行軍とは? わかりやすく解説

こう‐ぐん〔カウ‐〕【行軍】

読み方:こうぐん

[名](スル)軍隊隊列組んで長距離行進移動すること。学生軍事教練などにもいった。「昼夜別なく—を続ける」「豪雪の中をおして—する」「強—」


行軍

作者谷口善太郎

収載図書日本プロレタリア文学29 谷口善太郎
出版社新日本出版社
刊行年月1986.11


行軍

作者豊田三郎

収載図書豊田三郎小説選集
出版社さきたま出版会
刊行年月1995.4


行軍

作者橋本周二

収載図書キクロプスの瞳―幻想寸劇
出版社文芸社
刊行年月2004.9


行軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/18 16:00 UTC 版)

行軍(こうぐん、: march, traveling)は、部隊が自らの機動力を以って移動することをいう。




「行軍」の続きの解説一覧

行軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/17 04:16 UTC 版)

コルバッハの戦い」の記事における「行軍」の解説

コルバッハの町はコルバッハ山上にあり、周り平原からは400メートル上の高さであったコルバッハ山は町の東1マイルにあるベルンドルフ(ドイツ語版)のまで伸び、町では道路数本交差していた。コルバッハ近くには両軍大軍が行軍していた。元帥ブロイ公以下フランス本軍は約18マイル南のフランケンベルクにいて、一方フェルディナント・フォン・ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル率い連合軍は6マイル東のザクセンハウゼンドイツ語版)にいた。ブロイ公にはヘッセン通ってハノーファー北上する命令下されており、コルバッハにいるフランス軍はこのときヘッセン=カッセル首都カッセルから西25マイルしか離れていなかった。 コルバッハ自体7月9日ハノーファー軽騎兵指揮官ニコラウス・フォン・ルックナー占領していたが、騎兵4個大隊ヘッセン猟兵1個大隊では守備足りず10日にはサンジェルマン伯爵前衛追い払われた。フェルディナントブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公子カール・ヴィルヘルム・フェルディナント率いイギリスハノーファーヘッセン=カッセル混成軍を派遣してサンジェルマン伯爵撃退、およびサンジェルマンブロイ軍の合流阻止命令したグランビー卿にザクセンハウゼン指揮任せると、フェルディナント大軍率いてヴィルドゥンゲンへ行軍した一方のカール・ヴィルヘルム・フェルディナントは朝9時にコルバッハ山麓到着した連合軍のうちイギリス軍ジョン・グリフィン英語版)が指揮官少なくともスタッドホルム・ホジソン(英語版率いる第5歩兵連隊英語版)、エドワード・コーンウォリス(英語版率いる第24歩兵連隊英語版)、エドワード・カー率いる第50歩兵連隊英語版)、トマス・ブルデネル率いる第51歩兵連隊英語版)を含む6個大隊、ハンフリー・ブランド(英語版率いる第1国王近衛竜騎兵連隊英語版)の3個騎兵大隊チャールズ・ハワード英語版率い第3近衛竜騎兵連隊英語版)の2個騎兵大隊、そして大砲18門を有するチャールトン率い歩兵部隊であった連合軍合計ハノーファーヘッセンブラウンシュヴァイク19歩兵大隊、そして14騎兵大隊であり、さらに近くにはルックナー軍もいた。 サンジェルマン軍は最初にラ・トゥール=デュ=パン連隊フランス語版)とラ・クーローヌ連隊フランス語版)の2個旅団だったが、王立スウェーデン人旅団英語版)とカステラス旅団フランス語版)の3個スイス連隊その後続き、さらにナヴァール連隊フランス語版)と王立連隊フランス語版)も駆けつけた。その合計文献によって違い10歩兵大隊15騎兵大隊合計7千とするものもあれば、6個旅団合計1万とするものもある。歩兵の他には17騎兵大隊もいた。

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行軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/30 05:03 UTC 版)

サラマンカの戦い」の記事における「行軍」の解説

7月22日早朝マルモン軍は南に移動し、その前列サラマンカ南東にあたる場所に着いた。西に眺望すると、フランス軍にはウェリントン第7師団山稜配置されていることと、そのさらに遠い場所から煙がのぼっていることが判明したマルモンはこの観察イギリス軍大半撤退中であり、今出撃すればイギリス後衛と戦うだけで済む、と結論づけた。そして、彼はフランス軍を南、続いて西に移動させ、イギリス軍脇腹を叩く戦略立てた。 しかし、ウェリントン自軍大半山稜後ろ隠しており、さらに第3第5師団サラマンカから出撃していたため、マルモン判断ミスとなったウェリントンはこのことを知られたら撤退する予定だったが、フランス軍攻撃仕掛けるかもしれない様子見た。 この山稜はLを横に倒したような形(つまり「』」のような形)をしており、その内側には谷、続いてもう1つの』形の山稜がある。つまり、2つの』形の山稜の間に谷が走っている。マルモン軍は内側山稜沿って移動したが、この山稜傾斜は「アラピル・グランデ」(スペイン語: Arapil Grande)と呼ばれるように、険しいものだったこのためフランス軍は朝には2本の傾斜のうち、短く南北を走る傾斜し占領できなかった。マルモン側面攻撃のために軍を長い東西を走る傾斜沿って西へ移動させた。もう1つ山稜ではウェリントンフランス軍から見えないことを利用して精鋭長い方の傾斜配置したマルモン軍は西へ移動するにつれて長い方の傾斜薄く配置されるになってきた。 トミエール(英語版師団が一番西に配置され、キュルトの騎兵がそれを支えた。さらにムキューナ(英語版)、ブエニエ(英語版)、クルーセル(英語版)、ボネ英語版)、サルー英語版)、ボイエーが続き、また短い方の傾斜にはフォワフェレ英語版)が配置された。

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行軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/11 15:51 UTC 版)

カイの戦い」の記事における「行軍」の解説

エリザヴェータ女帝命令もとづき、サルトイコフは1759年6月から着々と行ってきたプロイセンへの進軍をさらに継続したロシア軍勢を7万とする文献もあるが、もっと現実味のある見積もりとして41千とする文献もある。同様にフリードリヒ2世ドーナ将軍ロシア進軍止めるよう命令した。このとき、ドーナ軍は26千人騎兵数個中隊あった。 7月中旬、サルトイコフとドーナ互いに対す陽動1週間費やしたが、その間もサルトイコフはプロイセン国境に接近した14日、彼は南西オーデル川、クロッセン(英語版)とグローガウの間に向かい19日シレジアとの境界にあるチュリヒャウに着くと数日間休息をとった。 プロイセン軍というとフリードリヒ2世ドーナ更迭して、カール・ハインリヒ・フォン・ヴェーデル(英語版)をその後任に据えたヴェーデル20日に着くとチュリヒャウでロシア軍行き道をふさぎ、オーデル川への進軍阻止した。彼は翌日攻撃仕掛けようとしたが、ロシア軍弱点上手くつけられなかった。 20日、サルトイコフは軍の一部カイとチュリヒャウに向かわせ、自らはオーデル川プロイセン軍のクロッセンとフランクフルト (オーダー)との連絡線切断した。この時点ロシア軍カイ高地と、モズフ(英語版)にあるもう一つ高地占領していた。ロシア軍地理的な優位これだけではなかった。アイヒミューレン=フリースドイツ語: Eichmuehlen-Fliess)という小川カイの東で低地にある沼地流れており、渡河できる場所が少なかった1つはパルツィヒの東にある道で、ロシア軍中央相対しており、まず無理であった。もう1つカイの南であり、ロシア軍右翼への突撃成功する渡河は可能であった。では突撃現実的であるかというとロシア軍全軍出撃させなければ可能、というのがヴェーデル考えであった23日ヴェーデルはサルトイコフ軍を偵察して、行軍中であることを確認したヴェーデルフリードリヒ2世から直に「いい陣地」を確保する、そして「望ましい攻撃手段」を使う命令受けていた。フリードリヒ2世命令での「いい陣地」とは守備優れた陣地意味し、「望ましい攻撃手段」とは斜行戦術英語版)を意味していた。ヴェーデル大王信任維持するためにはサルトイコフ軍がフランクフルト進軍する前に戦闘もちこむ必要がある認識し進軍命令した。この時点ヴェーデルのとれる最良戦略ロシア軍より先に高地のパルツィヒを確保することであり、パルツィヒの確保にはカイを通るのが一番良い方法であった

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行軍

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 00:56 UTC 版)

名詞

 こうぐん

  1. 軍隊隊列組み長距離徒歩移動すること。

発音(?)

こ↗ーぐん

動詞

活用

サ行変格活用
行軍-する

「行軍」の例文・使い方・用例・文例

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