村瀬学とは? わかりやすく解説

村瀬学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/27 14:07 UTC 版)

村瀬 学(むらせ まなぶ、1949年 - )は、日本の児童文化研究者、心理学者同志社女子大学名誉教授。

来歴

京都市出身。同志社香里高等学校を経て1973年同志社大学文学部(哲学科)卒。高校時代からセーレン・キェルケゴールを読み、大学の卒論でもキェルケゴールを論じた。

大阪府交野市の心身障害児通所施設あすなろ園職員を経て、同志社女子大学教授。

第34回日本児童文学学会奨励賞受賞。

著書

  • 『初期心的現象の世界 理解のおくれの本質を考える』(大和書房) 1981、のち大和選書、洋泉社NC新書
  • 『理解のおくれの本質 子ども論と宇宙論の間で』(大和書房) 1983、のち大和選書
  • 『子ども体験』(大和書房) 1984
  • 『小さくなあれ』(大和書房) 1985
  • 『新しいキルケゴール 多者あるいは複数自己の理論を求めて』(大和書房) 1986
  • 『夢ってなんだろう』(杉浦範茂絵、福音館書店) 1986、のち再版(たくさんのふしぎ傑作集)- 1988年度カタロニア賞受賞
  • 『『人間失格』の発見 倫理と論理のはざまから』(大和書房) 1988
  • 『未形の子どもへ 人生四苦八苦から』(大和書房) 1989
  • 『『銀河鉄道の夜』とは何か』(大和書房) 1989
  • 『人を殺すということ 少年期をこえるところへ向けて』(ボーダーインク) 1990
  • 『「いのち」論のはじまり』(JICC出版局) 1991、のち洋泉社
  • 『恐怖とは何か』(JICC出版局) 1992
  • 『児童文学はどこまで闇を描けるか 上野瞭の場所から』(JICC出版局) 1992
  • 『「怒り」の構造 この不本意を生きるかたち』(宝島社) 1993
  • 『「いのち」論のひろげ』(洋泉社) 1995
  • 『子どもの笑いは変わったのか ビートたけしの挑戦』(岩波書店) 1996
  • 『ことわざの力 この共生への知恵づくり』(洋泉社) 1997
  • 『13歳論 子どもと大人の「境界」はどこにあるのか』(洋泉社) 1999
  • 『なぜ大人になれないのか 「狼になる」ことと「人間になる」こと』(洋泉社新書) 2000
  • 『哲学の木 いのちの寓話』(平凡社) 2001
  • 『なぜ「丘」をうたう歌謡曲がたくさんつくられてきたのか 戦後歌謡と社会』(春秋社) 2002
  • 『10代の真ん中で』(岩波ジュニア新書) 2002
  • 『次の時代のための吉本隆明の読み方』(佐藤幹夫聞き手、洋泉社) 2003
  • 宮崎駿の「深み」へ』(平凡社新書) 2004
    • 朝鮮語版 미야자키 하야오의 숨은 그림 찾기무라세 마나부 지음정현숙 엮음、한울、2006
  • 『カップリングの思想 「あなた」の存在論へ』(平凡社) 2004
  • 自閉症 これまでの見解に異議あり!』(ちくま新書) 2006
  • 『「あなた」の哲学』(講談社現代新書) 2010
  • 『「食べる」思想 人が食うもの・神が喰うもの』(洋泉社) 2010
  • 長新太の絵本の不思議な世界 哲学する絵本』(晃洋書房) 2010
  • 『次の時代のための吉本隆明の読み方』(言視舎) 2012
  • 『徹底検証古事記 すり替えの物語を読み解く』(言視舎) 2013
  • 『古事記の根源へ NHK100分de名著『古事記』はなぜ「火の神話」を伝えないのか』(言視舎) 2014
三浦佑之の古事記論への検証

編著

  • 『わたしはこんな本を作ってきた 編集者 = 小川哲生の本』(編、言視舎) 2011

関連項目

外部リンク


村瀬 学(むらせ まなぶ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 10:07 UTC 版)

いのち (漫画)」の記事における「村瀬 学(むらせ まなぶ)」の解説

姫乃付き合っている男性五刀田学以前住んでいた部屋住んでおり、五刀田の免許証頼り部屋訪れたのばらと出会ったことで彼女と知り合う最初普通の男性だと思われていたが、やがて下の名前が五刀田と同じ・手首に五刀田と同じ刺青があるなど五刀田と共通点があることが判明。さらにのばらと初め出会った時なぜか五刀田の免許証持っていたことや、刺青を消すために通っていた整形外科病院から出てきた時に看護士に「五刀田さん」と呼ばれていたところをのばらに目撃されたことから、整形して顔と名前を変えた五刀田ではないかとのばらから疑われるうになる。後に五刀田とは別人であること、数年前交通事故で人を死なせ長い間被害者遺族償いをしていたという過去があることが明かされのばらと和解したが、後日姫乃交通事故に遭わせてしまった際に姫乃父親言葉から彼が過去起こした交通事故起きていないことが判明する姫乃父親はこのことを知って村瀬不信感抱いており、娘の事故知った際にそのこと彼に直接ぶつけていた)。

※この「村瀬 学(むらせ まなぶ)」の解説は、「いのち (漫画)」の解説の一部です。
「村瀬 学(むらせ まなぶ)」を含む「いのち (漫画)」の記事については、「いのち (漫画)」の概要を参照ください。

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