家庭用ゲーム機への移植
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/23 00:30 UTC 版)
「弾銃フィーバロン」の記事における「家庭用ゲーム機への移植」の解説
本作はM2によるシューティングゲームの移植プロジェクト「M2 Shot Triggers」の一環として、『バトルガレッガ Rev.2016』と同時発売される予定だったが、2016年が『バトルガレッガ』発売20周年だったため、まずは『バトルガレッガ Rev.2016』発売に向けた作業が優先され、その後本作の移植作業が集中的に行われた。 本作を移植した理由について、M2の代表取締役社長である堀井直樹は「アーケード稼働当時、友人が毎週本作のスコアアタックをしていたが、サイボーグ兵士一人取り逃がすだけで全国レベルのスコアを狙えなくなるほどピーキーなシステムに苦しめられていた。友人の様子を見て自分も興味を抱いていたが、アーケードでプレイするのは大変だと思い、いつか家で遊べるようにしたいと思っていた」とGame Watchのインタビューの中で述べているほか、ファミ通とのインタビューではドットから東亜プランの雰囲気が現れている点も移植の理由であると述べている。 移植の際はプレイヤーがアーケード版の面白さを理解できるような工夫が施され、その一環としてスーパーイージーモードが導入されたほか、敵の動作速度などを変更できるカスタムモードも導入された。スーパーイージーモードはショットと連射ボタンを押すと自機の移動速度が下がる仕様となっており、本作のディレクターである久保田和樹はこの仕様を導入した理由について「ボス戦では弾幕を避けるためにゆっくり動きたい時がある」ためだとファミ通とのインタビューの中で述べている。 家庭用版のプログラマーである福井将之は、移植にあたりプログラムの違いに苦労し、最終的には弾の速さを共通化し、複数方向に弾を放つ敵については個別に処理したうえで弾の数を減らした。 本作でもM2ガジェットが導入されており、スコアや残機のほかにも、ステージの進捗や敵弾の速度、さらにはステージ内にあるセクションごとのスコアが表示される。また、BGMのリズムに合わせて外枠が光るほか、枠の色もステージのイメージカラーに合わせて変化する。 家庭用版のキービジュアルは、スピーカーとミラーボールの下に三種類の自機があるというものであり、キービジュアルを手掛けた冬野灰馬はファミ通とのインタビューの中で、「ゲーム画面は驚くほどオーソドックスなSFテイストで演出はすごくファンキーと噛み合ってない。その妙なプレイの印象を象徴するビジュアルを表現したくて、ハードなメカとフィーバーな部分という構図にしました。」とキービジュアルの構成の理由について述べ、作業中は「宇宙バカ☆ディスコ」と呼んでいたと振り返っている。 家庭用版では、オリジナルのモノラル音源を含め4種類のBGMが用意されており、そのうち1つはサウンドトラックに収録されているステレオ音源バージョンであり、もうひとつは春日達彦によるFM音源アレンジバージョンである。FM音源アレンジバージョンは、春日がシリーズディレクターの長野敦也から「東亜プラン風のアレンジBGMを作ってほしい」という依頼を受け、本作のサウンドドライバーを解析したところ、東亜プランの音源はZ80 CPUで動作できると判断し、『ゼロウイング』の基板と東亜プランのものと同じ機能を持つサウンドドライバーを用いてアレンジしたものを録音してストリーム再生するという形で実現した。4種類目のBGMは、エムツーのchibi-tech によるアレンジであり、原作をモチーフとした現代風のダンスミュージックに仕上がっている
※この「家庭用ゲーム機への移植」の解説は、「弾銃フィーバロン」の解説の一部です。
「家庭用ゲーム機への移植」を含む「弾銃フィーバロン」の記事については、「弾銃フィーバロン」の概要を参照ください。
家庭用ゲーム機への移植
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 09:28 UTC 版)
「デカスリート」の記事における「家庭用ゲーム機への移植」の解説
セガサターン版ST-Vと互換性のあるセガサターンに移植され、開催目前だったアトランタオリンピックの関心もあってかそこそこのヒットを収めた。ゲストキャラクターとして、十種競技を題材とした漫画である『デカスロン』の主人公である風見万吉を使うことができた。 風見万吉の声は光吉猛修である。 『デカスロン』劇中、風見万吉が持ってるゲーム機はセガサターンである。 PlayStation 2版セガエイジス2500シリーズとしてPlayStation 2にも移植されている。『デカスリート』だけではなく『ウィンターヒート』、『バーチャアスリート』の3作が収録された『デカスリート・コレクション』として発売された。ちなみにこちらはアテネオリンピックが開幕する直前に発売された。
※この「家庭用ゲーム機への移植」の解説は、「デカスリート」の解説の一部です。
「家庭用ゲーム機への移植」を含む「デカスリート」の記事については、「デカスリート」の概要を参照ください。
- 家庭用ゲーム機への移植のページへのリンク