【縦隊】(じゅうたい)
縦方向に列を組んだ隊形。
主に行軍時に採用される。
横隊と比べて、隊列の維持が容易ではぐれにくく、指揮・連携もしやすい。
また、先頭の一人分のスペースさえあれば、大抵どこにでも隊列を保って入り込める柔軟さがある。
ただし、正面から接敵した場合に射界が限定される為、戦闘の際には隊形を変換することが多い。
一列縦隊のほかに、複数列での縦隊や、先頭にポイントマンを二人配置するY字縦列もある。
縦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 17:53 UTC 版)
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縦隊(じゅうたい、英: column)は、縦列に並んだ部隊の戦闘隊形をいう。
概要
縦隊とは基本的な戦闘隊形の一つである。隊形を維持することが比較的容易である点や、機動を統制しやすい点、重層的な構造を持つ点から行軍や突撃の実施の際にしばしば採られる。横陣や斜線陣など敵の広包囲配備を撹乱したり、要塞などの固定陣地を突破するさいに威力を示した。ただし火力攻撃を行う場合、戦闘に参加できる兵力が限定されてしまい、多くが遊兵となる欠点がある。長射程の銃器が発達するとともに戦闘では横隊が基本となる。ナポレオンは攻撃縦隊(colonne d'attaque)を好んで利用した。前衛、側衛、後衛、本隊から構成され、敵部隊と接触してからは速やかに前衛で拘束し、本隊を横隊へと戦闘展開することが可能である。海戦においては単縦陣がある。
関連項目
縦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 09:07 UTC 版)
基本的な移動時の歩兵部隊は縦隊であり、これは非常に狭い通路などでの移動で用いられる。これは部隊を整列させて先頭に立つ兵員のすぐ後ろに部隊長が位置して指揮する隊形となる。隊形の混乱が生じにくく、指揮官が状況と部隊を掌握しやすい。
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