1950年代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/07 09:24 UTC 版)
千年紀: | 2千年紀 |
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世紀: | 19世紀 - 20世紀 - 21世紀 |
十年紀: | 1920年代 1930年代 1940年代 - 1950年代 - 1960年代 1970年代 1980年代 |
年: | 1950年 1951年 1952年 1953年 1954年 1955年 1956年 1957年 1958年 1959年 |
できごと
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1950年代は、冷戦構造の固定した時代として位置づけられる。旧枢軸国を含む西側諸国では、経済が急速に復興し、1920年代と同様の消費生活が行われるようになった。都市近郊には郊外住宅が発達した。政治的・文化的にはやや保守化し、一部の人権拡大の要求は軽視された。こうした保守的な傾向への反動として対抗文化としての若者文化が生まれ、1960年代の対抗文化の爆発的広がりに結びつく。
また朝鮮戦争後の東西ブロックの緊張から、軍備拡張競争、宇宙開発競争、西側における赤狩り(マッカーシズム)が起こった。この緊張は政治的な保守化につながった。
戦争と政治
- 朝鮮戦争(1950年〜1953年)
- チベット侵攻(1950年〜1951年)
- サンフランシスコ講和会議、日本国との平和条約(1951年)
- 米CIA、グアテマラ政府の転覆工作(1954年)
- 米国の水爆実験、キャッスル作戦(1954年)
- 周恩来とネルーによる、平和5原則(1954年)
- ワルシャワ条約締結(1955年)、東西の軍事ブロック化
- ハンガリー動乱(1956年)
- スエズ危機(第2次中東戦争、1956年〜1957年)
- チベット動乱(1956年〜1959年)
- ウラル核惨事(1957年9月29日)
- フィデル・カストロ、キューバで政権掌握(1959年)
- 米国で赤狩り(マッカーシズム)
- ヨーロッパ共同市場 (ECM) 設立
- 地上での核実験が最も行われた時代
- ラオス、カンボジアなど植民地の独立が続く(「アジア・アフリカ諸国の独立年表#1950年代」も参照)。
- イスラエル、インドネシア、マレーシアなどの新興国で国の基盤整備が行われる。
- 日本で皇太子明仁親王(現上皇)と正田美智子(現上皇后)の成婚(1959年)
- ^ 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その4』メディアワークス、2003年、253,254頁。ISBN 978-4-8402-2431-4。
- 1 1950年代とは
- 2 1950年代の概要
- 3 経済
- 4 脚注
- 1950年代のページへのリンク