にんぎょ

デジタル大辞泉

にん‐ぎょ【人魚】

読み方：にんぎょ

上半身が女身で、下半身が魚の形をしているという想像上の動物。マーメイド。

コペンハーゲンの人魚像／撮影・News Oresund http://goo.gl/0PF0HN

世界宗教用語大事典

にんぎょ 【人魚】

胴から上は人間で、下は魚であるという空想上の動物。西洋にも東洋にもあり、種々の伝説をともなっている。西洋の人魚は美人で歌がうまく、舟乗りが近よると水中に引き込まれるといわれている。中国には四足の人魚の話がある。これらは舟乗りがカイギュウやジュゴンを見て想像したものともいわれるが、古代ギリシアやバビロニアの神話に出てくる水や海にちなんだ半人半魚の神（バビロニア神話では水神エア、ギリシア神話では海神トリトン）と関係があるようだ。

隠語大辞典

人形

読み方：にんぎょ，にんぎょう

1. 人形。「指人形」の略。女陰を指にてくじること。指淫。「娘の香函人形もはいりかね」「歌舞伎見ながら人形の面白さ人形の所作はお祭り前のこと」「十月亥の日人形の使ひぞめ」「人形芝居に女房が先へゆき」「人形は足の指まで曲げられず」「裾から手を入れ人形遣つてる」「人形を見るは炬燵の猫ばかり」。
2. 指人形に同じ。

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「にんぎょ」の例文・使い方・用例・文例

• みそぎや祈祷などのときに,それで身体をなでて災いを移す紙のにんぎょう
• 祈祷や呪詛のとき,当人にみたてて祈祷やのろいをかけるにんぎょう