走行安定性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 06:49 UTC 版)
キャブオーバー型ワンボックスカーよりも重心の位置で勝り、セダンやステーションワゴンと比べると劣る。特にワインディングや高速走行ではこの傾向が顕著なため、タイヤ等の足回りの腰砕け現象が発生し長距離走行では運転者、同乗者ともに比較的疲れやすくなっている。なお、メーカー側もこうした問題について認識しており、ホンダ等一部のメーカーからは低床低重心の車種や、ミニバン専用のタイヤ(それを強く喧伝する商品の例にトーヨー・トランパスがある)などがリリースすることにより、こうした弱点を改善し、現在では多くの車種が走行性能を批判されるどころか、ミニバンの域としてはハンドリングが良いと評価される車種も多数出現するようになった。またGR、NISMO、無限といったチューニングブランドが運動性能・安定性を高めたミニバンを発売しており、足回りに関しては「まるでスポーツカーのよう」と評されることも増えた。変わったところでは、初代トヨタ・エスティマがミッドシップエンジンを採用していた。
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