撃符妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 21:43 UTC 版)
青行燈(あおあんどん)<火> 妖。黒髪を長く垂らした妖怪。 青鷺火(あおさぎび)<火> 術符。相手の妖に炎をまとわりつかせる。ロンドンの手持ち。 青坊主(あおぼうず)<土> 妖。ワンダーねいどランドにて、「恐怖の大王」が「風童子」を上位召喚させる際の元となった妖。 赤えいの魚(あかえいのうお)<水> 術符。須貝正人・清の手持ち。自分・妖を回復させる。くらぎ(華院重馬)戦において、焔龍を回復させようとして開放した術符だが、くらぎ(華院重馬)に喰われてしまう。 赤舌(あかじた)<陰> 術符。アニメ・漫画版、双方ともに未登場。 明ッ鬼(あかつき)<火> 術符で、角のようなものを付けた炎の妖怪。周りを火あぶりにさせる能力を持つ。須貝正人の手持ち。カードゲームにおいては攻撃能力を持たず、「相手ぷれい屋の心(マジックポイント)を5減らす」という効果に留まっている。 垢嘗(あかなめ)<水> 術符。 あざら女(あざらおんな)<陰> 術符。 小豆洗(あずきあらい)<水> 術符。 あそぼ <木> 術符で、二つ頭の子供の妖怪。相手の妖をくすぐる。ミックの手持ち。昔、きみどりと一緒に子供達と遊んでいた。 穴ボコさん(あなぼこさん)<陰> 術符。 油赤子(あぶらあかご)<火> 術符。 網剪(あみきり)<金> 術符で、ザリガニの妖怪。亜紀の手持ち。 雨降小僧(あめふりこぞう)<水> 術符。 主殿(あるじどの)<木> 妖で、木彫りの人形が巨大化したような風貌をした妖怪。走るのは結構早い。ミックの手持ち。 石食い(いしくい)<土> 妖で、石で出来た鎧の妖怪。ロンドンの手持ち。相生召喚「月光(げっこう)」を召喚する際の元となった妖。 イズナ 声 - 水野愛日 子狐の妖怪。大きさは小型犬くらいで体は緑色。耳がウサギのように長い。撃符化から逃れた妖怪で、三志郎を信じて応援している。三志郎はイズナを初めて見た時、「イタチがしゃべった!」と驚いていた。2話では撃符にされた「大天狗」を、妖怪城がねいどの手によって陥落する前に持ち出し、無事三志郎のもとへ辿り着いた。三志郎と一緒に、ワンダーねいどらんどを巡る。良く三志郎の頭の上に乗っている。たまにフエの肩にも乗っていた。最終回のエンディングでは、三志郎の部屋にいた。『うしおととら』にも登場した。 磯女(いそおんな)<水> 術符。 一角(いっかく)<金> 声 - 飯島肇 妖で、バイクと飛魚を合わせた妖怪。三志郎の手持ちで、アニメでは「一角、負かり登場!」と言って登場することがある。相生召喚「瞬角(しゅんかく)」の元となる妖。45話にて「黒・三志郎」が召喚した、ねいどオリジナルの「黒一角」も登場した。 以津真天(いつまで)<陰> 声 - 越智綾香 術符で、腹に女性の顔がある鳥の妖怪。鳴き声で相手の妖を戻させる。華院重馬の手持ち。 いでもち <陰> 術符で、透明な妖怪。ぷれい屋に直接攻撃する。また、普通の妖では攻撃をとめることは出来ない。里村修の手持ち。 犬神(いぬがみ)<土> 術符。ロンドンの手持ち。三志郎との「ラストステージ」で繰り出した術符。 亥之四耳(いのしじ)<土> (漫画版のみ)妖。 威斧離頭(いふりーず)<火> 術符。頭に2つのツノを生やした、紅い「魔物」。もとは西洋の魔物で、名も「イフリート」およびそれと同一視される「イブリース」であった。 否哉(いやや)<金> 妖。 牛鬼(うしおに)<水> 妖。 姥ヶ火(うばがび)<火> 術符。炎柱を立てる。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 うばりおん<土> 術符。相手妖の攻撃時間を3秒遅くする効果を持つ。 産甕(うぶがめ)<土> 妖。華院重馬の手持ち。 海座頭(うみざとう)<水> 杖を持った盲目の老人。華院ミツキの手持ち。 海猫(うみねこ)<水> (漫画版のみ)妖。三志郎の手持ち。 うわん <土> 術符で、何かを叫んでいるような妖怪。声の砲撃を放つ。イサミ・ロンドンの手持ち。 雲外鏡(うんがいきょう)<金> 声 - 安元洋貴 術符で、鏡の妖怪。相手が出そうとした妖や術符を封じる。亜紀の手持ち。 襟立衣(えりたてころも)<木> 妖で、法衣の妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 焔凰(えんおう)<火> 相生召喚妖。相生召喚・木生火(カードゲーム中では「相生上位召喚・木(木属性の妖がいる時、召喚できる)」と表記されている)。鳥妖が召喚元。「相生(火)の力」を得る事により、その外見は「成長した『鳥妖』」といったところ。三志郎が最初に入手した「相生召喚」用撃符である。 焔斬(えんざん)<火> 声 - 緒方賢一 妖。牛の体に鳥の頭を合わせたような姿で、背中に弧状の物体をつけている。漫画版ではその容姿と言葉遣いがやや異なり、性格も少し違う(かつて日本の西半分を創造した「大妖怪」の末裔である、と妖「白王(はくおう)」と「焔斬」自身が語っている)。また、三志郎自身のその使用頻度も目に見えて差がある。アニメ版では初期から意思疎通が出来ており、文字通り「必殺撃符」として使用しているのに対し、漫画版では三志郎の言うことを少しも聞く様子が無かったが(これは「三志郎が焔斬の事を知らなさ過ぎる」、というのも原因の一つであった)、「三志郎が焔斬の指示に従い、指示無しに勝手に動かない」という条件で一応は関係修復。 だが、その後すぐに行われた逆東京のげえむでは、「焔斬の弱点(尻尾を握られること)」を見抜いた雪ノ心が焔斬の弱点に近づくのを知ってか知らずか、触らせまいと雪ノ心を阻止し、あっさりと焔斬との約束を破ってしまう。その後事情を説明し、何とか和解した。現在はその力も衰えているようだが、一撃で逆東京の街並みを一変させてしまうほど。また撃符から開放されずとも、その分身を出すことが可能で(漫画版のみ)、三志郎と普通に会話が出来る(撃符から解放されずに分身をだすのは本来なら違反。焔斬はルールであるねいどを脅しつける形で例外として認めさせた)。なお、アニメ版ではほぼ全ての妖達が、ぷれい屋達と会話(あるいは、意思疎通)が出来る。 炎乃坊(えんのぼう)<火> 妖で、槍を持っている坊主の妖怪。炎を放つ。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 猿木(えんぼく) 焔龍(えんりゅう)<火> 声 - 緒方賢一 上位召喚妖で、「火」に「皇」をつけて「煌」。龍とケンタウロスを合わせた風貌で、薙刀を持ち鎧を纏っている。三志郎の手持ち。アニメ版第25話で三志郎の上位召喚の珠と、ミツキが三志郎に託した上位召喚の珠が合体して出来た。召喚時の掛け声は「煌け、焔龍!」。45話で「黒・三志郎」の召喚した「黒焔龍」にトドメをさしたときは、いつも手にしている「薙刀(なぎなた)」ではなく、腰に挿した「刀」を用いて攻撃した(「灼銅の鬼仮面」であった頃の正人との最終決戦においても、再びこの刀を抜いてトドメをさしている)。漫画版では、三志郎を守るために焔斬が自ら上位召喚した。 炎輪(えんりん)<火> 中国風の格闘家の美青年で、両肩に火を纏った輪を付けている妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。灼銅の鬼仮面が「斬波」を上位召喚する際の元となった妖。 殴猛(おうもう)<金> 声 - 保坂薫 両腕が地面に付くほど長くて太い妖怪。相手の妖を殴る。華院ミツキの手持ち。金の獄門世界では複数の「殴猛」がおり、「めきら」の宿るオブジェを守るため(かどうかは謎だが)、「神殿」のような所の周囲で眠りについていた。また、術符として封印されている「殴猛」とは色が異なる。 大うつろ(おおうつろ) 大禿(おおかぶろ) 大首(おおくび)<土> 乱れた髪の老婆の首だけの妖怪。ロンドンの手持ち。 大天狗(おおてんぐ) 声 - 池田勝 妖怪城の長。三志郎に妖逆門の事を託し、撃符にされた。42話では、三志郎が所持していた妖達の憤怒を鎮めるため、イズナから渡された撃符を三志郎が開放し、久しぶりにその姿と声を現した。過去に人間の姿(声 - 河津玲奈)できみどりと一緒に遊んだことがあるが、その時にした「また遊ぼう」という約束を未だに果たせておらず、きみどり自身もこの時遊んだ人間の子が、実は「大天狗」であったことには気付いていなかった(50話において、再び子供の姿になり、きみどりに「やっと」真意を話せた)。ワンダーねいどランドでは大天狗の撃符が行方不明となっていたが、小さくなったねいどの口から出てきた。 大百足(おおむかで)<火> 大きなムカデの妖怪。前回の妖逆門・決勝戦にて、正人が「敗戦したぷれい屋」に対しその存在を語っていたことから、正人自身は少なくともその存在を知っており、所持していた可能性もある。 鬼車(おにぐるま)<火> 声 - 上別府仁資 輪を縦に顔が左右に付いている妖怪。逆東京のげえむで三志朗が手に入れた。 オヤウカムイ <水> 声 - 中田俊輔 一つ目の蛇の妖怪。「水」に「争」で「浄」。清所持の上位召喚。アニメ31話で清が作り出した。水の獄門世界において、「たゆら」の背後にいた「シュムナ」を撃破した。36話で清VS三志郎の対撃の後、清が三志郎に渡し、三志郎のものになった。逆日本に戻ってきた時に、再び手にしている。 絵招姐(かいしょうしゃ)<木> ミックの手持ち。 カイチ <陽> 海灯(かいとう) 凱龍(がいりゅう)<土> 相生召喚・火生土(カードゲーム中では「相生上位召喚・火(火属性の妖がいる時、召喚できる)」と表記されている)。「焔龍」がさらに「相生召喚(土)の力」を得た姿。名前の意は「『打ち勝つ』、『勝利の』、『勝利する』(=凱)龍」。アニメ版では土の撃符「山坊主」と火の撃符「焔龍」から作り出されて、「焔斬」から召喚されていた。召喚時の掛け声は「炎よ、大地を砕いて灼熱の溶岩と成れ! 相生召喚・凱龍!」。なお、「焔龍」とは細部の色が異なり、目立つ所ではその「鎧の色」が異なっている(「焔龍」時は「赤銅色」であるが、「凱龍」時は「赤色」になっている)。 攫猿(かくえん)<木> 声 - 保坂薫 一つ目の猿の妖怪。華院ミツキの手持ち。「ねいど中学校」にて緑ねいどが、「黒刃羽」を上位召喚する際の元となった妖でもある。 影廻り(かげまわり)<陰> 人型の妖怪。相手を闇で包み込む、華院重馬の手持ち。 かずら<陰> 「肉吸い」と同じく、相手ぷれい屋の体力を吸収する力を持つ。 刀鬼(かたなおに)<金> 髪が刀になっている妖怪。刀の髪を振り回して攻撃する。三志郎の手持ち。 河童(かっぱ)<水> 須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。漫画版では、妖怪城で逆東京の決戦にて鬼仮面の斬波に火傷された三志郎の治療をした。しかしねいどに見つかってしまい、撃符にされてしまう。 月兵(がっぺい)<陰> 華院甍・要の手持ち。 華乃狐(かのこ)<金> 術符。相手ぷれい屋の詠唱中の撃符を無効化し、3秒間金縛りにする効果を持つ。黄色ねいどが使用した。 鎌鼬・雷信(かまいたち・らいしん)<金> 声 - 遊佐浩二 人間体は逞しい青年、妖怪体はかがりより一回り大きい緑色の鼬。相手ぷれい屋・妖の動きを封じる特殊能力がある。妖怪の里にやってきた人間である三志郎を警戒していたが、自分たちのために戦う三志郎たちを見て、三志郎と共に華院一族を撃退するが、華院一族の襲撃で撃符にされて、三志郎と戦う羽目になってしまったが、ミツキの力で三志郎の元へ行った。『うしおととら』にも登場した。 鎌鼬・かがり(かまいたち・かがり)<金> 声 - 千葉紗子 人間体は美人。妖怪体は紅色の鼬。ぷれい屋の体力を回復させる特殊能力がある。華院一族と間違えて三志郎を襲ったが、イズナの仲介によって収まった。自分たちのために戦う三志郎たちを見て、共に華院一族を撃退する。その後、華院一族の襲撃で撃符にされて、三四郎と戦う羽目になってしまったが、ミツキの力で三志郎の元へ行った。ご飯を作るのが上手で、三志郎が「また食べさせてくれよな!」と言っていた。『うしおととら』にも登場した。 鴉天狗(からすてんぐ)<木> 声 - 川野剛稔 須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。なお、劇中未登場であるが、その中には「師団長」クラスの者もいる(プロモカードに収録)。見分けるポイントは、髪が赤くなっているのが「師団長」。そうでないのが通常の鴉天狗(ニンテンドーDS版『アヤカシ・ファイティング』にも隠れキャラクターとして登場している)。 寒月(かんげつ)<金> 猛禽類のような妖怪。ロンドン手持ちの上位召喚。「金」に「真」をつけて「鎮」。「三日月」から上位召喚する。ロンドンは寒月の事を「フリーズムーン」と呼ぶ。ねいどのみが使用可能な「黒寒月」も存在したようだが、三志郎が放った術符「雲外鏡」により、その全容を現すことなく消滅してしまった。 魏(ぎ) きざ蟲(きざむし)<土> 人面がいくつも付いているカブトムシの妖怪。「毒巨怪」や「絡新婦」よりもさらに強力な毒で、相手ぷれい屋にダメージを与える。華院甍・要の手持ち。また「茶ねいど」も使用していた。 疑鳥(ぎちょう)<金> 鳥と飛行機を合わせたような妖怪。日野亜紀の手持ち。相手ぷれい屋の「飛行タイプの妖」を飛べなくさせる効果を持つ。金の獄門世界においてロンドンと対撃した際、ロンドンの「鉤殻虫」を飛べなくさせた。 狐火(きつねび)<火> 相手の妖に火の玉をぶつける。三志郎の手持ち。 狐飛輪(きつねびりん) 鏡魔(きょうま)<金> 日野亜紀の手持ち。「びりびり」よりも強力な金縛り効果を持つ。 鏡面(きょうめん)<金> 顔が鏡になっている男の妖怪。顔の鏡に相手の妖が映し出すと、その妖になれる。華院ミツキの手持ち。なお、この能力はアニメ版のみで、カードゲームにおいてはカットされている。 鏡目(きょうもく)<木> 蕪木雪ノ心の手持ち。「風童子」の弱点(風の吹き出し口)を見抜き、一撃で勝利をおさめた。アニメ版では、昔、きみどりと一緒に子供達と遊んでいた。カードゲームにおいては、「万走瞳」と同じような「自分妖の攻撃時間を1秒早くする」(「万走瞳」は「2秒」早くする)力を持つ。「鏡」と名の付く妖の中では、唯一の「木属性」である。 形霊気(ぎょうれいき)<木> 翁の人形風の妖怪。棘の付いた蔦を出して攻撃する。華院重馬の手持ち。 麒麟(きりん)<金> 声 - 佐々木大輔 日野亜紀の手持ち。京都付近で華院一族に追われて、怪我をして子犬の姿になり京都に逃げ込んだ。日野亜紀と清に守られ続け、亜紀の守る姿を見て、自ら亜紀の下へ行く。上位召喚「刃金」の召喚する際の元となった妖。 狗尾羅(くびら)<陰> 仮面をかぶった妖怪。華院ミツキの必殺撃符。焔斬とともにげぇむをクリアしたことがある。漫画版では、赤銅の鬼仮面が「くらぎ」を上位召喚するために召喚した妖。 蜘蛛蔵(くもぞう)<金> 声 - 保坂篤 四本の腕がある侍の妖怪。糸を出して相手の動きを封じる。華院要の手持ち。 くらぎ<陰> 長い体で蟷螂とその口に女性の顔がある妖怪。アニメ第25話で重馬が出した妖。人の心の闇をついて、人の心・体を乗っ取る。灼銅の鬼仮面いわく「陰の妖の女王」。41話の時点では里村修が持っていたが、修が捨ててしまった。漫画版では「上位召喚」扱いになっている。妖怪化した三志郎に、一撃で空の彼方へ吹き飛ばされた。『うしおととら』にも登場した。 ぐるぐる<木> 巻物をくわえた髑髏の頭上に文字を書いた帯状の物を竜巻風に巻いている妖怪。ミックの手持ち。 紅(くれない) くらぎ(華院重馬)との対決の際、須貝正人が「猛炎君(もうえんくん)」から上位召喚した、「斬波(ざんば)」の別バージョンの妖。正人は「紅(くれない)」と呼んでいるが、それは「偽装している」ためで、実は「斬波」そのもの。トレーディングカードゲーム(以下、「TCG」)での「No.62(シークレット版)斬波(通常と違い、鎧の色が紅くなっている斬波)」に相当。なお、三志郎は「紅」が「斬波」であることを全く知らず、別物の妖だと思っていた。 「紅」はくらぎ(華院重馬)戦に一度出現したが、アニメ46話のウタの回想の中で正人が「猛炎君」から召喚していた。しかし、いかなる方法で「紅」という上位召喚用撃符を生み出したのかは不明。また最初から撃符に描かれている姿は「シークレット版・斬波」そのもので、正人が「灼銅の鬼仮面」時に召喚する通常の「斬波」とはポーズも違う。最初から正人はこの妖を「紅(くれない)」と呼んでいた。 黒い妖達 ねいどが作り出した一角・焔斬・焔龍・寒月・刃羽・鳥妖・羽金・一鬼の陰。オリジナルより上回っている模様。 毛羽毛現(けうけげん) 月光(げっこう)<金> 相生召喚・土生金(カードゲーム中では「相生上位召喚・土(土属性の妖がいる時、召喚できる)」と表記されている)。ロンドンが所持していた。ロンドン自身は「月光」を「シャイニングムーン」と呼んでいた。ロンドンが逆日本へ戻って来た時、再び手にした。 蹴部炉棲(ケルベロス)<陰> 声 - 保坂薫 修が「縛日羅」を上位召喚する元になった妖。 五位の光(ごいのひかり)<火> 一本足の鳥の妖怪。三志郎の手持ち。アニメでは華院重馬に奪われていたが、30話でいつの間にか三志郎の下に戻ってきている。 轟炎(ごうえん)<火> 声 - 上別府仁資 龍の姿をした妖怪。火の獄門世界で、焔斬の代わりに「火属性の妖」(当の本人達は「焔(ほむら)の妖」と言う)をまとめ上げている。ここを訪れた三志郎と焔斬のコンビと闘い、敗戦。轟炎自身、昔の「華院一族(と思われる)」に「一対一」の勝負を避けられ、封印されそうになったことが一種の「トラウマ」になっていたこともあり、人間に対する態度は「不信感」そのものだった。だが、三志郎の「一対一」を貫く戦いの姿勢に、轟炎もどこかしらの「懐かしさ」すら覚え、真の力を解放するも、最終的には「上位召喚・焔龍」の力に倒れる。三志郎たちが去っていく時には、和解が成立した(その証拠に、火の獄門世界の出口を出現させている)。 甲殻王(こうかくおう) カブトムシの妖怪。 鉤殻虫(こうかくちゅう)<金> 尾は魚のひれ、口は蟹のハサミの妖怪。ロンドンの手持ち。 甲角坊(こうかくぼう) 業連武(ゴーレム)<土> ロボットのような妖怪。修の手持ち。 哭鬼(こくき)<水> 泣いているような妖怪。ロンドンの手持ち。 虎人(こじん) 逆和尚(さかおしょう)<火> 前と後ろが逆になっていてミイラである顔も逆さになっている妖怪。口から青い炎を吐く。華院甍の手持ち。 逆柱(さかばしら)<木> さがり<木> 馬の首だけの妖怪。相手の妖に押しかかる。ミックの手持ち。 座敷わらし(ざしきわらし)<陽> 声 - 神崎ちろ 女の子供の妖怪で、クラゲのような球体に包まれている。清の手持ち。妖神社に代々居たようで、いつも九州弁で話している。清には「ワラシサマ」と呼ばれている。 栄螺鬼(さざえおに)<水> 下半身はサザエの女性の妖怪。 覚(さとり)<陰> 相手ぷれい屋が召喚・解放しようとした撃符を無効にし、少しの間相手ぷれい屋に闇を与える。華院重馬の手持ち。 猿火(さるび)<火> ロンドンの手持ち。 斬波(ざんば)<火> 頭が鳥のケンタウロスに兜と槍を装備させた妖怪。鬼仮面所持の上位召喚で、上位召喚時の文字は「火」+「暴」で「爆」。灼銅の鬼仮面が、「炎輪」から上位召喚した妖。またこの妖の別バージョンの妖も存在する(「紅(くれない)」の項を参照)。 式神(しきがみ)<木> 声 - 佐々木大輔 蛭のような妖怪。ミックの手持ち。またかつては須貝正人も所持していた。 磁鉱蛮(じこうばん)<金> 声 - 山田敦史、岩崎匡浩 術符。「殴猛」と同じく、金の獄門世界において、神殿らしき建物の付近で眠りについていた。 舌垂(したたり)<水> 人の足と魚の尾がある妖怪。舌を鞭のように使って攻撃する。華院ミツキの手持ち。 膝蛮(しつばん)<火> 声 - 岡部鈴音 ピエロのような仮面に二本の足が付いている妖怪。身軽で排気ガスを出して攻撃する。逆東京で三志朗が手に入れた。 十本(じっぽん)<火> タコのような外見のような妖怪。水の中に棲むが、火を吐いて攻撃するので水属性ではない。 四分守(しぶもり)<土> 長い尻尾と蝙蝠(コウモリ)のような翼を持ち、途中から首が四つに分かれている四匹の蛇の妖怪。TCG版では、相手ぷれい屋と相手妖に2ダメージ与え、相手ぷれい屋の飛行妖を地上へ引きずり下ろし、飛べなくする。 蛇影姫(じゃえいひめ)<水> 髪が蛇の妖怪。布状の物で妖を縛り上げる。華院ミツキの手持ち。 灼岩(しゃくがん)<土> 声 - 山田敦史 魔人かボクサーのような姿の妖怪。三志郎の手持ち。漫画版では修の手持ち。逆金沢で手に入れた。谷底へ落ちていった華院ミツキを助ける為に、三志郎が召喚したことがある。灼熱の拳を持ち、名前やその特性から、「極めて火属性に近い土属性」の妖。そういった意味では、相生召喚妖の「凱龍」もその特性を持つ。 邪愚羅(じゃぐら) 属性不明。「アヤカシデザインコンテスト」において、「最優秀アニメ賞」を受賞した作品を元に生み出された妖。須貝正人が前回の妖逆門・決勝戦にて召喚した妖。相手妖を飛べなくさせる能力を持つ。また灼銅の鬼仮面により「光の大撃盤」を破壊するのに召喚され、それを攻撃したのもこの邪愚羅である。 邪風児(じゃふうじ)<陰> (漫画版のみ)ヤギのような足とアリクイのような口を持った妖怪。暮入トオルの手持ち。毒の息を出す。カードゲーム(第4弾)においては、自分の妖を破壊し、そのHPと同じ値を相手ぷれい屋と相手妖に与える能力を持つ。 樹装一鬼(じゅそうひとつき)<木> 相生召喚・水生木(カードゲーム中では「相生上位召喚・水(水属性の妖がいる時、召喚できる)」と表記されている)。その名の通り、「木の鎧」で武装した一鬼。アニメ43話で三志郎が「恐怖の大王」との戦いで、「風童子」に対して召喚した「一鬼」をぶつけ、その魂に呼応するかのごとく、地面から無数の「木の枝」が現れ、一鬼を護るように絡んでゆき、一鬼の後頭部から現れた相生召喚用撃符(これが「樹装一鬼」)を手に入れた。三志郎がおそらく、3番目に入手した「相生召喚」用撃符。 シュムナ<水> 声 - 岩崎匡浩 霧の妖怪。アニメ31話では三志郎たちを「謎の霧」や直接攻撃で苦しめた。36話では清の手持ちになっていた。 瞬角(しゅんかく)<水> 相生召喚・金生水(カードゲーム中では「相生上位召喚・金(金属性の妖がいる時、召喚できる)」と表記されている)。「一角(いっかく)」が相生召喚の力を得た姿。場にいる間、相手ぷれい屋に毒でダメージを与え続ける能力を持つ。三志郎が最後に入手した「相生召喚」用撃符。入手した、というよりは、瞬時に生み出した撃符。自由にその形態を変えられ(ステルスファイターのような形態になる)、大幅にスピード・突進力がアップする。 匠鬼(しょうき) 絡新婦(じょろうぐも)<土> 蜘蛛の妖怪。相手の妖を蜘蛛の巣で絡める。また、毒攻撃もできる。ロンドンの手持ち。 白稚児(しらちご)<火> 声 - 山田敦史 三志郎の手持ち。逆金沢で手に入れた。 白溶裔(しろうねり)<木> 布のような妖怪。相手の妖を縛り付ける。三志郎の手持ち。 人鬼(じんき) 刃公(じんこう)<金> 顔が「刃」になっている妖怪。それを生かして攻撃する。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 刃羽(じんば)<木> 声 - 中田俊輔 蟷螂と蜂を合わせたような風貌の妖怪。ミック手持ちの上位召喚。「木」に「倉」をつけて「槍」。元々は華院家のものだったが、アニメ30話によると、道に落ちていて、それをミックが盗った。 水虎(すいこ)<水> 声 - 中田俊輔 一つ目の虎の妖怪。清の手持ちだが、39話ではオヤウカムイを上位召喚させるために三志郎も所持していた。 水神(すいじん)<水> 相手に波をぶつける事と味方を回復させることができる。三志郎の手持ち。逆琵琶湖・影踏みで使われた。単行本一巻の裏表紙を見ると、「みずがみ」とは多少形態や模様が違う。 澄魅姫(すみひめ) 泉殻(せんかく)<水> 亀に髭と烏帽子をつけた妖怪。影踏みでは、口から大量の水を出すことが出来るが、これを持っている人は辛いので諸刃の剣になる。三志郎はロンドンを肩車させて、この欠点を生かして地面とねいどに当ててクリアした。 袋翁(たいおう) 大海魔 赤銅の鬼仮面曰く、「陰の世界の王」。多分に妖の中でも最大級の体を持つ、巨大な海鼠(ナマコ)のような妖怪。TCG化はしていない。 だいだらぼっち 大頭鬼(だいとうき) 牛の角を持つ妖怪。華院重馬の手持ち。 たかはしさん<木> (漫画版のみ)巨大な人間の姿をした妖怪(?)。逆横浜中華街においてのげえむで、ただひたすら、すてえじにある焼きそばを食べ尽くそうと一生懸命。当初は「肉好き」と思われていたが、土の養分をたくさん吸った「根野菜好き」で、好物は最後に取っておくタイプであることが判明した。 タキギ<火> 槍を持ち両肩に篝火・両腕が炎の妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 たておべす<水> 刃のように鋭い鱗を持った魚の妖怪。自身を使って攻撃と滝水を放つ事が出来る。フィッシング大会で、三志郎が手に入れた。 狸(たぬき)<土> 腹に怒った顔がある狸。 たゆら<水> 声 - 保坂薫 角を数本を体に生やした蛇の妖怪。31話では人間に化けて、水のエリアの城を占領し、城にいた妖や、正人・修を食料にしようとしていた。「シュムナ」に仕えていた。 稚鳳(ちおう)<火> 三志郎の手持ち。清&オヤウカムイ戦で、焔龍が苦手な「水属性」のオヤウカムイに対し、「焔の力」を強めるために開放した術符。47話でも、「瞬角」のパワーアップのため使用した。 鳥妖(ちょうよう)<木> 声 - 野々瀬ミオ 青い髪を持つ鳥人の美少女。大きさはかなり小さい。性格はねいどいわく、「本当にワガママ」。逆青森で手に入れた。三志郎の手持ち。三志郎になついており、別れの時は泣いてしまっていた。相生召喚「焔凰(えんおう)」を召喚する際の元となる妖。45話の「黒・三志郎」戦では、ねいどオリジナルの「黒鳥妖(くろちょうよう)」も登場した。鳥妖本人はその黒鳥妖に怯えていた。 なお、秋葉原方面でも人気が高く、同人誌もいくつか出回っている。 つちなまず<土> 修の手持ち。 角盥漱(つのはんぞう)<木> 下顎が盥・両手が歯ブラシのような妖怪。ミックの手持ち。 怩(でい)<水> 泥の妖怪。清の手持ち。漫画版では大熊厳の手持ち。 鼬(てん)<火> 上半身・下半身が別れている鼬の妖怪。三志郎の手持ち。炎の竜巻を起こしたり、多数の炎を放つ。 天狗礫(てんぐつぶて)<土> 多数の石を投げて攻撃する。ロンドンの手持ち。 灯台鬼(とうだいき) 漫画版では「とうだいおに」と表記されている。 時逆(ときさか)<金> 声 - 保坂薫 「時順(ときじゅん)」と共に、「時を操る力」を持つ。 時順(ときじゅん)<金> 声 - 保坂薫 「時逆(ときさか)」と共に、「時を操る力」を持つ。 毒巨怪(どくきょかい)<土> 怒轟(どごう)<陰> 大型バスに色々な妖が合体した外見の妖怪。ねいど中学校のラスボス「黒ねいど」が召喚した妖。アニメ版には無いが、カードゲーム版では「場にいる間、相手ぷれい屋に闇を与え続ける」効果を持つ。 土砂魚(どしゃうお)<土> 対象物を土中に沈める。三志郎の手持ち。アニメでは華院重馬に奪われていたが、30話でいつの間にか三志郎の下に戻ってきている。 とどろきさま<水> ワニの妖怪。清の手持ちの必殺撃符。アニメ31話で「オヤウカムイ」に上位召喚させる際の元となった妖。 吐火烏帽子(とびえぼし)<火> 声 - 岩崎匡浩、山田敦史 壷を持った天狗。壷から火を出して攻撃する。火の獄門世界では複数おり(顔の模様の色が違う)、三志郎達をいち早く見つけ、戦いを挑んだが、三志郎が「焔斬」を(その焔斬自身の言葉を汲んで)召喚したため、あっさりと攻撃しようとしたのを止めてしまう。イサミの手持ちだった。 泥小僧(どろこぞう)<土> (漫画版のみ)泥団子に手足と顔を作ったような三匹の妖怪で、頭の上の葉がそれぞれ違う。泥を団子状に捏ねて自分の分身を作れる。三志郎の手持ちで、漫画版で初めて三志郎が入手した撃符。 泥田坊(どろたぼう)<土> 一つ目の大男の妖怪。右腕のみが巨大になっている。 なまはげ 肉吸い(にくすい)<陰> 顔以外はねじれた妖怪。相手の体力を吸って自分・ぷれい屋を回復させる。修の手持ち。 人魚(にんぎょ)<水> 縫(ぬい)<水> 女性の顔をした妖怪。 鵺(ぬえ) 五行を司り、全ての属性を持つ妖怪。赤銅の鬼仮面の手持ち。 ぬらりひょん<陰> ヌリツブシ<水> 声 - 岡部涼音 ペンキ屋の妖怪。 野槌(のづち) のびあがり<土> かつて須貝正人が所持していた。 這(はい)<土> 茶ねいどが使用した術符。 刃金(はがね)<金> 鎧を着けたライオンのような妖怪。「金」に「段」をつけて「鍛」。「金の獄門世界」の女王・めきらに渡された「上位召喚の珠」から生み出した、日野亜紀の上位召喚妖。召喚時に相手ぷれい屋の動きを封じる。黄色ねいどが召喚した「黒刃金(くろ-はがね)」も登場した。 獏(ばく)<陽> カードゲーム版では、「この妖が場にいる間自分が回復する」。 はくい<陽> 未登場。 白王(はくおう)<水> 漫画版の登場人物(ぷれい屋)「蕪木 雪ノ心」が召喚する必殺撃符。「焔斬」にとてもよく似ている(「白王」を縦書きにし、「火へん」を付ければ、「焔龍」を上位召喚させる際の文字「煌」になる)。 白澤(はくたく) 化け茸(ばけきのこ) 化け猫(ばけねこ) 縛日羅(ばざら)<陰> 上位召喚妖。上位召喚する際の文字は「陰→闇」。アニメ32話で修が作り出した。妖を「ブラックホール」のようなものに吸い込んでしまう。また、倒されると同時に自爆して相手の妖を倒す。 波山(はざん) 華朧(はなおぼろ)<木> 声 - 文月くん、(少女に化けた時の声)越智綾香 少女のようだが老婆の妖怪。幻覚を操る。ミックの手持ち。撃符にされる以前に、人間の男達に利用されて人間不信になっていた。逆大阪でミックをバカにするような態度を取っていたが、自分への本当の愛に気付いて素顔を現し、ミックに付いて行った。木の獄門世界ではミックが落としてそのまま実体化、少女に化けて「ミックの恋人」と言い張った。ミックを反省・更生させる手助けをした。37話では、やられるミックを励ました。また、花朧のミックに対する強い気持ちが地に埋まっていた上位召喚の珠と結びついて、「華孔雀」が出来た。対撃終了後ミックが他の撃符と共に三志郎に渡すが、三志郎は華朧だけミックに返した。 華孔雀(はなくじゃく)<木> 孔雀のように綺麗に花が咲き誇っている。ミックの手持ち。華朧の上位召喚で、「木」に「契」をつけて「楔」。TCGで登場していない上位召喚妖は、この「華孔雀」のみ。 針の変化(はりのへんげ)<金> 一つ目の針の妖怪。華院ミツキの手持ち。漫画版では、灼銅の鬼仮面が最後に、かつ大量に召喚した妖。 返魂香(はんごうこう)<木> 「マヨヒガ」よりも強力な回復力を持った術符。 万走瞳(ばんそうしょう)<木> 三志郎の手持ち。自分妖のスピード(または、攻撃スピード)を速める。昔、きみどりと一緒に子供達と遊んでいた。 飛候(ひこう)<金> 声 - 赤羽根健治 包丁のような刀剣を持った鳥人の妖怪。日野亜紀の手持ちだが、39話で三志郎が刃金を上位召喚させるために所持していた。漫画版ではロンドンの手持ち。 ひでり神(ひでりがみ)<火> 鳥のような妖怪。槍のような炎を相手の妖にぶつける。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 飛頭蛮(ひとうばん) 生首の妖怪。華院甍の手持ち。 一鬼(ひとつき)<水> 声 - 鶴岡聡 修験者のような姿をしており、額に角がある、全身が蛇で出来た妖怪。口から大量の水を出したり、棍棒で攻撃する。アニメでは「一鬼推参!」と言って登場する。原作では自ら三志郎についてきて、ミックの卑怯な行為に激怒。彼を吹っ飛ばした。相生召喚「樹装一鬼(じゅそうひとつき)」を召喚させる際の元となる妖。また一度だけオヤウカムイの上位召喚の元にもなったことがある。45話にて「黒・三志郎」が召喚した、ねいどオリジナルの「黒一鬼」も登場した。 火の兄(ひのえ)<陽> 陽属性唯一の上位召喚妖。ぷれい屋が受けるダメージを軽減させる「結界」という能力を持つ。また「上位召喚」という扱いでありながら唯一、「複数の妖の力(陰属性以外なら属性は問わない)を必要とする」妖であり、同じ「陽属性単体の妖」からは上位召喚できないという、ひときわ特殊な妖。 火走り(ひばしり)<火> 蒸気機関車の如く長い体を持つ妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 婢妖(ひよう)<陰> びりびり<金> 雷が獣の姿をした妖怪。相手の妖に電撃を浴びせる。三志郎の手持ち。かつては須貝正人も所持していた。 琵琶の怪(びわのかい)<木> 目が付いた琵琶を持った盲目の女性。ミックの手持ち。 風童子(ふうどうじ)<土> 声 - 岩崎匡浩 頭と両肩の穴から竜巻状の風が出ている妖怪。唯一の土属性上位召喚妖。「土」に「成」をつけて「城」。漫画版では上位召喚妖ではなく、通常と同じ扱いの妖。「風の吹き出し口」が弱点だと「蕪木 雪ノ心」のパートナー「鏡目(きょうもく)」が見破り、敗戦。アニメでは、「恐怖の大王」が「青坊主」から繰り出した上位召喚妖。数ある上位召喚の中でも唯一、「ぷれい屋が使用していない上位召喚妖」。全ての上位召喚妖の中で最後に登場した。最終的に修の元へと収まった。 武蜘蛛(ぶぐも)<金> 甲冑を纏った蜘蛛の妖怪。回転を加えた体当たりをする。日野亜紀の手持ち。棒倒しで虫嫌いな亜紀に嫌われていたが、きみどりの言葉に目が覚めた亜紀のためにビルを倒しクリアさせた。 武獣(ぶじゅう)<金> 仮面(一つは翁)を付けている四匹の妖怪で、それぞれ鎖鎌・刀・斧・円盤を口にくわえている。ロンドンの手持ち。 衾(ふすま)<木> 声 - 山田敦史 細長い体を持つ妖怪。ミックの手持ち。ミックが刃羽を上位召喚させる際の基となった妖で、体を捻じ曲げることができ、それを利用して逆名古屋のあやかし野球でホームランを出した。 船魂(ふなだま)<水> 巨大な船舶の姿をした妖。「青」と「水」で「清」。火属性の妖との対撃の場合、ガスを出して、炎に引火させ、爆発を起こす。水属性唯一の「アンコモン」のレアレティである上位召喚妖。36話で清が使用。 古木の変化(ふるきのへんげ)<木> 声 - 中田俊輔 ミックの手持ち。アニメ47話では、この妖の「幼体」のような妖も登場した。 古綱守(ふるつなもり) 暴(ぼ) 火振り蛾(ほふりが) 魔イカ(まいか)<水> 烏賊の妖怪。酸を吐き出す。 禍魂(まがたま) 間鎚(まづち)<金> 卵のような妖怪。須貝正人の手持ち。どんな相手の動きも止めることが出来る。アニメ34話で正人が三志郎・焔龍に対して使ったが、どちらも秘めた力で拘束を打ち破った。また、「黄色ねいど」も「黒刃金」を上位召喚させる際に召喚したことがある。 マヨヒガ<木> 上部が町になっている木の妖怪。逆青森で舞台として使われた。ぷれい屋の体力を回復させることができるが、アニメ版ではその「回復の対象」がぷれい屋自身か、自分妖かを選べる。三志郎の手持ち。 三日月(みかづき)<金> 鶴のような妖怪。ロンドンは三日月の事を「クレッセント」と呼ぶ。ロンドンのエース的妖。ロンドンが最初に手に入れた。ギグによると「ロンドンの歌に魂を感じた」らしい。「寒月(かんげつ)」を上位召喚する時の元となる妖。 ミコンジキ<陰> 声 - 保坂薫 赤子と魚を融合させたような妖怪。華院重馬の手持ち。 水神(みずがみ)<水> 声 - 一馬芳和 大きな魚の妖怪。波をぶつけさせる事が出来る。逆琵琶湖と影踏みで使われた。三志郎の手持ち。 不見鳥(みずちょう)<金> 声 - 越智綾香 目隠しをした鳥の妖怪。羽根一枚と対価に、願い事を叶えて貰う。日野亜紀の手持ち。 ミテイル<木> 眼の妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。初めて三志郎に会い、「妖逆門」についてレクチャーした時に使っていた術符。木属性であるにも関わらず、「金縛り」効果を持つ。 夢影(むえい)<火> ロンドンの手持ち。 武者蜘蛛(むしゃくも)<土> 修の手持ち。 夢侵郎(むしんろう)<木> かつてイサミが所持していた。 メキラ<金> 声 - YU-KI 金の獄門世界の女王であり、金属性の妖怪達から母として慕われている。三志郎達がここに訪れた当時は宝石に姿を変えていた。亜紀にその宝石を取られて怒っていた妖怪達を鎮めて、金の獄門世界の出口を出現させた。亜紀に上位召喚の珠を渡した。 目競(めくらべ)<陰> 同じ面がある妖怪。ぷれい屋に麻痺を起こさせる。修・日野亜紀の手持ち。 猛炎君(もうえんくん)<火> 炎を纏った猪の妖怪。須貝正人が「くらぎ(華院重馬)」との対決において、「紅」を上位召喚させる際の元となった妖。 魍魎(もうりょう)<陰> 木獣(もくじゅう)<木> 文月詩織の手持ち。 目々連(もくもくれん)<木> 術符。体中に「目」をたくさん持つ妖。 やかんづる<金> ヤカンの妖怪。亜紀の手持ち。逆静岡で手に入れた。 夜幢丸(やどうまる)<陰> 「くらぎ」から召喚された、陰属性最強の上位召喚妖。アニメ47話において、「現在の逆日本を崩壊させ、新たな妖逆門を創り出す」ため、灼銅の鬼仮面によって「特別な撃盤」を用いて召喚された。TCG版では「場にいる間、相手ぷれい屋に闇を与え、毒でダメージを与える」能力を持つ。 破れ太鼓(やぶれたいこ) 山精(やませい)<陽> 須貝正人の手持ち。アニメでは強そうな攻撃だが、TCGではかなり弱い。 山坊主(やまぼうず)<土> 声 - 斧アツシ 錫杖を持ち案山子と河童を会わせた妖怪。修の手持ち。この撃符と「焔龍」を組み合わせ、三志郎は相生召喚・「凱龍」を生み出した。 槍毛長(やりけちょう)<金> 槍の妖怪。槍を飛ばす。日野亜紀の手持ち。 雪女(ゆきおんな)<水> 凍らせることが出来る。清の手持ち。 雪ぼくり(ゆきぼくり) 妖魚(ようぎょ)<陰> 羊姑(ようこ)<陽> 妖虫(ようちゅう)<金> 来空牙(らいくうが)<木> 術符。自分の妖に「飛行」能力を持たせることが出来る。いつのまにか三志郎が所持していた。 雷獣(らいじゅう) 龍魚(りゅうぎょ)<水> ユニコーンのような角を持ち尾は四本に分かれて刃のようになっている妖怪。須貝正人(灼銅の鬼仮面)の手持ち。 龍車(りゅうしゃ) わいら<土> 両前足が鋭い鎌になっていて蝦蟇のような妖怪。その鎌で切り裂く。修の手持ち。 藁飛(わらとび)<木> 藁を鳥の姿にさせた妖怪。華院重馬・甍の手持ち。
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