ぶ。「逮夜」

2 相手に手が届く。捕らえる。「逮捕」


たい【隊】

読み方:たい

[音]タイ(漢)

[学習漢字]4年

1 組織され一団となった集まり。「隊員・隊商・隊長・隊列/横隊・楽隊・縦隊・編隊」

2 特に、兵の集団。「軍隊・除隊・大隊・部隊・兵隊・連隊」


たい【隊】

読み方:たい

1 ある目的のために二人以上が集まって一団となっているもの。また、一団となったものの並び方。隊列。「―を組む」

2 兵士で組織された集団。軍隊。部隊。


たい【×頽】

読み方:たい

[音]タイ(漢) [訓]くずれる

形や勢いがくずれてだめになる。「頽勢・頽唐・頽廃/衰頽・廃頽」

[補説] 「退」を代用字とすることがある。

[難読]胡頽子(ぐみ)


たい〔たひ〕【×鯛】

読み方:たい

スズキ目タイ科の海水魚の総称。体は楕円形で著しく側扁し、多くは淡紅色。脂肪が少ないので味が落ちにくく、縄文時代からすでに食用にされている。姿が美しく、また、「めでたい」に通じるところから縁起のよい魚とされ、祝い膳(ぜん)に尾頭つきで用いられることが多い。マダイ・キダイ・チダイやクロダイ・ヘダイなどがあるが、特にマダイをさす。


たい【×黛】

読み方:たい

[人名用漢字] [音]タイ(漢) [訓]まゆずみ

1 まゆずみ。「翠黛(すいたい)・青黛・粉黛」

2 黒ずんだ青色。「黛青/翠黛」


たい・そう・ゆう 【体・相・用】

→ 三大

体

読み方:たい、ちょうけいこつたい
別名:蝶形骨体
【英】:Corpus,Body of sphenoid

蝶形骨体は蝶形骨の中央部にあり立方体をなしている。上面中央部には鞍状を呈したトルコ鞍があり、その中央に横位楕円形の下垂体窩がある。トルコ鞍の後方には鞍背という上方に突出した骨板があり、その両側外側端の突起を後床突起という。鞍背の後部は台形をなして後頭骨の底部とともに斜台を形成する。下垂体窩の前には体の前部との境界線である鞍結節とよべる横走する稜があり、その両側端にある中床突起は発育が弱く明瞭なものは少ない。鞍結節の前には細い横走する[視神経]交叉溝があり、その両外側は視神経管につづく。交叉溝の前部は蝶形骨隆起とよばれているが、これは隆起ではなく滑らかな平面である。体の前部は小翼と後部は大翼と結合している。下錐体窩の外側と大翼の根部との間には、内側頚動脈溝という前後に走る溝があり、外側に蝶形骨小舌という突起状の骨板がある。体の下面は鼻腔、咽頭腔の上壁をなし、中央に蝶形骨吻が前下方に突出し鋤骨翼にはさまれる。体の前面中央部には蝶形骨稜という上下に走る稜線があり、篩骨の垂直板と相接する。蝶形骨稜の両側でがいおうに蝶形骨甲介が認められる。これはバルタン小骨ともよばれ、発生学的には篩骨の一部であったものが8~12歳に蝶形骨体と癒合したものでとくに若年頭蓋で著明である。体の内面は空洞状をなし蝶形骨洞とよばれ、その正中部には蝶形骨洞中隔があり、洞を左右に分けている。その前面には蝶形骨洞口という開口部が両側にあり蝶篩陥凹に通じている。

たい


たい

  1. 同上(※「たれ」参照)。〔第六類 器具食物〕

たい

  1. 銃器。〔朝鮮人隠語〕
  2. 銃器。〔朝鮮人語〕
  3. 銃器を云ふ。

分類 朝鮮人、朝鮮人語


たい

  1. 眠。〔朝鮮人隠語〕
  2. 睡眠する事を云ふ。

分類 朝鮮人


たい

  1. 芋。名古屋。

たい


タイ

読み方:たい

  1. 被害者ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・大阪府〕

分類 大阪府


タイ

読み方:たい

  1. 金入ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・岡山県〕
  2. 懐中物のこと。〔一般犯罪〕

分類 岡山県、犯罪


対

読み方:たい

  1. ⑴同じ力、同点等の意。⑵転じて男女関係で一対又は似合いの意。

鯛

読み方:たい

  1. 肴。或は美装した婦人のこと。華しいよりか、又は被害者のこと。
  2. 肴或いは美装した婦人のこと、又は被害者のことをいう。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

載

姓読み方
載たい

鯛

姓読み方
鯛たい

碓井

姓読み方
碓井たい

台

姓読み方
台たい

太

姓読み方
太たい

熊

姓読み方
熊たい

鯛

(…たい から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/04/28 04:53 UTC 版)

まだい(天然、生)[1]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 594 kJ (142 kcal)
0.1 g
5.8 g
飽和脂肪酸 1.47 g
一価不飽和 1.59 g
多価不飽和 1.38 g
20.6 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(1%)
8 µg
チアミン (B1)
(8%)
0.09 mg
リボフラビン (B2)
(4%)
0.05 mg
ナイアシン (B3)
(40%)
6.0 mg
パントテン酸 (B5)
(13%)
0.64 mg
ビタミンB6
(24%)
0.31 mg
葉酸 (B9)
(1%)
5 µg
ビタミンB12
(50%)
1.2 µg
ビタミンC
(1%)
1 mg
ビタミンD
(33%)
5.0 µg
ビタミンE
(7%)
1.0 mg
ミネラル
ナトリウム
(4%)
55 mg
カリウム
(9%)
440 mg
カルシウム
(1%)
11 mg
マグネシウム
(9%)
31 mg
リン
(31%)
220 mg
鉄分
(2%)
0.2 mg
亜鉛
(4%)
0.4 mg
銅
(1%)
0.02 mg
他の成分
水分 72.2 g
コレステロール 65 mg

ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した[2]。廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDI)  の割合。

鯛(タイ)とは、広義にはニザダイ目タイ科の総称、狭義にはタイ科のマダイを指す。

概要

日本では一般的に高級魚として認知されている。タイ科にはマダイの他に、クロダイ、キダイ、チダイ、ヒレコダイ、タイワンダイ、アカレンコなどが含まれる。これらの内、日本近海にいるのは、マダイ、チダイ(ハナダイ)、キダイ(レンコダイ)、クロダイ(チヌ)の4種である[3]。

さらに広義には、タイ科以外の魚でも、扁平・大型・赤っぽい体色・白身などの特徴を持つ魚には「-ダイ」と和名がついていることが多く、この場合、タイ科とは分類上遠い魚もいる[4]。これらのタイは、アヤカリダイと呼ばれ、タイにあやかりたいために付けられたものとされる[3][5]。

アマダイ、キントキダイなどはタイ科と同じニザダイ目だが、イシダイ(サンフィッシュ目)、エボシダイ(サバ目)、キンメダイ(キンメダイ目)、アコウダイ(ペルカ目)、マトウダイ(マトウダイ目)などは目のレベルでちがう魚である。このように和名にタイと名のついた魚は200種以上もいる[注釈 1]。

極端な場合には淡水魚のティラピアを、その学名ティラピア・ニロチカから「チカ鯛」などと命名したり、「イズミダイ」と称して販売されていたこともあった。こうしたものは「あやかりタイ」などと揶揄される。

台湾では、旨い魚を10種並べた「十大美味魚」に入っており、次に並べる中の6番目の嘉鱲がマダイ、7番目の赤鯮がキダイ、8がアカアマダイである。「一午仔、二紅魦(中国語版)、三鯧、四馬駮(英語版)、五鮸(中国語版)、六嘉鱲、七赤鯮、八馬頭、九烏喉(中国語版)、十寸子(中国語版)」[7]。また「春鮸冬嘉鱲」ともあり、春は鮸(ホンニベ)、冬はマダイが旬であるとしている[8]。

料理

日本では非常に馴染みの深い魚で、縄文時代から鯛の骨が出土しており、日本列島では古来より重要な食用魚であった[3]。赤い色がめでたいとして、お祝いの席でよく出る。そのため七福神の一人恵比須は釣竿で鯛を釣り上げた姿をしており、目出鯛魚とされる[5]。腐っても鯛と呼ばれるようにたんぱく質分解酵素が少なく痛みにくい魚で、神道では重要な地位を占めており、冠婚葬祭等の祭礼で食あたりしにくいため重宝された[3]。

海域に生息する鯛は、刺身、昆布締め、塩焼き、煮付け、蒸し焼き、干物、蒲鉾、混ぜご飯など様々に調理される。食通の間では、唇の肉や頬肉、カマ(胸びれのつけ根)などが特に好まれている。表面が非常に頑丈な鱗で覆われており、ひれのトゲが固く危険であることから、さばくのに苦労を要し、家庭で調理する場合は購入する鮮魚店で予めさばいてもらう事がある。さばかない一匹まるごとの状態は「尾頭付き」と呼ばれ、奉納と言った神事や結婚式等の慶事で使われる。

さらに江戸時代になると、魚は専ら海のものが食され、将軍家でも鯛が喜ばれたため「大位」と当て字をされもてはやされた(当時、海から遠い京都では鯉が宮中で食され「高位」などと呼ばれていた)。

鯛の頭部を用いた料理に「兜煮」がある[9]。「兜煮」の調理に際して鯛頭部を縦に切断することを「梨割」と呼び、梨割は「兜割」とも呼ばれる[9]。一方で「兜煮」「兜割」の呼称は江戸時代の料理書に見られないことや、「兜を割る」が武家社会において縁起の悪い表現であるとする観点から、「兜煮」「兜割」の呼称は明治以降のものとする説もある[9]。これらの調理方法は、鎌倉時代から室町時代の遺跡草戸千軒町からはマダイの頭は例外なく出刃包丁のようなもので兜割りされており、出刃包丁の出現した平安時代後期から近世・江戸の遺跡にも同様の痕跡があることから、マダイの兜割、煮つけが一貫して行われていたとする説がある[10]。

タイの塩焼きは、京都などの関西圏では正月に出され「睨み鯛」と呼ばれる。睨み鯛は、正月三が日には箸が付けられず見ているだけとする風習から来たものである[11]。また、婚礼の際には宴では食べずに、引き出物として塩焼きを持ち帰ったり、鯛に似せた砂糖菓子などを持ち帰る風習がある[3]。

タイをよく用いる料理

知性

  • 鯛の仲間(スズキ目)は魚類では知能が高く、特にイシダイは水族館では存在感を持ち何処の水族館でも会うことができる。マダイの稚魚も好奇心が強く、顔見知りのダイバー近くに寄ってくる事がある[12]。

文化

『水族寫真』(『水族写真』、著:奥倉辰行、1857年)より「鯛名所図会」。鯛の(九つ)道具が記載されている[13]。
県の魚
千葉県では鯛、愛媛県ではマダイをそれぞれ県の魚に指定している。
ことわざ
「海老で鯛を釣る」「鯛の尾より鰯の頭」「腐っても鯛」などのことわざがある。また、「鯛やヒラメの舞い踊り」など、鯛は魚類の代表格として扱われていることがわかる。
言葉
タイ焼き、タイツリソウ(ケマンソウの別名)など、鯛にまつわる言葉は多い。
鯛の鯛
鯛の(九つ)道具
以下の骨をまとめて「鯛の九つ道具」と呼び、すべてを揃えれば物に不自由なく福禄を得るという[14][13]。
鯛の鯛
肩甲骨と烏口骨の二つが繋がって出来た魚様の骨のことを「鯛の鯛」、「鯛中鯛(たいちゅうのたい)」などと呼ぶ。この骨は胸鰭を支えたり、動かしたりするのに使われ、種類ごとに形が異なるので、近縁の魚を分類するときにも利用される。この魚様の骨は古くは江戸時代の書物の中に「鯛中鯛」として紹介されている。他の魚にも同様の骨はあるが、なかでもマダイの物が古来より形が美しいとされ珍重された。この骨を肌身離さず持ち歩くと金運が豊かになるなどという言い伝えがあり、また縁起物として収集の対象となることもある。
大龍(だいりゅう)
頭の骨の一部。眉間にある部分の俗称。体にある部分は細長い。
小龍(しょうりゅう)
尾骨の下部にあり、関節を外して抜き取れる、龍の角に似た細い骨。
鯛石(たいせき)
耳石のこと。
三つ道具(みつどうぐ)
頭と背ビレの間にある3本の骨のこと。それぞれ、「鍬(くわ)」「鎌(かま)」「熊手(くまで)」とも呼ばれる。
鍬形(くわがた)
兜の立物(鍬形(くわがた))に似ている形状から。
竹馬(ちくば)
馬の頭に似た形状から。
鳴門骨(なるとぼね)
尻ビレ近くの血管棘が肥大した状態(過骨症(英語版))。疲労骨折が再生したものとも[15]、鳴門の渦潮を泳ぐことから鳴門骨が発達するとも言われるが、地域性は無い。
鯛の福玉(たいのふくだま)
口腔部に潜む寄生虫(タイノエ)。
海面に浮上した真鯛の群れ。特別天然記念物 鯛の浦タイ生息地(千葉県)にて。(2011年10月10日撮影)
安房の鯛の浦
1222年、今の千葉県安房郡で日蓮が生誕した時、鯛が深海から海岸まであがってきて群れ泳いだという言い伝えがあり、その地を鯛の浦と呼んでいる。今でもその地区では、鯛を禁漁にして投げ餌をし、大切にしている。
落語の「鯛」
料理屋の生簀に捕まった鯛の物語。主人公の鯛が生簀の中で20年も無事だった鯛「ぎんぎろ」から生簀の中でなんとか長生きする方法を学ぶ。
唐津くんちの曳山
佐賀県唐津市で行われる唐津くんちの五番曳山(1845年製作)は鯛をモチーフとしており、現存する14台の中でも唐津くんちを代表する曳山となっている。
豊浜鯛まつり
豊浜鯛まつりは愛知県知多郡南知多町で毎年7月に行われる祭り。大小の張りぼての鯛5匹が町内や海を練りまわる。
献上品
江戸時代、各大名が幕府へ献上する食品の中で、鯛が盛んに活用されており、1762年の宝暦武鑑によれば88の大名が干鯛を献上している。活鯛も非常に用いられ、江戸城活鯛納制という組織ができ、生簀船などにより調達網が整えられていた[16]。
祝い鯛(鯛細工)
越中・越後で古くから作られている祝儀用贈答品。蒲鉾のものと生菓子(紅白の煉切餡)タイプの二種類があるが、いずれも鯛の左側がデザインされる。

主な「鯛」

ニザダイ目

ニザダイ目以外

注釈

  1. ↑ 『万葉集』では、鯛とはマダイただ一種を指していたが、江戸時代(1855年:安政2年)にはタイと呼ばれる魚を86種紹介する書籍が著され、さらに昭和期(1943年)の書籍では235種を数えた[6]。

出典

  1. ↑ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
  2. ↑ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」
  3. 1 2 3 4 5 “日本人にとって特別な魚「鯛」”. www.gov-online.go.jp. 2025年1月5日閲覧。
  4. ↑ 海の豆知識 Vol.47タイ公益財団法人海洋生物環境研究所
  5. 1 2 作成者: ぴあレジャーMOOKS編集部 『おとな図鑑(2) おいしいお魚百科』2018 p46
  6. ↑ 『海のはくぶつかん』:Vol.32 No.1 p.4-5鈴木克美、東海大学社会教育センターweb
  7. ↑ “在薩爾瓦多城遇見馬頭魚”. 2019年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年2月24日閲覧。
  8. ↑ “澎湖的潮間帶──終身學習網路教材-教學資源-教學資源-海洋諺語”. tidal.phhcc.gov.tw. 2025年1月6日閲覧。
  9. 1 2 3 岡嶋隆司 (2004). “真鯛頭部の解体方について-解体手順と調理法の推定-”. 動物考古学 (動物考古学研究会) 第21号: 92.
  10. ↑ 志田原, 重人 (2001年3月20日). “中世における水産物の流通と消費”. 比治山大学短期大学部紀要. pp. 1–15. 2025年1月5日閲覧。
  11. ↑ 「睨み鯛」。コトバンクより2025年1月5日閲覧。
  12. ↑ 岡村収・尼岡邦夫監修『山渓カラー名鑑 日本の海水魚』1997年 山と渓谷社 ISBN 4635090272
  13. 1 2 “Ouroboros”. 東京大学(umdb.um.u-tokyo.ac.jp). 2025年1月3日閲覧。
  14. ↑ 大場秀章(編)『東大講座 すしネタの自然史』 日本放送出版協会 2003年 ISBN 4140808276 pp.133-135.
  15. ↑ 「鳴門骨」。コトバンクより2025年1月3日閲覧。
  16. ↑ 江後迪子『隠居大名の江戸暮らし』吉川弘文館、1999年、130頁。ISBN 4-642-05474-X。

たい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/24 05:03 UTC 版)

「くにおくんの超熱血!サッカーリーグぷらす ワールド・ハイパー・カップ編」の記事における「たい」の解説

FC版でのGKちゃちゃいのひとり攻めがしっかり再現されている。勝つと、ぷみぽんがさけっとにムエタイキックを食らわした後、ムエタイダンスを踊る。ねっけつリーグでのフォーメーションの変更はない(2-2-1)。

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たい

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 12:20 UTC 版)

助動詞

たい【稀・古用:度い】

  1. (希望の助動詞)動詞の連用形について、希望を表す。
  2. (話し手を含んで一般人称的に)希望や願望を表す。
  3. (「いただきたい」「くだされたい」「されたい」などの形で)他者に請い求める意を表す。してほしい。

活用

未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形 活用型
たかろ たかっ
たく
たい たい たけれ ○ 形容詞型

語源

類義語

助詞

たい

  1. (方言、九州北部)断定の意。~だよ。

類義語

  • ばい

鮉

鮉

鯛

鯛
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