1950年ブリティッシュコロンビアB-36爆撃機墜落事故とは? わかりやすく解説

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1950年ブリティッシュコロンビアB-36爆撃機墜落事故

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/02 02:04 UTC 版)

1950年ブリティッシュコロンビア
B-36爆撃機墜落事故
1950 British Columbia B-36 crash
B-36(航空機)
事故の概要
日付 1950年2月13日
概要 エンジン火災
現場 カナダブリティッシュコロンビア州
北緯56度1分27.61秒 西経128度37分11.91秒 / 北緯56.0243361度 西経128.6199750度 / 56.0243361; -128.6199750座標: 北緯56度1分27.61秒 西経128度37分11.91秒 / 北緯56.0243361度 西経128.6199750度 / 56.0243361; -128.6199750
乗客数 0
乗員数 17[1]
負傷者数 不明
死者数 5[1]
生存者数 12[1]
機種 B-36 (航空機)
運用者 アメリカ空軍
機体記号 44-92075
出発地 アラスカ州イールソン空軍基地英語版
目的地 テキサス州カースウェル空軍基地英語版[1]
テンプレートを表示
核爆弾「マーク4」

1950年ブリティッシュコロンビアB-36爆撃機墜落事故は、1950年2月13日アラスカ州からテキサス州に向けて飛行していたアメリカ空軍戦略爆撃機B-36が、カナダブリティッシュコロンビア州で墜落した航空事故である[1][2]

同機は、秘密の核攻撃模擬訓練任務を帯びて、ウラントリニトロトルエンを搭載した核爆弾「マーク4」を積載・移送していたが、飛行開始数時間後にエンジン火災が発生、乗員17人はパラシュートで脱出した[1][2]。その際上空約2400 mで核爆弾を投棄、現在もその行方は分かっていない[2]。この核爆弾には起爆に必要なプルトニウムが組込まれておらず、核爆発の恐れはないとされる[1]

事故機の残骸は、脱出地点から約300 km北東のコロジェット山(Mount Kologet)中で発見された[3]

乗員のうち生還したのは12人で、消息を絶った5人のうち1人は事故機残骸より遺体となって発見された。残る4人は早く降下した結果、海上へ着水して低体温症で死亡したと推測された。

関連項目




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