ツゲ神曲楽士派遣事務所とは? わかりやすく解説

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ツゲ神曲楽士派遣事務所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 14:16 UTC 版)

神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の記事における「ツゲ神曲楽士派遣事務所」の解説

タタラ・フォロン 声:小橋達也/神谷浩史橘凛少年時代「赤」シリーズ主人公である青年神曲楽士身長178cm。線の細い中性的容姿で、性格優しく気弱少々優柔不断。その性格ゆえに、主人公であるにもかかわらず契約精霊のコーティカルテには完全に尻に敷かれた状態。主制御楽器ピアノトルバス神曲学院にて神曲学び正規神曲楽士になってからはツゲ神曲楽士派遣事務所に勤務事務所から大型自動二輪タイプ自走式可変単身楽団ハーメルン」を支給されている。 捨て子のため孤児院育っており、生まれ血縁などに関して一切不明。元々内向的で、要領悪さから周囲の子供たちに疎まれていた過去を持つ。タタラ姓は、孤児院を出る際に社会生活便宜上必要なために付けられたもの ということで、七楽門の「火のタタラ家」とは無関係(むしろプレッシャー感じるようで、本人曰く「重い」)。生い立ち疎まれ過去影響からか、中々自分自身に対して自信持てないため、他者から寄せられる好意に対して非常に鈍い所がある。 普段要領悪く冴えない所も多いが、その身には驚異的な集中力奇蹟的神曲才能秘めている。いざその才能発揮された際には、走行中にハーメルン転倒させずに変形してみせる(バランス著しく崩れるため走行中の変形禁止事項)、譜面にも起こさず脳内旋律のみで一気に封音盤作成してのける(常人では集中力持たず到底不可能)、周囲の音全て一つ流れとして捉えそれに自身演奏合わせられる(常に自分眼の焦点無限遠合わせがらものを見るような所業)、防音室での演奏にもかかわらず下級から上級まで約100体もの精霊召喚して彼らから契約求められる歌声だけや単一楽器のみで神曲奏でてのける、さらには喪われた存在であるレブロスをすらこの世一時的に呼び戻すなど、数々偉業成し遂げるアニメ第2期オリジナル展開では、コーティカルテを一時的ながら全盛期始祖精霊の状態へと戻している。しかし学生時代はその潜在能力上手く活かせず、実技の面では苦労していた(真面目な性格から勉強自体には熱心に取り組むので学科は優秀)。 神曲など知らない4歳から5歳の頃に、歌でコーティカルテと不完全ながら精霊契約結んでいるが、それは神曲楽士達の常識から考えれば本来ありえない出来事であった契約最中にレイトスの手でコーティカルテと引き離されるが、彼女に施されていた封印解除されたことで12年ぶりに再会。しかし、その容姿あまりに過去記憶異なっていたため、頭では納得出来ていても心がその事実を受け入れられずにいた時期があった。またコーティカルテの強大な力について深く考えず、ただ傍に居てくれればいいとだけ考えていた時もあった。しかし、子供を車から救おうとして周囲にまで被害及ぼしてしまい、これを機に力を持つ者の資格責任についても深く考えるようになっていった。その後様々な障害2人乗り越え、今ではパートナーとして互いに強い信頼関係築いている。 繊細ひ弱そうな容姿をしているが、学院教育方針一通り戦闘訓練受けている。またコーティカルテと契約した定めか、一般的な神曲楽士達では経験し得ないような過酷な戦場幾度も潜り抜け来ているため、実戦経験も豊富でいざと言う時の度胸もある。通常精霊がいない状態で敵に狙われると脆い神曲楽士だが、別の場所で戦うコーティカルテへの神曲支援絶やさず自分狙ってきたテロリスト一対一戦いで機転利かせて勝利したこともある。 人間社会では未だ無名ながらも、その極上神曲は既に精霊達の間では伝説となってきており、本来は級の上下を問わず大量精霊惹き付けられる力がある。だが、精霊女王たるコーティカルテが誰も近づけぬよう常に睨み利かせているために、他の精霊一切呼ぶことが出来ないまた、フォロン自身も常にコーティカルテと共に歩んで来た結果、その才能を彼女専門に特化してきており、「曲のなかにコーティカルテの影がみえる」といわれる。だが、その事がまたフォロン神曲新し魅力を齎しており、精霊達にとってフォロン神曲演奏してもらうのは憧れとすらなっている。現在は、仕事傍ら母校であるトルバス神曲学院から月一回の特別講師依頼されており、コーティカルテ共々学生達(特に女学生)からの人気が高い。学生達は、親しみ易いフォロン自分達の目指す将来具体的なモデルとして捉えている様子コーティカルテ・アパ・ラグランジェス 声:平井理子/戸松遥 「赤」シリーズヒロインで、フォロン契約精霊。「始祖精霊」の一柱で、桁違いの力を持つ精霊女王本来の姿外見年齢20歳前後美し成人女性なのだが、ある事情から普段1314歳くらいの少女の姿になっているフォロン神曲支援がある時だけ本来の姿変身し、その強大な力を「制限無く振るうことが可能となっている。大人時の身長は170cmで、スリーサイズはB95W55H89(ヤーディオの見立て)、無駄な肉の少な痩せ型スタイル最上級神奈月コメント)。少女時の身長は145cmで、スリーサイズ3分の2程度減量している模様(レンバルトの見立て)。この時の胸はBカップくらいとのこと(神奈月コメント)。少女時の体のラインは、完全な子供体型ではなく多少大人っぽくなるように描いてあるそうで、キャラデザ神奈月昇曰くエセ幼女」。 戦闘が非常に得意で戦闘技術全般に長けているが、性格的に大雑把な所があり家事精密作業大の苦手。また派手好きお祭り好きなため、昔から人里頻繁に紛れ込んでいたおかげで人間社会への深い知識を持つ反面礼儀無視した誰でも知っているような決まり事知らなかったりと妙な所で常識欠け部分がある。紅の殲滅姫<クリムゾン・アニヒレイタ>、我が侭な紅<ウェイワード・クリムゾン>、血塗れ公爵夫人<ブラッディ・ダチェス>、紅の女神など、数多く異名を持つ。姫と冠されていることや数々異名からも窺(うかが)えるように、いつもの振る舞い気位高く非常に我が侭短気尊大容赦無くメリディアからは「高飛車が服を着ている」呼ばわりされている。しかし部分はとても誠実な性格で、フォロンのためならばどんな戦場でも文句一つなく飛び込めるという騎士のような所がある。榊一郎曰く、キャラクターイメージはフォロンにのみ、「コーティ」という愛称で呼ぶことを許している。好物玉子焼きサンドであり、特に朝はそれ以外食べないまた、フォロンと同じ物を食べなければ気が済まないらしく、フォロン毎朝朝食玉子焼きサンド以外を食べられない羽目になっている。他にはレオナルド・バーガーの「煉獄バーガー」、アニメ第1期以降はイチゴジュースも好物であるという設定加わった。また家庭用ゲーム機への移植アニメ化などで初期衣装による不都合生じたため、後の作品では若干リデザインが行われている(スカート裾が引き摺るほど長くアクション不向きなため、足首辺りまでに長さ変更下着未着用にも見えたため下着っぽい衣装追加。インナーデザインの明確化若干変更。腰の装飾部分勘違い多かったため変更アニメ1期装飾は違うとのこと)。肩の装飾構造細部まで明確化など)。 通常フォロン神曲支援がある時だけ本来の姿戻っているが、実は大人形態に戻ること自体はいつでも可能。しかし、存在変質しているためにエネルギー効率が悪すぎ、慰安旅行先で酒に酔って大人戻った際にはほんの数分ほどで体力切れてぶっ倒れてしまった。このように大人形態は自分意思維持できるものではなくディエスらが聖骸利用して行った攻撃大人から戻れなくなるという異常事態陥った時は、衰弱して消滅寸前にまで到った世界最古精霊世界奏造の時から生き続けている) として、精霊達中でも知らない者の方が多いような事柄まで知っており、人間達がいつか真相辿り着くのを楽しみに待ち続けている。また、精霊女王始祖精霊であるためその名前に神曲同じような力があり、数万体もの下級精霊群を一度呼び出し様々な方法自在に使役することができる。しかし、フォロン神曲得て仕事をするのはあくまで自分自身であるからと、プライベートな事柄以外では精霊群を召喚することはしないフォロンとの出会いは、第一次<嘆きの異邦人>動乱最中当時<嘆きの異邦人>盟主であったクチバ・カオルの契約精霊として戦場猛威振るっていたが、レイトスとの戦いでカオル死亡。元々前もってカオルから契約解除行なわれていたために即座に飢餓苛まれることはなかったようだが、神曲楽士支援失ったコーティカルテはレイトスとエレインドゥースに敗走消滅を待つまでに衰弱していた。その身を救ったのが、当時孤児院居た幼いフォロン「歌声」だった。この運命出会いで、コーティカルテはそれまで全て棄てて光の下を歩む決心をする。しかし、フォロンとの精霊契約途中にレイトスに捕まりトルバス神曲学院地下封印されてしまう。それから12年後フォロン専門課程への進級合せて封印解かれ再会果すが、中途半端な契約長期封印による飢餓状態の影響存在が不安定となり、安定を保つためにその姿は大人から少女へと変化していた(コーティカルテ曰くフォロンのせいで縮んだ)。フォロン自分を女として意識しないのは身体縮んでしまったせいだと考えており、現在の少女容姿大層な不満を抱えている。 フォロン心底惚れており、常に彼の存在独占しようとする。そのためにフォロンは他の精霊一切呼べ神曲楽士としての仕事の幅を狭めているのだが、その事理解していてもなお気持ち抑えることが出来ないでいる。その独占欲は当然人間異性にも適用されるため大変なやきもち焼きまた、精霊としてだけでなく女性としてフォロン独占するに足る存在になろうと、「フォロンの子供を生む方法を捜す」などという発言フォロン困惑させることもある。「白」明かされ好み男性像は悉くフォロンそのものであり、ブランカ人間変装させる際にそっくりの容姿したことがある(作者お遊び)。 ツゲ神曲楽士派遣事務所の一員ではあるのだが、当人はあくまでフォロン契約精霊であり事務所職員ではないという意識なので、契約精霊としての仕事以外はしない。そのため、フォロン書類関係の仕事などをしている際には事務所備えられている雑誌など頻繁に読んでいる。基本的に読書家だが、以前専門書解説書などばかりを読んで小説漫画などには興味は示さなかった。しかし最近はユギリ姉妹持ち込んだ漫画読んだ際に目覚めたようで(それも元々はフォロン嗜好理解しようとしての行為)、現在は熱心に読んでいる。その結果自分ツンデレ属性であることに気付かずツンデレ真似ようとして妙な言動をしたり、フォロンがリュネアを気にかけるのは眼鏡三つ編み好きなではないか勘違いしたりという影響出ている。ルックバッククリムゾンでディエス追われていたネリネリコリス)を助けたことで、フォロンこれまで隠していたことをすべてを打ち明けることを決意精霊島やレブロス、世界の成り立ち摂理である「ダンテ」の正体、そして自分始祖精霊一人であることを明かしたリオネイル=フラメル=エリュトロン 前世詳細はホワイト・シリーズにて。 死の禊を終え聖獣フラメル」として現代転生してきた。転生察知したコーティカルテによって誕生瞬間保護され以前と同じ過ち繰りさせないため付きっ切り再教育が行われている。 根底繋がっているコーティカルテの現在の状態影響しているため、フラメルの外見以前違い幼児の姿となっている。その容姿女の子にしか見えないほど愛らしかったため、ツゲ事務所面々フォロン含む)はコーティカルテに指摘されるまで男の子だと気付かなかった。前世記憶継承されているため生まれたてにもかかわらず情動安定通常精霊ではありえないこと)しているが、復活直後という事もあって記憶知識バラバラ断片状態でまともに関連付けられていない。そのため振る舞い思考能力子供そのもの会話舌足らず。いつもぼんやりとしていて何を考えているのかわからない(何も考えていないとも言える)。ただ、前世影響メイド白い犬スノウドロップブランカ連想されるため)を酷く恐れる。コーティカルテのことは「こーて」と呼ぶが、彼女がペルセルテに言った冗談影響フォロンのことを「おとさん」と呼ぶようになったフォロン良く懐いており、彼の神曲好んでいる。またコーティカルテと繋がっているため、彼女に演奏した神曲効果ある程度フラメルにまで及ぶ。 街で迷子になっていた際に少女ドリスとその父親出会い、かつての契約者炎帝」に似た雰囲気感じさせるドリス仲良くなる。だがその直後にキダリオ工作員がメニス帝国内で起していた精霊子供誘拐事件巻き込まれドリス共々誘拐されてしまう。その後監禁先の港湾倉庫ドリス危害加えられた際、かつての契約者殺され場面断片的に蘇ったフラメルは、理由判らないままに感じた憎悪憤怒から暴走。対精霊装備身を固めた工作員達をその圧倒的な精霊出力蹴散らし装備傷付いて守り失った彼らを消し飛ばそうとするが、辛うじてコーティカルテの現場到着間に合い人殺しになる事態避けられた。そして、フォロンとコーティカルテの始まりの曲<パス・ファインダー>を鎮静神曲として受けたフラメルは正気取り戻し友達になったドリスツゲ事務所面々囲まれ穏やかな日常へと帰った。 ユギリ・ペルセルテ 声:田中美智/水樹奈々 フォロン達の後輩で、双子のユギリ姉妹金髪の方で姉になる。身長はプリネシカと同じ160cmで、彼女より胸やお尻などの肉付き良くメリハリがついていてスタイル良い。胸は普通より少し大きめとのこと神奈月コメント)。主制御楽器ドラム暴走機関車のような元気娘で、妹と性格雰囲気あまりに違うために初対面の人に双子気付いてもらえないことがある名前の由来は、精霊古語で「太陽の意味を持つ「ペルシェレイキア」。優秀な神曲楽士であり憧れ存在であった父パルテシオの後を追って、自らも神曲楽士になるべく学院入学するツゲ事務所アルバイト所員だった頃は、事務雑務担当していた。ツゲ兄妹にとても気に入られている上にその事能力認められていたため、将来神曲楽士なろうがなるまい採用確定の身であったその後卒業間際国家試験合格し晴れてツゲ事務所所属神曲楽士となった。 とても妹想いで、神曲奏でる行為困難なプリネシカの専門課程への進級のために、陰ながら彼女への神曲支援を行うなど手を尽くしていた。父の才能受け継いでか、自身楽士としての才能に非常に恵まれており、レンバルトやユフィンリーにも出来なかった入学半年以内での精霊召喚成功している。また精霊との付き合い方をよく知っており、観察眼が鋭いために下級精霊違い見分けたりそれぞれの精霊嗜好などを見抜くことに長ける。だがその能力はまだ不安定な所があり、学科も弱いため学院での成績自体凡庸だった。父パルテシオが軍用自動二輪車乗り回していた影響自動二輪好きになり、優れたリズム感バランス感覚生かして最終的に国際A級免許取得神曲楽士となってからは、父が愛用していたものと同じALV社製の軍用バイクF650GSザカール〉」を乗り回している。 フォロンとの出会い入学前学校見学時。その時起こった事件通じて彼のファンになる。それ以来フォロン一筋であり、コーティカルテにとっての最大最強ライバルとなっている。出会った当初恋愛感情ではなく憧れだったようだが、後にカティオム達と関わった事件最中フォロンへの恋愛感情があると自覚する至った。コーティカルテとのフォロン争奪戦歴史長く彼の鈍さ手伝って入学直前再会から数年経った今なお決着付いていない。普段フォロン巡っていつもコーティカルテと喧嘩しているのだが、ふとした拍子2人ピッタリと息合わせた行動を取ることがあり、「本当互いにかなり気が合うではないか?」とフォロン推測している。また、ペルセルテにはコーティカルテとフォロン取り合っているという自覚はなく、コーティカルテのように独占したいというわけではないらしい。榊一郎曰く、コーティカルテのイメージなのに対し、ペルセルテは子犬だという。 ホライズン崩壊事件において、奏始曲に対抗するためにミゼルドリットと精霊契約を交わす。その際他者守りたいからと契約申し込んできたミゼルドリットに、プリネシカを救うため自らその半身となることを選んだドーリスラエのことを重ねて見ていた。 普段の元気一杯態度とは対照的に幽霊の類が大の苦手で、夜の校舎などを歩くときには普段逆に妹の背中隠れている。ミゼルドリット 声:すずきけいこ/野中藍 トルバス神曲学院常駐している、10歳前後幼女の姿をした双子下級精霊達名や精名は不明愛称は「ミゼル」。下級精霊では極めて珍しいフマヌビックで、能力的には中級精霊に近い下級精霊と言われている。羽根も髪も桜色で、学院生達からは「桜の精霊」と称されマスコット的な認識持たれている。非常に楽天的な性格をしており、あまり物事深く考えないが、その天真爛漫な明るさは場を盛り上げるのに一役買うことが多い。また、生まれてから20年前後し経過していない幼い精霊であるために、人格安定せずいつも表情口調ころころ変わる。だが、どうやらそればかり原因というわけではなく、相手反応を楽しむためにわざとそう振舞っている一面ある様子。学院内を巡回中に追手より逃げ延びて偶然ここに辿り着いたサーギュラントとイアリティッケを発見し、レイトスに引き合わせて命を救ったこともある。その際にイアリティッケの弱味握ったため、一時的に優位に立ったりもした。 本来は一柱中級精霊として生まれてくるはずだったが、生まれ瞬間起きたごたごた」のせいで、二柱下級精霊分裂したという特殊な生い立ち持ち主。そのため、2人容姿のみならず人格や行パターンにも差異が全く無く入れわられる区別が付かなくなる。また、それを利用していたずらなども度々行っている。元々が一つ存在だっただけに自我境界線が曖昧で、神曲支援もしくは強い刺激自我境界緩んだりすることがあれば本来の中級精霊の姿へ戻ることができる。その時は、コーティカルテの「変身」のように幼女から15歳前後くらいの少女へと成長した姿に変わり羽根2枚から4変化するまた、2人生まれる際、エネルギーが“大・小”に分かれてしまったため妹(つまり小かった方のミゼルドリット)は自己修復して幼女の姿の下級精霊になるまで時間かかってしまい、フォロン達が卒業する間近にようやく妹は姉(大きかった方)のもとに来ることができ、再会することとなったこのためキネティック版(学生編およびアフタースクール)・TVアニメ版第二期小説版クリムゾンS本編には姉の方のミゼルドリット1人しか登場しない普段下級精霊として振舞っているので、精霊契約ができずそれを羨ましがっていた。しかし、ホライズン崩壊事件最中、奏始曲に対抗するためペルセルテに本来の姿での精霊契約打診。彼女の契約精霊となる。だが契約精霊となってからも自由気まま行動しており、エイフォニック・ソングバードシリーズでも相変わらず学院遊び場にしている。 ユギリ・プリネシカ 声:由宇翼/佐藤利奈 フォロン達の後輩で、双子のユギリ姉妹銀髪の方で妹になる。身長はペルセルテと同じ160cmで、彼女に比べると胸お尻などが少し小さいため(胸はCカップ微妙に華奢見えとのこと神奈月コメント)。姉とは逆にとても物静か控え目な娘。また学科も姉とは逆に成績優秀。名前の由来は、精霊古語で「せせらぎの意味を持つ「プロイナシェキア」。姉想いで、大抵一緒に行動している。トルバス神曲学院入学した動機も、神曲楽士目指すことよりもペルセルテと一緒に居るためというのが大きかった学生時代は姉と同じくツゲ事務所アルバイト所員で、事務雑務担当していた。彼女もまた姉と同様の理由ですでに採用確定の身であったため、卒業後に姉とともにツゲ事務所所員となっている。絵が非常に上手くその方面は絶望的幼児レベルな絵しか描けない事務所の他の面々代わり、ツゲ神曲楽士派遣事務所の制服デザインした幼い頃第一次<嘆きの異邦人>動乱無差別テロ致命傷負っており、父パルテシオの手契約精霊ドーリスラエとプリネシカが融合したことで命を繋いだその結果、人でもあり精霊でもある存在半精霊」となる。融合したドーリスラエの記憶想いある程度保持しており、亡き父親対す感情は姉よりも複雑に屈折し絡み合っている。ただし、二人人格自体は既に完全に融合しており、ドーリスラエの部分記憶精霊の力として以外は表に出ることはない。 ドーリスラエとしての記憶保持しているために自分正体自覚しており、苦悩しつつも姉妹でいるためにペルセルテに真実語らず自分人間であると長い間騙し続けていた。しかし、入学後しばらく経った頃に起こった異邦人学院襲撃事件巻き込まれ、姉を守るために精霊の力を使い正体発覚してしまう。その事でペルセルテと一悶着あるが、互いにそれを乗り越えて一層強い絆を築いている。 過去精霊奇兵技術融合したにもかかわらず奇跡的にバランス取れた状態の半精霊となっているが、代わりに精霊人間双方弱点抱えてしまっている。そのため一時的には人を越えた力が出せても、普段精霊同じく神曲良い影響も悪い影響も受けやすく身体も弱いためよ病気になる。奏始曲絡み事件現場遭遇した際には、その悪影響から生命危機瀕する場合もある。融合したドーリスラエは上級精霊だったが、プリネシカが精霊の力を使う際には4羽根現れる。またプリネシカの精霊としての力は弱く下級精霊レベル出力し出せない。 ドーリスラエの意識などは基本的にプリネシカの中に完全に溶け込んでいることもあり、普段多少精霊やメニス帝国軍などに関する知識提供する程度でドーリスラエとしての部分見せことはない。しかし、奏世楽封印任務に際して陸軍検問引っ掛かった際にはドーリスラエとしての振る舞いをして、検問をしていた第八師団と争うことなく一同通過させるなどの活躍もみせた。 ペルセルテ同様、亡父パルテシオの才能受け継ぎ、かつドーリスラエが半身であることから精霊心理への理解深く能力的には神曲楽士として十分通用するものを持っている。しかし半精霊であるため、神曲奏でれば精霊としての部分疲弊してすぐに倒れてしまうため、独力で神曲奏でることが困難だった。ただし、神曲支援受けて精霊部分消耗補いながらであれば神曲演奏は可能であるため、フォロンの案でペルセルテに陰ながら神曲支援をしてもらいつつ進級試験臨み、無事ユズリハルルカを召喚し進級した。だがやはり、実際職業として神曲楽士選択することはできなかった。 サイキ・レンバルト 声:久保田竜一/小西克幸 ツゲ事務所に所属する神曲楽士で、フォロン同僚同級生親友でもある。身長は184cm。裕福な商家出身で、優男然とした印象外見反してかなり男らしい性格生い立ち性格などフォロンとは正反対部分が多いのだが、お互いとても馬が合いその交友はずっと続いている。主制御楽器サクソフォーン学生時代ギター使用していて、「ぱれっと収録の《たとえ時が経とうとも―As Time Goes By―》ではピアノ弾いているなどかなり器用な演奏技術を持つ。事務所から四輪バギータイプの自走式可変単身楽団「シンクラヴィス」を支給されている。 普段クールな伊達男といった感じだが、実は重度ヒーロー物好きである。事務所制服デザインした時や、酒の席で余興に歌を披露した時などにその趣味爆発し周囲から冷ややかな反応受けたこともある。また「ヒーロービーム技は必要」派。恋愛対す欲求が非常に薄く学生時代から良くモテるのに誰とも交際しようとしない。しかし、プリネシカに対しては少し好意持っており、現在一番気に掛けている異性である。コミック版では同級生アヤキからも好意寄せられていた。 神曲学院卒業する直前時期になって、主制御楽器ギターからサキソフォン変更した特異な経歴持ち主吹奏楽器精霊たち口頭での指示行なえない点で難易度高く吹奏楽器からギター打楽器鍵盤楽器転向することはあっても逆は基本的にありえない中、サキソフォン国家資格試験ストレートパスしている。サキソフォン転向したことについてプリネシカに語ったところでは「ギター飽きたから」とのことであった中級上の精霊は全く惹きつけられないが、下級精霊召喚数とその使役能力に関してはユフィンリーをも超える天才的な実力持っている。しかし、当の本人特性偏っている自分天才とは思っておらず、あくまで「天才紛い物」でしかない考えている。作者によればフォロンは「芸術家」でレンバルトは「職人」の立ち位置であるとのこと学生時代ふとしたことからフォロン秘められた才能片鱗気付きそれ以来積極的に声をかけて立ち位置確保していた。フォロン神曲は常に誰か向けて作られていたと見抜いており、コーティカルテを諌めるなど人間出来た部分もある。「本物天才」であると認めているフォロン達に内心若干嫉妬心抱きながらも、そういった感情覚えさせてくれるフォロン存在気に入っている。 時折フォロンに対してあたかも恋愛感情抱いているかのような(というよりフォロンを「狙っている」かのような言動をする。フォロン本人やペルセルテはともかく、嫉妬深い上に思い込み激し部分のあるコーティカルテからはそちらの面でも警戒されている。 奏始曲絡み事件など場合に、いざという時フォロンたちの助けなれないだけでなく、場合によっては足手纏いにすらなりかねない自分自身情けなさを強く感じていた。しかし向上心は常に持っており、コーティカルテが召喚し行った下級精霊群の扱い方ヒント得て、新技「合体巨人戦隊ボウレムズ」を編み出す技名にはヒーロー物好きの彼の趣味多分に反映されている)。この技は大量数百から数千)に召喚した下級精霊群を一つ束ね中級精霊並の力を持つ(群体の)光の巨人数体作り出すというもの。また、巨人戦隊物なぞらえそれぞれ1体毎に違う色となっている。 ツゲ・ユフィンリー 声:すずきけいこ/川澄綾子 第三神曲公社管轄下にある、ツゲ神曲楽士派遣事務所の若き所長身長は165cmで、胸のサイズはペルセルテと同じ程度だが、数値的にはペルセルテの方が大きいくらい。ユフィンリーの方がより肉付き良く、むちっとした感じスタイル良いとのこと神奈月コメント)。フォロンの上司だが、同じ学院出た2学年上の先輩でもあり、専門課程時に基礎課程フォロンやレンバルト達の面倒を見ていた。主制御楽器ヴァイオリン契約精霊は、ヤーディオとマサードの二柱(ただし第二次<嘆きの異邦人>事件時には契約精霊はいなかった。また、その後の奏世楽封印任務の際にもウォルフィスをパートナーとして行動していた)。気丈前向きな性格才気走った女性であり、神曲楽士としての高いプロ意識を持つ。業界では十年に一人の逸材と言われる天才で、在学中から既に第一線神曲楽士として働いており、異例若さ十代)で自分事務所構えた業界革命児としても有名。マネージャーである兄と共に兄妹事務所経営している。ツゲ神曲楽士派遣事務所はユフィンリーの事務所としては3つにあたりそれ以前はユフィンリー個人事務所経営していた。愛車ファレス社の大排気量スポーツカーシューティング・スター」で、最初ワインレッドだったが現在は塗り替えてシルバーになっているフォロンやレンバルトと比べて業界の裏の面に関してそれなりに知識があり、アカツキ・ディーレンやドルロイなど非合法に雇われ無資格の神曲楽士たちとも単独戦ったことがあるツゲ事務所は、割安な報酬設定依頼内容選り好みせず何でも引き受けるので、一般市民受けがよい事務所として広く知られているそればかりではなく警察関係者数々大企業にも顔が利き仕事があるときは必ずツゲ事務所名指ししてくる企業もある。だが、その年齢経歴手腕から、業界古参楽士達との折り合いがとても悪い。そのため、同業者からくだらない嫌がらせを受けることもある。現在は、天才揃い美男美女揃い所員達を率いて硬直化腐敗した神曲楽士業界風穴を開けるべく(古参ジジババ共に目にもの見せるべく)奮闘中。 「黒」の主人公、マチヤ・マティアが信頼する数少ない神曲楽士であり、時折相談訪れる彼女にアドバイスをすることがあるまた、警察からの協力要請を受けることが多いため、シャドアニとも親しい。マティアやマナガと知り合ったのは「オゾネ・クデンダル事件」がきっかけであり、その際にはクデンダルの演奏真似て神曲奏で暴走しかけていたニウレキナを鎮静させたことがある。またダン・サリエルとは似た者同士であり、同族嫌悪で仲が非常に悪い。さらに互い単身楽団コレクターであり、事ある毎に競い合っているため、顔を会わせる度に非常に大人気ない低レベル罵り合いが始まる。ヤーディオ・ウォダ・ムナグール 声:一ノ瀬雅彦/檜山修之 ユフィンリーの契約精霊。普通は型のベルスト形態ばかりを選択するセイロウ枝族にあって、非常に珍しいフマヌビック形態を採っている。そのため見た目はとても美し青年だが、実際は「人の姿の方が色々な戦い方ができるから」という理由でフマヌビックを選んだ変わり者。その中身青騎士呼ばれるセイロウ枝族らしくない兄貴肌の熱血バトルマニア荒くれ者で、言動少々下品。また、急所無くすためにあえて男性器だけ再現していない。「ヒーロービーム技は不要」派。荒事を非常に好む性格であり、殴り合いが大好きであるが、契約主の意図汲んで戦闘目的見据え、その目的達成するためにはあえて無様な姿を晒すことも厭わないという戦巧者中級精霊にもかかわらず格闘術に関して上級精霊をも凌ぐ天才で、格上精霊相手にでも通用するほどの「業」を持つ。他にも、精霊弾などの精霊効率よく使うための戦闘技術全般に長けており、かつて行動を共にしていたニウレキナに手ほどきをしたこともある。また、絡め手の研究のために人間思考体系を学ぶ、という目的漫画の類を積極的に読む(少女漫画なども含めて満遍なくカバーする)。 ポリフォニカPLUSでは、契約からまだそれほど間がない時点のヤーディオが登場。ユフィンリーの暴走精霊美人コンテスト女装出場させられそうになるが、その姿に無理がありすぎて断念。そのお鉢ユズリハへと回るという彼女にとって災難しかない酷い展開が語られた。 キャラクター原案大迫純一年齢不明だが、ニウレキナの誕生居合わせていたとあることから、少なく見積もっても「ウェイワード・クリムゾン」で初登場した段階319歳以上ではある。 マサード 声:‐/‐ 未だ謎に包まれた、ユフィンリーのもう一柱契約精霊。精名も名も姿も枝族不明判っているのはヤーディオの少し前にユフィンリーと契約したことだけで、所員達ですらその姿を見たことがある者はいない。現時点正体知っているのは、ヤーディオと契約主のユフィンリーだけ。強い力持っているらしいが、代わりに力の精度低く使い勝手が悪いために、仕事では呼ばれたことが無い。 ユフィンリーの兄 ツゲ事務所マネージャー務めユフィンリーの兄で、名前は不明。脚を使う外回り仕事従事しているために事務所にはほとんど顔を出さない数日一度程度事務所人間とも顔を合わせるらしいが、あらゆるシリーズ通して未だ登場していない。マサードとユフィンリーの兄同一人物なのではという噂があるが、榊一郎曰くデマである。「学生編」のころにはまだツゲ事務所この頃はユフィンリーの個人事務所)のマネージャーではなかった。父とは今一つ折り合いが悪いらしく、実家にはユフィンリー以上に寄り付かない

※この「ツゲ神曲楽士派遣事務所」の解説は、「神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の解説の一部です。
「ツゲ神曲楽士派遣事務所」を含む「神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の記事については、「神曲奏界ポリフォニカの登場人物」の概要を参照ください。

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