舌苔とは? わかりやすく解説

ぜっ‐たい【舌×苔】

読み方:ぜったい

舌の粘膜の上面に生じコケ状の付着物。


舌苔(ぜつたい)

歯垢プラーク)とほぼ同じ成分で、食べかす口の中の細菌結合し、舌の表面に白や黒、黄色っぽいのようなものを付着させること。消化器系病気口腔内を不潔にしていると舌苔になりやすい。

舌苔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 22:17 UTC 版)

舌苔(ぜったい)は、に付着する白い状のもの。舌の上皮が伸びたものに細菌や食べカス・粘膜のカスのタンパク質やアミノ酸を口の中にいる嫌気性菌という種類の細菌が分解して産まれた揮発性硫黄化合物(VSC: Volatile Sulfur Compounds)という物質である[1]


  1. ^ a b 口臭の原因の6割は舌についた汚れ『舌苔』。舌ブラシで舌を磨こう!” (日本語). 本田歯科クリニック (2021年8月27日). 2022年1月28日閲覧。
  2. ^ a b 佐賀市の痛くない歯医者さん「佐賀ん歯科・こども歯科」. “舌苔は口臭の発生源 | 佐賀市の痛くない歯医者さん「佐賀ん歯科・こども歯科」” (日本語). sagan-dental.com. 2022年1月28日閲覧。
  3. ^ ためしてガッテン:「舌を見て100%危ない病気を見抜く法」(NHK)


「舌苔」の続きの解説一覧

舌苔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:30 UTC 版)

舌診」の記事における「舌苔」の解説

舌苔の色 白 白い 正常、表証、寒証 黄 黄色 熱証、裏証黒色 裏熱証、寒湿黒苔 黒いまたは焦げた 裏証、熱寒極 舌苔の厚さ質 薄 薄く見底できるもの 正常、表証虚証邪気が弱い 厚 厚く見底できないの 裏証、実証邪気が強い 潤 潤いがあるもの 正常(津液の未損傷)、湿邪 燥 乾いているもの 津液損傷、陰液の損傷、燥邪 滑 水分過多 湿の停滞 がねっとりし、剥離しくいもの 痰飲、湿濁 腐 がおから状を呈し剥離しすいもの 食積、痰濁 剥離 一部、または全て剥離しているもの 気陰両虚 見底とは、薄い舌苔を通して舌体が見えること。見底できるものを薄、見底できないものを厚といい、薄から厚変化することは病邪が表から裏に病状進行し、厚から薄変化することは病邪が裏から表に出てきて病状好転すること。

※この「舌苔」の解説は、「舌診」の解説の一部です。
「舌苔」を含む「舌診」の記事については、「舌診」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「舌苔」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「舌苔」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「舌苔」の関連用語


2
舌ブラシ デジタル大辞泉
96% |||||

3
78% |||||

4
舌掻き デジタル大辞泉
70% |||||

5
デジタル大辞泉
70% |||||

6
デジタル大辞泉
52% |||||




10
16% |||||

舌苔のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



舌苔のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
歯イタッ!でどっとこむ歯イタッ!でどっとこむ
Copyright (C) 2024 haitade.com All Rights Rserved,
歯イタッ!でどっとこむ教えて歯科用語
国立医薬品食品衛生研究所国立医薬品食品衛生研究所
COPYRIGHT (C) 2024 National Institute of Health Sciences ALL RIGHTS RESERVED.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの舌苔 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの舌診 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS