世楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/23 09:29 UTC 版)
「CLOTH ROAD」の記事における「世楽」の解説
トップブランドの1つで、近年まで鎖国していた極東の島国のブランド。独自の哲学を持ち、他ブランドとは生産方法から素材、服飾の構造までもが異なる。そこで作られる「着物」は、気候に柔軟で着心地が良く、多くの機能が織り込まれた絵画のように美しいと評される。モットーは「イキでイナセないい男」。「からくり」と呼ばれる、基盤もCPUも無い機械仕掛けの技術を持つ事でも知られる。その実態はありとあらゆる生物の生体部品を、部品の摩耗も計算して織り合わせる技術であり、服によってはモデルとの相性が必要なものもある。作られる服飾のモチーフは、煌びやかな和服である。 源内 世楽一のからくり職人。孤児だったガーメントの育ての親でもあり、ガーメントからは「ばーちゃん」と呼ばれ慕われていた。ガーメントも認める天才で、彼女に育てられたことにより、ガーメントの才能を大きく開花させることになり、オーロ・マリア等の制作のきっかけを作る。 世楽独自の価値観から対ガーメントの全面戦争への加担を拒否していたが、ガーメントが生体服飾化生命(フィジカルガーメスト)を投入したことにより、対ガーメントに動き共同戦線を張る。スコップと共にファーガスとジェニファーに名サポートを行う。 決戦後は繭にされた人々の意識のサルベージに従事している。 馬琴 世楽のトップモデルで、横綱。その巨躯を活かした力技や、世楽特有のオリガミ構築による攻撃を得意とする。クロスロオドの時は巨漢の体型をしているが、普段は痩せ形。 源内同様(フェロ・マチュピチュへの恨みもあって)対ガーメントの全面戦争への加担を拒否するが、源内と共に対ガーメントに動き共同戦線を張る。戦いの最中で飢餓状態となり、戦線離脱を余儀なくされた。 式部 源内が作成した自走式箪笥「ヤツフサ」を世話するためのからくり人形(モデルは死んだ源内の娘)。後述の経緯により、ポシェットの姉的存在。 西洋のウォーキングクローゼットとは異なり、自分で考え、自分で動き、人の相手をするという目的で作成されたが、娘の死により制作が中断した所を、ガーメントが1日で完成させた。元々はその目的のため、かなり巨大にならざるをえなかったが、ガーメントが手を加えることによって人形サイズまで縮小することが可能になった様子。ガーメントはその後、式部とヤツフサを元にポシェットとパンサーを作り上げた。
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