型式一覧とは? わかりやすく解説

型式一覧

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ダム」の記事における「型式一覧」の解説

分類小分類略号解説コンクリートダム 重力式コンクリートダム G ダム自重重力利用して水圧支えダム型式中空重力式コンクリートダム HG ダム堤体内が空洞になっている重力式コンクリートダムイタリア日本多く見られる型式アーチ式コンクリートダム A 河川両側の堅固な岩盤水圧分散させて支えダム型式全世界における堤高200メートル上のハイダムで多く採用されている型式である。 重力式アーチダム GA 重力式アーチ式の両型式特性備えたダム型式マルチプルアーチダム多連式アーチダムMA 複数アーチ連なるダム型式扶壁支える点からバットレスダム比較的近い。 バットレスダム B を遮る壁(遮水壁)を垂直に扶壁支えダム型式地震洪水に弱いため余り堤高高くできないフィルダム アースダム(アースフィルダム) E 台形状に盛り土行って建設されるダム型式地震少な地域では堤高200メートル上のハイダムも存在するロックフィルダム R 土砂岩石主体として建設されるダム型式遮水壁位置種類によって種類細分化される。 コンバインダム複合型ダムGF 重力式と、アースまたはロックフィルダム複合したダム型式台形CSGダム CSG 日本近年開発されダム型式事業費削減貢献することができる。 重力式コンクリートダム(アメリカ・グランドクーリーダム) 中空重力式コンクリートダム(日本畑薙第一ダム) アーチ式コンクリートダム(日本黒部ダム) マルチプルアーチダム(カナダ・ダニエル・ジョンソンダム) バットレスダム(中国仏子ダム) アースダム(アメリカ・フォートペックダム) ロックフィルダム(インド・テヘリダム) コンバインダム(ブラジル・パラグアイ・イタイプダム)

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宇宙科学研究所」の記事における「型式一覧」の解説

型式添字xx × 103 m3 の容積をもつことを意味するBxx - 標準型大気球。B01, B5, B10, B15, B100, B500など。 T5 - テトラ気球。 BxxH - Bx型の中で特に薄いフィルム用いたものにつけられ呼称初期のみ使用された。B01H, B1H, B5H。 BCxx - シリンダ気球。BC01 、BC1。 EVxx - エバール・ポリエチレン製ラミネートフィルム気球。EV01、EV1。 BTxx - 厚さ5.6μm薄膜用いた気球BT5BT15、BT30、BT120。 BUxx - 厚さ3.4μm薄膜用いた気球。BU60は2002年無人気球到達高度の世界記録更新し、53.0キロ到達した。BU1、BU5、BU30、BU60。 BVT60 - 厚さ2.8μm薄膜用いた気球。 BS13 - 厚さ2.8μm薄膜用いた気球(満膨張体積8万平キロメートル直径60メートル))で、2013年9月20日無人気球到達高度の世界記録更新し、53.7キロ到達した

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SB2C (航空機)」の記事における「型式一覧」の解説

XSB2C-1 試作機ライトR-2600-8(1,700馬力 1,268 kW)エンジン搭載固定機銃は機首に12.7mm機銃2挺。 SB2C-1 アメリカ海軍向け初の量産型で、機首延長され垂直尾翼大きくなり、固定機銃が主翼に4挺へ変更200生産。 SB2C-1A アメリカ陸軍発注したA-25海軍呼称。 SB2C-1C 主翼の12.7mm4挺が20mm機関砲2門、フラップ油圧式変更778生産。 XSB2C-2 双浮舟式の試作水上機型。SB2C-1から1機改造。 XSB2C-3 SB2C-1のエンジンライトR-2600-20 (1,900馬力 1,417 kW)へ変更した試作機。 SB2C-3 XSB2C-3の生産型プロペラを4翅へ、プロペラスピナーを装備せず、無線機酸素供給装置新型変更。1,112生産。 S2BC-3E APS-4レーダー装備した型。 SB2C-4 主翼下にHVAR 127mmロケット弾8発または爆弾454kg(1,000lb)までの兵装追加、プロペラスピナーを装備ダイブブレーキ穴空き式、着艦フック外装式変更。2,045機生産。 S2BC-4E APS-4レーダー装備した型。 XSB2C-5 試作型。SB2C-1から1機改造。 SB2C-5 燃料搭載量増加、プロペラスピナーを装備せず、フレームレススライド式キャノピー着艦フック位置変更。970機生産。 S2BC-5E APS-4レーダー装備した型。 XSB2C-6 燃料搭載量増加エンジンライトR-2600-22 (2,100馬力 1,566 kW)へ変更した試作機。SB2C-1から2機改造。 SBF-1 SB2C-1をカナダのカナダ・フェアチャイルド社で生産した型。50生産。 SBF-3 SB2C-3をカナダ・フェアチャイルド社で生産した型。150生産。 SBF-4E SB2C-4Eをカナダ・フェアチャイルド社で生産した型。100生産。 SBW-1 SB2C-1をカナダのカナディアン・カー・アンド・ファウンドリー社で生産した型。38生産。 SBW-1B SBW-1のレンドリース法によるイギリス海軍用。 SBW-3 B2C-3をカナディアン・カー・アンド・ファウンドリー社で生産した型。413生産。 SBW-4E SB2C-4Eをカナディアン・カー・アンド・ファウンドリー社で生産した型。270生産。 SBW-5 SB2C-5をカナディアン・カー・アンド・ファウンドリー社で生産した型。

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トヨタ・M型エンジン」の記事における「型式一覧」の解説

エンジン基本仕様備考M 2000cc SOHC 標準型1965年S40クラウンが初搭載となる) M-B 2000cc SOHC SUツインキャブ ハイオク仕様 M-BR 2000cc SOHC SUツインキャブ レギュラー仕様 M-C 2000cc SOHC 低圧縮型 M-D 2000cc SOHC 2バレルツインキャブ -トヨタ博物館所蔵 M-E 2000cc SOHC EFIシリーズ初の電子制御燃料噴射装置付き)-トヨタ産業技術記念館 2F 所蔵 M-U 2000cc SOHC 5153年排ガス対策車、LPG仕様もあり(M-PU)当初は「M-U LPG仕様」と呼ばれていた。 M-EU 2000cc SOHC EFI 53年排ガス対策車 -トヨタ産業技術記念館 1F所蔵 M-TEU 2000cc SOHC EFI ターボ付きソアラセリカXX等に搭載 M-J 2000cc SOHC 54年排ガス対策車 MS87,MS117(クラウンバン)に搭載 M-P 2000cc SOHC LPG 主にMS120/MS130系クラウン搭載 2M 2300cc SOHC 2バレルシングルキャブレター 輸出用クラウン、コロナマークII搭載 2M-B 2300cc SOHC ソレックスツインチョーク3連キャブレター 北米輸出用2000GT搭載製造は9基のみと云われているが、実際車両市販には至らなかった。 3M 2000cc DOHC 2000GT専用しかし2代目コロナマークMX10.20系にマークⅡGTと言うグレード設けて搭載する計画があった。 4M 2600cc SOHC MS75クラウン等に搭載トヨタエンジン系列上は2M後継位置付けられている。 4M-U 2600cc SOHC 51年排ガス対策車。クラウンマークIIセリカXX搭載 4M-E 2600cc SOHC EFI 輸出用 4M-EU 2600cc SOHC EFI 53年排ガス対策車。クラウンマークIIセリカXX搭載 5M 2800cc SOHC 2バレルシングルキャブレター 一般輸出仕様クラウン搭載 5M-EU 2800cc SOHC EFI 53年排ガス対策車。クラウンマークIIセリカXX搭載 5M-GEU 2800cc DOHC EFI 初代ソアラが初搭載 6M-GEU 3000cc DOHC EFI MS120系クラウン後期型に初搭載 7M-GE 3000cc DOHC EFI 1気筒あたり4バルブ化及び燃焼室形状それまでの多球形からペントルーフ燃焼室に変わる。 7M-GTEU 3000cc DOHC EFI ターボ付き M型エンジン最終進化

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Pe-2 (航空機)」の記事における「型式一覧」の解説

VI-100 原型となった試作高高度戦闘機。 PB-100 VI-100からの試作爆撃機型Pe-2 最初生産爆撃機型エンジンはVK-105RAエンジン(1,100馬力)を搭載。 Pe-2B 1944年から生産され爆撃機型。 Pe-2D エンジンクリーモフ VK-107Aに変更した爆撃機型。 Pe-2FT 中期生産爆撃機型。7.62mm後部旋回機銃追加。 Pe-2FZ 前線任務航空機呼ばれた型。機首ガラス張り廃止された。 Pe-2I ヴラジーミル・ミハーイロヴィチ・ミャスィーシチェフによって改設計された爆撃機型リモート式の尾部機銃VK-107(1,650馬力) エンジン搭載し最高速度656km/h、爆弾搭載量は1,000kg。生産は5機。 Pe-2K Pe-2IのエンジンをVK-107PFに変更した型。少数生産。 Pe-2K RD-1 尾部グルシュコ RD-1ロケットエンジン搭載した試験機最高速度は785km/h。 Pe-2M 爆弾倉拡大して500kg爆弾4発搭載可能にした型。 Pe-2MV ShVAK20mm機関砲1門とUB12.7mm機銃2挺を胴体下部ゴンドラ追加装備した試作機。 Pe-2/M-82 M-82(シュベツォフ ASh-82)エンジン搭載試作機。 Pe-2R 燃料搭載量増やした3座の偵察機型少数生産。 Pe-2Sh 地上攻撃機型。20mm機関砲2門、12.7mm機銃2丁または、各1ずつ混載した連装機銃2基を胴体下部装備。 Pe-2VI 高高度戦闘機型単座操縦席与圧されエンジンVK-107搭載。 Pe-2UT 練習機型。Pe-2S、UPe-2とも呼ばれるPe-3 長距離夜間戦闘機型。20mm機関砲2門、12.7mm機銃2挺を装備207生産Pe-3bis 改良型。ShVAK20mm機関砲2門(機首)、UBK12.7mm機銃2挺(翼内)、UBT12.7mm機銃1挺(後席)、ShKAS7.62mm機銃1挺(尾部装備152生産。 Pe-4 戦闘機型少数生産B-32 戦後チェコスロバキア使用されたPe-2FT型。 CB-32 戦後チェコスロバキア使用されたPe-2UT型。

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セスナ 172」の記事における「型式一覧」の解説

172 モデル 172基本型式である。最初機体1955年製造開始され1956年から引き渡し始まった1960年初頭新型式172Aが登場するまで製造続けたコンチネンタル社製O-300(145hp)水平対向6気筒空冷エンジン搭載し最大離陸重量は2,200lb(998kg)である。オプション無し当時基本価格で8,995米ドルであった1960年製造終了となるまでの5年間で合計4,195製造された。1956年モデルともいう。 172A 172Aは172後継型式であり、1959年型式証明取得し1960年引き渡し始まった2番目の型式である。垂直尾翼平面形状矩形からテーパー型に変更し後退角をつけた。燃料搭載量若干増やした価格は9,450米ドル合計1,050製造された。1960年モデルともいう。 172B 172B1960年型式証明取得し1961年から引き渡し始まった3番目の型式である。ランディングギア長さ幾分短縮させ、エンジンマウント位置を3インチほど前方ずらしてエンジンカウルを再整形し、更にプロペラスピナーの先端鋭くさせ、空力的な性能向上を狙った。またこの型式には標準装備型とデラックス装備型2種類製造されて、後者には「スカイホーク」という愛称付けられた。現在はモデル 172機種全体愛称となっている「スカイホーク」という名称がこの時はじめて使用されるようになったデラックス装備型当時軽飛行機ではまだ珍しかったジャイロ計器搭載し計器飛行を可能とした。また172Bにはフロート付けた水上機型も製造された。水上機型の場合直径大きくしてピッチ角弱めたプロペラ使用した1961年モデルともいう。 172C 172C1961年型式証明取得し1962年から引き渡し始まった。この型式からオプションオートパイロット搭載選択できるようになったエンジン始動方法リコイルスターター式からセルモーターによるキースターター式に変更された。座席ポジションは、6段階調整が可能となったオプション貨物室チャイルドシートを2席設置できるようになった機体基本価格は9,895米ドルであった。この型式は計889機が製造された。この型式最大離陸重量は2,250lb(1,021kg)に増加した1962年モデルともいう。 172D 172D1962年型式証明取得し1963年から引き渡し始まった機体の構造見直してキャビン後方に窓が設けられた。これにより機体真後ろ視界確保されることとなり操縦性向上したセスナ社ではこの後方窓をオムニビジョン称して最初に1962年モデル 182及び210採用し翌年この172D導入した。また新しくラダーペダルブレーキペダル統合したペダル備えた。これによりタキシング時の操縦性向上した。この型式から最大離陸重量は2,300lb(1,043kg)となった。この型式は計1,146製造された。1963年モデルともいう。 加えて172Dでは高性能型が製造され172D パワーマチックと命名し製造された。この高性能型は搭載エンジンコンチネンタル社製GO-300Eに変更した。このエンジンは、O-300を高回転化することで出力アップさせ、減速ギアボックスを介してプロペラ回転する仕組みとなっている。これにより、プロペラ軸回転低速抑えつつ、エンジン出力が175hpに向上、最高巡航速度が11mph(18km/h)速くなった。このエンジンは既に別の機種であるモデル175搭載し製造されていたが、172D パワーマチックに引き継がれモデル175製造終了した。 172E 172Eは1963年型式証明取得し1964年から引き渡し始まった。この型式では電装系漏電遮断器ヒューズからサーキットブレーカー変更した。また計器パネル再設計行った。この型式は計1,401製造された。 172F 172Fは1964年型式証明取得し1965年から引き渡し始まった。この型式ではフラップ操作従来レバーハンドル使った人力駆動式から電気駆動式に変更した。またフランスでもランス・セスナ社がこの型式製造行い、F172として売り出したランス製造1971年まで行われた。この型式は、アメリカ空軍初等練習機として採用したT-41Aメスカレロの基となったT-41A60年代通じて70年代前半まで運用された。この型式は計1,436製造された。 172G 172Gは1965年型式認証取得し1966年引き渡し始まった価格は、標準型12,450米ドルアップグレード型のスカイホーク13,300米ドルであった。この型式は、計1,597製造された。 172H 172Hは1966年型式証明取得し1967年引き渡し始まったコンチネンタル社製O-300エンジン搭載する最後型式となった前脚緩衝器長さ短縮し空気抵抗低減狙った新し亀裂発生しにくいエンジンカウルが開発された。同時にエンジンマウント新しく振動吸収性のあるものに変更されコックピット内の騒音低減された。失速警告器のホーン電気式から空気圧式変更した。この型式販売価格は、標準型10,950米ドルで、アップグレード型のスカイホーク12,750米ドルであった。この型式は、計839機製造された。販売数初めて前型式成績下回った。 172I 172Iは1967年型式証明取得し1968年引き渡し始まった。この型式からエンジンコンチネンタル社製からライカミング製に変更された。エンジン型式ライカミング O-320-E2Dであり、以前エンジンコンチネンタル O-300より5 hp(3.7kW)ほど出力アップし150 hp(112kW)となった。またスピード向上し対気速度で130mph(209km/h)から131mph(211km/h)へとなった上昇率変わらず645ft(197m)/分のまである。この型式から操縦計器配置初めT型配置となった。この型式は計1,206製造され型式製造数上回った。 172J セスナ社は、これまでずっと続いてきたモデル172シリーズ基本設計を、廃棄しようと計画していた。これまでの主翼支柱支持し補強する形から、片持ち式で支柱の無いすっきりとしたデザインにして、172Jとして売り出そうと考えていた。しかし販売計画に基づく設計完了期限近づくと、販売ディーラーたちが元の機体デザイン戻して新計画破棄するよう圧力をかけ始めた。その理由新設計では訓練機として使いづらいと考えたからである。結局この圧力により、新計画モデル172には適用せず今後とも前の翼デザイン踏襲することとなった。この幻の172J計画は、新機モデル177カーディナルとして引き継がれ開発が行われた。結局172Jは製造され欠番となった。 172K 172Kは、1968年5月型式認証取得し引き渡し1969年から始まった1969年モデルである。この型式垂直尾翼翼端再設計され、リアウインドウも再整形されたものとなったオプション飛行距離延長のために翼内に52ガロン(197L)の燃料タンク増設提供された。リアウインドウ僅かに16in²(103cm2)面積大きくなった。この型式標準型12,500米ドルで、アップグレード型のスカイホーク13,995米ドル販売された。製造総数は1,170であった。 172Kは1970年販売続けられたが、1969年販売されたものと細部異なっていた。紡錘型に整形されグラスファイバー製の主翼翼端となっている。また座席が全関節となっている。前に述べた製造総数のうち、1970年分は759機製造された。 172L 172Lは、1970年5月型式認証取得し1971年1972年2年販売された。この型式から主脚支柱が板バネ式からテーパーチューブに変更された。このテーパー幾分かついた中空パイプ支柱は、板バネよりも衝撃エネルギー吸収力大きく着陸時の跳ね上がり和らげる効果がある。それが胴体下部両側から斜め下方向にハの字に取り付けられている。離着陸時はこの支柱が撓んで衝撃吸収する仕組みとなっている。テーパーチューブは高速時上昇時空気抵抗弱めるために断面つぶれた楕円状の鞘上フェアリング包まれている。さらにタイヤを包むようにブレーキフェアリングが取り付けられている。ハの字状の主脚によりホイールトラックが12inch(30cm)広くなり走行安定性良くなった。この主脚により脚の重量軽くなった。その他に垂直尾翼直前ドーサルフィン前方長く伸ばされ尾翼との繋ぎ目滑らかに整形された。 172Lは、標準型13,425米ドルアップグレード型のスカイホーク14,995米ドルであった1971年に827機、1972年に984機が引き渡された。 172M この型式172系列初め主翼にドループド・ウイング・チップ(翼端が下に折れ曲がっている翼)を導入し低速飛行時の操縦性改善された。この主翼セスナ社ではキャンバーリフトウイングという名称で呼び営業が行われた。 1974年製造された172Mからはオプションに「スカイホークIIパッケージ初め導入された。このパッケージでは、航法音声応答統合通信機ADF電波自動方向探知機)、トランスポンダ等の高機能機器標準装備となっている。またキャビン後方貨物スペース大きくなった。オプション防振型2灯式着陸灯選択できる1975年製造の172Mは、普及型「172」が16,055米ドルで、上級型の「スカイホーク」が17,890米ドルで、最上級型の「スカイホークII」が20,335米ドル売り出された。 1976年には標準型172」の販売中止し、172Mは、全パッケージが「スカイホーク」と呼ぶ名称を使用するうになる。 172Mは、計器パネル計器配置デザイン変更され燃料計その他の圧力計左側移動されパイロット視認易くなった。 この型式172M型は製造期間4年間で総計7306機製造された。 172N 1977年製造機から172N型となった。172Nは「スカイホークN」及び「スカイホーク/100」という名称で呼ばれたそれまで172が80/87オクタン価航空用ガソリン使用するのに対し新しい「スカイホーク/100」は搭載エンジンライカミングO-320-H2ADが100オクタンアブガス使用前提としているのに由来する。このエンジン使用するスカイホーク/100」は、燃料違いによる煩雑さと、信頼性問題のために、1981年から製造される172P型から、同様の定格出力のO-320-D2Jに変更されることとなる。 172Nからは、昇降舵トリムオプションで、事前設定フラップ標準装備されることとなった販売価格は、スカイホークNが22,300米ドルで、スカイホーク/10029,950米ドル販売された。 1978年製造機から電力システム28ボルトから14ボルト低減された。エアコンディションシステムがオプション選べるようになった1979年製造機から、フラップ展開可能な機体速度が、フラップ角度10度で、110ノットから115ノット(213km/h)まで増加した。また翼内の燃料タンク容量が、オプション66ガロン(250L)に増やすことができる。 172N型は1980年まで製造された。 172O 172O型機は製造され存在しない。 172P 1981年製造機から172P型となった。前機172NのエンジンライカミングO-320-H2ADの信頼性問題により、172Pは同じ位の定格出力160hpを発生させるライカミングO-320-D2Jに変更され問題改善された。172Pはフラップ設定角度最大値40度から30度に減らされ最大離陸重量は2,300lb(1,043kg)から2,400lb(1,089kg)に増やされた。オプション62ガロンインテグラルタンク選択できる販売価格は、普及型の「スカイホークP」が33,950米ドルで、アップグレード型の「スカイホークP II」が37,810米ドルであった。さらに、ナビゲーション・コミュニケーション統合通信機装備したスカイホークP II」が42,460米ドル販売された。 1982年製造機から、着陸灯機首から翼に移動され、また電球寿命長くなった。1983年製造機から機内騒音改善されキャビンの窓が厚くなった。1984年製造機からドアロックダブルロック式となった。 172P型機は1986年製造終了した製造物責任法問題絡みそれ以降11年間もの間モデル172系列製造される事はなかった。 172Q カットラス 172Qは1982年10月型式認定取得した。172Qは1982年から1983年までの短期間に172Pと並行して製造された。引き渡し1983年から始まった引き込み脚式の172RGと同じエンジン積んでいた関係で172Qには同じカットラスという愛称付けられた。172Pモデル機体そのままに、エンジンを180hpを発生させるライカミングO-360-A4Nに置き換えたのである。20hpの出力アップにより、最大離陸重量は2,550lb(1,157kg)に増加し、172Pの最大巡航速度より2ノット速い122ノット(226km/h)を引き出せた。ペイロードは172Pと比べ約100lb(45kg)増加し最大離陸重量増加したことにより上昇率20フィート/分低下した。 172R 172系列1986年量産中断した以来10年ほど中止状態が続いたが、1996年生産販売再開される事となった。再開後の172系列最初型式が172Rである。1996年型式証明取得し1997年から引き渡し始まったエンジン燃料噴射式のライカミング IO-360-L2Aを搭載するモデル172シリーズ最初に燃料噴射エンジン搭載した型式となった。172Rではエンジン回転数下げ定格出力180hpから160hpに減格して使用されている。最大離陸重量は2,450lb(1,111kg)である。172Rは以前型式から多く改良行ったキャビン内の内装インシュレーター工夫して高性能防音処置施し静音性増している。また換気システムは多段階調節が可能となっている。先進のインターフォンシステムを装備し立体デザインされ内装衝撃吸収能力保持している。座席座面レベル背もたれ最適な位置調整可能であり、慣性ロックリールシートベルト備えている。エアバッグ付き軽量衝撃吸収シート装備する2013年からセスナ社ウェブサイトには表示されなくなり販売はすでに終了した模様である。直近の2012年における1年間引き渡し数は27であった。 172S 172Sは1998年型式証明取得し同年から引き渡し始まったエンジンは172Rと同じ型式のIO-360-L2Aを搭載するが、定格より下げて使用していたエンジン回転数元に戻し定格出力180hpで使用している。172Rより20hp増加した。この出力向上により最大離陸重量を2,550lb(1,157kg)に増加させている。172Rが販売されていた時期は172Rが「スカイホーク」、172Sは「スカイホークSP」という愛称使って営業が行われていた。しかし、172Rの販売終了した後は172Sに対し単に「スカイホーク」という愛称使って営業活動が行われている。連邦航空局型式認定データシートには単に172Sで登録されている。172Sは主として個人所有運航者向けに製造された。その後標準革張りシートガーミンG1000電子飛行計器システム装備しグラスコックピット化している。2013年5月現在唯一製造継続している型式となっている。直近の2012年における1年間引き渡し数は113であった民間ピストンエンジン航空機の中で最大引き渡しであった近年環境規制対応する派生型として、エンジンコンチネンタル・モータース製のディーゼルエンジン「CD-155」に変更しアビオニクスガーミンG1000 NXiを採用した「ターボ・スカイホークJT-A」を用意しており、2017年FAAEASAから承認受けた燃料共通化によるコストカット可能なため、ジェット機利用する官公庁向けの練習機として売り込まれており、日本海上保安庁などが採用している。 172RG カットラス 172RGは、1979年6月型式認定取得した1979年より生産開始され1985年まで製造された。特徴は、ランディングギア引き込み式となったことである。またエンジンライカミングO-360-F1A6に変更され180hpにパワーアップされた。172RGはノーマル172よりも約19,000米ドル高かった。最高巡航速度は140ノット(260km/h)に向上した速度大い向上した初期コスト運用コスト両方ともノーマル機よりも高かったためにあまり売れず自家用機としては営業面では振るわなかった。しかし引き込み操作をする必要のある認定民間旅客機パイロット養成には重宝がられ航空学校向けにはよく売れた1980年から1984年の間に合計1,177機の172RGが引き渡された。172RGは172ナンバー使って販売営業が行われたが、型式認定175モデルシリーズの内の一つとして認証されている。 ランスFR172J、セスナR172K ホークXP FR172Jランスロケットは、フランスにあるランス・アビアシオン社(en)によりライセンス製造され機体である。60年代から70年代にかけて生産されロールス・ロイス社でライセンス生産された燃料噴射エンジンコンチネンタルIO-360Dを搭載した。このエンジンは210hp(160kW)を発生したプロペラ定速プロペラであった。 ランスロケットは、その後セスナ社販売されることとなるR172KホークXPへとつながる。このモデル1976年5月型式認証され1977年から1981年まで販売が行われた。機体カンザスセスナ工場フランスランス工場製作された。燃料噴射エンジンコンチネンタルIO-360K(後にIO-360KB)を搭載する。195hp(145kW)を発生させるプロペラは2翼の定速プロペラ採用している。ホークXPは最高巡航速度131ノット(243km/h)で飛行することができる。 R172JやR172Kは、172ナンバー使って販売営業が行われたが、型式認定175モデルシリーズの内の一つとして認証されている。 ホークXP購入した客の中には速度性能など価格にふさわしい程の性能上ではなく、エンジン大きくなった分燃料消費量など運用コスト高くなったとの評価与える者もいた。フロート装着した水上機タイプ好評得た今までノーマルタイプ水上機172比べ出力アップした分、水上からの離陸性能劇的に向上した

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