チーム鎧武とは? わかりやすく解説

チーム鎧武

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 23:07 UTC 版)

仮面ライダー鎧武/ガイム」の記事における「チーム鎧武」の解説

葛葉 紘汰(かずらば こうた) / 仮面ライダー鎧武 本作品の主人公1993年1月30日みずがめ座生まれ2021歳。 元チーム鎧武メンバー。ドルーパーズでの定番メニューフルーツパフェ第5話以降戦闘開始前は、「ここからは、俺のステージ!!」と叫ぶ。不器用だが、自分自身の戦う理由葛藤しながらも、「思うがままに守る」という希望を胸に抱く心優しい青年幼いころ両親亡くし育ての親となった姉である晶の支えになるためにチーム脱退しアルバイト明け暮れていた。鎧武メンバーからは未だ慕われており、性格上本人もチームに何かあった際には助け舟を出す生活を送っていた。人間的な意味での変身憧れていた中、偶然迷い込んだヘルヘイムの森戦極ドライバー入手し鎧武変身する資格獲得リーダーの裕也が行不明になったことから当時掛け持ちしていたバイト全て辞めて用心棒としてチーム一時復帰し戦い日々足を踏み入れる変身せずとも元々高い身体能力を持つことに加え直感力適応能力優れるため、ドライバーの力にも短期間順応。さらにより強い相手との過酷な戦いを経ざるを得なくなった後述)ことで、より洗練された戦闘技術身に付けるに至っている。 明るく優しい心と強い正義感併せ持つ熱血漢他人危機を見過ごせない気質で、自身損得考えない行動によって憂き目遭ってしまうことを、幼馴染である舞に心配されている。また正直者ゆえ隠し事は苦手だが、他人に心配をかけまい問題一人抱え込む傾向にある。 変身当初憧れていた変身から調子に乗り自分ではなく他人を守る」という意志一貫しながらも、インベスゲームの挑戦を受けインベスを倒すのみと無自覚戦っていたが、ライバル関係となった戒斗にその姿勢否定されると共に、再びヘルヘイムの森迷い込んだ際に斬月襲撃遭い、力の恐ろしさ学び戦意一時喪失。しかし自分自身のために戦う光実の強さに心を動かされての復活経て、力を持つ者の責任目覚める。 後に光実と共にユグドラシル自分たちをモルモット扱いしてきたことをいち早く知り、彼らに強い疑問憤りを抱く。その後ヘルヘイム活性化によるインベス侵出に伴い襲い来るインベス危機から沢芽市民を守るために奮闘するも、それにより自身思惑優先する光実との亀裂守ろうとした市民からのインベス侵出原因疑いによる非難、そして初瀬インベス化に加えユグドラシルによる排除目の当たりにするという数々悲劇見舞われる。しかし目的一致から協力関係結んだ戒斗との共闘、そして彼の意志見込んだDJサガラからの物資供給経てビートライダーズ抗争終了見届けたことで用心棒としての務め果たした後、戒斗と共にビートライダーズから脱退しインベスユグドラシルとの戦いへと気持ち新たにする。 斬月・真との再戦経て、光実同様にヘルヘイムによる地球侵略ユグドラシル本分について知らされ動揺するも、人類繁栄のために犠牲を当然とするユグドラシル在り方疑問を抱くと共に事実上人類削減計画であるプロジェクト・アークの全貌知りユグドラシルとの敵対改め決意。しかし自分鎧武としての初陣排除したビャッコインベスの正体が、果実食べて変異した裕也である事実を貴虎によって突きつけられ、友を殺めた自責の念と、ユグドラシル同じく犠牲による選別行っていた自身在り方から深く絶望する。しかし現れサガラから、自分の戦う相手が「希望対価犠牲要求するこの世界ルールそのもの」であること、そしてヘルヘイム侵略から生き延びたオーバーロード存在教えられ状況打開する希望見出し後悔せず前進続け決意固める。しかし、沢芽市侵出無差別破壊を行うデェムシュの姿から、残忍極まりないオーバーロード交渉余地がないことを悟る。その後サガラから事態打開する本当の術が「自分オーバーロードになること」と教えられ、舞の制止振り切りサガラ誘導乗る形で黄金の果実一欠片たるロックシード獲得黄金の果実求めて前進を望む。 人類の敵として居座るレデュエおよび光実率いインベス軍団から市民を救うため、戒斗やビートライダーズ協力しオーバーロード駆逐していくが、黄金の果実自体正しく使える人間がいれば譲ってもいいと考えるなど、自分世界を救う未来覚悟に関して甘さ見せていた。しかしレデュエの揺さぶりからロックシード効能による体のオーバーロード化、そして黄金の果実による破壊創造の力を現世界固定に使うという矛盾した行動が、自身化け物として排斥される未来を招く事実知ったことで、その逃れようのない運命逆に覚悟変える至り迷いを完全に捨て去り運命へと踏み出す数多試練経て培った覚悟頑なだったロシュオに認められると共にロックシード使い続けていく過程無自覚獲得したオーバーロード能力能動的に発揮する至り、その力を以てレデュエをも瞬殺した。また、オーバーロード化が進むにあたってヘルヘイムの果実以外の食物対す食欲落ちていき、負傷からの回復異常なまでに早まるなど、身体的変化みられる。 フェムシンム滅亡後、凌馬の口車に乗せられた光実と交戦黄金の果実埋め込まれた舞を救うために命を捨てる覚悟を以て戦う彼と戦闘の末、重傷を負わされるも「誰も見捨てない」という覚悟の元で、これまで罪を犯して来た光実を赦した。回復後は、思念体化した舞から戒斗が自分とは違う別の未来を望むことを知り、彼自身からも弱者踏みにじられない世界創造のために今の世界を滅ぼす決意聞かされる自分守ろうとしてき人間世界を守るため、黄金の果実手にする選ばれた者として自らの未来を見据える決意固め、ロード・バロンとしての力を手に入れた戒斗との最終決戦に臨む。死闘の末、戒斗に勝利し、舞から与えられ知恵の実食べたことにより、始まりの男として覚醒ヘルヘイムの森インベス、舞と共に新天地へ旅立った。その7か月後、コウガネの復活察知し一時的に地球帰還。光実との共闘で、邪武ことコウガネを撃破戦い終えた後、光実を激励し、晶への伝言頼み新天地帰っていった。脚本担当した虚淵玄は、紘汰のキャラクターについて演じ佐野岳自身明るさ影響受けた述べている。 始まりの男 最終決戦で戒斗に勝利した紘汰が舞(始まりの女)から受け取った知恵の実食して変化した姿。性格優しさそのままに、落ち着きのあるものになり、外見は紘汰とほぼ同等で、金髪に右目が赤い瞳のオッドアイになった極アームズ似の南蛮胴とマツボックリアームズ似の胸装甲を纏っている。 地球変えるよりも一から新世界作るという道を選び地球上繁茂したヘルヘイム植物インベスを、生命存在しない荒れ果てた惑星飛ばした変身でも、ロシュオが使用したものと同種の念力攻撃放つことができ、邪武との戦いで念力によりコウガネ精神体と少女分離させている。 その他登場作品 特筆がない限り始まりの男となって以降登場『鎧武外伝』 葛葉紘汰として登場。「斬月編」と「バロン編」の両方登場するが、どちらの話でもストーリー本筋には関わらず鎧武には変身しない。 『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』進撃ラストステージ』では、舞(始まりの女)と一緒に移り住んだ惑星でメガヘクスの襲撃を受け、捕らわれた舞を救うべく鎧武極アームズ変身して立ち向かうも、始まりの男の力をも凌駕するメガヘクスの惑星との融合許してしまい、メガヘクスが次の標的として地球に向かうのを追撃するが、交戦中に胸を貫かれ変身解除されところに止め刺されロックシードを遺して消滅してしまう。 遺されたロックシードは、メガヘクスの体内取り込まれるが、呉島兄弟捨て身攻撃により奪還され、紘汰が消滅する前にロックシード中にバックアップとして残していた肉体意識記憶が、舞と呉島兄弟思い応えるかのように、「絶対に諦めない!!ここからは、俺のステージ!!」という紘汰の叫び声鳴り響いた直後復活を果たす。 『MOVIE大戦フルスロットル』にて、仮面ライダードライブ泊進ノ介初め会った時は、自身を「宇宙神様」と名乗ったことからお互いに変身解除した姿で対面するまでドライブより「神様」と呼ばれるが、ドライブベルトさんと会話しているのを見て驚いたり、メガヘクスの本体へ向かうために宇宙仕様となったトライドロン乗る際、慣れない点式シートベルト探したりするのに四苦八苦するなど、人間だったころのコミカルな一面見せた。メガヘクスとの最終決戦後は変身解除し、進ノ介と手をとり合いお互いに健闘し合ったその後別れ挨拶をすることなく新天地帰還しようとしたが、呉島兄弟ザック、城乃内、凰からの誘い地球沢芽市ひと時を過ごすことにし、舞と共に人間のころの姿に戻った。 『小説 仮面ライダー鎧武道供界の虚無の世界大団円英雄デウス・エクス・マキナ)として呼び出され、光実たちを地球送り返し超越者としてではなく一人人間として道供界と向かい合った。 供界との戦いで自身力の源仲間であることを再確認し、助け求め誰かの声に応えるために新たな戦い向かった『仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー』 故郷危機再び地球へ来訪。4人のライダーエグゼイドゴーストドライブウィザード)が変身前の姿でDr.パックマン一味戦っている最中に突然登場し、ドライブピットの地下深く封印されていたベルトさん(ドライブドライバー)を泊進ノ介手渡し加勢した。ベルトさんも進ノ介も、その行動驚いていた。劇中ではエピローグ後ろ姿を除くと変身後の姿のみ登場『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』 故郷を救うためビルド世界地球来訪し、戦兎とパラドに加勢する変身前は人間のころの姿になっている呉島 光実(くれしま みつざね) / 仮面ライダー龍玄 / 仮面ライダー斬月・真 ユグドラシル・コーポレーション重役を父に持つ御曹司。チーム鎧武にビートライダーズとして所属している紘汰の後輩愛称ミッチ仮面ライダー龍玄変身する16歳ユグドラシル傘下進学校である私立天樹高等学校に通う高校生家柄能力ともに申し分ない優等生で、兄の貴虎からは自身片腕としての将来を嘱望されているが、本人他人に敷かれレール歩く人生を快く思っておらず、兄に内密にビートライダーズとして放課後時間を費やす同時にビートライダーズらにも自分素性伏せていた。紘汰をヒーローとして強く尊敬し、舞には異性としての憧れ抱いている。自分居場所であるチーム鎧武を守ることに固執し斬月敗北して心を折られた紘汰に代わりチーム鎧武を守護するため、自分立場ちらつかせシドから戦極ドライバー脅し取り、アーマードライダー龍玄へと変身する大事な人を守るために戦い身を投じるものの、そのために嘘と裏切り繰り返し次第に道を踏み外していくこととなり、やがて舞への思いを募らせる余り暴走してしまう。 年齢の割に大人びた雰囲気持ち主で、持ち前明晰な頭脳によって仲間たちからの信頼勝ち得ている。だが狡猾な一面持ち、兄や同級生見せ優等生としての姿と、ビートライダーズとしての姿を使い分けた二重生活器用にこなしていた。真実明かすことでの現状変化恐れ、嘘を必要なことと割り切っている。しかしそうやって騙し通すことを当然と思うなど、優秀であるがゆえに自分判断過信してしまう部分があり、自分思い通りに動かない人物に対してはたとえ身内であっても苛立ち覚えたり冷徹な態度とったりする。家柄縛られることを嫌う反面他人思うように操る権力求め、それを手にした時から少しずつ純粋な少年としての人格忘れ視野狭窄に陥ってしまう。総じて、優秀で自分理屈押さえつける兄への反発心から行動をすることや、器用に動いているつもりでも自身客観視することができないなど、高い能力反してかなり未熟な精神持っているという風に描かれている。 最初期は紘汰の良き後輩であり頼れる仲間として活動するものの、一方でユグドラシル関係者であることを利用した戦極ドライバー入手や、貴虎が自宅持ち込むロックシード奪取なども紘汰や舞のためとして平然と行っていた。ビートライダーズ掃討始まった直後、貴虎からヘルヘイムの森侵略真実見せつけられ、兄の部下としての活動開始。紘汰が裕也を殺害したことも知りながら彼にそれを伏せ、チーム鎧武における自分ポストと紘汰を守るために凌馬に取り入って彼の走狗をもこなすようになるなど暗躍隠蔽工作徹する当初自分こそが紘汰たちを守っていると自負していたが、その守られる立場からの逸脱続ける紘汰に対す苛立ち次第募っていく。彼が舞を沢芽市起こっている異変陰謀巻き込んだことが原因でついに怒り爆発し、紘汰を「ヒーロー資格はない」と非難するも、紘汰を庇って激高した舞に殴打叱責をされたことで面目を潰される物事自分思い通りにいかないことを紘汰のせいだと逆恨みし、彼を目の敵にする同時に殺意を抱くようになる。さらに凌馬たちに裏切られた貴虎をも見捨て彼のゲネシスドライバーとメロンエナジーロックシードで自ら斬月真に変身して、紘汰を貴虎に裏切られたと思い込ませ抹殺しようとする、その紘汰抹殺のために単独行動始めたシドと陰で結託するなど、本格的に暗躍開始するシド結託直後でロシュオに殺されたが、彼の死にショックを受けることはなくむしろ見殺しにするような態度であり、その過程出会ったレデュエと手を組むことを即断した。その後、黒いスーツ着て活動し、フェムシンムが侵略開始する中、ノアの方舟なぞらえて自分大事な人間だけを生かそうとするも、戦い続ける紘汰を放っておけない舞だけには賛同されず、彼女と紘汰の言う希望を脆い物と蔑み、舞を守ることを優先しながらも彼女の気持ちを一切考慮しなかった。その後、舞に賛同されなかった憎しみ兼ねて人気のない所に紘汰を呼び出して、「希望タチの悪い病気」でありそれを広める紘汰は排除されねばならない、という鬱憤本心ぶつけて襲いかかるが、陰か様子見ていた貴虎に制止される。その後貴虎との一騎討ち自分想いを語るものの、貴虎は光実を理解できず拒絶。そんな貴虎がとどめを躊躇した一瞬の隙を突いて必殺の一撃叩きこみ海へと突き落とした。 一応の勝利を収めた後は、舞を確保するために動き出すが、その妨害をしたペコを「クズ」と呼んでオーバーロード暴行させたり、笑いながら紘汰と戒斗に襲いかかるなどの狂気奇行見られるようになり、また貴虎が自分行い責めるという幻覚をたびたび見るようになるなど、情緒不安定な態となっていったそのような状態でもフェムシンム陣営に組し戦うが、フェムシンムは全滅始まりの女となり昏倒した舞を見て、ようやく自分自分のためにしか戦ってこなかったことを自覚する。舞を救いがたいがために、凌馬の力を借り龍玄黄泉となって、命を蝕む力に耐えながらどうにか紘汰を無力化するが、凌馬の下に戻ると、身体から黄金の果実抜きだされた舞は既に絶命していた。利用され怒りを凌馬にぶつけようとするが、キルプロセスでゲネシスドライバー破壊され変身不能にこれまでの自分行動すべてを嘲笑するような侮蔑言葉浴びせられながら凌馬に一蹴された。この結果、自らの手自分大切なものをすべて壊してしまった事実打ちのめされたことで完全に心が折れてしまい、後悔慟哭上げサガラからの舞を取り戻す誘いには「人間舞さん死んだ」と乗ることなく戦線離脱。戒斗から「いつまで這い蹲っていればいい」と吐き捨てられる。 紘汰と戒斗の最終決戦時に沢芽市残ったが、その現場居合わせることはなかった。また一年間戦い通して、「前に進む周囲置いて行かれただけ」「何者にもなれなかった無価値存在」と兄の幻影断じられてしまう。 ヘルヘイム事件後、昏睡状態発見された貴虎を贖罪のように看病し、彼が意識取り戻した後、兄との生活を再開するも、自身犯した罪の重さ苦しみ自分の道を見つけられずにいた。そんな時、復活したコウガネの襲来沢芽市は再び危機見舞われる。この事態により「紘汰さんがいない今、僕たちがヒーローにならなければならない」と、紘汰の意思を継ぐ決意固め最後のアーマードライダーとして奮戦。コウガネを倒すべく地球帰還した紘汰との共闘でコウガネを撃破した戦い終えた後、完全に和解果たした紘汰を見送りザック、城乃内、凰、貴虎に出迎えられる。脚本担当した虚淵玄は光実の挫折作品テーマ一つ掲げており、現代の子供からは格好良く見えるかもしれない賢く上っ面だけを取り繕う立ち回り方」に対して大人立場から異を唱えることを意識している。当初は3クール目の終わりごろに退場する予定であり、初期プロットでは一線を越えるための描写としてシド殺害することも検討されていた。当初は、46話か47話で最終回になる予定だったため、46話で話そのものを光実が立ち直れたかは想像任せて畳む形で作っていたが、1話延びたことでその後日談を描くこととなったその他登場作品 『ドライブ&鎧武』進撃ラストステージ』では、大学生になっており、復興携わるの手伝いをすべく勉学に励む傍らビートライダーズやドルーパーズにも時折顔を見せている。メガヘクスの襲撃で紘汰が消滅し、舞も捕らわれ自身復活した凌馬の攻撃負傷して立ち上がり斬月の力を取り戻した貴虎と共にメガヘクスへの反撃開始罪滅ぼし称して命を懸けて舞を救出した『鎧武外伝』斬月編』では、再会した果との交流心安らぐ貴虎の姿に驚いていた。果との戦い終えた貴虎から「親し人物と戦うことになったどうする?」と問われて「それでも大切なものを守るために戦う」と返答した。 『ナックル編』では、貴虎と共に海外へ行っていたが、一時的に日本へ帰国ザックと城乃内を襲っていたネオ・バロンの構成員変身した黒影トルーパー退けザック量産型戦極ドライバーとクルミロックシード、マロンエナジーロックシードを託した。 『小説 仮面ライダー鎧武大学通っていたが、兄からの連絡を受けザックとともに黒の菩提樹調査を行うために休学している。供界によって肉体失った後に通りすがり『ライダー』によって紘汰の言葉思い出したことで精神繋ぎ止め英雄として供界との戦い挑んだ『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』 ゲンムリーダーとするチームゲンムに参加決勝でチームエグゼイドと戦う。 高司 舞たかつかさ まい) 本作品のヒロイン17歳。紘汰の幼馴染でチーム鎧武の現役メンバー黄金の果実巡り戦うアーマードライダーたちを見守り続け、やがて黄金の果実担い手となる少女姉御肌性格積極的にメンバー面倒を見ている。当初大人仲間入りをしてチーム抜けた紘汰に心を閉ざし突っけんどん態度取っていた。彼が復帰した後もしばらくはその態度改めなかったが、内心では慕っていた様子で、戦意喪失した紘汰を励ますなど多少心を開くようになった一流パティシエである凰を「凰様」と呼び慕うなど、ミーハー一面もある。 高司神社巫女跡取りだったが、ユグドラシル再開発神社空き地にされたため、ユグドラシルには戒斗同様の嫌悪感抱いている。幼少期子供たち毎夏楽しみにしていた夏祭り奉納する巫女の舞を踊ることを夢見ており、形は違っても昔と変わらぬ思い地元民伝えたいとの考えからダンスに熱を入れている。 インベス病原菌事件でインベスゲームを用いているビートライダーズ非難されるようになったことで、各チームにインベスゲームの中止訴えるも断られるが、それでも諦めず和解合同ダンスイベント企画しブラーボ妨害遭いながらもイベント成功させた。 第26話冒頭では最近の紘汰の様子から、彼が裕也について隠し事をしているのを察し、「私にも真実を知る必要がある」と食い下がったことで裕也の事実聞かされた。これにショックを受けながらも紘汰を責めることはせず、互いに涙を流しあった。そしてヘルヘイムの森真実知り、チーム鎧武およびチームバロンビートライダーズと共にその事実を沢芽市民に公表しようとするが、沢芽市民を呼び集めた広場チラシ配り始めた途端、舞をこれ以上巻き込みたくないと考えた光実が密かに召喚したインベス妨害され皮肉にもビートライダーズ沢芽市民からインベス事件との繋がりを再び疑われるきっかけとなってしまう。 第29以降は、アーマードライダーとして沢芽市防衛のためにお店空ける紘汰の分まで頑張るため彼の代わりに「ドルーパーズ」で働き始め、第33以降は凰耀子加えたビートライダーズたちの市民避難支援活動司令塔存在となる。 光実から好意寄せられていることにはずっと気づいておらず、自分心酔し豹変した後の彼にユグドラシルタワーへ連れ去られさらには自分価値認め唯一の存在」としてロシュオの元に預けられてしまった。そこでのやり取りでロシュオに気に入られ、彼がずっと隠し持っていた黄金の果実託される沢芽市戻った後、凌馬による摘出手術心臓埋め込まれていた果実取り出され肉体死亡消滅したが、始まりの女覚醒した。舞の髪型演じ志田友美毎回考えていた。 脚本の虚淵は、「絵に描いたようツンデレ」をイメージしており、実際に舞を演じた志田自分自身に近いキャラクターであると語っている。 始まりの女運命巫女地球へヘルヘイム侵食により誕生した始まりの女顔立ちは舞に瓜二つだが、金髪オッドアイ正体物語終盤黄金の果実を体に宿した舞が、それを受け入れ精神果実移し形を変えて復活した存在である。 戦い続けて傷つききった紘汰、戒斗、光実の3人の運命変えるために過去へと時間跳躍しドライバー入手したばかりの3人に接触後戻りできない戦い運命足を踏み入れかけていることを警告する。そして沢芽市骨を埋める決心固めた自分自身にも、「今ならまだ、沢芽市から出てやり直しが利く」と警告している。しかし時間修正強制力受けて発言制限されているため、抽象的な発言しできない上、いずれの登場時も突然目の前に現れて突然消えることしかできなかったため、警告をされた相手夢や幻と判断するに留まってしまった。結果的に警告に耳を貸す者は誰一人としていなかった。 その後、本来とは違う時間軸世界迷い込み、そこで最終決戦結末見届けることになったが、最終決戦後に元の世界戻り始まりの男となった紘汰と共に新世界となる星のもとへ旅立った番組終盤で舞と同一人物であることが明らかになるが、演じ志田友美は二役という扱いで、志田始まりの女正体について知らされていなかった。 その他登場作品 特筆がない限り始まりの女となって以降登場『鎧武外伝』バロン編』に高司舞として登場シャプール扮する戒斗と踊ったり、シャルモンに来店した。 『ドライブ&鎧武』進撃ラストステージ』では、紘汰と一緒に移り住んだ惑星がメガヘクスの襲撃受けた直後飛んで来たトーチワームの中に捕らわれるその後は、メガヘクスが次の標的として狙い定めた地球沢芽市)に、トーチワームごと突き刺さる形で留まっていた。メカ戦極凌馬仮面ライダーデュークとの戦いで重傷負った実の夢の中に姿を現した際は、メガヘクスの侵攻止められなかったことを詫び自分がトーチワームの中に捕らわれていることを告げた上で自分もろとも装置破壊するよう涙ながらに懇願した。光実によって救出された後、呉島兄弟捨て身攻撃でメガヘクスから奪還したロックシードエネルギーで紘汰が復活する同時に、再び始まりの女の姿に戻った『MOVIE大戦フルスロットル』では、メガヘクスZZZ交戦する鎧武ドライブのもとへ駆けつけ二人力を合わせるように告げ鎧武 ドライブアームズとドライブ タイプフルーツ誕生のきっかけ作った。彼女の姿を見た進ノ介は「女神様」と呼んだチャッキー チーム鎧武のメンバーダンス実力チームの中ではトップレベル沢芽市インベス占領された後はペコ行動共にすることが多くなり、舞たちと共に避難支援活動を行う。事態収拾後は舞に代わってチーム鎧武のリーダー存在となっている。その他登場作品小説 仮面ライダー鎧武信徒として黒の菩提樹潜入し、光実たちに情報伝えたリカ チーム鎧武のメンバーマイペースだがダンスチャッキー引けを取らない腕前を持つ。ユグドラシルタワーがレデュエに占拠された後、光実によってユグドラシルタワーに連れて来られる。晶を救助しようとした際にレデュエに見つかり、王妃のための生贄一人にされてしまうが、乗り込んできた戒斗たちに助けられるラット チーム鎧武のメンバー派手なパフォーマンス含めたダンスを好むムードメーカー。ヘキジャインベスに変貌した初瀬遭遇し同行していたリカかばって負傷してしまうが、ヘルヘイム植物発芽することなく退院した。ユグドラシルタワーがレデュエに占拠された後、光実によってユグドラシルタワーに連れて来られるリカ同様に、晶を救助しようとした際に生贄一人にされてしまうが、乗り込んできた戒斗たちに助けられる角居 裕也(すみい ゆうや) チーム鎧武のリーダー。紘汰やチームメンバー暖かく見守る落ち着いた性格持ち主。その一方、紘汰曰く身勝手なところもあり、行先言わず、どこかに行くこともあった」という。シドから最初被検体としてドライバー授かったが、行方不明になる。 ヘルヘイムの森ドライバー落ちていたことからチーム鎧武のメンバーには失踪した思われていたが、実は第1話時点果実食べたことでビャッコインベスに変異していた。裕也としての意識失い同じく迷い込んだ経緯正体知らない紘汰たちを襲撃鎧武によって倒され死亡した。 その一部始終戦極ドライバーテストデータとしてユグドラシルにより記録隠蔽されていた。第14話でユグドラシルタワーに忍び込んだ光実が凌馬のデータ盗み見たことで真実を知ることになり、後に第22話で貴虎の証明により自ら手を下した紘汰に、そして第26話では紘汰を通じて舞にも知られることとなった。 第40話ではレデュエが作り出した世界にて鎧武変身し、ビャッコインベスと化した紘汰に襲い掛かる。レデュエに唆され一時的に化け物としての自己受け入れかけた紘汰に敗れるも、「自分やられて俺の仲間たちがいつかお前たちを倒す」という言葉が紘汰に正気取り戻させ、その後覚悟を決めるきっかけとなり、笑顔で紘汰を見送った

※この「チーム鎧武」の解説は、「仮面ライダー鎧武/ガイム」の解説の一部です。
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