人・食いとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > 人・食いの意味・解説 

人食い

読み方:ひとくい
別表記:人喰い

人肉食べること、人を食う目的で襲うこと、あるいはそうした性質持った鳥獣などを意味する語。「人食い」などのように名詞修飾することが比較的多い。

ひとくい〔ひとくひ〕【人喰い】


ひと‐くい〔‐くひ〕【人食い/人×喰い】

読み方:ひとくい

人間人間の肉を食うこと。また、その風習食人カニバリズム

動物人間食いつくこと。人間襲ってえじきとすること。また、その動物。「—(ざめ)」

「身どもが—のをもったが、やらずすごさず人をくふ」〈虎明狂・犬山伏

[補説] 書名別項。→人喰い


人食い

作者クラウス・コルドン

収載図書人食い―クラウス・コルドン短編集
出版社さ・え・ら書房
刊行年月2002.1
シリーズ名外国読みものシリーズ


カニバリズム

(人・食い から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 01:35 UTC 版)

カニバリズム英語: cannibalism)とは、人間が人間のを食べる行動、あるいは習慣をいう。食人食人俗人肉嗜食ともいう。


注釈

  1. ^ 「醢」は塩漬け全般を指す語でもあり、獣肉の料理を指すこともあれば、見せしめのために塩で防腐した遺体を指すこともあり、必ずしも人肉食を指すものではない。
  2. ^ 左の肘に包帯を巻いた上での自己申告であり、真偽は不明[31][32]
  3. ^ 性描写や惨殺シーンが多くそのため海外では劇場上映が禁止されている。
  4. ^ 映画の題材となったのは1985年にマカオで起こった八仙飯店一家殺害事件だが、実際には被害者十名の胴体が発見できなかったことに留まり、人肉食は立証されていない。
  5. ^ これは巨旦調伏の祭礼に関連が見える。
  6. ^ ただし、単なる葬儀を「骨噛み」と呼ぶことがある。山本作兵衛は、筑豊炭田の炭鉱夫の間で葬礼の事を「骨噛み(ほねがみ)」と呼んでいたと記録しており、「本当に骨を噛むのでないのでお安心を。」と説明を加えた絵を描き残している[54]

出典

  1. ^ a b c 吉岡 1989, pp. 255–257.
  2. ^ 死者を葬る人肉食、1万5000年前の欧州で普及”. CNN (2023年10月6日). 2023年10月7日閲覧。
  3. ^ a b c ハリス 1988, 第9章.
  4. ^ a b c 村瀬 2010, pp. 92–99, 110–112, 121–124
  5. ^ 人肉はカロリー低め、旧人類はなぜ食べた?”. ナショナルジオグラフィック日本版サイト. 2019年6月4日閲覧。
  6. ^ Victim of cannibal agreed to be eaten” (2003年12月4日). 2013年8月16日閲覧。
  7. ^ “French cannibal killer Cocaign jailed for 30 years”. BBC. (2010年6月24日). http://www.bbc.co.uk/news/10410286 2013年8月16日閲覧。 
  8. ^ “Schoolgirl’s severed head found in St. Petersburg murder case”. en.rian.ru. (2009年2月3日). http://en.rian.ru/russia/20090203/119959860.html 2013年8月16日閲覧。 
  9. ^  レビ記(口語訳)#第26章』。ウィキソースより閲覧。 
  10. ^  列王紀下(口語訳)#6:24』。ウィキソースより閲覧。 
  11. ^ ダイアモンド 2005, pp. 173–174
  12. ^ “イースター島、人殺しの武器を作らなかったと新説”. ナショナルジオグラフィック. (2016年2月25日). http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/022400064/ 2020年11月20日閲覧。 
  13. ^ イースター島の環境崩壊とモアイ”. 国立民族学博物館 (2014年12月1日). 2020年11月20日閲覧。
  14. ^ “謎の巨石文化、イースター島のモアイ像を作った人々のルーツ”. Forbes. (2017年11月25日). https://forbesjapan.com/articles/detail/18628 2020年11月20日閲覧。 
  15. ^ “イースター島の文明は、通説のようには「崩壊」しなかった:論文が提起した新説が波紋”. WIRED. (2020年6月10日). https://wired.jp/2020/06/10/new-study-challenges-popular-collapse-hypothesis-for-easter-island/ 2020年11月20日閲覧。 
  16. ^ Was Michael Rockefeller eaten by cannibals? - ウェイバックマシン(2009年12月31日アーカイブ分)
  17. ^ “最初の欧州人は「人食い」だった! スペイン・アタプエルカ遺跡”]. AFPBB News. (2009年6月25日). https://www.afpbb.com/articles/-/2614726?pid=4297433 2013年8月16日閲覧。 
  18. ^ Maalouf 1989, p. [要ページ番号]
  19. ^ a b ホイジンガ, p. 336[要文献特定詳細情報]
  20. ^ 稲垣 1999, pp. 234
  21. ^ “北米大陸初の英植民地で起きた食人の証拠、14歳少女の骨から発見”. AFPBB News. (2013年5月2日). https://www.afpbb.com/articles/-/2941883?pid=10677947 2013年5月2日閲覧。 
  22. ^ Singh 2005[要文献特定詳細情報]
  23. ^ イリオン 1994, pp. 278–288
  24. ^ 小倉 1992, p. 83
  25. ^  韓非(中国語)『韓非子/喻老』。ウィキソースより閲覧。 
  26. ^ 易子而食 [修訂本參考資料 - 成語檢視 - 教育部《成語典》2020 [進階版]]”. dict.idioms.moe.edu.tw. 2023年4月1日閲覧。
  27. ^ 陶宗儀 1959, p. [要ページ番号]
  28. ^  李時珍(中国語)『本草綱目/人部』。ウィキソースより閲覧。 
  29. ^ 卜鍵, p. [要ページ番号]
  30. ^ 林乾, p. [要ページ番号]
  31. ^ a b 王志娟, p. [要文献特定詳細情報]
  32. ^ 加藤 2005, p. [要ページ番号]
  33. ^ 黄昭堂 1984, p. [要ページ番号]
  34. ^ Turandot : Chinese Torture / Supplice chinois - ウェイバックマシン(2011年8月3日アーカイブ分)
  35. ^ 鄭義ほか 1993, p. [要ページ番号]
  36. ^ 16歳美少女をバラバラ殺人、遺体を肉屋で販売―香港 - ウェイバックマシン(2016年11月7日アーカイブ分)
  37. ^ 中国製人肉入りカプセルは“万能薬”? 韓国に大量密輸の実態 - ウェイバックマシン(2012年10月10日アーカイブ分)
  38. ^ 韓国税関、中国からの「人肉カプセル」密輸に対策強化 - ウェイバックマシン(2012年6月15日アーカイブ分)
  39. ^ 【朝鮮半島ウオッチ】飢餓地獄の北朝鮮で人肉食相次ぐ 親が子を釜ゆで 金正恩体制下で大量餓死発生 - ウェイバックマシン(2016年4月26日アーカイブ分)
  40. ^ 南方 2005, pp. 278–288
  41. ^ 神道集
  42. ^ 『明良綱範』
  43. ^ a b 中江 1998, pp. 218–221
  44. ^ a b 牧原 2008, p. [要ページ番号].
  45. ^ 牧原 2008, pp. 56–57.
  46. ^ 氏家 1999, p. [要ページ番号]
  47. ^ 『法令全書』明治3年 第294号』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  48. ^ 礫川 1997, p. [要ページ番号].
  49. ^ 中山 1940, p. [要文献特定詳細情報]
  50. ^ 村野 2002, p. [要文献特定詳細情報]
  51. ^ 原田 1993, p. [要ページ番号]
  52. ^ 臓器売買・人胆丸・山田浅右衛門・臓器移植 - ウェイバックマシン(2016年11月7日アーカイブ分)[信頼性要検証]
  53. ^ 伊波 2004, pp. 161–162
  54. ^ 図録番号478 タイトル:骨噛み/ 山本作兵衛コレクション/ 田川市”. 田川市 (2017年3月13日). 2023年2月4日閲覧。
  55. ^ 近藤 2012, pp. 395–407
  56. ^ 新谷 1992, p. 44
  57. ^ 佐藤 1999, p. [要ページ番号]
  58. ^ 辺見 1994, p. [要ページ番号]
  59. ^ GHQ法務局調査課報告書(INVESTIGATION DIVISION REPORT, LEGAL SECTION, GHQ/SCAP)137号 388号 392号 2704号
  60. ^ 澤田猛. “父島事件 真相の一端 ~米捕虜の処刑に立ち会ったある少尉の証言~”. POW研究会. 2019年6月3日閲覧。
  61. ^ 『夢野久作 白くれない』:新字新仮名 - 青空文庫



人食い

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 04:44 UTC 版)

WANTED! 尾田栄一郎短編集」の記事における「人食い」の解説

に住む化け物愚公師匠である恒心食い殺し着物自分のものにしていた。愚公守り神から借りた刀によって両断される。懸賞金150ベリー

※この「人食い」の解説は、「WANTED! 尾田栄一郎短編集」の解説の一部です。
「人食い」を含む「WANTED! 尾田栄一郎短編集」の記事については、「WANTED! 尾田栄一郎短編集」の概要を参照ください。


人食い(ヒルコ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 09:13 UTC 版)

天国大魔境」の記事における「人食い(ヒルコ)」の解説

人間食す怪物現代世界では確認できない容態をしている。人や地域によって呼び方異なりキルコは「人食い」、マルは「ヒルコ」と呼んでいる。

※この「人食い(ヒルコ)」の解説は、「天国大魔境」の解説の一部です。
「人食い(ヒルコ)」を含む「天国大魔境」の記事については、「天国大魔境」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「人・食い」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「人食い」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「人・食い」の関連用語

人・食いのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



人・食いのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのカニバリズム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのWANTED! 尾田栄一郎短編集 (改訂履歴)、天国大魔境 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS